自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 472話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ アイニとラナムンの疑念

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472話 誰かが結界を破って、宮殿に侵入してきました。

◇ロードが来た◇

ラティルは、

ラナムンの名前を呼びながら、

急いで彼の部屋に入りました。

 

ソファーに半分寝そべったまま

本を読んでいたラナムンは、

すぐに起き上がり、

どうしたのかと尋ねましたが、

ラティルが慌てているのを見て、

本を置いて近づきました。

 

ラティルは、ロードが来た。

ロードが

ハーレムに出入りしているので

気をつけろと、

以前、話したことがあるけれど、

ロードが

アイニを狙うかもしれないので、

一緒に行こう。

ロードがアイニの息の根を止めては

いけないと言いました。

ラナムンは、分かったと答えると

急いで剣を持って来ました。 

 

◇アイニの疑い◇

アイニは、

時々、頭を空っぽにしたい時だけ

刺繍をしました。

その単調で繊細な作業に

没頭していると、心配事や悩みを

しばらく忘れることができました。

 

今日もアイニは、

侍女たちと一緒に

刺繍をしていましたが、

ロードの最側近であるアニャを

見かけたと、

打ち明けることはできませんでした。


アイニはアニャを見かけた数日後、

訓練の時に、

なぜ皇帝は対抗者なのに、

自分たちと一緒に

訓練を受けないのかと

ギルゴールに尋ねると、彼は、

皇帝の方が上達の速度が速いからと

答えました。

 

しかし、アイニは、少し前に

ラナムンと皇帝が

演舞場で対決し、その時、

2人は、ほぼ同等に戦い、

運が良かったとはいえ、

ラナムンが皇帝に

勝利したという話も聞きました。

それなのに、

皇帝の上達が速いから

別に教えると言うのは

変だと思いました。

 

その他にも、侍女たちが、

ギルゴールの温室から

手が飛び出すのを見て

大騒ぎになったこともありました。

 

アイニは考え込んでいたせいで、

変な方向へ針を刺してしまい、

侍女にそれを指摘されました。

アイニは糸を解きました。

 

その時、

外でアイニを呼ぶ声がしました。

ラティルの差し迫った声に、

侍女たちは慌てて、

どうしたのだろうと呟きました。

 

アイニは刺繍の枠を置くと

外へ出ました。

彼女を呼んだのは

ラティルだけでしたが、

ラナムンとギルゴールも

近づいて来ました。

ギルゴールは

平然とした顔をしていましたが、

ラティルは、

少し緊張した表情をしていたので

アイニは、

何かが起こったと思いました。

 

彼女は、顔を強張らせて

どうしたのかと尋ねました。

尋常でない雰囲気を感じたのか、

侍女たちも外に出て来て

ラティルを見つめました。

 

ラティルは、

侍女たちの挨拶を

上の空で受けながら、

すぐに、アイニに

誰か来なかったかと尋ねました。


その言葉に、アイニは戸惑いましたが

首を横に振り、

誰も来ていないと答えました。

そして、ラティルが

その質問をした理由を尋ねました。

 

アイニの侍女たちも、

3時間ほど、この中で

一緒に刺繍をしていたと

主張しました。


ラティルは、

アイニが歩き回っていたと

言いたいのではないと

説明しようとしましたが、

考えてみれば、アニャドミスは

自分の姿を消す能力があり、

姿を消した彼女を見られるのは

クラインだけでした。

アニャドミスが

ここに来たとしても

アイニと侍女たちは、

何も気づかなかったかも

しれませんでした。

 

ラティルは

ギルゴールとラナムンに

アイニのそばにいるよう指示し、

アイニと侍女たちには、

なるべく部屋の中にいて欲しいと

頼みました。


ラティルは指示するや否や、

来た道を戻ろうとしましたが、

数歩進んだところで、

ギルゴールがラティルのそばに来て

1人で行くのかと尋ねました。

 

ラティルは答える前に

後ろを振り返りました。

侍女たちは、

訳がわからないまま、

おとなしく家の中へ入りましたが

アイニとラナムンは

扉のそばに立っていました。

 

ラティルは、

アイニとラナムンに聞こえないよう、

声を低くして、

アニャドミスが姿を消しても、

クラインだけは見ることができる。

アニャドミスも

それを知っているので、

もしかしたらアニャドミスは

クラインも狙うかもしれない。

だから、彼を

ここへ連れて来なければならないと

答えました。


アニャドミスがここへ来たのか、

それとも、最初から

ここへ来なかったのかは

分かりませんでしたが、

今、ここにいないのは確かでした

ラティルはアニャドミスを

見ることはできないけれど、

声を聞くことができるので、

これだけは確信できました。

 

でも、人の本音を聞く能力の話は

秘密なので、ラティルは

クラインのことだけを話し、

ギルゴールの肩を叩くと、

ラナムンやアイニは弱いので、

面倒を見て欲しいと頼みました。


ギルゴールは口元を上げ、

自分は面倒を見る方ではないと

のんびりと答えました。

 

ギルゴールも、

アニャドミスと戦ったら

勝つことはできなさそうなのに

彼は、全然、

差し迫っているようには

見えませんでした。 


ラティルは、

それならば、面倒を見ないで、

アニャドミスと戦いながら

時間を稼ぐよう指示しました。

 

ギルゴールは、

自分が怪我をしたらどうするのかと

尋ねると、ラティルは

「逃げて」と答えました。

そして、ラティルは

ギルゴールをもう一度叩き

急いで走って行きました。

 

しばらく首を傾げていたギルゴールは

面倒な荷物を見るような視線で

チラッと、ラナムンとアイニを

見ましたが、

ラティルが見えなくなるや否や、

すぐにどこかに消えてしまいました。


いつの間にか扉のそばには

アイニとラナムンだけが

残っていました。

何事が起こったのか

分かりませんでしたが、

皇帝がギルゴールに

自分を頼んで行ったのを見たアイニは

ギルゴールの対応に呆れました。

 

しかし、アイニは、

ギルゴールの偏向的な行動を見るのは

一度や二度ではないので、

怒る代わりに、ラナムンに

何が起こったのかと尋ねました。

 

自分でもある程度、

状況を把握していないと

対応できないのに、いきなり、

ギルゴールとラナムンを連れて来たので

状況事態を把握するのが

大変でした。

 

ラナムンは、

ロードが侵入した可能性があると

素直に答えました。

その言葉に、戸惑ったアイニは

カルレインは無事なのかと

尋ねました。


ラナムンは、なぜここで

カルレインの名前が

出てくるのかという表情で、

アイニを見下ろしましたが

皇帝は、ロードがアイニを狙うと

話していたので、

ギルゴールを連れて来たけれど、

彼は消えてしまったと答えました。

 

アイニは当惑し、眉をひそめると

皇帝も対抗者ではないか。

彼女は、一人で

動き回っても大丈夫なのか。

皇帝も、自分たちと一緒に

いなければならないのではないかと

尋ねました。

 

そして、アイニは、

カルレインがいることも

変だと思いました。


元々、アイニは

カルレインが皇帝のそばにいる点、

彼女が黒魔術師と一緒にいることから

皇帝本人がロードか、

そばにロードを

置いているのではないかと疑いました。

本物のロードが現れたことで、

疑いは消えましたが、そのロードが、

宮殿内に侵入したことで、

無理やり抑え込んでいた疑いが

再び浮上して来ました。

 

皇帝自身も対抗者でありながら、

自分は襲われないことを

知っているかのように

動き回るのも変でした。

 

アイニは、悩んだ末、ラナムンに

皇帝が本当の対抗者であるかどうか、

不思議に思ったことはないかと

尋ねました。

ラナムンは、

どういう意味かと聞き返すと、

アイニは、

ロードが出入りし、

対抗者を狙っているなら、

皇帝も、その対象になるはずなのに、

自分たちのことを気にかけながら

一人で、あのように

走っていくのは変だ。

皇帝のことを、気にかけている

ギルゴールも、

彼女の言うことに従った。

ロードの部下の吸血鬼が

ここで過ごしているのも変だ。

アニャのことを知っているかと

尋ねました。

 

アイニの言葉に、

終始、冷たい表情で通していた

ラナムンが、初めて反応を見せました。

 

ラティルが消えた方向を

ずっと見ていたラナムンは、

アイニの方に顔を向け、

「ロードの部下の吸血鬼?」

と聞き返しました。


アイニは、

カリセンにいた時も見た。

アナッチャに拉致されて、

連れ回されていた時にも見たので

間違いない。

ロードが連れている女性の吸血鬼がいて

彼女は、この宮殿で過ごしていると

答えました。

 

ラナムンの冷たい表情を見たアイニは、

彼がこの点について

全く知らないことに気づきました。

それなら、カルレインについても

知らないだろう。

先ほど、

カルレインのことを尋ねた時も、

ラナムンは、全く答えなかったと

思いました。

 

アイニは、

ロードの恋人だったカルレインが、

自分の恋人が元気で生きているのに

皇帝の側室に入っているのも

変だと言うのは省略し、その代わりに

ギルゴールが、

自分たち二人だけを訓練させ、

皇帝を一緒に訓練させないのも

考えてみると変だ。

どうせ訓練するなら、

三人でやった方がいいのに、

実力の差があるからといって、

完全に別々に訓練する必要が

あるのだろうか。

自分たちも、

実力をつけて来たのにと話しました。

 

ラナムンは、首を反らして

アイニの疑いに対する

自分の反応を隠しましたが、

彼女は、それだけで、

自分の言葉が、ある程度ラナムンに

通用したことに気づき、

ラナムンは不思議に思わないかと

尋ねました。


しかし、ラナムンは、

ロードが出入りしているという話は

すでに皇帝から聞いている。

そのロードは、

以前、自分の弟を

襲撃したこともある。

皇帝は恐れを知らないので、

一人で走り回りながら

ロードを捕まえようとしていると

いつものように冷たい声で答えました。

 

アイニは、

自分もロードの存在は知っている。

アニャという吸血鬼が、

自分を、そのロードの所へ

連れて行こうとした。

確かに、何か変な点があると

話しました。

 

しかし、ラナムンは、

余計なことは言わない方がいい。

自分は皇帝を信じていると

冷たい声で、

きっぱりと言い切りました。


これ以上、このことについて

聞きたくないという

言い方だったので、

アイニは、これ以上、

自分の疑問を示すことが

できませんでした。

 

しかし、ラナムンは

しわの寄った額を

隠すことができませんでした。

 

彼は、ラティルが、

自分とクラインと大神官以外の

側室だけを呼んで、

話していた姿を思い浮かべました。

 

自分が皇帝について知っていることは

いくつあるのだろうか。

彼女は信じられると、

断言できるのだろうかと考えました。

◇やはりアニャドミス◇

クラインを迎えに

走っていたラティルの耳に、

 

結界の中に入ったら、

すぐに分かるのだろうか。

 

と言う声が聞こえて来ました。

 

その声を聞くや否や、ラティルは

立ち止まるしかありませんでした。

自分がここで立ち止まったら、

アニャドミスが変に思うだろうけれど

だからといって、

アニャドミスの位置を把握したのに

知らんぷりで走っていくわけには

いきませんでした。

やはり、アニャドミスが

入ってきたのが正解でした。

 

ラティルが急に立ち止まったので

アニャドミスは変に思ったのか、

 

あの女性はあの時の

耳障りなことを言っていた

皇帝ではないか。

ロードかもしれないけれど、

なぜ、立ち止まるのか?

 

と呟く声が聞こえて来ました。

その声は、ラティルの方へ

近づいて来ました。

 

アニャドミスは、慎重に行動するため

アイニの所へも、カルレインの所へも

行けなかったんだと考えたラティルは

困惑しながら、

できるだけ耳に集中したまま、

どうすることもできずに

拳だけを握りしめました。

 

何を考えていて動かないのか。

 

アニャドミスの声が

ますます近くなりました。

彼女はラティルに好奇心を覚え

近づいていました。

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ラティルが一人で走り回っているのは

皇帝として、

皆を守らなければならないという

使命感があるから。

そして、ラティルが、

ラナムンとアイニと一緒に

ギルゴールから訓練を受けないのは

すでに、彼から訓練を

受けたことがあるし、

皇帝の業務が忙しいので

二人と一緒に訓練する時間を

持つのは難しいということも

あるのではないかと思います。

 

それなのに、アイニは

そのようなことを全く考えず、

ラティルに助けてもらった恩も忘れて

自分の疑念を

ラナムンに話すのは酷いと思います。

 

今のところ、ラティルとアイニは

平衡状態を保っているけれど

元々、アイニはラティルに対して

良い感情を持っていなかったし

対抗者としての本能が、

ラティルに対して

敵対心を持たざるを得ないように

働きかけているのかもしれないと

思いました。

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