自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 59話 マンガ 54話、55話 ティーパーティに誰も来なかったことに文句を言うラスタ

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59話 ティーパーティの日がやって来ました。

◇妹にしたい◇

数日前、ナビエは

ルベティと令嬢たちを見送る時に

近いうちに

ティーパーティーを開くことを

約束しました。

ラスタは貴族の令嬢ではないため

当然、招待しませんでした。

 

ティーパーティーは

終始、明るく愉快でした。

ティーパーティーが終わり

他の令嬢たちが帰った後、

ナビエはルベティだけ残し

一緒に散歩をしようと提案しました。

 

ナビエはルベティに

警戒心を持たせないため

わざと

ラスタやリムウェル領地のことは

聞きませんでした。

 

しばらく話しながら歩いていると

南宮の一室から

ラスタとエルギ公爵が出てくるのが

見えました。

彼らと目が合いました。

 

ルベティはラスタを見るや否や

表情が冷たくなりました。

ナビエの顔色を見て

すぐに優しい表情を作りましたが

一瞬浮かんだ表情は

かなり荒れていました。

エルギ公爵とラスタが先に近づき

2人に挨拶をしました。

 

エルギ公爵は

ナビエが連れている

可愛い令嬢は誰かと

にっこり笑いながら尋ねました。

 

ナビエは、

ルベティを紹介しようと思った時、

ラスタを見て、彼女が

しきりに、ナビエを

お姉さんと呼んでいたことを

思い出しました。

 

ナビエは

新しく知り合った令嬢だ。

確かに可愛い女性だと

ルベティを精一杯褒めた後、

妹にしたいくらい

気に入っていると言いました。

ルベティは驚いて

顔が赤くなりました。

続けてナビエは、

負担に思わなければ、

いつか、お姉さんと

呼んでみますか?と尋ねました。

そして、こっそりラスタを見ると

ナビエが困惑するくらい

ラスタは予想以上に

傷ついた顔をしていました。

 

思っていたよりも

ラスタとルベティの仲は

悪いのかもとナビエは思いました。

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◇皇后は木石◇

その晩、ラスタは

自分のティーパーティには

エルギ公爵以外誰も来なかった。

皆、

ナビエのティーパーティに行ったと

ソビエシュに打ち明けました。

 

ソビエシュは

ラスタが

奇妙なことをしたような口ぶりで

別の日にすべきだったと言って、

ラスタを抱きしめました。

 

ラスタは、

誰も来ないと思わなかったと

ソビエシュに訴えると、

彼は、皇后とラスタが一緒に呼べば

当然、皇后の方へ行くと

答えました。

 

エルギ公爵も、同じことを言ったものの

ラスタは、

皇后に呼ばれていない令嬢の中、

1人か2人は自分のパーティに来ると

信じていました。

けれども、

皇后に招待されていない令嬢でさえ

ラスタのパーティに来ませんでした。

 

エルギ公爵は

皇后と対立していると

思われたくないからだと

説明していましたが、

ラスタの受けた傷は

すぐに消えることはありませんでした。

おまけに、憎たらしいルベティを

皇后が

可愛い妹のようにもてなしたことも

気に入りませんでした。

 

ラスタは、皇后は、

自分のことがとても憎いのかと

ソビエシュに尋ねました。

彼は、

皇后は木石のようだ。

自分の感情にも無頓着なのに

人の感情まで気にしないと答えました。

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◇噂話◇

コシャールは

中絶薬事件が失敗した上に

妹に迷惑をかけたので

失望していました。

彼は、ロテシュ子爵を探ることに

没頭していました。

 

コシャールは何日間か、

ロテシュ子爵を調査したので

彼がラスタを助けているのを

知っていました。

ちょうどロテシュ子爵が

バーに入ったので時間を置いて

コシャールもその中へ入り、

ロテシュ子爵が見下ろせる

2階へ行きました。

店員が注文を取りに来ると

ロテシュ子爵たちを指差し

あの人たちと同じものを。

彼らの会話も持って来てと言って、

店員に小さな宝石を渡しました。

 

コシャールは

椅子にもたれてくつろいでいると

周りから、

皇帝の側室が開いた

ティーパーティと同じ日に

皇后がティーパーティを開いた。

皇帝の側室は平民で

皇后や貴族たちが無視して

いじめているなどと、

話が聞こえて来たので

気楽でいられなくなりました。

 

コシャールは、

しばらく彼らの話を聞いていましたが

その中の何人かは

皇后を理解するように話しながらも

巧妙に、

皇后が側室を苦しめているといった風に

話を広めていることに

気付きました。

公に皇后や側室の肩を持つ人たちより

それらの人の方が気に障りました。

 

初め、コシャールは、

話を主導している人たちは

皇帝側が送った者たちではないかと

疑っていました。

けれども、彼らが

皇帝までひっくるめて

けなしているので

ラスタが送った人たちかと思い

拳を握りしめました。

 

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◇世論の操作◇

ティーパーティから4日後、

パルアン侯爵が訪ねてきて

首都内で広まっている噂について

ナビエに話しました。

 

コシャールも、

その話を聞いたと知らされると

ナビエは、

自分を大事にしている兄が

妹の悪口を聞いて

どれほど気を揉んだかと思うと

心が痛みました。

 

パルアン侯爵は、

コシャールが人の胸倉をつかんで

噂を探ろうとしなかったので

あまり怒らないようにと言いました。

ナビエは、怒っているのではなく

悲しんでいると言いました。

 

パルアン侯爵は、さらに当惑し

たじたじしながら

ラスタを稀代の悪女にすると

言いましたが、ナビエは、

自分は国と国民のことを

考えなければならないので

ラスタのように、自分のために

世論を操作することはできない

断りました。

そして、自分は

エルギ公爵が世論を操作したと

思っているけれど、

誰がやったとしても愚かだ。

自分とラスタの

どちらが悪役を演じようと

皇帝は他の人に振り回される

主体性のない皇帝と思われ

威厳が傷つく。

世論が悪化すれば統治も難しくなると

言いました。

 

そして、

ソビエシュが廃位になれば

自分も廃位になる。

彼が、どんなに憎いことをしても

自分が皇后の座にいる限り

自分が傷つくことになっても

面倒を見なければならないと

ナビエは思いました。

 

ナビエは、パルアン侯爵に

エルギ公爵を

注視するように伝えました。

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戴冠式の後◇

その時刻、

ハインリは戴冠式を終えた後でした。

彼は、

糊で張り付けたかのように

優しい笑みを浮かべたままでした。

 

東大帝国の使節団として

ナビエが来なかったので

ハインリは大変がっかりしましたが

リルテアン大公の前では、

それを見せませんでした。

 

しかし、リルテアン大公が

笑いこけながら、

ハインリが

まだ王妃を迎えていないのは

ラスタのせいかと尋ねた時、

しばらくハインリの表情が

乱れました。

 

まだハインリが

ラスタに片思い中だと

考えているリルテアン大公は

ハインリの気分を良くしようと

ラスタを精一杯称賛しました。

その間、

和やかに笑っているハインリは

改めてすごいと

マッケナは思いました。

 

しかし、

とても気分の盛り上がった

リルテアン大公が

ラスタが妊娠してから

皇后は彼女を虐げている。

皇后が

ラスタをいじめているところを、

ハインリが直接見ていたら

心が痛くて

耐えられなかっただろうと

ナビエの悪口を言った時、

マッケナは驚きのあまり

開いた口が塞がりませんでした。

しかし、ハインリは

意外な反応を見せました。

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原作6話で

ラスタの侍女探しのために

ナビエ様が開いた

ティーパーティもそうですが

今回のティーパーティ

ラスタは招待の対象ではないので

ナビエ様はラスタを招待しなかったのに

それが分からないラスタは

自分がパーティに

呼ばれなかったことで

ナビエ様に嫌われていると

言いました。

 

そして、ソビエシュに

皇后はラスタを憎んでいると

訴えましたが

以前とは違い、

ラスタをティーパーティ

招待しなかったことで

ソビエシュがナビエ様を責めたり

皮肉を言わなかったのは

以前に比べて、ソビエシュも

変わってきているのかなと思います。

けれども、ナビエ様が

ラスタを憎んでいると思わないなんて

思い違いも甚だしい。

ソビエシュはナビエ様を

木石だと思っているので

何を言っても、何をしても

傷つかないと思い、

平気でひどい態度を

取っていたのかと思いました。

 

58話で、

確かに、ナビエ様は

ソビエシュから

貴重な指輪を贈られても、

感動しませんでしたが、

それはナビエ様が、

指輪をもらっても、

嬉しくなかっただけのこと。

ナビエ様とクイーンが一緒にいる姿を

ソビエシュが

一度でも見たことがあれば

ナビエ様に感情がないなどと

言うことはなかったと思います。

ソビエシュにひどいことをされて

密かに泣いていたことに

気づいていれば、

ソビエシュも愚かな行動を

止めていたかもしれません。

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