自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

正しい復讐の作法 82話 ネタバレ 浅井が麗奈を助ける理由

 

82話 璃香は麗奈に動画を送り付け、彼女に会いたいと言ってきました。

 

会う気になったかと尋ねる璃香。

優里は、麗奈に

どうしたのかと尋ねました。

彼女は何でもないと答え、

先に帰ると言って席を立ち、

何か起きたら、

すぐに連絡して欲しいと頼みました。

電話で、

自分のプレゼントは気に入ったか。

これをマスコミにばら撒いたら

どうなるか。

智彦がとても困るのではないか。

それとも、

西江が困ることになるか、と

面白がっている璃香に、麗奈は

何が望みなのかと尋ねました。

璃香はクスッと笑いながら、

契約は、

このくらいで終わりにして。

どうせ契約結婚なら、

全てが明らかになる前に、

麗奈が先に家を出ろ。

そして、以前のように

一緒に暮らそうと言いました。

 

麗奈は、

以前のように暮らそうと言われて

腹を立てました。

璃香は意地悪く微笑みながら、

程ほどにするべきだった。

欲しい物を手に入れたのに

養護施設の孤児が、

自分の家に来て、

昨日は、家の中を

滅茶苦茶にしたと言いました。

 

麗奈は、バッグの中から

ICレコーダーを取り出しながら

これから会おうと璃香に伝えました。

プレゼントをもらったので、

自分もお返しをしなければと

言いました。

自宅の書斎で、堤仁志は

DNAの検査結果を見つめていました。

 

本当に、麗奈は

これを捏造したのか。

それなら、どうして麗奈は

ここまでするのか。

西江グループの嫁になったのだから

あえて、

こんなことをする必要はないと

考えていました。

そこへ、恵美がお茶を持って

やって来ました。

ぎくりとする仁志。

なぜ来たのかと尋ねると、

彼は慌てて検査結果を

本の下に隠しました。

めざとく、それを見ていた恵美。

 

彼女は机の上にお茶を置きながら、

まさか、麗奈が言ったことを

本当に、

信じているわけではないよねと

尋ねました。

それはないけれどと、

曖昧に答える仁志。

 

恵美は、困ったような顔をして

仁志は知らないけれど、

最近、麗奈と浅井が手を組んで

自分を陥れようとしているらしいと

話しました。

しかし、仁志は、

なぜ、麗奈がそこまでするのかと

呟きました。

恵美は、

そうしてでも麗奈は、

仁志の娘になりたかったようだ。

急に西江グループの次男と

結婚したのもそうだし、

おとなしくしていた子が

急に、

今までしていなかったことを

するようになったのは、

少し変ではないかと尋ねました。

そして、仁志の背後に回ると、

彼も、麗奈が本部長の席が欲しいと

言ったのを聞いている。

麗奈は見た目より、

野心に溢れていると付け加えました。

しかし、仁志は、

万が一、麗奈が

本当に自分の娘だったらと

考えていました。

 

恵美は仁志に、

今、何を考えているのかと

尋ねました。

彼は、何でもないと答えました。

恵美は、

仁志の好きなハーブティー

冷めてしまうと言って、

飲むよう勧めました。

分かったと言って、

ティーカップを口に運ぶ仁志。

それをニヤニヤしながら見つめる恵美。

そして、仁志はお茶を一口飲むと

身体を震わせながら、

苦しみ始め、倒れてしまいました。

 

気を失って、

机に突っ伏している仁志を

見下ろしながら、ほくそ笑み、

大事にしているマグカップ

割れてしまったと嘆きました。

カフェで、

向かい合って座る麗奈と璃香。

璃香は腕組みをし、

意地悪く笑いながら、麗奈に

考えてみたかと尋ねました。

しかし、麗奈はクスッと笑ったので

璃香は戸惑い、焦りました。

 

麗奈は、

智彦と別れたとしても

あの家には戻らない。

もちろん別れるつもりもないと

答えました。

そして、ICレコーダーを

テーブルの上に置き、

スイッチを入れました。すると、

 

自分は由香とは違う。

たかが、数人に写真を送っただけ。

 

璃香は、どうしてこんなに

変わってしまったのか。

九条智彦のせいなら、

それは、ただの執着だ。

 

と璃香と碧人の会話が流れてきました。

麗奈は、自分からのプレゼントだと

告げました。

璃香は、碧人がそれを渡したのか。

一体、どうして、

そんなことをしたのかと

歯ぎしりました。

 

麗奈は璃香に、

驚かせてしまったかと謝ると

由香への訴訟を

取り下げることを条件に、

これをもらったと告げました。

璃香は、そんなことで碧人は

自分を裏切ったのかと呆れました。

 

麗奈は、

璃香が由香のために

弁護士を付けると言ったようだけれど

それよりも、

自分の提案を受け入れる方が

はるかに有利だと

碧人は思ったのだろう。

あまり、がっかりしないようにと

皮肉を言いました。

そして、これを手に入れるために

義父を説得して、

二度と会わないつもりだった

碧人にも会った。

どうして、自分が

ここまでしたと思うかと

璃香に尋ねると、

彼女はプイッと横を向いて

返事をしませんでした。

 

麗奈は、

自分と智彦は契約結婚ではないから。

自分は智彦を愛しているからだと

告げました。

璃香は、そんなことあり得るかの

驚きました。

 

麗奈は、

信じられないのか。

璃香の表情を見れば、

そのようだと指摘しました。

そして、悔し涙を浮かべ、

歯ぎしりする璃香に、

その映像を流したとしても

璃香がどんな手を使う暇もないうちに

すぐに西江が防ぐ。

だから、余計な恥をかきたくなければ

今すぐ削除しろと指示しました。

麗奈の運転する車の隣で、浅井は、

璃香の実父相川英明を見つけたと

報告しました。

麗奈は、

それは良かった。

計画通りに進むといいと

返事をしました。

続いて浅井は、昭子と連絡がつき、

約束をしたと告げました。

麗奈は浅井を労い、

お礼を言いました。

 

浅井は、彼女をチラッと見て

ようやく、今になり、

きちんと麗奈を助けることが

できるようになったと

心の中で呟きました。

 

浅井が麗奈と初めて会ったのは

養護施設。

突然の父親の死後、

彼の遺産目当てに、

多くの親戚が保護者として

名乗りを上げたけれど、

最終的に浅井は、

養護施設に入れられました。

独りぼっちで暗い顔をして、

地面に絵を描いていた浅井に、

麗奈は、

彼の絵が上手なことを褒め

カッコいい。一緒に絵を描こう。

自分もやって見ると誘いました。

わざと独りぼっちでいる自分が

バカみたいに思えるほど、

その時の麗奈の笑顔は

輝いていました。

そして、麗奈は、

浅井の唯一の友達になり、

自分たちは友達だと言って

スケッチブックを

プレゼントしてくれました。

麗奈がいたから、

浅井は少しずつ、

笑顔を取り戻すことができました。

 

その麗奈が、

財閥の家に養子縁組された日、

車の横で、

麗奈と養母の涼子が

楽しそうに話しているのを

物陰から寂しそうに見ていた浅井は、

車のドアを押さえていた恵美が

父親が見せてくれた写真に

写っていた女であることに

気づきました。

その写真の中で、

女は父親と腕を組んで、

にこやかに笑い、

父親も微笑んでいました。

しかし、父親は、

その女に会いに出かけた日に

自分の所へ

二度と戻って来ませんでした。

 

その後、麗奈と再会した日、

浅井は麗奈に自己紹介をし、

手を差し出しましたが、

麗奈は、素っ気なく返事をし、

彼を見ることもなく、

握手にも応えませんでした。

浅井は、麗奈があの時とは

随分変わったと思いました。

浅井は、

前の人生では失敗したけれど、

今度は違う。

必ず自分が麗奈を助けると

誓いました。

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少しでも、

夫のことを愛しているなら、

お茶に毒を入れたりしないと

思いますが、

真実が明らかにされた途端、

躊躇することなく

即座に実行する恵美にとって仁志は

自分の野望を遂げるための

道具にしかすぎないのだと思います。

璃香も、人を利用することしか

考えていないので、

似たもの親子だと思います。

 

恵美と浅井の父親に

接点があったことは予想外でした。

浅井の父親は

有名な画家のようなので、

その絵を目当てに恵美は彼に近づき

浅井の父親を手にかけ、

絵を奪ったのかもしれません。

 

浅井も未来から戻って来たということは

恵美が父親の死に関係していることに

気づいている浅井を、

恵美が消してしまったのかも。

もしかしたら、継母の涼子も、

麗奈が養子になって、

ほどなくして亡くなっているので

彼女の死も、

恵美が関係しているのかも

しれません。

ジェイミーは麗奈の実母だと思うので

彼女の家が火事になったのも

作為的なものを感じます。

どれだけ、

恵美は悪事を働いているのか。

全ての真実が明らかになり、

恵美の落ちぶれる日が来るのが

楽しみです。

 

DNAの検査の結果には、

璃香の実父の名前が書いてあったのに

それにショックを受けず、

恵美を問い詰めることなく、

麗奈の事ばかり気にする父親のことが

不思議に思います。

 

麗奈が、浅井のことを

覚えていないのも不思議ですが、

養子になった後の境遇がひどすぎて

それに耐えるために、

自分にも幸せだった時があることを

脳が忘れさせてしまったのかも

しれません。

養護施設で浅井と過ごした日々は

楽しい思い出なので、

脳が思い出させないように

しているのではないかと思います。

 

会う約束をした〇〇さん。

今まで、

名前が出て来た人かどうか

分からなかったので、

日本版で名前が出てきた時に

訂正します。