自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

マンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ 原作 小説 65話 マンガ 59話でカットされていたこと ナビエと離婚をするのが一番良い方法

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65話 遅い時間にパルアン侯爵がナビエを訪ねました。

◇上品で優雅な白鳥より◇

ナビエとパルアン侯爵が

2人だけになると

彼は、ラスタが逃亡奴隷だったこと、

宮殿へ来る前に

赤ちゃんを産んでいること、

そして、コシャールは武力を使い

ロテシュ子爵から

情報を引き出したが

なぜか、

ソビエシュの知るところとなり

騎士がコシャールを監禁した

とナビエに伝えました。

 

ラスタが

本当に逃亡奴隷だったことを知れば

コシャールは人々に広めると思い

ソビエシュは彼を監禁したのだと

ナビエは思いました。

 

ナビエは、兄に

行動を注意させるつもりでしたが

その間に、事が起こってしまったので

 

私たちが一足遅かったようですね。

 

と嘆きました。

 

けれども、パルアン侯爵は

 

自分たちは一歩早かった。

ロテシュ子爵は

ラスタの弱点を晒さないし

ソビエシュは

コシャールの言うことを信じないので

ナビエがラスタに子供がいることを

ソビエシュに話すよう

提案しました。

 

黙っているナビエにパルアン侯爵は

 

人の弱みを

振りかざすのは好きでないことは

知っています。

けれども、

上品で優雅な白鳥より

その肉を食べて生き残る動物の方が

いいでしょう?

血と食べかすは

洗い流せば良いだけです。

 

と言いました。

 

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◇真夜中の月◇

パルアン侯爵が帰った後

イライザ伯爵夫人は

黙って熱いコーヒーを

持ってきてくれました。

 

ナビエは応接間の窓際に座り

月を見ながら、

しばらく考えていました。

 

ラスタの過去は

驚くべきことだけれど

彼女の弱みを

ソビエシュに告げ口するように

伝えるのは気が進まない。

 

その弱みは、

皇帝から愛され

社交界の新しい蝶になり始め

嘘で私の兄を攻撃し

私の真似をする

ラスタのものではなく

一番の弱者だった時の

ラスタのものだから。

 

あの頃のラスタを売り渡すのは

ソビエシュが、

ずっと私に要求していていた

ラスタへの同情心の問題ではなく

自分の自尊心の問題だから。

 

そして、ロテシュ子爵も信じがたい。

ラスタが赤ちゃんを捨てたかのか

奪われたのかは

2人だけが知っていることだから。

ラスタが赤ちゃんを捨てたのなら

隠して育てる必要はあるのだろうか?

 

今は仲間になっているから

ラスタの過去を隠しているけれど

それ以前は

そのような関係ではなかったのでは?

 

けれども、

ラスタを貧しい人のように接したり

彼女の可哀そうな過去に

目をつぶることができたのは

私たちが、お互いに相手を

無視し合える時に可能だったこと。

兄が監禁されている状態で

威厳を保つのは愚かなこと。

 

とナビエは考えました。

 

まず、ナビエは、兄のことについて

ソビエシュと話すことにしました。

 

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◇赤ちゃんの髪◇

首都へ向かう馬車の中で

ソビエシュは、

魔法使いの問題をきちんと

考えることができませんでした。

 

以前、ラスタが赤ちゃんを産んだ話には

驚いたものの

ラスタに愛した男性がいたことは

それほど気になる問題では

ありませんでした。

 

ソビエシュは、

ラスタが自分に嘘をついたことと

ラスタが赤ちゃんを捨てて

逃げたことが気になりました。

 

だからといって、無条件にラスタを

非難することはできませんでした。

今でも、ラスタを助けた時の

彼女の哀れな姿が

目の前に鮮明に浮かびました。

 

赤ちゃんを捨てたのか、奪われたのか

何が起こったかわからないのに

勝手に判断したくありませんでした。

 

結局心が整理できないまま

翌朝、ソビエシュは宮殿に戻ると

最初にラスタを訪ねました。

 

ソビエシュは戸口に立ったまま

寝ているラスタを眺め

ため息をつきました。

 

すると、テーブルの上に

銀色の髪が置かれていました。

ラスタの髪かと思いましたが

触ってみると、柔らかいので

赤ちゃんの髪の毛ではないかと

思いました。

 

そして、目覚めたラスタは

ソビエシュが髪の毛を

見ていることに気付き

 

毛先を少し整えていたけれど

誤って、放っておいて・・・

 

と言い訳をすると

慌てて、その髪を持って

ベッドに戻りました。

 

その不自然な行動により

ソビエシュは、その髪が

ラスタが

以前産んだ子の髪であることを

悟りました。

 

やはり子供を捨てたのではないのか。

 

ソビエシュは心の中で

舌打ちをしました。

 

ソビエシュは、

やむを得ず赤ちゃんと別れたラスタが

赤ちゃんを恋しがって

密かに髪の毛を保管していたと

思いました。

すると、ラスタの境遇と愛情が

悲しく思えました。

その考えが

ソビエシュの心を変えるための

最後の役割を果たしました。

 

まだ嘘の問題は解決していないけれど

自分の心が離れそうで

言えなかったのだろうと

ソビエシュは思いました。

 

それでも、ソビエシュは

いったん、このことについて

知らないふりをすることにしました。

 

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◇一番良い方法◇

ソビエシュは、1人で

東宮の小さな庭園を散歩しながら

心を整理した後、寝室へ戻り

カルル侯爵を呼びました。

 

そして、ナビエと離婚することを

カルル侯爵に告げました。

 

ソビエシュの言葉は

カルル侯爵が考えていたこととは

全く違っていました。

 

カルル侯爵は、ソビエシュが

ラスタとの側室契約を解消し

その腹いせを

コシャールにすると考えていたので

驚きました。

なぜ、皇后に飛び火するのか

理解できませんでした。

 

カルル侯爵はソビエシュに

理由を尋ねると

 

皇后は兄を制御できないこと。

彼が問題を起こしたのは2度目で

中絶薬事件が起きてから間もないこと。

ラスタに失望するかどうかは別として

彼女が私の赤ちゃんを

妊娠している以上、

彼女を攻撃することは

私の赤ちゃんを攻撃するのと同じ。

 

と答えました。

 

ナビエは

一般的な良い皇后とされている

優しくて慈しみ深い皇后では

ありませんでしたが

明敏な仕事ぶりと

絵に描いたような皇后のイメージで

国民の憧れを受けていました。

その皇后と離婚するというので

カルル侯爵は呆然自失しました。

 

カルル侯爵は

皇后のためにも、皇帝のためにも

離婚を防がなければと思い

皇帝の怒りを覚悟して

 

離婚は考え直して欲しい。

コシャール卿が問題なら、

彼だけに罰を下せばいい。

コシャール卿の罪を

皇后陛下に押し付けるのは良くない。

 

と言いました。

 

ソビエシュは短く

ため息をつきました。

そして、沈んだ声で

 

唯一の後継者である

コシャールが処罰されれば

トロビー家の立場が危うくなる。

実の兄が処罰され

家門が危うくなれば

皇后の立場が苦しくなる。

そうなると、

皇后がどんなにうまくやろうと

努力しても

彼女を悪く言う人々が

出てくるだろう。

 

と言いました。

 

カルル侯爵は、その言葉を

すぐに理解することは

できませんでした。

ソビエシュは

皇后と離婚をすると言いながら

それが皇后のためだと

言っているようでした。

 

コシャールから赤ちゃんを守り

その余波から皇后を守るには

この方法しかない。

他の方法を考えてみたけれど

皇后と離婚をするのが一番いい。

 

と言いました。

 

ソビエシュは話を続けました。

 

コシャールを無条件に処罰して

皇后を放っておけば

彼女に迷惑がかかる。

けれども、

コシャールを処罰して

ナビエと離婚をすれば

みんなは私のことを

ひどいと思う。

慣例上、皇后は離婚をしても

再婚をしないので1人でいる。

すると人々は皇后に同情する。

その間に、ラスタを皇后にする。

 

衝撃的な話の連続に

カルル侯爵は気を失う寸前でした。

 

赤ちゃんが生まれて

1年を過ぎるまで

ラスタを皇后に据える。

そうすれば、その赤ちゃんは

正統性を持つようになる。

 

とソビエシュが言うと

カルル侯爵は

ラスタに皇后は務まらないと

訴えました。

 

ソビエシュは、

 

子供を産んだばかりの産婦が

何を本格的にできるだろうか。

基本的な仕事をいくつかやりながら

1年間、

適当に席を守ってくれればいい。

 

と言いました。

 

カルル侯爵は

 

そのようにしても

やり遂げられない。

ラスタさんは可愛らしくて

美しいけれども

国事は顔でするものではない。

 

と言いました。

 

それに対して、ソビエシュは

 

皆、そう思うだろう。

 

と答えたので、

カルル侯爵は呆れました。

 

ソビエシュは辛そうな表情で

目を閉じながら

 

ラスタがいくら仕事を

よくやっても

皆、皇后と比較し彼女を恋しがる。

そして、彼女を復権させようという

世論が生まれたら

再び皇后を皇后の座に就かせる。

 

と言いました。

 

思いもよらないソビエシュの発言に

カルル侯爵は気が遠くなりそうでした。

 

彼は、声を絞り出して

皇后にも子供ができるかもしれないと

言いましたが、

ソビエシュは皇后は不妊だと

きっぱり言いました。

 

カルル侯爵は、

皇后が不妊だと言い切るソビエシュが

理解できませんでした。

 

カルル侯爵は何か言おうとしましたが

ソビエシュはそれを遮りました。

ソビエシュは

自分の赤ちゃんを守るために

自分の決断を

変える気はありませんでした。

 

カルル侯爵は、

ラスタの過去は葬るつもりかと

尋ねました。

 

ソビエシュは、

ラスタの赤ちゃんは

自分とは無関係だと言いました。

 

普通、恋人に

そのような過去があれば

裏切られたと思ったり

嫉妬するものなのに

むしろソビエシュは淡泊でした。

 

カルル侯爵は

平民出身の側室を

皇后にすると反対が大きいので

他家の良い令嬢を

皇后にしたらどうかと

提案しました。

 

しかし、ソビエシュは

 

家柄の良い令嬢が皇后になれば

ナビエを求める世論が

大きくならないので

ナビエを復権させるのが

大変になる。

 

と答えました。

 

そして、

 

反対があると思うけれど

ラスタは私の赤ちゃんを

妊娠しているので

押し通すことができる。

先例がなかったわけでもない。

それでもだめなら

没落した家門に入れる。

 

と言いました。

 

ラスタが、皇后の座を

簡単に譲らなかったら

どうするのかと

カルル侯爵は尋ねました。

 

ソビエシュは、ラスタについて、

 

欲がないわけではないけれど

自分がどの程度が知っている。

適度に善良で利口だ。

自分が耐えられる場所でないことが

わかるだろう。

 

と言いました。

 

皇后の座にいる間に

欲が出てきたらどうするのかと

カルル侯爵が尋ねると

 

下りたがらなければ下ろせばいい。

ラスタがロテシュ子爵と共謀して

トゥアニア公爵夫人を陥れた事件で

皇后の座から下ろせる。

 

とソビエシュは答えました。

 

カルル侯爵は、ソビエシュが

あの事件の報告書を

破棄しなかった理由が

分かったような気がしました。

 

これから皇宮は

大きな台風に

見舞われると思うけれど

カルル侯爵には

どうすることもできませんでした。

 

カルル侯爵は

ソビエシュを複雑な目で見ながら

ゆっくり

 

はい

 

と答えました。

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ソビエシュは

ナビエと離婚するのが

一番良い方法だと言って

その理由をカルル侯爵に

説明していますが

ナビエの感情は

一切無視しています。

 

コシャールのことで

ナビエが悪く言われたとしても

それをどう感じるかは

ナビエにしかわかりません。

彼女の立場が苦しくなっても

それに耐えられる力を

ナビエは持っていると思います。

 

それなのに、

ナビエの立場が苦しくなることを

さも思いやっているように話す

ソビエシュ。

離婚することで

ナビエがどれだけ衝撃を受けるか

全く考えていません。

 

離婚をしても

慣例通り、ナビエは再婚しない。

これは、ソビエシュの

思い込みです。

 

子供を跡継ぎにしたい、

でもナビエを失いたくない。

 

相反する2つの望みを叶えるために

ナビエとの離婚が

一番良い方法だ

これですべてうまくいくと

自分本位に考えたソビエシュ。

自分の都合のいいように

事が運ぶと思い込んでいた

ソビエシュ。

 

ラスタについても

子供を産んだばかりの産婦に

何ができるかと言っていますが

ラスタは色々やらかしています。

 

それに、皆、ナビエを

恋しがると言っていますが

それだって

どうなるかわかりません。

 

自分の思い通りに

うまく事は運ばない。

 

それを学ぶために

ソビエシュは大きな代償を

払うことになります。

 

 

 

 

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