自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

私の夫と結婚して ネタバレ 2話 本当に生き返ったことに気づいた美紗

2話 死んだはずの美紗は生き返り、しかも10年前に戻っていました。

 

友也を見て、

ガタガタ震える美紗に、彼は

どうかしたのか、

顔色が悪い、大丈夫か

早退した方がいいのではと

言いました。

しかし、美紗は、

自分が死ぬ直前に、

死ぬ時くらい、おとなしく死ね。

人の人生を

ぶち壊そうとするからだ。

偽善者め、と

友也が暴言を吐いたことを

思い出しました。

 

具合が悪いなら、

薬を買って来ると

友也は言いましたが、

美紗は突っぱねました。

今までとは

態度が変わった美紗の腕を

友也はつかみ、

急にどうしたのかと尋ねましたが

彼女は、「放して!」と叫んで

彼の手を払い退けました。

そして、自分に話しかけるな、

こちらを見るなと叫んでいると、

麗奈がやって来て、

美紗にどうかしたのかと

尋ねました。

彼女は、死ぬ直前に、

自分はこれからも生きて行く。

後は死ぬだけの美紗とは違うと

言って泣いていた麗奈を

思い出しました。

 

美紗は、死んだ後まで、

友也と麗奈が

自分に付きまとうかと思い、

思わず「ウザッ」と呟きました。

麗奈は、

今、何ていったのかと

美紗に尋ねました。

 

彼女は、

麗奈のムカつく顔と

正面から向かい合うのは

初めてでした。

美紗は、夢の中ででも

麗奈を殺したいと思いました。

 

その時、部屋の外まで

声が聞こえたと言って、

住吉が美紗を呼び、

大丈夫かと心配しました。

そして、

部長が美紗を呼んでいたので

早く行った方がいいと助言しました。

 

美紗は、

一体ここはどこなのか。

静かに死なせてほしいと思いました。

10年間の、

フルカラーの鮮明な記憶の中で

1人だけ霞んだ白黒で登場し

知り合いなのに、

よそよそしい感じのこの人は

誰だったかと美紗は考えましたが、

机の上の名札を見て、

彼は、U&Kフードの部長の

鈴木亘だと分かりました。

彼は、背が高くて、

いつも同じスーツを着て、

必要なこと以外、

絶対に話さない人でした。

美紗は、今いる場所が

10年前に

勤めていた会社であることに

気がつきました。

 

鈴木部長は、

会社で公私混同は困ると

注意したので、

美紗は謝りました。

そして、部長は、

書類の最終チェックまで

完了したので

このまま進めるように。

急ぎの業務がなければ、

もう帰っても大丈夫だと

言いました。

彼が渡した書類の上には

ハンカチが置かれていました。

 

部長は、

感情のコントロール

実力のうちなので、

私的な事情で

同僚に迷惑をかけないようと

注意しました。

 

美紗は、部長に謝ると

その場を離れようとしましたが

ゴミ箱につまずき、

転びそうになったところを

部長が美紗の腰を腕で抱えて

助けてくれました。

 

美紗は、やっぱり夢だ。

そうでなければ、

こんなことはあり得ないと

思いました。

 

大丈夫か。

だいぶ具合が悪いようだと

心配する部長。

こんなに近くで、

部長を見たことがあったかと

思う美紗。

 

彼女は大丈夫だと答えて

急いで立ち去りました。

美紗は、早くここから離れよう。

この地獄のような時間を

もう一度過ごすのは

嫌だと思いました。

 

美紗は、

エレベーターに乗りながら、

一体、何のために、

どうして生き返ったのか。

記憶になかったことが起きたのは

どうしてなのかと考えました。

 

そしてエレベーターが停まっても

乗ったまま降りない美紗に、

エレベーターを待っていた

従業員が声をかけると、

彼女は謝りながら、

エレベーターを

降りようとしましたが、

足がもつれて転んでしまいました。

その時、10年前に一度だけ、

部長の前で転んだことを

思い出しました。

 

心配してくれる従業員に

大丈夫だと答えると、

美紗は逃げるように去りました。

どうして、死んだ後も

恥をかかなければならないのかと

思いました。

 

外へ出ると、

満開の桜の木から

花びらが舞っていました。

友也から

電話がかかってきましたが、

憎らしい奴だと思い、

無視しました。

 

これから、どこへ行こうか。

今日、1回きりの夢かもしれない。

どうして、よりによって、

友也と結婚した10年前なのか。

もし、これが夢でなければと

考えていると、

部長から電話がかかってきました。

彼は、

追加書類が回って来たので、

住吉に送っておいた。

出勤したら確認するようにと

指示しました。

美紗は、明日、確認すると

返事をすると、部長は

明日は土曜日だと言いました。

 

電話を切った後、美紗は、

自分に明日が来るのだろうかと

考えました。

その時、ポケットの中に

何か入っていることに

気がつきました。

何かと思って見てみると、

それは死ぬ直前に

タクシーの運転手から

返してもらったタクシー代と

運転手からもらった飴でした。

 

きっと何もかもうまくいく。

すぐに元気になって、

あちこち走り回り、

仕事もバリバリして、

お客さんのことを

好きで仕方がない男とも

出会えると言っていた

タクシー運転手が、

美紗の父親だったことに

気がつきました。

 

美紗は、

今、自分の身に起こっていることは、

奇跡や幻覚ではなく、

必ず幸せになってくれと

言っていた父親が、

最後にくれたプレゼントだと

思いました。

 

美紗は、

本当に10年前に戻って来た。

もう一度生きて、

必ず幸せになり

父親との約束を守ると思い、

父親に感謝しました。

美紗は友也からの電話もメールも

全て無視していたので、

彼女は、

そのようなタイプではないのにと

友也は不思議に思いました。

しかも、カバンを置きっぱなしで

出て行きました。

 

まだ美紗と

連絡が取れていないのかと

尋ねる麗奈。

カバンも届けないといけないので

会社帰りに家に寄ってみると友也。

急にどうしたのかと麗奈。

何か良くないことでも

あったのかと友也。

 

すると、麗奈は

デパ地下で美味しい物でも買って

一緒に行くことを提案しました。

美紗もきっと喜ぶと言う麗奈に

友也は同意しましたが、

部長に、まだ勤務中だ。

終業時刻まで

仕事に集中しろと注意され、

睨まれました。

謝る友也と麗奈。

 

友也は、なぜ部長は

いつも自分にばかり絡むのかと

不思議に思いました。

 

一方、麗奈は

自分からのメールを無視する美紗に

イラついていました。

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美紗は、

部長の顔も、よく覚えていなくて

死ぬ前に乗った

タクシーの運転手が

自分の亡き父親であることも

気づかないほど、

いつも下を向いて

生きていたのでしょうか。

人の顔をまともに見られないほど

自信がなくて

みんなに嫌われていると

思っていたのでしょうか。

マンガでは、

死から蘇ったばかりの美紗は

友也と麗奈への恨みと憎しみで

ひどい顔に描かれています

けれども、美紗が、

新しい人生を手に入れたことで、

今までの自分とは

違った選択をし、

自信をなくす前の美紗を

取り戻してくれることを

期待しています。

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