自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 232話 先読み ナビエの勘違いな看病

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232話 港の代価は自分の身体と言ったエルギ公爵でしたが・・・

◇エンジェルの調査◇

非常に高価な身体を

持っていらっしゃると

エンジェルが

皮肉を言ったにもかかわらず

エルギ公爵は堂々としていました。

 

エンジェルは

 

ラスタ皇后は奴隷出身なので

元々皇后になれない。

だから、

ラスタ皇后との間の取引は

不当な取引であり、

しかもラスタ皇后の

独断で行った取引なので無効だと

東大帝国は主張しているけれども

それで合っているか。

 

とエルギ公爵に確認すると


ラスタ皇后の座が無効になるには

ソビエシュ皇帝が

彼女が奴隷出身であることを

知らなかったという前提が

必要である。

けれども、ソビエシュ皇帝は

それを知っていて

黙認したので

ラスタ皇后の座はそのまま維持され

彼女が結んだ契約も有効だ。

 

とエルギ公爵は主張しました。

 

エンジェルはエルギ公爵の

言葉を書き留めていましたが

ふと、その手を止めて

西大帝国の皇帝も

そのことを知っているかと

尋ねました。

 

いきなりハインリの話が出たので

エルギ公爵は驚いていると

エンジェルは、

この複雑な状況の中で

一番得をしたのはハインリだと

エンジェルは、言いました。

 

そして、港の件とは関係ないけれど

魔力消失現象に

ハインリが関係しているかと

尋ねました。

 

エルギ公爵は否定しましたが

エンジェルはメモの最後に

エルギ公爵は知っていることがある。

と書きました。

 

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 ◇25歳のソビエシュ◇

午前2時に

カルル侯爵はソビエシュを

起こしました。

 

以前は、日が暮れると

目が覚めたのに

最近のソビエシュは

目を覚ます時間が遅くなり

目を覚まさない日もあったので

ソビエシュは不安に思いました。

 

カルル侯爵は

ソビエシュの2つの人格を

合わせるために色々調べてみました。

 

ソビエシュは

大きなショックを受けて

人格が分かれたので

そのショックと関係のある

ナビエに会ってみたけれども

19歳のソビエシュは

ナビエに会ったことで

現在のソビエシュとは

若干違う行動を取り始めた。

だから、

ショックを与えて2つの

人格を合わせるのではなく

ショックを傷ととらえて

縫合する方法を

見つけなければならない

と言いました。

 

カルル侯爵は、

ソビエシュが

窓から飛び降りた日のことを

詳しく話して欲しいと言うと

 

ラスタがナビエを

狙っている幻影を見た。

助けようとして

飛び降りたけれど

夢の中で赤い子供に

付いていこうとした。

目が覚めたら、今の状態だった。

 

と答えました。

 

その後、カルル侯爵は

緊急の案件について

ソビエシュに報告し

彼は、それを処理した後

再びベッドに入ろうとすると

カルル侯爵は、

エンジェルが来たことと

彼が要求したこと、

そして、昼間のソビエシュが

どのように決定を下したかを

報告しました。

 

ソビエシュは

 

親子検査の時

エルギ公爵がアンを連れて

現れたこと

ラスタが奴隷出身という噂が

流れた時

彼一人が彼女の肩を持ったこと

2人がとても親密で

何度もスキャンダルを起こしたことを

証言できる貴族と官吏の署名を

提出するように

カルル侯爵に指示しました。

 

エルギ公爵は

ラスタが奴隷出身であることを

知っていたにもかかわらず

ラスタから書類を受け取ったので

その書類自体が無効であると

主張するためでした。

 

それとハインリが

アンの居場所を知りたがっていると

伝えると

初めは断ったソビエシュでしたが

ナビエが気にかけていることを知ると

ソビエシュは、昼間のバカに

探させるように

カルル侯爵に指示しました。

 ◇19歳のソビエシュの苦悩◇

朝、19歳のソビエシュは

目を覚ますと

朝食を取りながら

夜のソビエシュが処理した仕事に

目を通しました。

今は、知識が足りないけれども

いつか、すべての仕事を

処理できるように

前もって勉強する必要が

ありました。

 

その後、ソビエシュは部下を呼び

アンの居場所がわかるかと

尋ねたところ

わかるという返事だったので

彼は子供を連れてくるように

命じました。

 

ラスタとアンが他人同様だったことを

知らない昼間のソビエシュは

なぜナビエが

ラスタの息子のアンを

探そうとしているのか

理解できませんでしたが

それを口実に

またナビエと

連絡が取れると思いました。

 

彼は西宮の

かつてナビエが

使っていたけれども

今は何もない部屋へ行きました。

そして、ここで

自分とナビエが

何か話をしたのかと思うと

嫉妬心を覚えました。

 

そうしているうちに

ソビエシュの頭が

激しく痛みました。

 

ナビエに会った後から

頭痛は始まりました。

このままだと

自然に目が覚めなくなり

元のソビエシュが昼と夜の

両方を占めるようになり

自分はどこかへ

消えてしまうのではないかと

頭痛が起きるたびに

ソビエシュは恐怖を感じました。

 

しかし、カルル侯爵をはじめ

すべての秘書たちは

夜のソビエシュの味方なので

19歳のソビエシュは

その悩みを打ち明けることが

できませんでした。

 

ソビエシュは、

自分の命令だけを聞いて

自分の状態について

秘密にできる部下が必要だと

思いました。

 

そして、

夜中に絶対に目を覚まさせない

睡眠薬が必要だと思いました。

夜のソビエシュが目覚めなければ

その人格が弱くなっていくのではと

思いました。

 ◇ハインリの看病◇

魔力石を回収しに行ったハインリは

ずぶ濡れになって帰ってきました。

 

翌日になるとハインリは

声も出せないくらい

ひどい風邪を引いてしまいました。

 

意志の疎通ができず

辛そうなハインリを見て

心が痛んだナビエは、

彼の手を握り

 

私が看病するから心配しないで。

 

と言いました。

 

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ナビエに風邪が移ると大変だから

自分が看病すると

マッケナは言いましたが

 

ナビエは、

ハインリの言葉が通じない今

彼の目つきだけで

彼の言いたいことがわかり

彼の必要なものを

すぐに与えられる自分が必要だと

言いました。

 

ハインリは

必死で手を振っていましたが・・・

 

結局、ナビエとマッケナの2人で

ハインリの看病を

することになりました。

 

ハインリは

一生に一度と言えるほどの緊張感を

味わっていました。

 

以前、ナビエに絵を描いてもらった時

ハインリは、その意味するものが

全然わかりませんでした。

そして、ハインリがナビエの絵を

解釈できなかったことを

ナビエは気づいていませんでした。

 

ハインリは

ナビエを愛していましたが

言葉なしにナビエと

コミュニケーションを取ることは

できないことが分かっていました。

 

先ほども、

マッケナに看護をしてもらうと

必死に手で合図をしたのに

ナビエにわかってもらえず

彼女は慈しみ深く笑って

 

分かりました、私が看護します。

 

と言って、ベッドの横に

座りました。

 

ハインリは、

目だけで意思疎通ができると

思っているナビエの

それができないとわかって

失望する顔を

見たくありませんでした。

だから、どれだけ喉が痛くても

熱が上がっても

ナビエときちんと

意思疎通する必要があると

思いました。

 

ナビエは、

 

ハインリ、寒い?

 

と言いながら、

ブルブル震えるハインリの手を

温かい手で優しく握りしめました。

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ハインリは、ナビエの肩越しに

 

助けてくれ

 

とマッケナに目配せしました。

 

しばらくの間、

ハインリは意識が遠のき

再び目を覚ますと

ナビエが愛情に満ちた目で

ハインリを心配そうに

眺めていました。

 

これを得たいがために

戦争を諦めたのに

先ほどまで、ナビエの看病を

恐れていた自分は

頭がおかしくなったと

ハインリは思いました。

 

ハインリは、何とか力を入れて

ナビエに微笑みかけると

彼女は顔をしかめて

 

こんな時に、

ふざけたいのですか?

 

と言いました。

 

ハインリは素早く首を

振りました。

 

それから30分後

ハインリは喉が渇いたので

片手で首を抑えて

口をパクパクさせると

ナビエは

 

本当に止められないのね。

 

と言って、

ハインリの首にキスをしました。

ハインリは泣きたくなりましたが

ナビエの肩越しに

水差しを持って

うろたえるマッケナに

 

持ってこないで、

マッケナが

私の言いたいことを

理解しているとわかったら

クイーンが恥ずかしくなる。

 

と目配せすると

マッケナは水差しを持っていきました。

 

ハインリは着替えたくなり

自分の服を握って振ると

 

暑いの?

 

と言って、ナビエは

団扇でハインリを仰ぎました。

 

後ろから、服を持ってこようとした

マッケナに

ハインリは大丈夫と合図しました。

 

2時間ほど経ち

ハインリはお腹が空いたので

自分のお腹をさすると

ナビエは、

 

お腹が痛いの?

 

と言って、

ハインリのお腹をさすりながら

歌を歌いました。

 

スープを取りに行こうとした

マッケナは口の動きで、

 

どうしますか?

 

とハインリに尋ねました。

 

今度は、ハインリは

大丈夫と言わず

ナビエに見えないように

指をパッと広げ、手を伸ばして

必死でマッケナに

 

助けて

 

と訴えました。

 

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ナビエの誕生日を祝うために

別宮へ行ったソビエシュが

熱を出して

ナビエが看病するシーンを

マンガで読み返しましたが

ナビエは義務的に看病を

しているような感じですし

ラスタが看病をしてくれたら

自分は仕事ができると

考えているのですよね。

 

それなので、

ナビエがどれだけ

勘違いな看病をしようと

それは彼女がハインリを

深く愛しているからだと

分かればハインリも

嬉しいのではと思いました。

可哀そうですけれどね・・・

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