自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作83話 あらすじ カルレインに執着するアイニ

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83話 私たちは知り合いかとカルレインに尋ねたアイニでしたが・・・

◇変な気分◇

カルレインの目に

また、それかという気配が

漂っていました。

表情に変化はないものの、

夢の中で見た愛に満ちた瞳と

この無味乾燥な視線を比べれば

アイニに、

それがわからないはずは

ありませんでした。

 

カルレインは、先ほど話した通り

アイニのことは知らないと

答えましたが、

彼女が何か言おうとしたので、

彼は、アイニが

カリセンの皇后だということは

知っていると言いました。

 

アイニは混乱して瞬きをしました。

先ほど見た夢の中では

あれほど優しかった人が、

今は無味乾燥に接しているので

彼女は訳が分からなくなりました。

 

アイニは、カルレインに

夢を見たと言いましたが

彼は興味がないと返事をしました。

そして、

皇后が皇帝に怒っているのなら、

直接、皇帝に

怒りをぶつけるように、

じっとしていた自分のお嬢様に

八つ当たりをしないで欲しい、

見ていて違和感を覚えたと

言いました。

 

アイニは夢の話をするの止めて

首を振り、

自分は八つ当たりをしていないと

反論しました。

夫が連れて来て

部屋の中に隠している女に、

不快な好奇心を感じ、

それが誰なのか確かめるために

訪ねたけれども、

危害を与えるつもりは

ありませんでした。

カルレインを見てからは、

彼の方へ神経が集中し、

他に関心がありませんでした。

カルレインの言う

「うちのお嬢様」で覚えていることは、

彼女の灰白色の髪が

無理矢理伸ばしたヘチマのように

ゴワゴワしていたことだけでした。

 

カルレインは、

アイニがわざと気絶したふりをして、

彼女の侍女たちを利用し、

うちのお嬢様に

濡れ衣を着せようとしたのではないかと

尋ねました。

 

アイニは、侍女たちが

その女を追い詰めたことさえ

知らなかったので、首を振り

カルレインの言葉を否定しました。

そして、自分は本当に

気絶していたと言いました。

 

カルレインは、話がそれだけなら

帰ると言って背を向けました。

アイニは手を伸ばしましたが、

先ほど、彼のマントを掴んだ

アイニの手を

カルレインが振り切ったことを思い出し

手を下しました。

 

扉が閉まり、1人になると、

アイニは、

どうしてなのかわからないけれど

変な気分になりました。

慌てて浴室に入り、鏡を見ると、

目の縁が赤くなっていました。

 

お嬢さんて、

どうしてあの女が

あなたのお嬢さんなの?

 

アイニは、しきりに、

そのような気がしました。

 

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◇不思議な感情◇

カルレインは応接室を出ると、

廊下の両側に並んで立ち、

自分を凝視する護衛と侍女たちを

発見しました。

皆、一様に

不満そうな顔をしていました。

臆するかもしれない状況だけれど

数百人もの聖騎士に

囲まれたことのあるカルレインは、

騎士と侍女が何人か

剣を持って睨んでも

怖くありませんでした。

カルレインは彼らを無視して、

廊下の中央を歩きました。

 

しかし、廊下を通って階段を降りる時、

アイニの使いで

彼を迎えに来た侍女は、

不満そうな声で

カルレインを呼びました。

そして、彼が振り返って、

侍女と目が合うと、彼女は、

 

言動に気をつけなさい。

皇后陛下に失礼なことをしたら、

あの犬の毛みたいな女と一緒に

砂漠のど真ん中で

目覚めることになる。

 

と警告しました。

 

カルレインは表情でも言葉でも

反応することなく、

背を向けて階段を降りました。

侍女は、その態度に逆上して、

顔をしかめました。

なぜ、皇帝は

あのような者を宮殿に入れたのか。

舌打ちした侍女は、

応接室に入りました。

すでに、他の侍女たちが、

ソファーに座っているアイニを

取り囲んでいました。

 

アイニは衝撃に浸った姿だったので、

彼女を心配した侍女たちは、あの男が

陛下に無礼なことをしていないか、

ドアから出てきたのを見た瞬間、

陛下に対するまともな礼儀を

備えていないことがばれたと、

アイニを慰めました。

 

皇帝と皇后の仲が悪いので、

彼女たちは皆、アイニの味方でした。

そんな中、

皇帝が連れてきた怪しい女の

もっと怪しい連れが、

アイニを苦しめたと思い、

彼女たちは、

ひどく腹を立てていました。

 

しかし、アイニは

突然、自分の中に現れた

不思議な感情のために、

頭の中が騒々しいほど

混乱している上に

良い意図であることは

分かっていても、

横で侍女たちがしきりに騒いでいると

疲れたし、頭が痛くなったので、

1人でいたいと言って

ソファーから立ち上がり、

寝室に入って

扉を閉めてしまいました。

すると、侍女たちは、

やはり、あの死体のような男が

無礼な振る舞いをしたと言って

歯ぎしりしました。

 

一方、アイニは

部屋に入るや否や

跪いて、扉にもたれて座ると、

しきりに思い浮かんでくる

カルレインの優しい微笑みを消そうと

頭を叩きました。

 

その時、扉を叩く音がしたので、

アイニは1人でいたいと言いましたが、

侍女は申し訳なさそうに

皇帝が来たと告げました。

 

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◇側近とその恋人◇


部屋の中に入って来たヒュアツィンテは

アイニの顔色が青いのと、

首筋の冷や汗を見て驚きました。

 

アイニは、休みたいので、

早く用事を済ませて帰って欲しいと

遠回しに言うために、

少し休めば治ると淡々と言いました。

 

ヒュアツィンテは、

それを予想していたのか

にっこり笑うと、

皇后が休むために、

言いたいことだけ言っておくと

前置きをして、

アイニが、

ラティルからもらったメモを

覚えているかと尋ねました。

 

彼女は「はい」と答えると、

ヒュアツィンテは、

アイニの前に、

まだヘウンが現れているかと

尋ねました。

 

アイニは、

その質問の意図がわからなかったものの

「はい」と答えました。

するとヒュアツィンテは、

 

相談することがあるから

少し時間が欲しい。

ラトラシル皇帝が、

それについてきちんと議論するために

彼女の側近である、

皇后の侍女たちと

トラブルになりそうだった

灰白色の女性と、一緒にいる男を

密かに自分に送って来た。

 

と説明しました。

 

彼の言葉に、

アイニはあの女が、

侍女たちの想像するような理由で

宮殿に滞在しているのでは

ないことがわかり

虚しく笑いましたが、

男に対する話に、

自然に関心が湧きました。

 

アイニはさりげなく

2人ともラトラシル皇帝の側近かと

尋ねました。

 

ヒュアツィンテは妙な表情をして、

正確に言えば、

片方は側近で、

もう片方は恋人だと答えました。

 

その答えに、アイニは、

なぜだかわからないけれど

一瞬、目頭が熱くなりました。

そのせいで、彼女は思わず

 

彼女の方が恋人で、

男性が側近なのでしょう?

 

と感情の入り混じった質問を

してしまいました。

 

ヒュアツィンテは首を傾げながら

アイニを見つめたので、

彼女は口をつぐんで俯き

首を振ると、

いつ時間を取ったらよいか尋ねました。

ヒュアツィンテは、

翌日、朝食を取りながら話すことを

提案しました。

アイニは大丈夫だと答えました。

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◇喧嘩ではなく急用◇

その時刻、

ゲスターが送って来たメモを

受け取ったロルド宰相は

妻と膝を突き合わせて

話し合いを始めました。

 

今の皇帝は偽者で、

数日前に追い出された皇帝が

本物だというのは本当でしょうか?

 

と妻。

 

本当だと思います。

うちのゲスターは素直で

とても賢いから。

 

とロルド宰相。

 

それなら、チャンスです。

皇座を巡って争った時、

アトラクシー公爵ほど

前に出なかったせいで、

功臣の座から追い出されました。

 

と妻。

 

この機会に功臣の座を得ようか。

 

とロルド宰相。

 

その言葉を聞いて、妻は頷きました。

けれども、ロルド宰相は、

息子が送って来たメモの端を

折ったり広げたりを

繰り返していました。

何となく判断を下せないよう様子に

妻は、どうしてなのか、

他の考えがあるのかと尋ねました。

 

彼は、1人でやって

うまく行けば良いけれど

レアン皇子とその支持者が、

偽者を偽者だと分かっていながら

本物だと言って

突っぱねられることを

心配していると答えました。

妻は頷きました。

 

もしも、宮殿にいる皇帝が偽者なら、

レアン皇子が偽者を助けているのは

明白な事実でした。

最初から偽者が本物になったのも、

レアン皇子が途中で

偽者をかばったからでした。

もしかしたら、レアン皇子は

この機会に偽者を操り人形にして、

自然に、自分が皇位

継ごうとしているのかもしれないと

言いました。

 

妻はその意見に同意し、

アトラクシー公爵に

助けを求めることを提案しました。

アトラクシー公爵と聞いて

反射的に、ロルド宰相の表情が

しわくちゃになりましたが、

妻は指で夫の額の皺を伸ばしながら、

2人が仲良くないのは

知っているけれど、

貴族の中で息子を側室に送ったのは

自分たちと

アトラクシー公爵家だけなので、

今、力を合わせるとしたら

アトラクシー公爵家だけだと

話しました。

 

ロルド宰相は

分かっていると答えました。

けれども、彼は、

アトラクシー公爵は狸だから、

今回のことがうまく解決したら、

すぐに皇帝の元へ駆けつけ、

彼らのおかげで、

無事に解決したと自慢するだろうと

言いました。

 

妻は、自分たちも自慢すればいい、

まずはアトラクシー公爵に会うように

夫に勧めました。

 

ロルド宰相は、

妻の厳しい言葉に

反論できませんでしたが

気分はほぐれなかったのか、

腕を組んで深呼吸すると

 

これははっきりとさせておきます。

アトラクシー公爵に会ったら、

あなたの息子は、

顔に全ての気が集まっているので

頭が働かないけれど、

うちの息子は、能力値が

均等に、分配されていると。

 

と宣言しました。

 

妻は、アトラクシー公爵に

喧嘩を売る気なのかと批判すると、

ロルド宰相は口をぎゅっと閉じて

執事を呼び、

 

アトラクシー公爵に

急いで話したいことがあるので

会いたいと伝えてくれ。

今日は喧嘩ではなく、急用で。

 

と指示しました。

 

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◇モンスター◇

真夜中、ラティルは

フクロウの鳴き声で

目を覚ましました。

壁の反対側にあるベッドでは、

カルレインが微動だにせずに

横になっていました。

 

ソスラン卿はサーナット卿に

会えただろうか。

タッシールは暗号を

理解しただろうか?

 

自分を支持してくれる人が多くなれば

宮殿に入って、

堂々と偽者と張り合える。

もちろん支持者たちを連れて行っても

母と兄は言い逃れをするだろうけれど、

彼らが一方的に勝たないという

自信がありました。

 

ラティルは、

カルレインから流れてくる

かすかな映像に気付き、

彼を見つめました。

今回は倒れていないけれど、

彼が悪夢を見ているせいで

心が弱まっているようでした。

 

彼女はカルレインのベッドに近づき、

その前に座りました。

ベッドに頭をもたれて、

カルレインの指を見ていると

朧げな映像が頭の中に浮かびました。

 

床に赤い宝石がうず高く敷かれていて

そこに、あのドミスという女が

横たわっていました。

顔は見えませんが、

おそらく彼女でした。

そして、そばにカルレインが

横たわっていました。

 

本当に好きだったみたいですね。

いつも、この女の夢を見ています。

 

ラティルは、

カルレインの指先を

爪で押さえようとしましたが、

彼を起こさないように、

手を上げました。

そうしていると、

誰かの声が聞こえてきました。

 

来世では、

あなたに私を愛させない。

 

悲しそうな女の声でした。

 

ドミス?

彼女が言っているのだろうか?

でも、彼女は

あそこに横になっている。

それなら、誰がその話をしたの?

 

疑念を抱いた瞬間、

幻想が消えてしまいました。

ラティルは起き上がって

ベッドへ歩いて行きました。

変なところで切れて、

誰が言ったのか気になったものの

重要なことではありませんでした。

翌朝、アイニ皇后と一緒に

朝食を取る時に

失言するといけないので、

そろそろ寝なければと思いましたが、

窓の隙間から奇妙な空気が

漏れてきたので

ベッドに横になったものの

再び起き上がりました。

 

カーテンを半分開けて外を見ると

派手な服を着た男が

足元に煙を敷いて歩いていました。

 

あれは何なのか、

あの煙はどこから出てきたのか、

ラティルは不審に思ったので

そっと扉を開けて

男が通り過ぎた所へ

行ってみました。

男の姿は見えませんでしたが、

彼が通り過ぎた所に

煙が固まったように残っていたので

後を付いて行くのは

難しくありませんでした。

 

その男は噴水台の所に立っていました。

ラティルの足音を聞いたのか

男は彼女の方に頭を向け

ラティルを見ると

わざと煙を流したわけではないと

いった顔で

大きく目を開きました。

 

(誰だ?)

 

しかし、

すぐに表情が険悪になり、

男は口を大きく開けて

ラティルに飛びかかってきました。

 

あれは人間じゃないの?

 

ラティルは、

普通の人の3倍に開いた口と

その中にぎっしり生えている歯を見て

半歩後ろに下がりました。

その一方で、

素早く剣を探しましたが、

剣はありませんでした。

 

ラティルは男を蹴って、

横に身体を転がそうとした瞬間、

その不思議な男が、

何かに遮られたように、

見えない壁にぶつかったように、

後に数歩下がり、

首をわなわなさせて

ラティルを見ました。

彼女は、その怪物が

1人で、なぜそれをしているのか

全くわかりませんでした。

しかし、不思議なことに

その怪物は驚いた表情で

尋ねました。

 

お前・・・怪物。

誰なんだ?

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人より3倍口が大きく開き

歯がぎっしり生えている男は、

屍鬼でしょうか。

想像するだけで不気味です。

ラティルが半歩下がった気持ちが

よくわかります。

 

カルレインの幻想の意味は?

なぜアイニは

カルレインの夢を見るのか。

謎だらけで、先が気になります。

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