93話 ルーは、カルロイが口に含んだ毒入りの瓶を払い退けました。 花を摘んでいたルーに アセルは一緒にマルキアに 来て欲しいと言いました。 訳の分からないルーは アセルに説明を求めると、 彼は、 カルロイが死ぬかもしれないと 返事をしました。 それで…
340話 もっと怒ってと、ギルゴールはラティルに要求しましたが・・・ 暗く沈んだギルゴールの瞳に ラティルは 心臓がドキドキしましたが、 彼女は彼に 自分をからかっているのか、 自分がふざけているように 見えるのかと尋ねました。 ギルゴールは、 ラティ…
339話 偽の肖像画を送った犯人は、側室かその侍従だとギルゴールは言いましたが・・・ ◇犯人の部屋の匂い◇ なぜ、真っ先に クラインを思い浮かべたのか 分かりませんでしたが、 念のためラティルは、 クラインか、 それともクラインの侍従なのかと 尋ねまし…
338話 ゴシップ誌に載っていた肖像画は、ラティルの会ったことのない人でした。 ◇犯人は誰?◇ これは一体どういうことなのか。 ラティルは当惑して 雑誌に載っている 見知らぬ顔をじっと見つめました。 ハーレムの中の誰が、 ギルゴールとメラディムの 肖像…
337話 宮殿をめちゃくちゃにして逃げたのはお前かと、ドミスはランスター伯爵に聞かれました。 ◇やっと顔を見た◇ 狐の仮面はゲスターだと 思っていたのに、 なぜ、彼がここにいるのか。 ゲスターはロルド宰相の息子で、 彼の成長する姿を見てきた人が たくさ…
336話 メラディムの頭をフナの頭と言ったのは誰でしょう? ◇忘れるのは祝福◇ ラティルが顔を上げると、 ギルゴールが屋根の上に 横たわっていました。 メラディムの表情が険悪になり、 ギルゴールの名を叫ぶや否や、 彼の頭上に水が降り注ぎましたが、 ギル…
335話 ダガ公爵はタンベクに、アイニが対抗者でないかもしれないと言いました。 ◇仲の悪い2人◇ アイニ皇后が 対抗者でないかもしれないと 彼女の父親が言ったので タンベクは戸惑いました。 彼女は、 それはどういうことなのかと 尋ねました。 ダガ公爵は、…