自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作85話 あらすじ ラティルに小言を言う普段は無口なカルレイン

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85話 サーナット卿は、すぐに偽者を見破りました。

◇言い訳◇

サーナット卿は、

ラティルがロードである

可能性があるのかと、

レアンに尋ねると、彼は、

 

妹がこんなことになり、

私も気の毒だと思うけれど、

仕方がない。

私は、この国を

守らなければならない皇族だ。

妹を助けるために、

世の中の人を

見殺しにするわけにはいかない。

妹が私の立場だったら、

同じ行動をしていたはずだ。

利口な子だから。

 

と答えました。

 

レアンの話を聞きながら、

サーナット卿は、

視線を落としました。

つられてレアンも

サーナット卿の足元を見ましたが

何もなかったので、

サーナット卿は、

この状況が気に入らなくて

ああやって立っているのだろうと

レアンは考え、舌打ちしました。

 

レアンは、サーナット卿が

どのくらいラティルを好きか

知っているけれど、

父親もラティルのことを心配して

調査を命じていた。

その時、サーナット卿は

ラティルを調べることに

反対していた。

そのことをラティルが知れば

傷つくだろうと言いました。

 

サーナット卿は、

今もラティルが

傷ついてるのではないかと思い

心配していると言いました。

 

領地から戻って来たサーナット卿が、

皇帝の元へ報告しに行くと、

彼は、皇帝に向かって

「どなたですか?」と尋ねました。

念のため、その場にいたレアンは

サーナット卿が

偽者を見破ったと思い、

偽皇帝に、

しばらく席を外して欲しいと頼み、

彼に事情を説明しました。

幼馴染のサーナット卿と

このことで

反目したくなかったからでした。

しかし、全てを説明しても、

サーナット卿は不満そうな様子なので

レアンは心を痛めました。

 

彼は、

ラティルがロードでないことが

確実になれば、全てを返すし、

ラティルがロードなら、

もはやラティルではない。

ラティルがロードでなければ

自分の弟だ。

サーナット卿に自分を助けて欲しい。

彼が近衛騎士として、

今まで通り任務を遂行すれば、

偽者を疑う人ははるかに減ると

説得しました。

 

レアンの真剣な声に、

サーナット卿は、無言で

ずっと足元を見下ろしながら

深くため息をつくと、頭を上げて

 

わかりました。

そうしましょう。

 

と返事をしました。

 

レアンはほっとして

にっこり笑うと、

サーナット卿の肩を抱いて

お礼を言いました。

サーナット卿は

レアンのためではなく、

先帝のためだと言いました。

レアンは憎たらし気に笑うと

サーナット卿の背中を叩きました。

 

彼は、偽皇帝が誰なのか、

自分が仕える人なので

情報がないと困ると言いました。

 

しかし、レアンは

その質問には答えず、

今まで通りやれば、

あちらがよく従うと言いました。

そして、到着したばかりで

疲れているところへ、

重い話をしたことを謝罪し、

帰ってゆっくり休むように

告げました。

 

サーナット卿がいなくなると、

レアンは疲れた足取りで

ソファーへ向かい、目を閉じると、

頭をソファーの背にもたれました。

 

ラティル、

きちんと食事をしているだろうか。

おとなしく、神殿に

行くことはできないのか?

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◇ソスラン卿からのメモ◇

サーナット卿は騎士団の宿舎へ

戻る代わりに、

困ったことがある度に行く

飲み屋へ向かいました。

 

ところが、

酒とおつまみを頼んで席に座ると

店員が、

コップと硬いパンの入った皿と一緒に

メモを渡しました。

サーナット卿はメモを握って

店員の方を見ましたが、

彼はサーナット卿に目もくれず

別の場所へ行ってしまいました。

 

サーナット卿は

ラティルからのメモかと

思いましたが、

メモを書いたのは

近衛騎士団のソスラン卿でした。

そこには、

皇帝が偽者であること。

詳しい話は会った時に話す。

サーナット卿が来るまで、

毎日午前0時に、

西門水車の横の

大きな木の近くで待つと

書かれてありました。

サーナット卿は時間を確認しました。

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待ち伏せ

その夜、

わざとあちこち歩き回って

時間をつぶしたサーナット卿は、

約束の時刻より1時間早く、

西門を出ました。

そこから10分程歩くと

巨大な水車があり、

その付近には大きな木が

たくさんありました。

ソスラン卿は、

まだ来ていないようでした。

 

そこにずっと立っていると

怪しまれると思ったサーナット卿は

水車管理人の使用する建物へ入り

そこでソスラン卿を

待つつもりでした。

 

サーナット卿は中へ入ると

明かりとして

使えそうなものはないか

周囲を見回しました。

そして、何かを発見すると、

ある場所に視線を向けましたが、

それと同時に

2つのランプが点灯しました。

光の中に、

椅子に足を組んで座っている

レアンが現れました。

サーナット卿と目が合うと、

レアンはため息をつき、

 

君に私を選んで欲しかった。

 

と残念そうな声で呟きました。

彼の両脇には、近衛騎士が

ぞろぞろ立っていましたが、

ソスラン卿はいませんでした。

サーナット卿は

見慣れた部下たちの顔から眼をそらし

ソスラン卿はどこにいるのか

尋ねました。

 

サーナット卿は、

ソスラン卿が嘘をついたとは

思いませんでした。

彼がサーナット卿に残したメモを、

レアンが先に発見したのが

問題だっただけでした。

 

レアンは、サーナット卿を

ソスラン卿と

同じ所へ連れて行くと言って、

近衛騎士たちに、

彼を捕まえるように命じました。

それと同時に、

剣を抜く音がしました。

何人もの騎士たちが、

一斉に剣を抜く音は驚異的でしたが、

サーナット卿は平気で

自分の剣を取り出しました。

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◇拘束の方法◇

翌朝、食事を終えたラティルは、

もしかしたら、

怪しい怪物の正体がわかる痕跡が

残っているのではと思い、

カルレインを連れて、

迷路の庭園に入りました。

しかし、歩き回っても

何も見つからなかったので、

ラティルは茂みから漏れて来た

ラベンダーの香りを嗅ぎながら

黒林の暗殺者は

タッシールに会っただろうかと

尋ねました。

 

カルレインは、

このようなことが専門なので、

いつでも話は

良く伝わるだろうと答えました。

 

次にラティルは

サーナット卿のことを尋ねると

カルレインは、

そろそろ宮殿に

戻っているのではないかと

答えました。

 

ラティルは、

タッシールと連絡が取れたら、

ゲスターとラナムンと大神官を

説得するように伝えると

言いました。

 

カルレインは、

大神官に話したら

危険ではないかと言いましたが、

ラティルは、むしろ彼は

自分の汚名を

晴らしてくれるのではないかと

言いました。

 

そして、

しばらく真剣な話をしながら

歩いている途中で、

迷路の庭園の端に到着し、

広い風景を目にしたラティルは、

その話を止めて、

ずっと気になっていた、

アイニのことについて

再び尋ねました。

 

ラティルは、カルレインに、

アイニと本当に

知らない間柄なのかと聞くと、

彼は、彼女がその話をするのも

嫌なのか、

さらに顔をしかめました。

 

ラティルは、

何を怒っているのかと

カルレインの脇腹を

肘で突きながら尋ねると、

彼は腕を伸ばして

ラティルを引き寄せると、

怒る時は、きちんと怒ると

言い張りました。

 

ラティルは、

 

見せて、うん、見せて。

 

と笑いながら、

ふざけてばかりいたので、

カルレインは、

ラティルと完全に向き合いました。

そして、溜め込んでいたものを

吐き出すように、

小言を言い出しました。

 

正直言って、ひどいです。

 

何が?

 

アイニ皇后は誰ですか?

 

誰かって、

カリセンの皇后です。

 

見知らぬ女です。

 

親しくないから、

そう呼ぶこともできます。

 

ところで見知らぬ女が

しきりに私に視線を送ってきます。

しかもお嬢様の前で。

 

そのようですね。

 

私は誰ですか?

 

見たことのある男?

 

お嬢様の恋人です。

 

ラティルは恋人と聞いて

気まずそうに笑いましたが、

ラティルが怒れと言ったせいか

カルレインは、つっけんどんに

小言を言い続けました。

 

お嬢様の恋人に

見知らぬ女が色目を使い、

それを見ながら、

席を外してあげようかと

合図するなんて、

そういうことを

してはいけないのでは

ないでしょうか?

 

ラティルは、

いつ席を外すと合図をしたのか、

ありもしないことを

でっち上げるのかと非難すると、

カルレインは、

 

昨日の朝。

言わなかったけれど、

話そうとしたと思います。

全て見ました。

 

と答えました。

 

カルレインは、

いつそれを見たのだろうか。

ラティルは、

彼をいたずらに刺激したことを

後悔しました。

何も言わずに静かにしていたから

からかっただけなのに、

前日の朝のことまで

言い出すなんて。

カルレインは普段は無口だけれど、

言いたいことを少しずつ溜め込んで

機会があると、

吐き出すタイプだと思いました。

 

カルレインは、自分が

他の人を見ているのではないかと

心配になることはないかと

尋ねました。

 

逆にラティルはカルレインに

他の人を見ることがあるのかと

尋ねました。

 

カルレインは、

見ないつもりだけれど

気にしてくれたら嬉しい。

自分の周りに

他の女性が来るだけでも

警戒して欲しい。

自分はハンサムな男だからと

答えました。

 

そんな風に見えなかったのに、

カルレインは

自分がハンサムであることを、

よく知っているみたいだと

ラティルは呟きました。

 

ラティルは、

そんなことをしたら

カルレインが拘束された気分に

なるのではないかと

心配している。

自分はカルレインを信じていると

告げました。

カルレインは、

 

私は拘束されるのが好きです。

ご主人様。

 

と急に耳元で囁いたので、

ラティルはぞっとして、

彼の足の甲を

踏んでしまいました。

そして、

ラティルの身体がふらつくと、

カルレインは肩を抱いて、

彼女がバランスを取るのを

助けてくれました。

ラティルは、

しばらくよろめいた後

咳ばらいをして、

再び、カルレインの足の甲を

痛くないように踏みました。

 

カルレインは、

何をしているのかと尋ねると

ラティルは

足の指の拘束と答えました。

 

カルレインは「幼稚だ」と言って

ため息をついたので、

気まずくなったラティルは、

かっとなり、

 

なぜ、ため息をつくの?

拘束してくれって言ったのに。

 

とカルレインを責め立て、

彼を押しました。

ところがラティルが何度押しても

彼はそのまま立ち尽くしていました。

ラティルは彼を押すのを止めて、

腕を組んで睨みつけると、

ようやくカルレインは

怒ったふりをするのを止めて、

かすかに笑いながら、

 

私が望んでいる拘束が何なのか

ご主人様は

見当がつかないようなので、

お望みならお手本をお見せします。

 

とからかいました。

 

ラティルは、

やってみるように言いました。

すると、カルレインは

ラティルの両肩に手を乗せると、

そのまま肩から腕へと手を下して

両手首を握りました。

そして、瞬く間に、

ラティルの手の力が抜けるような

姿勢にさせ、

両手首が痛くならないように

そっと握って笑いました。

 

お嬢様を捕まえてしまいましたね。

 

何をするのかと思って、

じっとカルレインを

見守っていたラティルは

目を大きくして

カルレインを見つめ、

こういうのが好きなのかと

尋ねました。

 

カルレインは「はい」と

返事をしたので、

ラティルは、

他の女性たちが

カルレインに関心を示す度に、

こんなことを

しなければならないのかと

尋ねると、

カルレインは、

我慢できないと言わんばかりに

ラティルの手を放すと、

唇を噛み締めて、

笑いを堪えながら、

肩を震わせていました。

それを見たラティルは、

ようやく自分が

完全にからかわれたことに

気づきました。

 

ちょっと、傭兵王。

 

とラティルが呼んでも、

カルレインは肩を震わせていました。

ラティルは、

笑わないで行こうと言って、

カルレインの腕を引っ張りました。

 

そのまま何歩歩いたのか、

急に茂みをかき分ける音が聞こえ

誰かが急いで近づいて来ました。

ここでの自分は

タリウムの特使なので

ラティルはカルレインの腕を放し、

音が聞こえてくる方を向きました。

 

意外にも早いスピードで

歩いて来たのはアイニでしたが

歩いているというより、

ほとんど

走っているようなものでした。

 

どうしたのかと

ラティルが呟いていると、

カルレインの鼻先まで

迫ったアイニは

ラティルを押しのけ、

彼の胸倉を引っ張りながら

 

何をしているの!

今すぐ、私を見なさい。

バカ!お願いよ!

 

と叫びました。

 

ラティルは驚いて横に退くと

アイニを見ました。

皇后らしくない話し方、

目に溜まった涙。無念の声。

 

先程、カルレインは

このような時に

自分を助けてくれと言いましたが、

本当に何かあるみたいだと

ラティルは思いました。

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普段は無口なのに、

ラティルに小言を言ったり、

笑うのを堪えるために

肩を震わせているなど、

カルレインの本来の姿を

垣間見たような気がしました。

カリセンで、

密な時間を過ごした

ラティルとカルレインの関係が

今後、どのように変わっていくのか、

そして、

アイニのカルレインの態度など、

気になります。

 

目的のためには、

幼馴染でさえ容赦しないレアン。

大賢者になれるくらいなので、

賢いだけでなく、

性質も良い人なのかと

思っていましたが、

残酷な面も持ち合わせていると

感じました。

 

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