自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 143話 マンガ 150、152、153ナビエの葛藤とソビエシュの苦悩

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 143話 自分の身体にしか関心がないのかと、ハインリに言われたナビエでしたが・・・

◇ナビエの葛藤◇ 

ハインリを遠ざけていると

誤解を受ければ

自分は冷たい人だと思われる。

彼の身体にだけ関心を持っていると

思われれば、ただの変態?

 

雰囲気がそうなったから

それに流されただけなのに

ハインリが自分に触れれば愛情で

自分がハインリに触れば変態?

 

身体にだけ関心があるのなら

昼は仕事をして

夜は彼の身体で遊んで

楽しく過ごせているはず。

こんなに悩むことはない。

 

酔っ払いのワシは

一緒にお風呂に入ろうとか

色々言うくせに

自分がズボンに手を入れただけで

変態扱いする。

 

唇を噛みしめて

応接室を歩き回っていたナビエを

侍女たちが心配してくれました。

 

悩みがあるなら相談して欲しいと

ローラが言いましたが

自分のことを

夫が色情魔扱いしているなんて

誰かに知られたら

恥ずかしくて死んでしまう

ナビエは思いました。

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その時、カフメン大公が

ナビエを訪ねてきました。

急用とのことだったので

ナビエは、先ほどのことを

考えないようにと念じながら

カフメン大公を部屋へ入れました。

 

感情を露わにしているナビエがとても可愛いです。

 ◇ルベティの拉致◇

階段のそばで

ルベティと同年代の

令嬢たち2人は

退屈そうにしていました。

 

トゥアニア公爵夫人と

ナビエがいなくなると

社交界は退屈になりました。

 

様々な人が集まる

身分の高い人が開くパーティー

ほとんどなくなり

ラスタは

男性だけ集めて遊ぶので 

令嬢たちは退屈していました。

 

3人は恋愛について話をしました。

結婚と恋愛は別物の友人の言葉に

そのせいで大好きな

ナビエ皇后は離婚させられた

ルベティは

腹立たしく思ったものの 

相手が誰であるかは伏せながら

自分が皇帝を誘惑しようと

していることについて 

相談に乗ってもらったりして

楽しい時間を過ごしました。

 

その帰り道

ルベティは誰かに後を

付けられているような気がして

後ろを振り返りました。

日は暮れかけているものの

通行人が多いので

遠慮なく追ってくる者は

いないだろうと思いました。

 

しばらく歩いて

再び、嫌な感じがしたので

後ろを振り返りました。

しかし、誰かが追いかけてくる

気配はありませんでした。

しかし、先ほど、振り返った時と

今、振り返った時に

後ろにいた人たちが

同じであることに気が付きました。

 

ルベティは恐怖を感じました。

彼女は慌てて走り出しましたが

すれ違った人が立ち止まり

彼女の後ろ姿に向かって

頭で合図をしました。

その様子を、

路地の隅で木箱に座り

お菓子を食べていた子供が

見ていました。

 

その日以来

ルベティの姿は見えなくなりました。

使節団が捕まる◇

カフメン大公に

心の中を読まれないように

ナビエは数字のことだけを

考えるようにしていましたが

カフメン大公に

同時に声が聞こえてくるので

皇后陛下の言葉を

区別するのは難しい

言われてしまいました。

そして、

皇后が何を考えているのか

わからないけれど、

この話を聞けば

他のことは考えられなくなると

前置きをして、カフメン大公は

貿易のために試験的に出発した

3つの商団のうちの1つが

ホワイトモンドで捕まったと

ナビエに伝えました。

 

西大帝国は

山に囲まれていたので

20年以上、

ホワイトモンドの港を

借りて使用していました。

1番短いルートで行くには

ホワイトモンドの港を

通る必要があるのに

そこで捕まってしまったのです。

 

カフメン大公も

詳しいことは分からないと言うので

ナビエは、ハインリに

相談することにしました。

 

ナビエが執務室の前へ行った途端

ちょうど中から出てきた

ハインリと会いました。

マッケナは、

深刻な顔をしていました。

ハインリも、

ホワイトモンドでの出来事を

知っていて、

彼も、商団が捕まった理由が

わからないと言いました。

◇ナビエの肖像画◇ 

平民の服装で

街中を視察していたソビエシュは

ある店の前で立ち止まりました。

 

彼の視線の先には

ナビエの大きな肖像画がありました。

ソビエシュは、

しばらく考えた後

店の中に入りました。

 

絵の中のナビエは

赤いドレスを着て座っており

ナビエの膝枕の上に

ソビエシュが横たわっていました。

 

西大帝国での苦痛を忘れようと

最大限、忙しく過ごしていた

ソビエシュでしたが

胸が締め付けられるような

心の痛みを感じました。

 

一度、彼は店の外へ出ましたが

すぐに店の中へ戻り

その絵を買いました。

そして、ソビエシュは

騎士団長に

絵に黒い布をかぶせて

自分の寝室へ運ぶように

命じました。

そして、ベッドに横たわっても

見られる場所に

絵をかけさせました。

 

ソビエシュは、我を忘れて

鮮やかで美しい絵を

眺めていました。

目元が熱くなりました。

 

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風がほとんど吹かない

少しだけ暑い日

ソビエシュとナビエは

皇宮の中にある野原に

ピクニックに行きました。

 

ソビエシュはナビエの膝枕で

横になったまま

ナビエの顎を押さえて

からかっていました。

 

ナビエはソビエシュの髪を

手で梳いていましたが

ソビエシュがからかうと

髪の毛を握って引っ張りました。

するとソビエシュは

寝返りを打ち

ナビエの足をくすぐりました。

その時の、

くすっぐたがるナビエの笑い声が

耳元に生々しく聞こえてきました。

 

「畜生!」と

彼は悪態をつきながら

手で涙を拭うと

絵の中のナビエが

自分を見ていないことに

気づきました。

自分はナビエを見上げているのに

彼女はソビエシュを

見下ろしていなくて

彼女の後ろの方に

誰かいるような気がして

気分が悪くなりました。

 

ソビエシュは絵に近づき

ナビエのドレスに額を当てて

すすり泣きました。

絵の中のナビエに、

そちらではなくて

こちらを見て欲しいと訴えました。

しかし、返事はありませんでした。

ソビエシュは

崩れるように跪き

声を出して泣きました。

 

ナビエに会いたい。

ナビエに戻って来て欲しいと

彼は呟きました。

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今回のお話を読んでいて

初めのシーンでは笑ってしまい

最期のシーンでは

涙が出てきてしまいました。

ナビエ様のことを思い出している

ソビエシュに、少しだけ

同情してしまいました。

 

自分の人生に何が起こるか

わかっていたら

間違った選択を

することがないのに。

ソビエシュは、一時の快楽と

自分の願いを満足させるために

取り返しのつかないことを

してしまいました。

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