自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 57話 マンガ 52話、53話 赤ちゃんへの贈り物はロテシュ子爵へ

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57話 ルベティがナビエに会うことをラスタに知らせに言ったロテシュ子爵でしたが・・・

◇金のガチョウ◇

虫を見るような目で

自分を迎えたラスタを

ロテシュ子爵は

腹立たしく思いながらも、

皇帝を主人に持つ金のガチョウを

始末するわけにはいかないので

我慢しました。

 

ラスタは、

ナビエがルベティに会うことを

ロテシュ子爵から聞いて

とても驚きました。

皇后は自分の秘密を

探っているに違いない。

他人のあら探しをする皇后を

追いかけて、姉と呼んでしまったと

ラスタは嘆きました。

 

しかし、怒りがこみあげて来ても

どうにもできないので

ラスタは、

アレンとルベティに口止めするように

ロテシュ子爵に命じました。

ロテシュ子爵は笑って

返事をしたので

ラスタは腹が立ちました。

 

なぜ、みんな

自分だけをいじめるのか。

自分はただ、

静かに暮らしたいだけなのに

ラスタは思いました。

 

話が終わっても、

ロテシュ子爵は

なかなか帰らないので、

また無理な要求をすると思い

ラスタは頭に来ました。

 

ロテシュ子爵は、

ルベティが社交界デビューをすると

言いました。

 

今は、赤ちゃんへの贈り物として

もらった宝石がたくさんあったので

エルギ公爵にお金を借りたり

ラント男爵の機嫌を窺う必要は

ないけれど、

脅されたくありませんでした。

しかも憎たらしいルベティのために

ラスタは

お金を使いたくありませんでした。

しかし、ロテシュ子爵は

お金を惜しまず、

最高級の生地と宝石を使って

ルベティのドレスをあつらえるよう

ラスタに指示しました。

 

イライラしたラスタは、

本気でロテシュ子爵を

消したいと思いました。

いつか皇后になる未来を考えるなら

あらかじめ手を打っておかないと

ロテシュ子爵が、

どれだけ自分を苦しめるか

わかりませんでした。

ラスタの目がギラギラ輝きました。

 

そのラスタを見たロテシュ子爵は

にやりと笑い

もし自分に何かあれば、

ラスタの秘密を漏らす人が

あちこちにいる

ラスタを脅しました。

 

ぶるぶる震えるラスタを見て

ロテシュ子爵はにっこり笑って

出て行きました。

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◇釘を刺す◇

ナビエは、ロテシュ子爵が

またラスタを訪れたことを

アルティナ卿から報告を受けました。

翌日、

ルベティが来ることになっていたので

そのために彼が来たのは

ナビエも推測できました。

 

ルベティが口止めされていることを

ローラは心配しましたが

ナビエは、自分が望んでいるのは

ルベティからの情報ではないと

言って、気にしませんでした。

 

ナビエが望んでいるのは

ラスタへの警告でした。

ルベティを呼べば

ラスタは、

なぜ彼女が呼ばれたのか

気になって、落ち着かず、

不安になり、焦る。

ナビエはそれを望んでいました。

 

ラスタの立場は

揺るぎないものではなく

自分が目を瞑っている分だけ

ラスタも行動に

気を付けなければならないことを

彼女に感じさせたいと

思っていました。

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◇父親の忠告◇

翌日、ナビエと会うことになっていた

ルベティは

どの服を着ようかと浮かれていました。

高位貴族の令嬢たちは

皇后の侍女になったりすると

聞いたけれど

田舎の領主の娘である自分は

なれないだろうと、

ため息をつきました。

 

ルベティがあれこれ

服を着ている時に

ロテシュ子爵がやってきました。

いつもは褒めてくれる父親が

その日は静かでした。

 

ロテシュ子爵は

皇后に会ったら

言葉に気を付けるようにと

ルベティに指示しました。

 

ルベティは、

自分が皇后の前で無礼を働くことを

父親は心配しているのだと思い

彼女は、礼儀正しく振舞うと

答えると、彼は

皇后から何を聞かれても

ラスタのことは話すなと

命じました。

明るかったルベティの顔が

ゆがみました。

 

ロテシュ子爵は、

力のない家門出身で

社交界にデビューもしていない

ルベティを皇后が呼んだのは

恋敵のラスタをけん制するためなので

絶対に、皇后に

ラスタとアレンのことを

言わないようにと口止めしました。

 

ルベティは、

皇后はそんな人ではないと

怒りを露わにしましたが

ロテシュ子爵は退きませんでした。

彼は、ルベティに

賢明になるように言いました。

 

ルベティは分別はないけれど

利口な娘なので

家門を危うくすることはないだろうと

思いました。

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◇お茶会の目的◇

アリシュテがルベティを連れてくる日

ナビエは、謁見が終わり、

仕事の進行状況を確認すると、

西宮へ戻り、服を着替えました。

 

お茶とお菓子を用意して待っていると

約束時間より少し早く

ルベティと他の令嬢たちが

やって来ました。

ナビエが思っていたより

ルベティの仕草は可愛く、

愛おしいと思いました。

そして、ロテシュ子爵とナビエは

ほとんど接点がないのに

彼女はナビエを

尊敬しているようでした。

 

2時間ほど話をして

ルベティが帰った後、

イライザ伯爵夫人は

ルベティがナビエのことを

好きなようだと指摘し

ジュベール伯爵夫人は

ラスタの過去が聞けなかったことを

残念がりました。

他の侍女たちも

ジュベール伯爵夫人と同意見で

なぜ、ラスタについて

何も聞かなかったのか。

いたずらに、ラスタを

警戒させるだけではなかったのか。

ナビエがルベティを

招待したことを

ラスタがソビエシュに話せば

またソビエシュがナビエを

責め立てるのではないかと

心配しました。

 

実はナビエも同じことを

考えていましたが、

彼女は侍女たちを安心させるために

ルベティは、

きちんと教えてくれたと話しました。

 

侍女たちは戸惑い、

目配せをしました。

ルベティは、

ラスタについて何も言わなかったので

何を教えてくれたのか

理解できないようでした。

けれども、何人かの侍女は

ナビエが何を言ったか理解し

意味深長に笑いました。

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◇もう一つの秘密◇

夜遅く、

ナビエとイライザ伯爵夫人の

2人だけになると

イライザ伯爵夫人は

ルベティはラスタのことを

よく知っているようだと

言いました。

ナビエは頷きました。

 

ラスタはとても美しい顔をしていて

噂にならない日はないのに、

ルベティはラスタの話題を

全く口にしませんでした。

ロテシュ子爵が口止めしたとしか

考えられませんでした。

 

ラスタが

ロテシュ子爵の奴隷だったとしたら

今の彼女にとって

ロテシュ子爵とルベティは邪魔な存在。

さらにロテシュ子爵は

一度、人前でラスタに恥をかかせた。

それなのに、

彼は引き続き顔を見せている。

ソビエシュは

ラスタが奴隷だと知っていても

受け入れた。

ロテシュ子爵がラスタを

脅しているなら、

ラスタが奴隷だったこと以外に

隠し事があるとナビエは推理しました。

 

彼女は、

ラスタが脅されている理由を

知るために、ロテシュ子爵と

ルベティの周囲を探るよう

指示しました。

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ロテシュ子爵にお金をたかられ、

赤ちゃんの贈り物として

もらった宝石を

渡す破目になりそうなラスタ。

親のせいで、奴隷になり

悪い領主の元で働かされたのは

彼女の責任ではないので、

可哀想だと思います。

 

けれども、

本来、側室が出席することのない

新年祭に

ラスタが出席さえしなければ

ロテシュ子爵に

会わなかったはずです。

 

そして、ラスタが

ハインリとの手紙のことや

コシャールのことで

嘘をついたり

ナビエ様を不妊だと言わなければ

ナビエ様はルベティを

呼ばなかったと思います。

 

ラスタはナビエ様のことを

批判していますが

ラスタがナビエ様に

関わろうとしなければ

ナビエ様は、ラスタのことを

放っておいたと思います。

 

ラスタの

身に起こっていることは

彼女が招いたことの結果なのに

ナビエ様のことを

恨むことしかできないラスタに

やりきれなさを感じます。

 

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