自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 299話 外伝 37話 ノベル ネタバレ ハインリは諸悪の根源?!

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外伝37話 子供を探しに来たという貴婦人の言葉を聞いたモテは・・・

◇見習い騎士になりたい

シシは銀髪で14歳だと

モテは思いました。

 

以前、副団長が酒を飲んでいた時

モテがあまりにも可愛いから

シシの両親は

わざと似た子を連れて来たと

冗談めかして

言ったことがありました。

 

モテはどうしようか悩みましたが

貴婦人が追い出されたので

彼女は両親の所へ行きました。

すると、母親が、

何かあったような顔をしていたので

モテは、

外で、貴婦人が騒いでいたせいかと

尋ねました。

副団長の妻は暗い顔をしました。

 

モテは、そのせいだと思いましたが

自分の用事を

済ませなければと思い、両親に

自分も見習い騎士になりたい。

仮面を脱いで、

きちんと昇進できる道を進みたいと

訴えました。

 

けれども、彼らの顔は、

反対と言っているようでした。

けれども、モテは

半年経てば見習い騎士になれない。

それは嫌だと訴えました。

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◇それぞれの不満◇

モテは茂みの前で

膝を抱えていると、

隣にシシがやって来ました。

 

シシは

モテの両親が

モテのきれいな顔を隠させて

優れた実力も隠させている。

そうする理由も教えてくれないから

いつもモテは隠れる必要があり

辛い思いをしていると言って

腹を立てました。

 

モテは、前の晩、思い切って

騎士見習いになりたいと

両親にお願いしたのに

自分のためだと言って、

結局、反対されました。

 

シシは

自分のお婿さんになってくれれば

翼をつけてあげると言いました。

モテはニヤリと笑いながら

シシの頬をつねったので

彼女は、

自分のことが嫌いなのか。

他に好きな人がいるのかと

尋ねました。

モテは心の中で

誰も好きではない。

自分は女だからと答えました。

 

モテはシシに、

銀髪で14歳の娘を探しに来た

妙な貴婦人の話をし、

その娘は

シシのことではないかと

言うと、

彼女は目を見開きました。

シシもどこかで拾われてきた

貴族の娘でした。

モテは育ての親を愛しているし

剣術も好きだったので

自分の出身を

知りたいと思いませんでしたが

剣術に興味のないシシは

養父母が自分を拾ってきたことに

常に不満を感じていました。

 

剣術の腕が優れていれば

騎士の叙任を受けて

出世できるけれど、

元盗賊の常時泉は、

それができないと

白い目で見られました。

剣術に才能のない人は

とても損をする構造だと

シシはいつも怒っていました。

 

シシは、実の母親が、

会いに来たかもしれないので

今度、その人が来たら会ってみる。

その人が母親だったら、

どんなことをしてでも出て行くと

言いました。

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◇貴婦人を待つ◇

シシの養父母は

彼女が幼い頃は

可愛がってくれたものの

実子が生まれると

次第にシーシーを

おろそかにするようになり

彼女が剣術に興味を示さないと

養父母は完全に

シシへの関心がなくなり

衣食住だけ満たしてくれる

程度でした。

 

シシは、

毎晩、村の入口付近にうずくまり

貴婦人を待つようになりました。

夜中に帰って来なくても

心配しない親だから

自分が貴族になり急に離れても

悲しまないだろうと

シシは思いました。

 

数日後、見慣れない馬車が

町の入り口にやって来ました。

顔色の悪い女性が馬車から降りて

常時泉の警備兵に

自分の娘がいるかもしれないので

一度だけ、

子供の顔を見せて欲しいと

哀願していました。

けれども警備兵は

冷たく断りました。

 

シシは森の中へ入ると

馬車の通り道に

ぼんやり立ったまま、

馬車を待ちました。

しかし、馬車が近づいても

シシに気付かず

そのまま行ってしまいました。

シシは走って

馬車を追いかけましたが

石に躓いて

転んでしまいました。

その瞬間、馬車が止まり

中から一人の貴婦人が

下りてきました。

このチャンスを逃したらダメだと

思ったシシは、

女性の胸に抱きついて

自分を探しに来たのではないか

尋ねました。

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◇子供に甘い父◇

温室の中を、

楽しそうに羽ばたいている

金色の鳥が近くの木に止まると

ナビエは、

少し話があると言いました。

しかし、目の色を見て、その鳥が

クイーンクイーンであることに

気づきました。

すると、後ろから不機嫌そうな声で

自分はここにいる。

そろそろ区別して欲しいと

しょんぼり立っている

ハインリが言いました。

ナビエは申し訳なくなりました。

ハインリに

小言を言おうと思っていたのに

こんなことになってしまい

ナビエは困りました。

 

しかし、ナビエは、

子供たちを

可愛がってばかりいないで

少しは厳しくして欲しいと

ハインリに頼みました。

 

彼は、

ラリはナビエに顔が似ていて

カイは、

ナビエと言うことが似ているので

怒るのが難しいと

言い訳をしました。

 

だからといって

いつも甘やかしてはいけない

ナビエが注意すると

ハインリは、ラリがまた

問題を起こしたのかと

尋ねました。

ナビエは、ラリが

天井に上っただけだと

答えました。

ハインリは意気消沈しましたが

きちんとラリを叱るとは

言いませんでした。

 

ナビエも

ラリが問題を起こす度に

呆れて腹が立つものの

幼いハインリだと思い

我慢していました。

おまけに、自分の前では

猫を被るところまで

ハインリにそっくりでした。

ナビエは、

やはりハインリが諸悪の根源だと

言いました。

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◇東大帝国の後継者◇

ナビエは、

ソビエシュから送られて来た

親書の中で、彼が、

ラリとカイに

東大帝国の後継者の座に

関心があるか聞いて欲しいと

頼んで来ました。

両親を通して、

その話は聞いていたものの、

ソビエシュ自ら聞いて来たのは

初めてでした。

 

その日の夜、ナビエは

2人と一緒に食事をし、

食事が半分終わったところで

ソビエシュ皇帝が

2人のうち1人を

後継者にしたがっている

話しました。

驚く子供たちに、ナビエは

意見を求めました。

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子供たちが大きくなっても

相変わらず仲の良い

ナビエ様とハインリを見られて

良かったです。

 

ハインリは

クイーンクイーンと一緒に

踊ることで

ナビエ様を慰めることに成功したので

きちんと約束を守り

クイーンクイーンを

一番奥の部屋の鳥かごの中から

大きな温室へ

移してあげたのですね。

 

ハインリは猫かぶりで

残酷な面がありますが

誠実で

嘘をつかない人だと思います。

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