自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 58話 マンガ 53話、54話 クイーンが去ってから心から笑えていないナビエ

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58話 肖像画でしか見たことのないナビエと直接会い、目の前でお茶を飲んだルベティは、夢見心地で歩いていましたが・・・

◇ラスタ vs. ルベティ◇

ルベティは、

皇后が自分に笑いかけ

数日後のティーパーティ

招待してくれたので、

ワクワクしました。

 

自分の焼いたクッキーを

ティーパーティ

持って行くことを考えながら

回廊を歩いていると

ラスタが腕を組んで

ルベティを待ち伏せしていたので

嬉しい気持ちが失せてしまいました。

 

元々美しかったけれど

今のラスタは

天使のように見えました。

けれども、

ルベティはラスタに興味がないし

昔も今も、ラスタが嫌いでした。

 

ラスタは、

皇后に何か話したかと

ルベティに尋ねました。

ルベティは何の話かと尋ねましたが

ラスタは

アレンと赤ちゃんの話と言えず

口をもぐもぐさせていました。

口に出すのも不安でした。

 

利口なルベティは、

ラスタは皇帝の側室になった後も

過去に囚われ、

過去がばれると困ると

思っていることに

気が付きました。

 

ルベティは

あまり心配しないように。

ラスタのことを

皇后の前で話すほど

ラスタに価値はないと、

にっこり笑って冷やかしました。

そして、ルベティは

ラスタが兄と付き合っても

貴族になれなかったように

皇帝のおもちゃになっても

皇族になれないと言うと、

ラスタは怒り狂い

ルベティを平手打ちしました。

 

彼女はラスタを

叩き返そうとしましたが

ラスタのお腹の中に

誰が入っているかを思い出し

悔しいけれど

歯を食いしばりました。

 

ルベティは、

暴力をふるうなんて下品で卑しい

息巻きました。

ラスタは

怒りがこみ上げてきましたが

ルベティの頬を叩いたことを

後悔しました。

ルベティがこのことを

父親に話したら

ロテシュ子爵がどう出てくるか

恐怖を感じました。

きっと、また、

お金をせびるだろうと思いました。

そして、ラスタはこのことを

ソビエシュに話すことが

できませんでした。

 

けれども一番悔しいのは

生意気なルベティのために

デビュタントのドレスを

用意することでした。

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◇指輪◇

ナビエは

ソビエシュと夕食を取っている時、

令嬢たちとのティーパーティ

楽しんだようだと言われました。

 

ナビエは、

ラスタやルベティのことで、

皮肉を言われたり、

何か言われるのではないかと

覚悟していましたが、

ソビエシュは腹立たしそうでも

嘲笑う風でもなかったので

元気いっぱいの令嬢たちのおかげで

気分が良くなったと答えました。

 

ソビエシュは、

皇后は仕事に没頭し過ぎるので

たまには息抜きをするように

言いました。

今のソビエシュの態度は

ラスタが現れる前の彼のようなので

どうしたのかと、

ナビエは思いました。

彼女は、

彼の本心を探ってみましたが

わからなかったので、

魔法使いの減少問題について

話を切り出しました。

 

ソビエシュは、

生まれる魔法使いが

減っているだけでなく

魔法使いだった人が

普通の人に戻る現象について

報告を受けたと話しました。

 

領主は一定数の私兵を

持つことができるけれど

魔法使いを雇えるのは

皇室と王室だけなので

魔法使いは

領主と貴族が

皇帝に頭を下げさせるための

源泉でした。

 

もしも、

魔法使いの数が減ったらどうしようと

ナビエは、

しばらく頭を悩ませていると

ソビエシュは、いきなり

笑ってみるようにと言いました。

 

ナビエは笑いましたが

彼は満足せず

鏡を見ながら練習した笑みではなく

本物の笑みを見せるようにと言って

しかめっ面をしたナビエの方へ

手を伸ばし

空中でナビエの口元を

上げるふりをしました。

ソビエシュは、

昔のナビエは自分を見ながら

よく、心から笑っていたと

名残り惜しそうに言いました。

 

ナビエは

今も心から笑っていると言うと、

ソビエシュは

嬉しい時とか、幸せな時の

心からの笑いを

見せて欲しいと言いました。

 

そうするには、

嬉しいことや

幸せなことがなければならないと

ナビエは返事をしました。

考えてみれば

クイーンが去ってから

ナビエは心から笑ったことが

ほとんどありませんでした。

 

意外にも、

ソビエシュはナビエの話に頷き

嬉しいことと幸せなことが

必要だと言うと、

テーブルの上の鐘を鳴らしました。

間もなく侍従が

銀色の蓋が被せてある皿を

運んできました。

ソビエシュに促されて

蓋を開けると

銀色の指輪が現れました。

 

ナビエは、

プレゼントなのかと尋ねると

ソビエシュは

少しがっがりした様子で

他に言うことはないのかと

尋ねたので

ナビエはお礼を言いました。

けれども、ソビエシュは

何かを期待しているのか

ナビエの顔をじっと見ているので、

ナビエは

先ほど、ソビエシュが

笑えと言ったのを思い出し

かすかに笑いながら

もう一度、お礼を言いました。

 

ソビエシュは

まだ言うことはないか、

この指輪を見て言うことは

お礼だけかと尋ねました。

ナビエは、指輪の出自について

説明しました。

 

ソビエシュは唇をビクッとさせ

ため息をついた後、

食べ物を指差して、

食べるようにと言いました。

 

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◇ルベティのドレス◇

ラスタは

スケッチブックを

パラパラめくりながら、

ため息をつき、

どれも、きれいすぎて

気に入らないと言いました。

 

デザイナーは、

もう少し素朴なデザインを

提案しようとしましたが

ラスタは首を振り、

彼女を帰しました。

嫌いな人のために

デビュタントのドレスを

選んでいるので、

きれいなほど

気に入らないという話を

どのようにすればいいのかと

悩みました。

 

ベルディ子爵夫人が

自分が適当にドレスを選ぶことを

提案しましたが、

しかし、ラスタは

そうではないと、

膨れっ面をして答えた時

ナビエが

ティーパーティを開くことを

下女のデリスが知らせに来ました。

 

ラスタは、ナビエが自分を

招待するわけがないと言いましたが

デリスは、ラスタも招待されるから

心配しないようにと言いました。

 

皇后が

あからさまに自分を無視すれば

冷淡に見えるから

体面維持のために

招待状をくれるのではないかと

ラスタは期待しましたが、

招待状は届きませんでした。

 

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ティーパーティ

エルギ公爵がラスタを訪れた時

彼女は我慢していた涙を流しながら

ナビエが自分を

ティーパーティ

招待してくれなかった、

自分を孤立させようとしていると

訴えました。

エルギ公爵は彼女を慰めました。

 

ラスタはすすり泣きながら

彼女の

里親になる人は見つかったか

尋ねました。

エルギ公爵は

実際に子供を失くした人を

探そうと思っているので

自分に任せるように言いました。

 

そして、エルギ公爵は話を

ティーパーティに戻し

ラスタはどう対処するのか

尋ねました。

 

彼女は、

招待されていないのに行ったら

笑いものになる。

どうしたらよいのか。

皇后と親しくなれるように

努力しろとは言わないように。

もう十分やって来たけれど

上手くいかなかったと訴えました。

 

彼は、ラスタに

ナビエと同じ日に

ティーパーティを開くことを

提案しました。

 

ラスタは、

自分のティーパーティ

誰も来るわけがないと反論しました。

 

エルギ公爵は

ラスタが攻略しなければならないのは

平民なので

貴族の事情を全く知らない平民の間で

皇后がわざとラスタと同じ日に

ティーパーティを開いたと

噂をさせればいいと言いました。

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相手がきっと喜んでくれると思って

ワクワクしながら

贈り物を用意したのに

期待外れの反応をされたら

がっかりするのも当然だと思います。

 

けれども、ソビエシュに対して

ナビエは疑心暗鬼になっていて

ソビエシュの行動一つ一つに

裏があるのではと

考えている以上、

いくら貴重な指輪をもらっても

心から笑えないのは

仕方がないと思います。

後にナビエは

以前、欲しがっていた指輪を

ソビエシュから贈られますが

その時も、

彼女は戸惑っただけでした。

 

ナビエが欲しいのは

高価な贈り物ではなく

彼女のことを愛し

彼女のことを考え

寄り添ってくれる人。

 

高価な贈り物では

ナビエは幸せになれないことを

ソビエシュが、

気付けていたら良かったのにと

思います。

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