自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作84話 あらすじ ラティルに関心のないアイニとカルレインへの思慕

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84話 怪物に怪物呼ばわりされたラティルでしたが・・・

 

浮気者

この怪物は、

誰に怪物と言っているのか。

ラティルは呆気にとられました。

けれども、怪物は

本当に面喰った様子でした。

たじたじと後ろに下がる様は

怖気づいているようにも

見えました。

 

それを見たラティルは、

あの怪物がどうしてああなのか

分析している場合ではない、

相手が我に返る前に、

追い詰めなければならない、

根拠のない力を持つようになった時は、

根拠を知る前に、

いったん、行使しなければならない、

事態の把握ができていないのは

相手も同じ。

 

と素早く判断を下し、

口元に笑みを浮かべ、

 

くたばれ!

 

と叫んで怪物に突進しました。

 

しかし、

先にラティルに飛びかかりながら

はじかれてしまった怪物は、

反射的に向きを変え、

考える暇もなく、逃げ出しました。

 

トゥーラと

関連があるかもしれないので、

いったん怪物を捕まえようと

考えたラティルは、

できるだけ早いスピードで

怪物を追いかけました。

しかし、明かりもなく

ラティルの背の1.5倍の高さがある

茂みの迷路に入ると、

追跡が容易ではありませんでした。

相手の気配すら感じられなくなると

ラティルは追跡するのをやめて、

迷路から出て来ました。

 

ラティルは、

無理して追いかけて、

奇襲されるよりはまし。

先程は、どうして

怪物がはじかれたのかは

わからないけれど、

また同じことがあるとは限らないと

考えました。

 

ラティルは来た道を戻って

部屋へ行こうとすると、

それ程遠くない所に

カルレインが

立っているのが見えました。

 

いつここに来たのかと

ラティルが尋ねると、

カルレインは、目が覚めたら、

彼女がいなかったので

探しに出たところ、

彼女は、

不思議な男を追いかけていた、

あれは誰なのかと聞きました。

 

彼女はわからないと答えると、

カルレインは、

ラティルが危険なことをしたのを

不満に思っているように、

声に少し力を入れて、

知らないのに追いかけたのかと

非難しました。

 

ラティルは仕方がないと返事をして、

部屋の方へ歩きながら、

襲撃者が誰なのか

1人1人確認して

追跡したりしないからと

言い訳をしました。

 

カルレインは、

お嬢様を襲撃したのかと尋ねました。

ラティルは、その人が

襲撃するために来たのではなく

怪しげに通り過ぎていたので

追いかけたと答えました。

すると、カルレインは

 

ご主人様!

 

と口にしたので、

ラティルは「シーッ」と言うと

外にいる時は

自分と2人だけの時も、

ご主人様と言わないことにしたと

注意しました。

そして、襲撃者は自分に見つかると

襲ってきた、

その人は、人間ではないようだった、

口の形が異常だったと話しました。

 

カルレインは、

いきなり追いかけられて、

恐くなかったのかと

ラティルに尋ねました。

彼女は、

そこまで考えなかったと答えました。

 

カルレインはラティルの返答に

困ったというような

顔をしていました。

ラティルが無謀すぎると

思っているようでした。

しかし、部屋の近くまで来ると

カルレインは軽く笑いながら

首を横に振ると、

 

こんなところは相変わらずです。

 

と言いました。

 

私が何をしたって?

 

とラティルが尋ねると、

カルレインは返事の代わりに

ごく自然に

ラティルの手を握りました。

 

この最中に?

 

とラティルは当惑して尋ねましたが、

カルレインは

 

この最中ですから。

 

と平然として答えました。

 

ラティルは、

カルレインの大きな手で

完全に包まれた両手を見下ろすと

変な気分になり、

視線をそらしました。

 

ラティルはカルレインが

たまに浮気者のようだと

言いました。

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◇カルレインの手◇

翌朝、ラティルは

ヒュアツィンテが用意してくれた

灰色のドレスを着て、

髪を一つに結ぼうとしましたが、

彫像のふりをした時に、

灰白色に変わってしまった髪は、

あまりにも硬くて、

ブラシで

梳かすこともできませんでした。

鏡の前で

うんうん唸っているラティルに

カルレインが近づき、

手でラティルの髪を

梳かし始めました。

 

カルレインは、

いつ髪の色が戻るのか尋ねました。

ラティルは、わからない、

早く戻ればいいと答えました。

 

カルレインは、

灰白色が嫌いかと聞くと、

ラティルは、

そうではないけれど、

今は硬すぎると答えました。

 

ラティルはカルレインの手に

頭を任せたまま

ため息をつきましたが、

彼は、

ラティルが3㎝も梳かせなかった髪を

不思議なくらい

きれいに梳かしていきました。

しかも痛みを感じませんでした。

そのせいで、

ラティルは急に眠くなりました。

 

カルレインは、ラティルに

少し休むかと尋ねましたが、

彼女は、服がしわくちゃになるし、

朝の約束もあるからと答えました。

すると、ラティルは

耳の周りをかすめて

通り過ぎた手を感じて鳥肌が立ち

背中を真っ直ぐにしました。

目を丸くして、頭を上げると

カルレインは片方の口元を

少し上げて

 

お休みにならないなら、

起きなさい。

 

と言いました。

 

ラティルは、

 

傭兵王!

 

と抗議しましたが、

カルレインは返事をする代わりに

ラティルの額にキスをし、

背中を押して椅子から立たせると、

 

行きましょう。

 

と声をかけました。

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◇視線の先◇

ヒュアツィンテの使いが

案内した場所へ行くと、

すでに彼とアイニは

席に座っていました。

しかし、2人の雰囲気は

全く夫婦らしいところが

ありませんでした。

愛のない政略結婚をした夫婦でも

最低限、パートナーとしての

愛情や友情、好感が

存在することはあるけれど、

この2人には、

それが全くありませんでした。

やはり、

あまり仲が良くなさそうだと

ラティルは思いました。

それだけでなく、

2人だけでいるのが

気まずかったのか、

ラティルとカルレインが来ると、

2人とも、そちらへ顔を向けました。

しかし、アイニは

カルレインを見るや否や、

顔の筋肉が強張り、

頭を下げました。

そして、彼女がいたずらに

フォークを弄んでいるのを

じっと見たラティルは、

 

また、ああしている。

本当に何の関係もないの?

違うんじゃない?

 

と思いました。

ヒュアツィンテも首を傾げながら

アイニの顔を見上げるほどでした。

 

不審に思いながらも、

ラティルはアイニに近づき

ヒュアツィンテとの打ち合わせ通り

「ラトラシル皇帝の秘密特使サディ」

と偽の身分を名乗り、

誰にも知られずに

話したいことがあるので

直接やって来たと挨拶をしました。

 

アイニは

フォークから手を離して、

小さく頷きましたが、

すぐにカルレインの方を見ました。

ラティルは、

自分には全く関心がないようだと

思いました。

アイニの瞳が磁石のように

カルレインに引き付けられると

再びヒュアツィンテは

首を傾げました。

そして、ラティルと目が合うと、

彼女に座る場所を指示しました。

ラティルは席に着きましたが、

アイニは相変わらず

カルレインを眺めていました。

その視線に、カルレインが

気付かない訳がなく、

そのせいなのか、

彼は、あえて傭兵王ではなく

タリウム皇帝陛下の側室カルレイン」

と自己紹介したので、

ラティルは慌てて、

自分たちは秘密特使なので、

彼が来たことは秘密にして欲しいと

頼みました。

けれども、相変わらずアイニは

ラティルに無関心なので、

少しは自分のことも見て欲しいと

思いました。

けれども、アイニは

誰が見ても、わざとラティルを

無視しているのではなく

気が遠くなって、

もう一方は気にもならないという

様子でした。

 

アイニが、

 

側室ですか・・・

 

とショックを受けた声で呟くと

カルレインは「はい」と

淡々と答えた後、

ラティルの隣に座りました。

カルレインの態度も相変わらず、

あの人のことは知らない、

何の関わりもないという態度でした。

 

ラティルは、アイニを横目で見ながら

2人が知り合いではなく

アイニがカルレインに

一目惚れしたのではないかと

思いました。

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◇ラティルに関心がない◇

食事中、ラティルは

タリウムでも、

死んだはずの

トゥーラ皇子と思われる人が

ずっと問題を起こしている話をした後

ロードの復活に関する伝説を

教えました。

 

幸い、アイニも

本格的に話をし出すと、

わざとカルレインから視線をそらし、

きちんと話をしました。

その中には

驚くべき話もありました。

 

あなたが、そう言ってくださると

私の頭がおかしくなっていないと

確信が持てて嬉しい。

 

とアイニ。

 

サディです。

 

とラティルが言うと、

サディ卿とオウム返しするアイニ。

ラティルは、彼女の視野に

自分が全く入っていないと

感じました。

 

続けて、アイニは

 

初めてヘウンが

私の前に現れた時は

姿さえ見せなかった。

しかし、私の侍女が死に

死体が消えた後は、

姿を現すようになった。

私は、ヘウンが

侍女の死体を食べたから

そうなったと思っている。

 

と話しました。

 

ラティルは、

トゥーラ皇子とヘウン皇子が

手を結んだのかもしれないと

話しました。

 

それに対してアイニは、

ロードが復活して、

2人が同時に

闇に染まったのではないかと

反論しました。

 

ラティルは、

自分で自分の名前を呼ぶのは

変だと思いながらも、

ラトラシル皇帝は

トゥーラ皇子がロードだと

考えていると話しました。

 

アイニは、ヘウンが

ロードである可能性はないかと

尋ねました。

 

ラティルは、

自分の知る限りでは

トゥーラ皇子だけれど、

確実なことは何もないので、

可能性は低いけれど

ヘウン皇子がロードかもしれないと

答えました。

そして、2人とも亡くなっているので

再び眠らせなければならないと

言いました。

 

ヘウン皇子はアイニの恋人だったので、

彼女が、この言葉を

不快に思うのではないかと思い、

ラティルは

アイニの顔色を窺いましたが

彼女もラティルの意見に

同意しました。

ラティルは安心して

ヒュアツィンの方を向き、

 

ラトラシル皇帝は、

ヘウン皇子様とトゥーラ皇子様、

その他の悪しき存在についての

情報を共有し、協力して、

このことを一緒に解決したいと

思っています。

 

と伝えました。

 

ヒュアツィンは、

考えることもなく

 

当然、そうします。

 

と即答しました。

ラティルはアイニを見ると、

 

私も誠心誠意お手伝いすると

伝えてください。

 

と言いました。

 

食後はコーヒーを飲みながら、

秘密にかつ迅速に

連絡を交わす方法について

話し合っているうちに

朝食だけで

1時間半かかってしまいました。

 

皇帝の多忙な業務を

知っているラティルは、

ヒュアツィンテの

邪魔をしないために、

暇乞いの挨拶をすると

彼女の予想通り、

ヒュアツィンテは

とても忙しかったのか、

ラティルの挨拶を受けるや否や

すぐに席を立ちました。

 

ラティルは、

アイニがヒュアツィンテと一緒に

席を立つのを待っていましたが、

いくら待っても、

彼女が動こうとしないので、

先に立ち上がり、

アイニの貴重な時間を

奪うことはできないと告げて、

カルレインを

連れていこうとした瞬間、

挨拶まで返してくれたアイニが

2人を呼び止めました。

ラティルが振り返ると

アイニはカルレインを

見つめていました。

ラティルは、

アイニとカルレインを

交互に眺めました。

 

アイニが立ち上がり、

自分たちに近づきました。

ラティルは、

彼女とカルレインの間に挟まると、

自分が気の利かない人に

なりそうな気がして、

後ろに下がりました。

それが気に入らないのか、

カルレインは眉をひそめました。

 

アイニはカルレインの前に来ると、

彼と話がしたいと告げました。

ラティルは

親指で自分の肩越しを指差し、

自分は先に行くと言おうとしましたが

彼女が口を開く前にカルレインは

公的なことは

サディ卿に申し上げた方がいいと

無味乾燥な声で堅く断りました。

 

その言葉を聞いたアイニは

ラティルを見つめたので、

彼女は上げていた手を下しました。

アイニは、再びカルレインを見ると、

彼は、先ほどよりも感情のない声で、

側室の立場で私的な話を

聞くのは難しいと言いました。

 

その言葉に、アイニは

とても悲しそうな顔をしましたが、

カルレインは、さっと挨拶をすると

ラティルに

早く行こうと合図をしました。

 

ラティルは今にも崩れ落ちそうに

ぼんやりと立っている

アイニをちらっと見ましたが、

後ろ髪を引かれながらも、

いったん、その場を離れました。

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◇理不尽な気分◇

その時刻、

タリウムの宮殿に到着した

サーナット卿は

アイニを見るラティルのように

理不尽な気分で、

自分を歓迎している皇帝を

前にしていました。

 

皇帝は、サーナット卿を労い、

いつも彼にばかり、

たくさん仕事を任せていると言って

謝りました。

 

ラティルは、皇帝になった後も、

真剣に命令を下す時でなければ、

サーナット卿と侍従長には、

以前のような話し方を

固守していました。

侍従長は、先帝の時から

侍従長だったので、

部下と言うよりも、

父親の友達や叔父の感覚で、

サーナット卿は幼い時から

一緒に訓練をしてきたので、

騎士たちの口の利き方で

話をするのが習慣になっていました。

 

目の前の皇帝は、

そんなラティルの言葉遣いと習慣を

そのまま使っていて、

顔も笑い方も同じでしたが、

サーナット卿は眉をひそめて

 

どなたですか?

 

と尋ねました。

 

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偽皇帝を見て、

すぐに偽者と見破るなんて

さすがサーナット卿だと思い、

嬉しくなりました。

そして、ラティルに

痛みを感じさせず

彼女の髪を梳く

カルレインの優しい手を

羨ましく感じました。

その一方、

カルレインに冷たくされるアイニが

ちょっぴり可哀そうで、

これがカルレインではなく

他の人だったら、

もう少し優しい対応をするのにと

思いました。

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