自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作147話 あらすじ ラティルの肖像画をプレゼントするタッシール

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147話 ラティルは、クラインに続いてゲスターにも、側室の中で誰が一番好きか聞かれてしまいました。

◇愛の告白◇

ラティルは、

数日前、クラインが

同じ質問をしたことが思い浮かんで

ぱっと目が覚めました。

 

恥ずかしがりやのゲスターは

普段、このような質問は

しませんでした。

ラティルがクラインに言ったことを

どこかで聞いたのだと思い、

彼女は、ゲスターに

誰に聞いたのかと尋ねましたが、

彼は黙って、笑っているだけでした。

しかし、ラティルの手を

しきりに触っているのを見ると

言いたいことは

たくさんありそうだけれど、

その性格ゆえに、

これ以上、聞けない様子でした。

 

やはり、

誰かに聞いたのは間違いないと

ラティルは思いました。

彼女は、ため息をつき、

なぜ、その話が

ゲスターの耳にまで届いているのか

分からないと言いました。

 

彼は、本当にクラインのことが

一番好きなのかと尋ねました。

ラティルは、

当時、クラインは

心が傷ついたことがあったと

答えました。

そして、彼女は

ゲスターの指を触りながら

彼と目が合うと

ニコニコ笑いながら、

彼のことが一番好きだと囁きました。

同じ質問をした人が

ラナムンやタッシールでも、

同じ答えをしたはずだとは

あえて、言いませんでした。

ただし、カルレインだけは

他に愛する女性がいるので別でした。

 

ゲスターはラティルの返事に

微妙な笑みを浮かべて、

手に力を入れながら、

ラティルを

困らせた質問をしたことを謝り、

自分は嫉妬した。

嘘でも、

そのように言ってもらえて嬉しいと

消入りそうな声で言いました。

 

ラティルは、

嘘じゃないよと、嘘を言う代わりに、

横向きになると

ゲスターは

嫉妬する人ではないと思っていたと

からかいました。

 

しかし、ゲスターは、

自分は他の側室たちのように

皇配になりたいのではなく、

ラティルに会いたくて

側室になったと

真剣に答えました。

ラティルは笑っていたのを止めて

ゲスターの手だけを触り続けました。

そして、自分に会いたくて

側室になったのかと尋ねると、

ゲスターは、幼い頃から

ずっとラティルのことが好きだった。

自分は、

皇配の席は望んでいないけれど、

ほんの少しでも、

ラティルが自分のことを

好きになってくれたら

それだけでも、とても嬉しいと

首筋まで赤くして、答えました。

 

ラティルは自分のために

側室を入れました。

そして、彼らもそれなりに計算して

側室に志願したことも知っていました。

そのため、側室たちが自分のことを

心から愛しているとは思わず、

彼らが愛を囁いても、

それは本心ではないと思いました。

実際に側室の中で愛を囁くのは

タッシールくらいでしたが、

他の人が、

そのようなことを言っても

気持ちのいい言葉くらいにしか思わず、

聞き流していたと思いました。

けれども、ゲスターから言われると

感動しました。

彼は、ラティルが皇女だった時も、

告白していたことがあるので、

他の人よりもゲスターの告白の方に

心が感じられました。

 

ラティルは、

自分にそんなことを言うのは

ゲスターしかいないと言いました。

彼は、クラインのことを聞きましたが、

ラティルは、

クラインも自分のことを

心から好きだけれど、

それが愛なのかどうかは分からないと

答えました。

 

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◇爆破系魔法使い◇

ギルゴールは、屋根の上で、

腕を枕にして寝そべり

月を眺めていました。

そして、自分にだけ

聞こえる音楽があるかのように

空に向かって

手を振っていましたが、

月を鑑賞している自分を

妨害する人が現われたので

その手の動きを止めました。

旅館の入口の前に、

背は低いけれど体格の良い、

魔法使いがよく着るローブを

身に着けた人が立っていました。

 

ギルゴールは寝そべったまま

その人を指差して、

爆破専門魔法使いかと尋ねました。

ローブを着ている人は、

握っている大きな杖を前に出して、

人を害した凶悪犯が

自分のことを探していると聞いたと

言いました。

 

魔法使いが少し言葉を発しただけで

杖には白い炎のようなものが

光っていました。

それを見たギルゴールは

ニヤリと笑って、体を起こしました。

爆破専門魔法使いの持つ杖に、

さらに炎が驚異的に輝きましたが

ギルゴールの顔には

満足気な笑いが

浮かび上がっているだけでした。

 

魔法使いは、両手で杖を持ち、

杖の中央を自分の顔に近づけると

杖の先を伸ばして、

ギルゴールに狙いを定めました。

彼は、その姿を見て笑いながら、

博打はしない方がいいと

魔法使いに言いました。

しかし、

ギルゴールの言葉が終わるや否や

杖の頭に溜まっていた炎が、

杖の中に吸い込まれ、

ギルゴールに向けられていた

杖の先から発射しました。

あっという間に、煌めく光は

ギルゴールの目の前に到着し、

彼の髪の毛を飛散らせました。

轟音を立てて、足元の屋根が崩れ

四方の木が、点々と消えました。

青々と立ち上る煙のせいで、

ギルゴールの姿は見えなくなりました。

 

魔法使いは、杖を下して

ため息をつきました。

自分を探しているのが

人間ではないかもしれないと

旅館の主人から聞いていたので、

とても心配していましたが、

思ったより相手にするのは、

難しくなかったと考えました。

ところが、その瞬間、

 

昼に来れば負けていたのに、

よりによって夜に来るなんて。

 

と後から、

静かな声が聞こえて来たと思ったら

何かが魔法使いの首を

噛みちぎりました。

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肖像画

首都に戻って来たラティルは、

馬車から降りるや否や、

執務室へ向かい、

歩きながら侍従長に、

留守の間、

何もなかったかと尋ねました。

 

彼は、

平和だった。

皇帝の誕生パーティに関する

問い合わせが多かった。

今ぐらいの時期になれば、

盛んにパーティの準備を

しなければならないけれど、

以前、中断してから、

何も聞いていないままだと

答えました。

 

ラティルは頷くと、

手袋を脱いで、

他の侍従に渡しました。

そして、

カリセンではパーティの途中で

ゾンビが現われたし、

クラインの誕生パーティの時は

カリセンの代理公使が

亡くなったので

パーティを開くかどうか

ずっと悩んでいたけれど、

色々と状況が良くないので

今回は開くのを止めて、

側室たちと食事だけするつもりだと

言いました。

 

ラティルは執務室に入ると

その他のことについて報告を受け、

急ぎの案件を処理し始めましたが

スピードは速くありませんでした。

 

ラティルは、

まともに帝王学を学ばないうちから

即位したことを知っていたし、

少しの間違いでも、

攻撃されることを知っていました。

そのため、

一つ一つ先代の事例を調べ、

多くの官吏の助言を聞きながら

案件を処理していたので、

時間がかかっても

仕方がありませんでした。

 

ところが、

これまでの案件を調べながら

業務に没頭していた時、

少しだけ身体を伸ばしたところ、

そばでずっと

機会をうかがっていた侍従が、

タッシールが2時間も

ラティルを待っていると

こっそり教えました。

 

ラティルは、

なぜ、今その話をするのかと

尋ねると、執事は、

タッシールが、

絶対に邪魔をするなと言ったからだと

答えました。

しかし、ラティルは

侍従の融通が利かないことを

責めました。

しかし、彼は、タッシールが

ラティルの一番機嫌の良い時に

呼んで欲しい、

絶対に邪魔をしないようにと

話していたと、言い訳をして

申し訳なさそうにしました。

 

タッシールは、

すでに2時間も待っているので

これ以上、

侍従を責めても無駄だと思い

ラティルは、

タッシールを呼ぶように

指示しました。

 

侍従が出て行ってしばらくすると

タッシールが入ってきました。

黒いスーツに、

大きなイヤリングとネックレスで

華やかに着飾った彼は

美しかったけれど、

だるそうに見えました。

 

彼は大きな布で覆われた

何かを引きずってきました。

驚いたラティルは、

それは何かと尋ねると、

タッシールはにやりと笑いながら

何だと思うかと聞きました。

ラティルが額縁だと答えると、

タッシールは

キツネのような微笑を浮かべて

面白くなさそうに

ため息をついたので、

ラティルは侍従たちに、

外へ出るように

手で合図をしました。

 

タッシールは額縁を

ラティルの机の近くに持ってくると

彼女が、すぐに当ててしまったので

サプライズプレゼントの

甲斐がないと文句を言いました。

 

ラティルが、

プレゼント?と聞き返すと、

タッシールは、

もうすぐ彼女の誕生日だからと

答えました。

ラティルが、

見てもいいかと尋ねると

タッシールは

どうぞご自由にと言いたげに

額縁から手を離して両手を広げました。

 

ラティルが布を取り除くと、

彼女を描いた肖像画が出て来ました。

宮廷画家たちが描いたように

繊細で技術的な美しさは

ありませんでしたが、

かなり上手に描けていました。

 

ラティルは、

タッシールが描いたのかと尋ねると

彼は胸を張って、顎を上げながら

気に入ったかと尋ねました。

ラティルは、

彼は絵が上手だと褒めました。

 

ラティルは肖像画を見ながら

嬉しそうに笑い、

タッシールの誕生日にも

絵を描いてあげると言うと、

彼は口は笑っているけれど

眉をしかめました。

 

タッシールは、

もしかしたら

絵が気に入らなかったのかと

尋ねました。

ラティルは気に入ったと

答えましたが、

彼は、彼女が絵を

気に入らなかったように思うと

言いました。

ラティルは、

本当に気に入った。

タッシールはプレゼントに

自信がないのか。

同じものをあげると言っているのに

どうしてなのかと尋ねました。

 

タッシールは、

自分は絵が上手だから

プレゼントができるけれど、

ラティルの絵が上手いという話は

聞いたことがないと答えました。

 

その言葉にラティルは笑いましたが

タッシールも、

人の誕生日にプレゼントするほど

絵が上手ではないと

内心思いました。

しかし、当事者の前で

言うべきことではないので

ラティルは適度に感謝の気持ちを示し

夕食を共にすることを提案した後、

時間を確認し、再び机に座ると

ペンを取りました。

 

ところがタッシールは

相変わらずニコニコ笑いながら

ラティルとじっと見ていました。

パッと見ても、

まだ何か言いたそうな顔をしていたので

ラティルは再びペンを置くと、

どうして、そんな風に見ているのか。

もっと言いたいことがあるのかと

尋ねました。

 

タッシールは、

自分たちは夫婦の仲だから

ざっくばらんな質問をしてもいいかと

尋ねました。

少し気まずかったものの、

ラティルは許可しました。

すると、タッシールは

芸術的だけれど、

少し、いやらしい絵は好きかと

尋ねました。

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ゲスターがラティルのことを

好きだと言ったのは、

前日、サーナット卿が

ラティルに愛の告白をしたことに

触発されたのではないかと思います。

 

時間の流れが分かりにくいのですが、

ハーレムができて、

まだ、半年も経っていないように

思います。

近づきそうで、近づかない

ラティルと側室たちの距離。

しびれを切らした側室たちが、

誰よりも先に

ラティルの心を捕えようと

あの手、この手を使って

作戦を練り始めてきたように

思います。

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