151話 ドミスに化けたアイニを前にして、カルレインは・・・ ◇ドミスでない証拠◇ アイニは、 カルレインが何を言っているのか 理解できないような顔をして、 彼を眺めました。 アイニは、 何を言っているのかと カルレインに尋ねましたが、 彼が返事をする前…
150話 カルレインの昔の友達と聞いてラティルは・・・ ◇悪友◇ 昔の友達とは誰のことだろうか。 ラティルは好奇心で カルレインの顔色をうかがいましたが 彼は、自分の友達でなく 他の人の友達の話を聞いているように 淡々としていました。 どうしたらいいか…
149話 ヒュアツィンテから手紙の返事が来ていましたが・・・ ◇今だから言えること◇ 何を言っているの、ラティル? 昔は今よりも カリセンは大きくて海があった。 そして、なぜ人魚が 小川にいないと思うの? 人魚がどこに住んでいるかは 人魚の勝手だと思わ…
148話 芸術的だけれど、少しいやらしい絵とは? ◇隠れた絵◇ まともな絵をプレゼントしておいて どうして、このような質問をするのか ラティルは渋い表情をしましたが、 頷いた後、 上手に描けていればいいと言いました。 するとタッシールは手を叩いて いつ…
147話 ラティルは、クラインに続いてゲスターにも、側室の中で誰が一番好きか聞かれてしまいました。 ◇愛の告白◇ ラティルは、 数日前、クラインが 同じ質問をしたことが思い浮かんで ぱっと目が覚めました。 恥ずかしがりやのゲスターは 普段、このような質…
146話 アイニはどこへ行ったのでしょうか? ◇大騒ぎ◇ 別宮の中へ入った馬車が 完全に止まる前に、 ダガ公爵は扉を開けて 馬車から降りたので、 御者は危ないと叫びましたが、 彼は別宮の中へ走って行きました。 建物の中では大騒ぎになっていて 使用人たちは…
145話 サーナット卿に愛の告白?をされたラティルでしたが・・・ ◇好奇心◇ サーナット卿と2人だけの時なら ラティルは驚いたふりをして 彼をからかっていました。 しかし、いくら親しい間柄でも 彼の家族の前で、 そうすることはできませんでした。 だからと…