自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 338話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ ゴシップ誌騒動

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338話 ゴシップ誌に載っていた肖像画は、ラティルの会ったことのない人でした。

◇犯人は誰?◇

これは一体どういうことなのか。

ラティルは当惑して

雑誌に載っている

見知らぬ顔をじっと見つめました。

ハーレムの中の誰が、

ギルゴールとメラディムの

肖像画だと言って、

彼らより、

ずっとハンサムでない人の肖像画

わざとゴシップ誌に送ったのか。

 

侍女たちが、互いに見つめながら

笑っている中、ラティルは

ゴシップ紙を侍女たちに返しました。

 

何てことをしてくれたのかと

ラティルは戸惑いました。

あの間違った情報で

何をどうすればいいのか。

皇帝が乗り出して·

自分の側室たちは

こんな顔ではないと訂正するのも

面白いと思いましたが、

それをすべきかどうかさえ

悩みました。

むしろ情報誌なら、侍従長を通じて

訂正しろという指示を出そうかと

考えました。


一体、誰の仕業なのか。

ずっとクラインの行跡を

見てきたせいか、ラティルは、

彼の顔を思い浮かべましたが、

最近の彼は、

大人しく過ごしているので、

むやみに疑ってはいけないと思い

首を横に振りました。

 

ラティルはギルゴールに

ゴシップ誌

見せたくないと思いました。

◇これは何だ?◇

温室から出てきたギルゴールは

足元に落ちている雑誌を見つけて

手に取りました。

パラパラと雑誌をめくった

ギルゴールの口元に、

すぐに面白げな笑みが浮かびました。

しばらくしてギルゴールは、

ゴシップ紙の出版社の前にいました。

◇犯人捜し◇

ベールに包まれていた

2人の側室の顔が

サプライズ公開されたと

口コミで広まり、

昼までにゴシップ誌の初版は

全て完売しました。

このような事態を

予想していた編集長は、

通常の発行部数より5倍多く

雑誌を発行していたので、

自分の予想通りだと

笑いながら机を叩き、

自分の先見の明に

とても満足していました。

 

ところが、彼の頬をかすめて

鋭い何かが通り過ぎると、

彼の口元に浮かんだ笑みが消えました。

編集長は反射的に頬に手を当てると、

指に血が付いたので、

驚いて悲鳴を上げましたが

大きな手が彼の口を塞いだので、

編集長は目を丸くしました。

 

いつ来たのか、

鳥肌が立つほど美しい男が

笑顔で彼を見下ろしていました。

その不気味な赤い瞳に驚き、

彼はじっとしていると、

男は手を下げて、

あれが自分の顔だと言って

送って来た者は誰なのかと尋ねました。

 

彼が最初何を言っているのか

編集長は分かりませんでしたが、

男は、ギルゴールが紹介されている

雑誌の2ページ目を指差しました。

編集長が

 

ギルゴールさん?

 

と呼ぶと、男はにっこり笑い、

 

本当にギルゴールさんですか?

 

と尋ねると、男は頷いたので

編集長の恐怖が怒りに代わりました。

彼は呆れて、

 

全然違う!

 

と叫ぶと、男は不機嫌そうな様子で

自分が腹が立てるのも

分かるだろうと言いました。

編集長は、一理あると思いました。


ギルゴールの実物を見て

肖像画を見てみると、

編集長でも、肖像画を送った人の

悪意が感じられました。

 

編集長が納得すると、

男はため息をつき、

ゴシップ紙を抱きしめながら

誰がこの肖像画を送って来たのかと

尋ねました。

その時、ギルゴールは、

編集長を「坊っちゃん」と呼んだので

面喰った彼は、

自分の方がギルゴールより

年上だと言いましたが、

そんなことは

何の関係があるのかというように

ギルゴールは首を傾げました。

 

編集長は、

しばらく呆然としていましたが、

ギルゴールの望みは、

この肖像画を送った犯人を

探すことだということに気づきました。

肖像画を送った人は

ハーレム内部の人間で

ギルゴールに

悪意を持った人かもしれないので、

犯人のことが気になるのも当然でした。

 

しかし、編集長は

誰が肖像画を送って来たのか

知らないので、

戸惑いながら、それを伝えると、

ギルゴールは再びゴシップ誌を広げて

「出典。ハーレム内部の人」という

文句を指して、

これが見えるかと尋ねました。

編集長「見える」と答えると、

ギルゴールは、

それでも知らないのかと尋ねました。

 

編集長が返事をしようとすると

ギルゴールは彼の頬を

指でさっとなぞりました。

編集長は、突然の状況で、

しばらく忘れていた傷の痛みを

思い出しました。

 

自分の頬を切ったのは

ギルゴールの仕業で、

ここは高い建物なのに、

ギルゴールは窓から入って来た。

彼は噂のような

「平凡な平民」ではない。

後ろ盾がなくても、

とてつもない実力があるのは明らかだし

他の人にさせずに、彼自ら、

ここに攻め込んで来たことから

性質もかなり悪いと

編集長は判断を下しました。

 

編集長は、

ハーレム内部の者だと言う人から

匿名の手紙が届いたと

素直に打ち明けました。

 

ギルゴールは、

それだけ信じて雑誌に載せたのかと

問い詰めると、編集長は

その人は、その他の話を

いくつかしてくれたけれど、

ハーレム内部のことを

あまりにもたくさん知っていたと

答えました。

 

ギルゴールの

腹黒い表情を確認した編集長は

すぐに訂正報道をすると提案しました。

もちろんその裏では、

ギルゴール本来の顔を雑誌に出せば、

販売部数が今日の5倍は跳ね上がると

計算していました。

 

しかし、ギルゴールは

じっくり考えた後、

そのままにしておいて欲しいと

言いました。

編集長は

大丈夫なのかと心配しましたが、

ギルゴールは、

大丈夫だけれど、

またそのような手紙が来たら、

できるだけ触らないで

自分を呼ぶようにと言いました。

 

編集長は、

ギルゴールの言葉を

理解できませんでしたが、

ギルゴールの目つきから、

彼が返答を望んでいることに気づくと

編集長は承知し、どうやって

ギルゴールを呼べばいいのか

尋ねました。

彼は、屋根に白い鈴を

ぶら下げてくれれば、

自分の方から来ると答えました。

◇彼ではない◇

ギルゴールという人を探せという

アイニの言葉に、部下の1人は、

タリウムの新しい側室の名前が

ギルゴールだと告げたので

アイニは驚きました。

 

同名異人なのか、

それとも同一人物なのか

アイニは分からず戸惑いましたが、

タリウムで流行している

ゴシップ誌を見て安堵しました。

そのゴシップ誌に載せられた顔は

明らかに対抗者の師匠である

ギルゴールではありませんでした。 

 

アイニは、

自分が対抗者の師匠を

探しているという話を

人々に知らせるように。

噂が立てば、

彼が勝手に自分を訪ねてくるだろうと

言いました。

 

アイニは、

最後のギルゴールとの出会いは、

あまり良いものではなかったことを

思い出しましたが、

ギルゴールも、

自分のことが気に入って

師匠役をしに来るわけではないので

関係ないと思いました。

◇プレゼント◇

ラティルは

ラナムンに手鏡を渡しながら、

この中には愛が込められていて

自分の愛を受けたラナムンは

鏡の中で、

もっと美しく見えると言いましたが、

びくともしない彼の表情を見て、

不機嫌そうに鏡から手を引きました。

彼が分からないようなので

がっかりしました。


ラナムンは微妙な表情で

手鏡を受け取り、

ラティルを見つめました。

湖畔を眺めながら、

風に当たっていたのに、

突然、ラティルが

大急ぎで近づいて来て、

変なことを言っていると

思っているような目でした。

ラティルは舌打ちしました。

 

ラナムンは、

急にどうして、

こんなものをくれるのかと尋ねると

ラティルは。

ラナムンを見たら、あげたくなった。

彼には何でもあげたくなると答えると

ラナムンは、

もっと警戒心のこもった表情で

ラティルを見ました。

彼女は、再び舌打ちをしました。

 

数日前、ラナムンは

ラティルが対抗者たちを

敵視していることに気づきました。

それ以降、

その話題は出ませんでしたが

2人の間がぎごちなくなったので、

それを解消するために、

ラティルはプレゼントを用意し、

お世辞を言いましたが、

意味がありませんでした。


ヒュアツィンテは

ラティルにプレゼントを渡しながら

このような話をすると

彼女はキャハハハ笑いながら

喜びましたが、

ラナムンは氷みたいだと思いました。

 

彼が恋に落ちるには、

どのくらいの時間が必要なのか。

ラティルはため息をつき、

ラナムンの背中を叩くと、

湖をよく見て、鏡もよく見て、

その中に自分の誠意も探して、

どう報いるかも考えてみるようにと

言って立ち去ろうとしましたが

ラナムンは、

ハーレム内部の人間が

ギルゴールとメラディムの

偽の肖像画を流出させた事件について

知っているのだろうか、

たぶん知らないし、

そんなことがあるとも思わないだろうと

考えました。

 

グズグズしているラティルを見て

ラナムンは心配になり、

彼女に声をかけると、思わずラティルは

ラナムンは

ゴシップ誌を見たりしないだろうと

確認しました。

 

その質問に、

ラナムンの後ろにいたカルドンが

ビクッとしましたが、

ラナムンは「はい」と淡々と答えると

ラティルは頷き、彼に背を向けました。

◇犯人◇

ラティルが散歩を終えて

執務室に戻ると、

サーナット卿とカルレインが

深刻そうな顔で話をしていました。

ラティルは、

どうしたのかと尋ねると

カルレインは、アイニ皇后が、

対抗者の師匠であるギルゴールを

公に探していると答えました。

 

ラティルは、

アイニは、そのギルゴールが

自分たちの所にいるギルゴールだと

知っているのかと尋ねました。

 

カルレインは、

それはわからないけれど、

密かにギルゴールに接近せず、

公に探しているのを見ると

知らない確率が高いと答えました。

 

ラティルは眉をひそめ、

温室に向かいました。

その近くでは、

月楼の王子が送った使用人2人が

掃き掃除をしていました

ラティルは、

挨拶する彼らの横を通り過ぎ

温室に入りました。

 

ギルゴールは、誰よりも平和な姿で

新しい苗を、

一つ一つ観察していました。 

そして、ラティルと目が合うと

にっこり笑いながら

彼女を呼びました。

アイニが彼を探していることを

まだ知らないようでした。

 

ラティルが心配そうな顔で

彼に近づいたので、

ギルゴールは、

その理由を尋ねました。

ラティルは、アイニ皇后が

ギルゴールを探していると

聞いたからだと答えました。

 

ギルゴールが、その理由を尋ねると

ラティルは。

対抗者が対抗者の師匠を探す理由は

明らかだと答えました。

 

ラティルは、

ギルゴールの反応を調べながら

彼は、もう自分の夫なので

アイニの所へ

行ったりしないよねと聞きました。

 

しかし、ギルゴールは、

自分の肖像画をでたらめに描いて

売った人間が誰なのか分かったので、

自分の花が寂しくないように

地面に一緒に埋めてもいいかと

ラティルの言葉とは、

全く関係のない質問をしました。

 

命を奪って埋めるのか、

それとも生きたまま埋めるのか、

どちらにしてもぞっとするけれど、

なぜ、アイニのことを聞いているのに

急にその話をするのか。

許さなければ、

アイニの所へ行くという意味なのか。

それともただ言っているだけなのか。

ラティルは当惑しましたが、

とりあえず、落ち着いて

それは誰なのかと尋ねました。

 

ギルゴールは、

正確に分かったわけではないけれど

ある側室か、その側室の侍従だと

答えました。

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恋愛がどういうものなのか

分からなくて、

恋愛の指南書を読むくらいなので

ラナムンは

恋愛小説のロマンチックなシーンを

読んで、

自分もこのような恋をしてみたいと

思ったことがないと思いますし、

そもそも、恋愛小説を

読んだことがないかもしれません。

その彼に、

歯の浮くようなお世辞を言っても

通じないと思います。

人はそれぞれ個性が違うので

ヒュアツィンテとなら

笑い転げたことでも

ラナムンは、そうはいきません。

ギルゴールへの対処法を

必死で考えているように

ラナムンへの対処法も

考えてみたらどうかと思います。

これがクラインだったら、

ラティルの言葉を真に受けて

とても嬉しがるのでしょうね。

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