自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作142話 あらすじ ヒュアツィンテに、ならず者にされたラティル

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142話 久しぶりにタッシールの登場です。

◇間に入る?◇

1人は、陛下に

一番愛していると言われました。

もう1人は、陛下が

歴訪に連れて行かれます。

それでは、一体、

若頭は何なのでしょうか?

 

ヘイレンは力なく吐き出しましたが

タッシールは

不機嫌そうな様子もなく、

笑い出すと、

 

愛しているというのは

誰にでも言えるし、

歴訪はラナムン様とゲスター様の

どちらかを連れて行くから、

問題ない。

 

と答えました。

ヘイレンは、軽く首を振りながら

タッシールは

肝が据わっていると言いました。

しかし、彼が他の側室たちのように

相次ぐ2つのニュースに

全く傷ついていないので

安心していました。

泣きべそをかいて

落ち込んでいるより

元気な方がいいと思いました。

 

しかし、歩いていたタッシールは

突然、どこかを見ると

自分の後ろへ来るようにと

ヘイレンに手で合図をしました。

言われたとおりにすると、

遠くない所でトゥーリが

威張っているのが見えました。

 

トゥーリは、皇帝が

一番クラインを好きだという噂は

信頼できない。

誰が、その噂を広めたのかと

使用人たちに尋ねていましたが、

噂の出所は

はっきりしませんでした。

すると、トゥーリは、

それは、ただの噂で

皇帝は、

歴訪に連れて行く唯一の人として

ゲスターを選んだと、

大声で叫ぶと、

まるで予期せぬ登場人物を

紹介するかのように

手のひらを広げて、

どこかに向かって手を上げました。

ところが、その直後、

使用人たちは驚いて、

後に下がり、頭を下げました。

トゥーリは驚いて後ろを振り向くと、

彼の手が差す方向に

クラインが腕組みをして

トゥーリを見下ろしていました。

その顔は、

 

お前、死にたくて、

おかしくなっているのか。

 

と言いたそうでした。

 

トゥーリは、手を下げると

一歩、後に下がり、

クラインに挨拶をしましたが、

彼の表情は変りませんでした。

トゥーリは困って

地面を見下ろしました。

彼はクラインが大嫌いでしたが

ゲスターのためにも、

こんなことで、これ以上、

彼と絡みたくありませんでした。

 

しかし、クラインが

主人も、その父と侍従も

嘘をつくのは同じだと

同時に3人の悪口を言ったので、

トゥーリは

我慢できなくなりました。

そして、クラインが

皇帝がゲスターを

歴訪に連れて行くなんて、

聞いたことがないと言うので、

トゥーリは、

皇帝が連れて行くのは

ゲスターだから、クラインが

話を聞いているわけがないと

答えました。

 

こんなことまで全て

教えなければいけないことに

トゥーリは困惑した気持ちを

抑えながら返事をしていましたが

クラインがゲスターに

嫉妬していることに気がつきました。

そうでなければ、クラインが

突然、近づいてくるわけが

ありませんでした。

 

トゥーリは

急に気分が良くなりましたが、

努めて、それを

顔に出さないようにして、

自分は皇帝を利用して

嘘はつかない。

皇帝は、ゲスターを連れて行くと

直接、秘書を送って来て伝えたと

言いました。

 

そんなはずはないと叫ぶクラインに

トゥーリは、

直接皇帝に聞くようにと

堂々と答えました。

そして、

歴訪に付いて行くのは皇配の仕事。

皇帝がゲスターを連れて行くのは

皇配の席に

ゲスターを考えていることに

他ならないと付け加えました。

 

遠くない所で、

その様子を見ていたヘイレンは、

また喧嘩だと舌打ちをして、

タッシールに

止めなくてもいいのかと尋ねました。

しかし、彼は、

 

面白いのに、どうして?

 

と答えました。

タッシールは、

むしろ楽しみながら、

この事態を見守っていました。

 

ヘイレンは、

クラインは性格が悪いので、

あのままでは、

また、あの侍従が殴られると

ひそひそ囁きました。

 

しかし、タッシールは

笑いながら手を振り、

 

いくらクライン皇子がバカでも

前にトゥーリを殴って

ひどい目に遭ったから

まさか、また人前で

殴ったりしないだろう・・・

 

と言い終わる前に、

ドスッという音がして、

トゥーリが飛んで行きました。

 

ヘイレンが、

「ほらね」という目をすると

タッシールは、

 

ああ、あのバカが。

 

と言いながら、

急いで、そちらに近寄りました。

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◇ラティルはならず者◇

おとなしくしていると思った

クラインが、

ゲスターの侍従の顎を折ったと聞いて

ラティルは、どういうことなのかと

サーナット卿に尋ねました。

 

彼は、

ゲスターが歴訪に付いて行くことを

トゥーリが自慢したので、

クラインは腹を立てた。

トゥーリは、一発で

湖まで飛ばされたと

淡々と答えました。

 

最近、クラインは

あまり問題を起こさなかったのに

あの性格は本当に困ったものだと

ラティルは思いました。

トゥーリのケガは、

大神官に治療をしてもらって

すっかり良くなったと

サーナット卿は報告しました。

 

彼女は、同時に届いた

ヒュアツィンテからの

手紙の返事を読みました。

 

なぜ、こんなことを自慢するの?

私の国にも、

昔、ゾンビはいなかった。

けれども、

人魚はいたという話はある。

本当かどうかは分からない。

私は見たことがないから。

 

私が思うに、もしも人魚がいたら

ラティルに似ていると思う。

人魚は穏やかに笑いながら、

こちらへ来いと手招きするけれど

行かなければ、引きずって行って

頭を水につけて怒るんだって。

それだけではない。

船が通る度に歌を歌って

通行料を取るんだって。

ならず者じゃないの?

 

この話を聞いて、すぐに

私はラティルを思い浮かべた。

あなたは私の人魚みたい。

私は、

あなたに捕まった船乗りだろうか。

いつ私の魂を開放してくれるの?

 

この人は、

一体何を言っているの?

遠回しに

私のことをならず者だって言っている?

兄弟揃って

私をからかっているの?

 

無駄に長い

ロマンティックな悪口を言われて

ラティルは

口をパクパクさせていると、

こっそり近づいてきたサーナット卿が

ラティルの肩越しに手紙を読みました。

そして、遠回しではなく

堂々とならず者だと書いてあると言って

その部分を指差しました。

ラティルは、口を尖らせて

彼を睨みつけました。

 

サーナット卿が指を下ろすと、

ラティルは手紙をひっくり返し、

引き出しから真っ赤な便箋を

取り出しました。

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◇背中に感じる身体◇

歴訪に出発する日は

ひときわ暑い日で

メロシーに到着した時は、

皆、汗びっしょりになり

ハンカチで首筋を拭っていました。

 

領地の城門を通り過ぎると

ラティルは、

ゲスターの乗った馬車の窓を

コンコンと叩きました。

窓を開けて、ゲスターが顔を出すと、

彼女は、手で彼の顔を扇ぎ、

もうすぐなので、

少しだけ我慢してと言いました。

ゲスターは、ラティルが

手で扇いだのではなく、

唇に手が触れでもしたかのように

顔を赤くして頭を下げて、

「はい」と答えました。

 

何人かの騎士が、小さく笑うと

ゲスターは、目を左右に動かして

途方に暮れました。

その姿を見たラティルは、

窓を閉めようとしましたが、

周りを見回すと

領地の人たちが見物に来ていたので

ゲスターに、窮屈なら、

出てくるように。

彼を見て、人々は

喜ぶかもしれないと言いました。

 

メロシーの人たちは

一時期自分たちの領地で過ごした

皇太女が

皇帝となって帰ってきたので

街に出てきていました。

しかも、馬車に乗っている人が

誰なのか

気になっているようでした。

 

ゲスターは、

未来の皇配かもしれないので、

彼らがゲスターを見れば喜ぶだろうと

ラティルは考えました。

 

ゲスターは、

予想外のラティルの提案に

躊躇して、

すぐに答えられませんでした。

代わりにトゥーリが

すぐに出ると

あたふたと答えました。

 

ゲスターは、トゥーリの方を向くと

どうして勝手に答えるのかと

抗議しているようでした。

ラティルは、馬の上から

再び、馬車の窓枠を叩くと

嫌なら、無理にでなくていいと

言いました。

 

その言葉を聞くや否や、

ゲスターは慌てて、

馬車の窓から、頭と手の両方を

外へ出しながら、

 

出て行きます。

陛下のそばにいます。

 

と言いました。

 

ラティルが合図すると、

すぐに御者は馬車を止めました。

ラティルは

扉を開けようとしましたが、

ゲスターは勝手に扉を開け、

ボールのように

飛び出してきました。

 

緊張しすぎているみたいだけれど

大丈夫だろうか。

 

ゲスターの姿は

頼りなかったけれども、

彼女は彼に向かって

手を伸ばしました。

彼は、

 

一緒に乗るのですか?

 

と尋ねると、ラティルは

 

別々に乗るつもりなの?

 

と答えました。

 

ゲスターは予想できない事態に

戸惑っていましたが、

断る代わりに、

ラティルの手を握って、

すっと馬に乗り込みました。

すると、彼は、馬が動いた途端、

すぐに落ちそうなくらい、

ラティルの腰に

慎重に手を付けたので、

彼女は、笑いながら

ぎゅっと握るようにと勧めました。

ようやく、ゲスターは

両手でラティルにしがみつきました。

思ったよりも、丈夫で厚い腕が

ラティルの腰をつかむと

自然に固い胸がラティルの背中に

密着しました。

背中に当たっている

ゲスターの身体が大きくて、

ラティルは、手綱を

ぎゅっと握りました。

 

そして、

ゲスターを意識しているせいか、

彼が自分を呼ぶ声が、

以前聞いた本音のように、

低くて色気があるので、

ラティルの耳元に

熱が上がってきました。

ラティルは乾いた唾を飲み込み

無駄に手綱を動かしました。

 

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◇苦笑いする人◇

美しい恋人同士が

白馬の上で寄り添っている姿は

名画の一場面のようで、

皇帝が領地を訪れると聞いて

見物に来た人たちは、

皇帝が連れて来た噂の側室を見て、

歓呼し喜びました。

 

ゲスターが躊躇いながら

一度、手を振ると、

人々は彼のことがもっと好きになり、

あの愛らしい

春の花のような側室は誰なのかと

騒ぎました。

 

みんなが楽しんでいたので、

暑い中の歴訪で

疲れていた人々も

元気を取り戻しました。

この光景を後ろから眺めていた

サーナット卿は、

苦笑いをしました。

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ヒュアツィンテが

一番手紙の中で言いたかったのは

自分の心は、

いまだに、ラティルに

囚われたままだということではないかと

思います。

けれども、

それを言うための前置きが

ちょっとひどいと思います。

昔、タリウム

ゾンビがいなかったことを

ラティルが自慢していると

勘違いしたために、

ヒュアツィンテは、

少し意地悪をしたのかもしれませんが

よりによって

クラインが問題を起こした時に

手紙が届いてしまったので、

よりラティルの機嫌を

悪くしてしまいました。

 

私は、サーナット卿とラティルが

くっ付いてくれればいいと

思いつつも、

ヒュアツィンテとラティルが

元のさやに戻って欲しいとも

思っています。

けれども、今回のお話のように、

2人がすれ違う場面を見ると

ラティルとヒュアツィンテが

再び、恋人同士になるのは

無理なのかなと思いました。

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