自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 75話 マンガ 69話、70話 自分が笑いものにならないためコシャールに罪を押し付けるソビエシュ

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75話 すぐばれる嘘はつきたくなかったソビエシュですが・・・

◇2組の偽親◇

月に一度、

国政会議が開かれますが

ナビエは

自分が引き受けたことと

関わった案件が

議題になっている時のみ

出席していました。

 

その日、ナビエは

出席する必要がなかったものの

ソビエシュがナビエとの離婚を

議題に上げるかもしれないので

彼女は出席することにしました。

 

会議が開かれるホールへ

向かいながら、ナビエは

マッケナはハインリの元へ

帰っただろうか

事が複雑になったので

自分を王妃にするのは

諦めるだろうか。

別の方法を見つけてハインリと

連絡を取ろうかと考えていました。

 

先にホールに到着していた

ソビエシュは、

ナビエに挨拶もせず

顔を背けました。

すまないふりをしていたのに

贈り物を受け取らないと

すぐに本性を現すと

ナビエは思いました。

 

ナビエは、

あえて知らない振りをする

ソビエシュを動揺させる代わりに

正面だけを凝視しました。

時々、横から視線を感じたものの

ナビエは振り向きませんでした。

 

2回目の会議で、

パルメの領主が送ってきた人が

コシャールが首都へ戻ったせいで

盗賊の常時泉の勢いが

増してきたので

彼らを掃討して欲しいと訴えました。

コシャールの名前が出ると

ソビエシュの顔は暗くなりましたが

彼は検討すると答えました。

 

その後、順番でもない

ラント男爵が手を上げました。

ナビエは、彼が離婚の話を

持ち出すのではと緊張しましたが

ラント男爵は

ラスタの親と名乗る人が現れたと

伝えました。

ソビエシュがナビエと

離婚をしようとしている時に

ラスタに貴族の親が現れるなんて

随分都合がいいと

ナビエは思いました。

ナビエはソビエシュとラント男爵の

やり取りを聞いて

笑いが出てきました。

 

子供の頃、ソビエシュの父親が

側室の身分を変えたことを

見ていたソビエシュは、

非常に腹を立てていました。

それにもかかわらず、

同じことをしたソビエシュを

ナビエは滑稽だと思いました。

そして、

自分が嫌っていたことまで

やれるほど、

彼はラスタのことを好きなのだ。

ラスタは平民だと言い張りながらも

偽の親は作らなかったので

彼なりに

信念を曲げないと思っていたのにと

ナビエは思いました。

 

ラント男爵は退くと

順番を抜かされた

ブルーボヘアンの大使が

前に出てきましたが

彼の態度は妙でした。

ナビエは不思議に思っていると

大使は、

ブルーボヘアンのとある貴族の夫婦が

ラスタを自分たちの娘と

主張しているという話をしました。

 

その瞬間、ソビエシュの顔が

魂の抜けた

狸のような顔に変わりました。

ナビエは笑いをこらえ、

大臣の間からも、

笑い声が洩れました。

ラント男爵だけが目を見開いて

大使を見つめていました。

 

ラスタには両親が6人もいると

ソビエシュにしか聞こえない声で

ナビエは皮肉ると

彼の顔は真っ赤になりました。

 

ソビエシュは、

どちらか一方は詐欺師だと言って

2組の夫婦を監禁するように

命じました。

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◇どちらを選ぶ?◇
 

会議の場に、

2組の偽親が現れたことを

エルギ公爵はラスタに話し

ラスタは、

自分のために偽親を用意してくれた

ソビエシュに感動しました。

 

ラスタはエルギ公爵に

どちらの親が本物であって欲しいと

聞かれました。

ラスタは

人々に信用される方と

答えました。

 

エルギ公爵は、

ソビエシュが用意した親は

初めから、

本物だと思われていなかった。

ソビエシュが偽親を

用意してくれたおかげで、

エルギ公爵が用意した

ブルーボヘアンの親が本物だという

信憑性が高まったと、

ラスタに伝えました。

ラスタは、

エルギ公爵が用意してくれた偽親を

自分の親にすると言いました。

 

偽物の親ができたので

彼女は貴族になった。

ソビエシュがラスタを

皇后にすると言っているので

すべては完璧だと思いました。

 

エルギ公爵は

偽親を本物の親と思って接すること。

偽親を置いた側室はいたけれど

偽親を置いた皇后はいない。

偽親たちは、

やむを得ない事情で娘を失ったように

接するので

ラスタも劇的に親に再会したように

振舞うことと、ラスタに告げました。

 

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◇コシャールを悪者に◇

一方、ソビエシュは部下に命じて

ラスタの偽の親を用意したことを

どうするべきか悩んでいました。

 

ラント男爵が連れてきた親は偽物と

思われていることが

わかっていましたが、

そのおかげで、

ブルーボヘミアの大使が

連れて来た偽親は

本物だと思われる可能性が

高くなると思いました。

詐欺師が皇帝の側室を

騙そうとするより

劇的に親と再会した

哀れな貴族の少女の話に

皆、熱狂すると思いました。

 

しかし、ソビエシュにとって

このことで

自分が笑いものになったことが

問題でした。

父親と同じ茶番を繰り返したことを

恥じていました。

隣でナビエがあざ笑っていたのも

無理はないと思いました。

 

ソビエシュはしばらく考えた後

西の塔に閉じ込められている

ラント男爵の用意した偽親に

会いに行きました。

ソビエシュの顔を見ると

2人は、ラント男爵に騙されたと

泣きながら、

ソビエシュに訴えました。

 

貴族なのに、やせ衰えていて

顔色も悪い2人を見て

ソビエシュは、彼らが

命より大事にしている家柄で

取引をした。

それなのに、

閉じ込められてしまったので

必死にもなるだろう。

彼らはきっと

自分の言うことを聞くだろう

と思いました。

 

ソビエシュは、2人に

詐欺を働いた人の名前を尋ねると

彼らは、ラント男爵と答えました。

 

しかし、ソビエシュは

その人は、

コシャール・トロビーではないかと

尋ねました。

 

皇后の兄の名前を聞いて

驚いた彼らは

初め、ソビエシュの言葉を

否定しましたが

何度もソビエシュが

同じ質問をするので

彼らは、皇帝が皇后の兄に

罪をかぶせようとしていることに

気付きました。

 

彼らが嘘をつけば

皇后と皇后の兄が

ひどい目に遭うことは

わかっていたけれど

嘘をつかなければ

皇帝を騙した罪で

自分たちが処罰を受けるだろうと

思いました。

 

自分たちの命を優先した彼らは

詐欺を働いたのがコシャールだと

言いました。

そして、ソビエシュは

コシャールの容姿を

2人に覚えさせました。

そして、ソビエシュは

約束したお金の5倍渡すと言って

コシャールは彼らにお金を渡して

嘘をつくように脅迫した。

ラスタの親になることに成功したら

その後、指令を下すと言った。

追放されているので

その指令が、何なのかは

聞いていないのではないかと

尋ねました。

彼らは、その通りだと答えました。

 

偽親の所から戻ってきたソビエシュは

離婚申請書を持ってくるように

カルル侯爵に命じました。

カルル侯爵は、

皇帝が皇后と離婚するという話は

聞いていたものの

2人の離婚が加速したことに

ぞっとしました。 

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自分が笑いものになったことを

払拭するために

ラスタの偽親を用意した罪を

コシャールになすりつけるのは

あまりにもひどいと思いました。

しかも、それを

ナビエとの離婚の理由の一つに

するなんて・・・

 

自分の思い通りに

何でも事が進むと思っている

ソビエシュの驕りが

打ち砕かれるのはわかっていても

ソビエシュの横暴に

腹が立ってしまいます。

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