自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

正しい復讐の作法 97話 ネタバレ 初めて「お母さん」と呼ぶ時

 

97話 浅井は、必ず麗奈が死なないようにすると言いました。

 

麗奈は、

浅井がそう言ってくれたことに

お礼を言い、

護符を必ず持ち歩くように、

自分もそうすると言いました。

 

浅井の後ろ姿を見送りながら、

麗奈は、

護符の力を借りてでも、

自分たちは3人共、

生き残らなければならないと

決意しました。

麗奈に会いに来たジェイミーに

彼女は、何の用事かと尋ねました。

ジェイミーは、

もうすぐ前原秘書が自首することを

伝えに来たと答えました。

麗奈は、

前原秘書は何を自供するのかと

尋ねると、ジェイミーは、

自分の家に火を点けたことを含め

恵美に代わって実行した

不法なこと全てだと答えました。

 

麗奈は、

恵美が指示したという証拠は

あるのかと尋ねました。

ジェイミーは、

全てのことで処罰されるのは

難しいけれど、

1年前から集めて来た証拠は

有効だと答えました。

 

麗奈は、

今まで、じっとしていたのに、

どうして、今さらそうするのかと

尋ねました。

ジェイミーは、

確かな証拠が必要だったので、

準備する時間が必要だった。

そして、恵美が麗奈に

何をしたのか分かったからだと

答えました。

 

麗奈は、

自分の復讐をしてくれるのかと

尋ねました。

ジェイミーは、

あの火事の日以来、

悪夢を見なかった日はなかった。

麗奈が復讐する気がなくても

自分が復讐しただろうと

答えました。

 

麗奈は、ジェイミーも、

あの女のせいで、

自分と同じくらい、

もしかしたら自分よりも

もっと辛い時間を

過ごしたのかもしれないと

思いました。

 

麗奈は、

気になることがある。

本当に、自分が

幸せに暮らしていたなら、

ジェイミーは自分の母であることを

明らかにしないつもりだったのかと

尋ねました。

 

返答に詰まったジェイミーに

麗奈は、

もし、自分が事故にでもあって

死んでいたら、

実の母親が生きていることも知らずに

死んでいたかもしれないと

言いました。

 

ジェイミーは、

麗奈が結納品を買った日、

彼女に会っていた。

自分が幸せかと聞いたら、

麗奈は幸せだと答えた。

その日以外にも、

何度も麗奈に会いに行った。

自分が実の母親だと言いたかった。

けれども、

麗奈が自分を覚えていないのに

余計なことを言えば

傷つくのではないか。

麗奈の幸せを壊しそうで怖かったと

涙ぐみながら話しました。

 

しかし、麗奈は、

それでも話すべきだった。

自分が、

どれだけ辛かったかと

非難すると、ジェイミーは、

それが麗奈を助けることだと思った。

こんなことになるとは思わなかったと

弁解しました。

 

麗奈は涙ぐみながら、

長い間、生きているのが辛かった。

自分を捨てた母親のことが

本当に憎くて恨めしかったと

感情を吐露しました。

ジェイミーは涙を流しながら

全て自分のせいだと、

何度も謝りました。

 

けれども、麗奈は、

智彦と会って、

また、生きてみたいと

思うようになった。

これまで生きて来られて、

ありがたいと思ったと告げ、

自分を産んでくれたことと

炎の中から

死に物狂いで助けてくれたことを

ジェイミーに感謝し、

彼女を「お母さん」と呼びました。

雅紀は、

智彦の人事について、

社内で、どのように言われているかと

尋ねると、小西理事は、

特に歓迎するムードではない。

子供たちの悪戯みたいなゲーム会社は

大したことがないと答えると、

雅紀は、

それが理事にできるのかと思い、

鼻で笑いました。

 

そこへ、智彦が来たという知らせが

急に届いたので、雅紀は

今は忙しいので、

1時間後にまた来るように伝えろと

命令しましたが、

智彦がニッコリ笑いながら、

部屋の中へ入って来て、

一体何の話をしているのかと

言いました。

手にはコーヒーを持っていました。

そして、

小西理事に会えて嬉しい。

全然顔を見せてくれないので

忙しいのかと思ったら、

ここにいたのかと皮肉を言いました。

小西理事は焦りながら

智彦に挨拶をしました。

 

彼は、

コーヒーが2つしかないのに

どうしよう。

専務(雅紀)と話したいこともあると

告げると、

理事は冷や汗をかき、

頭を搔きながら出て行きました。

 

智彦が、テーブルの上に

コーヒーを置くと、雅紀は

何をするつもりなのかと

尋ねました。

智彦は、仲直りも兼ねて、

兄弟で仲良くコーヒーを飲もうと

誘いました。

しかし、智彦がコーヒーを飲んでも

雅紀は手を付けませんでした。

智彦は、

飲まない理由を尋ねましたが

雅紀は無言でした。

 

智彦は、

コーヒーの中に何か入っていると

思っているのかと尋ねました。

雅紀は、そんなはずはない。

智彦が、そんなことをしても

何の得にもならないと答え

コーヒーを飲みました。

 

智彦は、雅紀の意見に同意し、

腕時計を見ながら、

雅紀は、何の得をするために

あんなことをしたのだろうかと

尋ねました。

そして、即効性があると聞いたのに、

量が足りなかったのかと呟くと

雅紀の血の気が引きました。

 

そして、智彦が

もうすぐ頭がくらくらして

目の前がぼやけ、

気を失うと付け加えると

雅紀は、コーヒーを

吐き出そうとしました。

それを智彦は、微笑みながら見つめ

雅紀にハンカチを差し出しながら

とても驚いたようだと指摘しました。

雅紀は恐ろしい目で

智彦を睨みつけました。

 

智彦は、

雅紀が1分にも満たない時間に

感じた恐怖を、麗奈は

20年間抱えて暮らした。

そのような人に、

一体、雅紀が何をしたのか

分かったかと尋ねました。

 

雅紀は、その程度のことで

こんな目に遭わせたのかと

抗議している途中で、

吐き気を催しました。

 

智彦は、麗奈に手を出すな。

再び、そんなことをしたら

同じ目に遭わすと警告しました。

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雅紀にやましいことがなければ

智彦が持って来たコーヒーを

疑うことなく飲んだと思います。

けれども、雅紀は

智彦が自分に復讐するのではないかと

思っていた。

その結果、智彦の何気ない言葉に反応し

実際に彼はコーヒーの中に

薬を入れていないのに、

雅紀は吐き気まで催し、

自ら墓穴を掘ってしまいました。

今回は智彦の勝ちですが、

このまま、雅紀が黙っているとは

思えません。

麗奈に薬を飲ませるだけでは

飽き足らず、

さらに恐ろしいことを考えそうです。