自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

正しい復讐の作法 96話 ネタバレ  運命が歪んで理に反することが起きた

 

96話 子供は誰が何と言っても雅紀の子だと肝に銘じるよう恵美は言いましたが・・・

 

恵美は璃香に、

雅紀に、このことを話したのかと

尋ねました。

璃香は泣きながら頷くと、恵美は

雅紀が言い逃れできないように

九条家に知らせると言いました。

麻里子が紹介した占いの店は

かなり新式なので、

智彦が驚いていると、麗奈も

想像していたのとは

本当に違うけれど、

麻里子の話では、

その占い師は顔を見ただけでも

全部当てるらしいと話しました。

智彦は疑っているような

顔をしました。

 

受付で、麗奈が

14時に予約したと告げると、

占い師のいる所へ案内されました。

二人は緊張した面持ちで

占い師のいる部屋の前に立ちました。

 

中に入ると、

中年の女性が片膝を立てて

座っていました。

彼女に座るよう促され

緊張したまま麗奈と智彦は

座布団の上に座ると、

突然、占い師は、

死ぬべき人は一人だったのに、

三人も死んだから

運命が歪んだと話しました。

麗奈と智彦は、とても驚きました。

 

彼は、

それは誰なのかと尋ねましたが

占い師は、

そこまで自分が知る術はないと

答えました。

智彦は、

生きることはできるかと尋ねると

占い師は、

少なくとも彼は生きられる。

守ってくれる存在がいるからと

答えました。

 

智彦は、

それはどういう意味かと尋ねると

占い師は、もしかして智彦が

猫を飼ったことがあるかと尋ね、

その猫が死んだ後も

ずっと智彦のそばにいる。

このようなケースは自分も初めてなので

不思議だと説明しました。

智彦は、猫なら、

クルミではないかと思いました。

 

しかし占い師は、

その猫の霊は薄くなっているので

すぐに消えると言いました。

智彦は、

占い師が本当に何かが見えていて

話しているのだろうかと

訝しみました。

 

占い師は、

他に知りたいことはないかと

尋ねました。

 

すると、麗奈は

死にたくないので、

その方法はないかと尋ねました。

占い師は、護符を書くので、

いつも持っているように。

役に立つからと答えました。

 

麗奈は、

もっと聞きたいことがあるので

智彦は先に外へ出ていて

待っていて欲しいと頼みました。

彼は承知しました。

 

麗奈は、

もしその一人が死んだら、

二人は生きて行けるのかと尋ねると

占い師は怖い顔をして、

運命が元に戻れば

二人は生きていけると答えました。

車の中で、智彦は、

なぜ、麗奈が

とても深刻な顔をしているのか

気になり、

占い師と、どんな話をしたのか

尋ねました。

 

麗奈は、

特別な話はしていないと答えた後、

彼女を信用できるかと尋ねました。

智彦は、

護符をいつも持つようにする。

何でもいいからやってみると

答えました。

 

麗奈は、

先ほど、三人という言葉を

聞いたけれど、

自分たち以外の一人が

誰なのか知っていると告げると

智彦は

なぜ麗奈が知っているのかと

驚きました。

 

麗奈は、自分と一緒にいるところを

写真に撮られた人のことを

覚えているかと尋ねました。

智彦は、麗奈の祖父の秘書かと

確認すると、麗奈は

そうだと返事をしました。

 

驚いた智彦は、

彼も死んで、生き返って

手首に数字が刻まれているのかと

尋ねました。

麗奈は、それを肯定し、

智彦の車にぶつかったのは彼だと

告げました。

 

智彦は麗奈に、

いつ、それを知ったのかと

尋ねました。

彼女は、知ってから

それ程経っていないと答えました。

 

智彦は、

死ななければならない人は

一人なのに、

自分と麗奈と浅井が死んだ。

一体、どうして

自分たちだったのかと考えました。

歪んだ運命が元に戻るなら

二人は生きることができる。

麗奈は、そのことを考えながら

浅井を待っていました。

 

遅れてやって来たことを

謝る浅井に、麗奈は

大丈夫だと返事をすると

彼は佐藤亜希を見つけたと

告げました。

麗奈は、思ったより早く

見つかったと言いました。

 

浅井は、

自分たちが予想していた通り

佐藤亜希は恵美が犯した

不正に関する資料を持っていた。

念のために、バックアップを

取って置いたようで、

恵美に脅迫された当時の

録音ファイルも持っていたと言って

USBメモリーを差し出しました。

 

麗奈は、亜希が

素直に渡したのかと尋ねると

浅井は否定し、

説得するのに時間がかかったと

答えました。

そして、麗奈はこれから、

どうするつもりなのかと尋ねると

彼女は、

できるだけ華やかに暴露すると

答えました。

 

その後、麗奈は

占い師からもらった護符を

取り出し、

これをいつも持っているようにと

浅井に言いました。

 

彼は、

それは何かと尋ねると、

麗奈は、少し照れながら

長寿祈願のようなものと

答えると、浅井は笑いました。

 

麗奈は浅井を見て、

彼があのように笑うのは、

養護施設以来初めて見ると

思いました。

浅井は照れながらも、

麗奈がこんなものを信じるとは

知らなかったと言ったものの

護符を受取りました。

 

麗奈は、

自分も信じなかったけれど

藁にもすがる気持ちで

占い師を訪ねたところ、

一人だけ死ぬはずだったのに、

三人も死んで運命が歪んだと

言われたことを話しました。

 

浅井は、

この護符を書いてくれた人が

そう言ったのか。

申し訳ないけれど、

自分はそのようなことは

信じていない。

それでも、この護符は

いつも持っていると言って

上着の内ポケットの中に

しまいました。

そして、麗奈は死なない。

必ず自分がそうすると言いました。

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智彦は

浅井の車が自分の車に

突っ込んできたために

彼諸共、死んでしまった。

もしも、浅井の車が

突っ込んでこなかったら

智彦も浅井も死ななかった。

二人の死には、相関関係があるので

本来死ぬべきだったのは

麗奈一人ということに

なるのでしょうか。

なぜ運命が歪んだのかは

分かりませんが、

とにかく、三人のうち

誰も死なないで欲しいと思います。

 

ところで、麗奈は

浅井と養護施設で一緒だったことを

いつから

気付いていたのでしょうか。

これまでの、お話には、

麗奈のそれらしい様子が

出て来ていませんが

本当は、

ずっと前から気付いていたけれど

麗奈の境遇のせいで、

子供の時のようにわだかまりなく

浅井と接することができなかったのだと

思うことにします。

 

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