自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 341話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ 心の広いメラディムと心の狭いギルゴール

f:id:myuieri:20210206055100j:plain

 

341話 カルドンがギルゴールとメラディムの偽の肖像画を描いたことが、ラナムンにばれてしまいました。

◇カルドンへの罰◇

ラナムンは抑揚のない声で、

カルドンに対して

とてもがっかりしたと言いました。

彼は、その一言一言に

殴られたような気分になりました。

カルドンは両手を合わせて頭を下げ

ラナムンに謝りましたが、彼は

本当に申し訳ないと思ったら、

そんなことをすべきではなかった。

初めから申し訳ないという考えが

なかったようだと非難しました。

カルドンの目頭が赤くなりました。

 

ラティルが下した減給と異動も

胸の痛む罰だけれど、

宿泊施設が提供され、

生活必需品も全て出てくるので、

すぐに困ることはありませんでした。

しかし、ラナムンの冷淡な視線には

耐えられませんでした。

幼い頃から一緒に過ごし、

ラナムンの周りの人たちの中では

一番信頼されていると思ったのに

ラナムンが自分に失望したかと思うと

胸が痛みました。

 

ラナムンは、

カルドンが、口先だけでなく、

本当にがっかりしているのを見て

眉を顰めました。

ハーレムは、権謀術数なしには

生き残れない所だけれど、

カルドンが使った方法は

あまりにも稚拙だし、

少なくとも、

ばれないようにすべきだったと

思いました。

 

ラナムンは、

側室たちの顔が

ゴシップ誌に載るのは

仕方がないけれど、皇帝の寵愛は

ゴシップ紙に載っている

人気順位とは全く関係ないということを

知らないのかと非難しました。

カルドンは顔を赤くして、

再び謝りました。

 

カルドンはとても幼い頃から

ラナムンと一緒に生きてきたので、

このままラナムンに嫌われ、

側近の座から追い出されたら

何をどうすればいいのか不安になり

途方に暮れました。

しかし、幸いなことに、

ラナムンも同じ考えでした。

 

彼は、

誰もが間違いも過ちも犯すので

許せないことではないと、

先ほどより和らいだ声で話すと

カルドンは期待感を抱いて

ラナムンを眺めましたが、

彼に、

ギルゴールに謝りに行くよう

言われると絶句しました。

◇もったいない◇

掃き掃除をしていたアペラは

高級だけれど地味な服装の

見慣れない青年が、

ギルゴールに何か話しているのを見て

手を止めました。

ギルゴールを誘惑するためには、

彼について、

何でも多く知る必要があるので、

アペラは2人の話に耳を傾けました。

 

その青年は、

偽のギルゴールの肖像画

雑誌社に送ったことを謝るよう

ラナムンに言われた。

自分の心が狭くて、

情けないことをしたと、

頭を下げて謝りました。

アペラは、数日前の

「偽の肖像画」事件を思い出し、

あの青年が犯人だったのかと

思いました。

 

ギルゴールの声は小さすぎて

よく聞こえませんでしたが、

彼は不機嫌そうな顔をしている上に

青年の表情が青ざめるのを見ると、

あまり良い返事をしているようでは

なさそうでした。

 

アペラは、自分の部下が

過ちを犯したことを知った途端、

すぐに認めて謝らせるなんて

ラナムン様はおおらかで正直だと

心の中で感嘆しました。

そして、湖畔で見た

美しい男性を思い出して

幸せな気分でいると、

月楼の王子が彼女を呼び、

アペラがまだ、

温室の中にも入れていないことを

指摘し、

75億クェペンの

依頼を受けたのなら、

仕事はしっかりこなすべきだと

非難しました。

 

王子の言う通りなので、

アペラは不機嫌になりましたが、

ギルゴールは自分だけでなく、

すべての使用人を

温室の中に入れないし、

彼の肖像画が載ったゴシップ紙を

わざと温室の前に置いて

刺激しようとしたけれど、

それでもうまくいかなかったと

言い訳をしました。

 

王子は、

こっそり入ってみてはどうかと

提案しましたが、

ギルゴールの侍従が、

仕事で許可なくしばらく入ったけれど、

それさえ突き止めて、

すぐに叱ったと返事をしました。

 

王子は、75億クェペンの依頼費が

もったいないとぼやきました。

アペラは、努力するけれど、

時間をかけて見守る必要があると

力なく返事をしました。

◇一緒に働きたい◇

ゴシップ誌事件の後、

再び、数日間の平和が訪れました。

 

カルドンがギルゴールに

直接謝罪したことを

ラティルは聞きましたが、

その問題は、これ以上取り上げず、

ギルゴールも怒りが

解けたように見えました。

 

カルドンが謝りに来たことで、

メラディムは一歩遅れて

その事件について知りましたが、

彼は少しも気にしていないと

カルドンに伝え、ラティルには、

人間は変なことを気にするものだと

言いました。

 

ラティルはメラディムの肖像画

雑誌に載って大騒ぎになったと

話しましたが、彼は、

水に濡れると破れるので、

水中では雑誌を

見ることができないと言いました。

 

ラティルは、

メラディムの変な顔が雑誌に載っても

怒らないのかと尋ねると、

彼は、それは紙であって、

自分の顔ではないと答えました。

 

メラディムが大らかに振舞うと

ギルゴールの器が小さく思え、

ラティルは笑いが止まらず、

困りました。

その他に、メラディムが

自分たちの誓約式は夜にしたらどうかと

また言い出したのにも、

ラティルは困りました。

 

ラティルは、そろそろ、

今の自分たちの会話を

記録したらどうかと提案すると、

メラディムは、

当然、重要な出来事は

適宜、頭に記録していると答えました。

 

ラティルは、

それはどんなことかと尋ねると、

メラディムは、

ラティルと初めて会った時、

彼女が自分のことを

エルフだと言ったと答えたので

ラティルは、その記憶は消してと

頼みました。

 

その他に、タッシールは

ハーレム内部の仕事を

驚くほど上手に処理し、

ラティルは、自然と

感嘆詞が出てくるほどでした。

 

ラティルは、タッシールを褒めると

彼は、最後の報告書を

受け取るのがラティルなので

いつもより

さらに頑張ったと言いました。

 

普段は、こんなに頑張らないのかと

ラティルが尋ねると、タッシールは

字をもっと雑に書くだけだと

答えました。

 

ラティルは、

最初に、一番できる人に

任せてしまったので

次の人は、どうしても

タッシールと比べられると言うと

彼は、

次の順番が誰だか知っていても

いい加減なことはできないと

偉そうに笑いました。

それを見て、ラティルも笑いました。

 

ラティルは、

タッシールを執務室に連れて来て

机を2つ並べて一緒に働きたいと

言いました。

彼は、構わないと返事をしました。

ラティルは

自分も構わないけれど、

他の側室が大騒ぎすると言いました。

それを聞いたタッシールは

黙って口元だけを上げました。

 

ラティルは、

タッシールの顔をじっと見つめながら

考えました。

 

彼が皇配になるかどうか

分からない状況で、

彼に重要な仕事を任せれば、

他の人が皇配になった時に、

彼は、その人に仕事の引継ぎを

することができるだろうか。

それに、誰が皇配になっても

業務能力は比較される。

あえて一番仕事ができる

タッシールをさし置いて

他の人を皇配に選ぶのも変だ。

皇配は業務能力だけで

するわけではないけれど、

業務能力も重要だ。

 

ラティルが深刻に悩んでいる姿を

他の書類を整理するふりをして

こっそり見ていたタッシールは

ラティルに見えそうで見えないように

笑いました。

 

ラティルが何を考えているのか

はっきり分かったので、

自然に笑みがこぼれたものの、

それと同時に、タッシールは

彼女が自分のことを、

働く人としてしか見ていないのかと

思いました。

◇レアンの縁談◇

タッシールが帰った後、

ラティルは執務室に戻りました。

すると、侍従長

いつもより急いでいる様子で

ラティルに近づき、

2日ほど後に、

ミロから使節団が到着すると思うと

告げました。

 

ラティルは、

ミロの使節団には、以前にも

何度か来るように言ったのに、

どうして急に来ると言い出したのかと

不機嫌そうに尋ねると、侍従長は、

今回、ミロは縁談の話を

持ち出すようだと答えました。

ラティルは、誰との縁談なのかと

尋ねましたが、侍従長は、

分からないと答えました。

 

ラティルは、

未婚の異母兄弟姉妹を

思い浮かべながら頷き、

来れば分かるだろうと言いました。

 

皇位と関係のない皇子や皇女たちを

国内の大貴族と

結婚させることができなければ、

自然と国外に

目を向けることになるので、

まだ、ラティルは、

自分が主導して異母兄弟姉妹を

結婚させたことはないものの、

このことで大きく悩みませんでした。


しかし、

2日後に到着したミロの使節団が、

ミロのザリポルシ姫とレアンの縁談を

進めたいと言ったことは

ラティルの想定外だったので、

彼女は眉をひそめ、

不機嫌そうな視線を彼らに注ぎました。

 

それを見た使節団は

訳もなく心配そうに

自分たち同士で視線を交わすと、

ラティルが聞きもしないのに

ザリポルシ姫は幼い頃、

神殿に入って、

聖騎士団の活動をしていたので

早くに婚約できなかった。

絶対に何か問題があって、

他の人と縁談が

進められなかったわけではない。

それに神殿で過ごした分、

彼女は誰よりも確固とした強い精神を

持っている。

現在も聖騎士団の団長を務めているほど

すごい人だと言って、

ラティルの顔色を窺いながら、

持ってきた大きな肖像画を見せました。

賢そうな女性が

聖騎士団の服装をした絵で、

驚くほど活力に満ちていました。

 

しかし、ラティルは

すぐに返事ができず、

考えてみると言って、

彼らを客用宮殿に案内しました。

そして使節団がいなくなるや否や

彼らに、どんな魂胆があると思うか。

レアンは偽皇帝事件に関わり

自宅軟禁になっているという噂が

流れているはずなのに、

なぜ、彼との縁談を求めているのか

分からないと侍従長に尋ねました。

侍従長は、

先皇后を許して宮殿に戻したことで

対外的には、

一応、彼女を許したことになっている。

それを知って、レアン皇子も

すぐに許されると

思っているのではないか

許さなくても、

もう怒りは大きくないと

思っているかもしれないと答えました。

 

問題は、それだけに留まらず、

本当に頭の痛い問題は、

レアンの側の人々が、

密かに彼とザリポルシ姫の結婚を

望んだことから始まりました。

 

彼らは、

レアンが宮殿に戻らなくても、

彼にもっと自由に過ごして欲しいと

願っていたので、

レアンを姫と結婚させる代わりに、

彼がむやみに首都に入ることを

防いだらどうかと言い出しました。

 

その上、彼らは

ラティルが側室を置いて1年も経ったのに

妊娠の気配がない。

先皇帝は皇太子の時から子供がいた。

ラティルが不妊症の場合は

同母兄弟姉妹の子を

養子にするものなので、

レアンに子供が生まれれば、

ラティルが彼の子供を

養子や養女として迎えることができると

言いました。

 

ミロの使節団が来て以来、

このような話が続いたので、

最終的にラティルは、乳母に

偽の妊娠を発表したらどう思うかと

相談しました。

 

驚いた乳母は、

その後、どうするつもりなのかと

尋ねると、ラティルは、

医者は、自分の言う通りに

発表するだろうから、

約3ヶ月後に流産したと言えば

いいのではないかと答えました。

 

それでも大丈夫なのかと

乳母は心配しましたが、

ラティルは、

一度でも妊娠したと知らせれば、

大臣たちも、数年は

静かに待つのではないか。

その時まで一人寝はしないので

本当に子供が一人くらいは

できるだろうと言いました。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

途中の話を読まずに、

後の話の要約を読んでいたので

ザリポルシ姫が、どのような人なのかが

分からないままでしたが、

彼女が聖騎士団に入っていたことが

分かったことで、後に出て来る

タッシールを痛めつけた神殿長と

仲が良かった理由が理解できました。

なぜ、彼女が吸血鬼になるのか

先の話が楽しみになって来ました。

 

ラティルにとっては

忘れたい恥ずかしいことでも

メラディムにとっては重要なこと。

夜の誓約式と同じくらい

ラティルが自分のことをエルフと

言ったのは、彼にとって

とても重要な事なのだと思います。

雑誌は水の中では破れるから

読まないと言っていますが、

本当に読みたいと思えば

陸に上がった時に読むと思います。

元々、彼は、そのようなものに

興味がないのだと思います。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain