自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 83話 マンガ80話 離婚法廷 再婚が認められソビエシュの怒りが爆発

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83話 離婚法廷の日がやって来ました。

◇人生が変わった!◇

皇帝宮の人たちは

普段も親切だけれど

この数日は特に親切になり

自分と親交を深めたがっている貴族が

話しかけてくるので、

ラスタは自分の人生が

丸ごと変わったと実感しました。

 

ラスタが散歩をしていると

貴族たちは

皇后のことを同情しながら

ラスタに接近してきました。

彼らが

ラスタと交際したいと思っているのは

明らかでした。

 

離婚法廷の日

ラスタは自分が皇后になったら

人々の視線が、

どのように変わるのかを想像しながら

笑いました。

 

今でこそラスタは

皇后が嫌いでしたが

最初から嫌ではありませんでした。

皇后に少し同情するけれども

自分に転がって来た幸運を

蹴ってまで

皇后を助けたいとは思いませんでした。

今、自分が

皇后を同情する立場になったので

ラスタは気分が良くなりました。

 

侍女のデリスは、

ラスタの下で働くことが、

とても誇らしいと言いましたが

ラスタは、

デリスは仕事ができないし

性格は良いけれども、

それが皇帝に対しても同じなら

自分の下で働かせることはできないと

思いました。

そして、

ベルディ子爵夫人についても

皇后の侍女が

子爵夫人では恥ずかしいし

忠誠心も疑われるので

彼女も

辞めさせるつもりでした。

 

ラスタが離婚法廷に

着ていく服を選んでいると

エルギ公爵がやってきました。

エルギ公爵は、

ラスタが皇帝と皇后の離婚のことを

自分に秘密にしていたと言って、

ラスタを非難しました。

ラスタは、

皇帝に秘密にするように

言われていたからだと弁解しました。

 

そして、ラスタが黙っていたのは

エルギ公爵が留守だったからと

話すと

彼は鳥がうるさかったからと

答えました。

 

エルギ公爵は、ラスタに、

離婚法廷に出席するのかと

尋ねました。

ラスタは、出席するので

何を着ようか悩んでいると答えると

エルギ公爵は、

自分がドレスを選ぶと提案しました。

 

彼は、

これからは

ラスタの時代であることを

示すためにと言って、

最も華やかできらめくドレスを

選びました。

 

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◇離婚法廷◇

法廷には、高位貴族、官吏、彼女の両親

西王国から戻ったばかりの

パルアン侯爵が到着していました。

 

ナビエが正面を見ると、

それまでは、

ナビエとソビエシュの

2人でいたところに

ソビエシュが1人で立っていました。

大神官は中央の檀上に立っていました。

ソビエシュの後ろには

真っ白で優雅なドレス姿の

ラスタが見えました。

 

いつもは飾り気のない、

すっきりしたドレスを着るラスタが

新年祭にでも着るような

ドレスを着ていたので

ナビエは、

TPOにそぐなわない、あのドレスでは

彼女が派手に見えることを

誰も教えてくれなかったのか

疑問を感じたものの

自分には関係ないと思いました。

 

さて、

いよいよ離婚法廷が始まりました。

 

ナビエは大神官に近づきました。

彼は、ソビエシュが

離婚を要求していることを告げ

離婚をすると、皇后として受けてきた

すべての権利をはく奪され、

神に誓った夫婦の縁は切れる、

それでも離婚を受け入れるかどうか。

離婚を望まなければ

離婚訴訟を進めることができる。

と告げました。

 

ナビエは

離婚を受け入れると答えました。

その時、ラスタの口元に、

うっすらと笑みが浮かんだのを

ナビエは見ました。

そして、ソビエシュは、半分は安堵

半分はすまなさそうな顔で、

ナビエを見下ろしていました。

虚飾かもしれないけれど

本心かもしれないと

ナビエは思いました。

 

今まで自分は彼の良い仲間で

完璧な皇后だった。

彼が彼女を連れて来るまでは

喧嘩をしたこともなかった。

彼は愛のために

そのような自分を突き放すけれど

最後の瞬間まで

彼はいい夫であり

いい皇帝でありたいだろう。

自分と自分の家門が

皇后の座を離れないと

意地を張ることで、

遅々として進まない離婚裁判を

やりたくないだろう。

ソビエシュはそんな男で

皇帝だとナビエは思いました。

 

パルアン侯爵が抗議しながら

ナビエの元へ駆け寄ろうとしましたが

近衛兵たちに取り押さえられました。

 

◇再婚承認を要求します◇ 

大神官は少し怒った顔で

離婚に異議はないのか

ナビエに尋ねました。

 

大神官はナビエが裁判を起こし

戦うことを望んでいました。

けれども、今まで

離婚裁判で勝訴した皇后は

1人もいませんでした。

 

けれども、数年間の裁判の間

人々は皇帝とその側室を

笑い物にすることを、

大神官とナビエの家族

友人たちは

それを望んでいました。

 

しかし、離婚裁判を行えば

皇帝の名声を傷つけるけれど

ナビエの名前にも

傷が残ることになる。

ナビエに道徳的な問題が

生じるわけではないけれど

他の国の王との再婚を考えている

ナビエは、

複雑なことが絡まった状態は

ハインリとの再婚に

なんの役にも立たないと思いました。

 

ナビエはもう一度

離婚を受け入れると告げました。

 

大神官はギュッと目を閉じました。

あちこちから

嘆息が漏れました。

けれども、続いてナビエが

「再婚承認を要求します。」

と大神官に告げた途端

大神官は目を大きく見開き

周囲は静寂に包まれました。

皆、自分たちが何を聞いたのか

確信できない顔で

目くばせしていました。

ソビエシュとラスタは、

とても奇妙な顔をしていました。

 

大神官が、

再婚相手は誰かと尋ねると

ナビエは、ハインリが

隠れていると思われる場所を

指さしました。

 

待っていたかのように

半透明のベールを被った男が

愉快に笑い出しました。

 

もう出てきてもいいかと言う声に

静寂が消え

騒めきが大きくなりました。

男は歩き出し

ナビエの隣に立ちました。

 

ナビエは

自分の再婚相手だと言って、

ハインリを紹介しました。

 

ナビエはにっこり笑って

隣に立つハインリを見ました。

ハインリは、

こんな反応は想定済みという顔で

肩をすくめました。

 

ナビエは、

復讐を望んではいなかったけれど

何となく愉快な気分になりました。

けれども、愉快なのは

ナビエとハインリだけで

人々のざわめきは

収まりませんでした。

 

ソビエシュは、ナビエを見つめて

あり得ないと叫びました。

ラスタも当惑しているようでしたが

彼女が見ていたのは、

ソビエシュでもハインリでもなく

エルギ公爵でした。

エルギ公爵は、

前からハインリが来ていたことを

知っていたのに

驚いたような演技をしていました。

 

大神官は混乱していましたが

ナビエとハインリに

結婚するのは、

本気かどうか尋ねました。

ハインリは、ナビエを

王妃として迎えたいと

言いました。

 

ソビエシュは空笑いをして

人の国で

何をしようとしているのかと

ハインリに尋ねました。

彼は、平然と

プロポーズだと答えました。

 

ソビエシュを刺激しようとしている

ハインリに

大神官は眉をしかめ

彼の名を呼ぶことで

ハインリに警告をしました。

 

ハインリは、純粋で哀れな表情をして

急なことだけれども、

この機会を逃すと

遅くなるので、急いで駆け付けた、

どうか再婚を承認してほしい

大神官に訴えました。

 

ナビエは、不安を感じながらも

大神官が承認してくれると

思っていました。

 

ソビエシュは、

ハインリが離婚法廷に出席したのは

明らかに違法だと

大神官に訴えましたが

大神官は、ナビエの再婚と

ハインリの結婚の承認をしました。

 

ハインリは、にっこり笑い、

ソビエシュは

大神官から後頭部を

拳で殴られたかのような

顔をしていました。

 

ソビエシュは何か言おうとしましたが

大神官が手を上げて、

その場にいる人たちを静かにさせ

離婚法廷の終了を宣言しました。

 

大神官は、

ハインリとナビエに近づくように

言いました。

男が変わったこと以外

昔、結婚誓約をした時と

同じ構図でした。

 

大神官は苦笑いをしながら

夫婦を祝う言葉を述べましたが

以前のように

情熱的ではありませんでした。

結婚を承認したものの

混乱している状況を

非常に不快に思っているようでした。

 

ハインリは大神官にお礼を言い、

きちんとした式に招待をすると

大神官に伝えると

彼は、すでに結婚を承認したのだから

呼ばなくてよい、と返事をしました。

そして、華やかな結婚式を開いて

たくさんの人を招待するようにと

低い声でハインリに忠告しました。

 

また、大神官はナビエに、

彼女を信じて、再婚請求を承認したが

これも決して容易な道では

ないということを

伝えました。

 

一方、ソビエシュは

爆発寸前の火山のようでした。

ラスタの口元から

笑みは消えていました。

ソビエシュの額と拳には

血管が浮き上がっていました。

ナビエとソビエシュは目が合いました。

2人とも無言でした。

周りは大騒ぎしているけれども

ナビエは台風の中心にいるような

静けさを感じ

何も考えていませんでした。

 

これから、何が起こるのか

漠然としながらも

上手くいく自信がありました。

 

しかし、ソビエシュの瞳は

怒りに満ちていました。

そして、

彼はナビエに近づいていきました。

 

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第1話の冒頭

「再婚承認を要求します。」の

シーンに、

ようやくたどり着きました。

マンガでも読みましたが

文章だけでなく

絵が入っていると

より感動が増しました。

ナビエとハインリの結婚が認められて

本当に良かったです。

 

大神官は、

ソビエシュが、ナビエ様との離婚を

申請したことに

納得がいかなかった思います。

だから、ナビエ様が、

離婚を承認しないことを

望んでいました。

まさか、ソビエシュが

子供が生まれた後、

ラスタと離婚し、

ナビエ様と再婚するとは

思っていなかったので、

離婚することで、

ナビエ様の行く末を

案じていたと思います。

ナビエ様のことが心配だからこそ、

ハインリとの再婚を認めるかどうか

一瞬、迷いましたが、

大神官の言葉通り、

ナビエ様なら大丈夫だと思い、

再建を認めたのだと思います。

それと、子供の時からの妻である

ナビエ様を捨てるソビエシュへの

見せしめだったのかもしれません。

 

ナビエ様と離婚して

ラスタとの子供が皇族の子として

認められた後に

ナビエ様と再婚するという

相手のことを全く考えない

ソビエシュの自分勝手な計画が

公衆の面前で、

粉々に砕け散った瞬間は

読んでいて、スカッとしました。

 

ところで、

マンガを読み返すと

セリフが追記されたり

削除されたり、

別の絵が追記されたりしています。

それに気づいてしまう程

マンガを読みまくっていると

いうことなのですが・・・(^^;)

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