自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

私の夫と結婚して ネタバレ 34話 麗奈が美紗を不幸にしたがる理由

34話 酔っていませんでしたが、美紗は部長とキスをしました。

 

これからも部長と

一緒に出勤するのか、

今は、

どのような関係になったのか。

考えるだけでも恥ずかしくなる美紗。

部屋の扉を開けると、

いきなり部長が

目の前に立っていたので驚きました。

 

部長の体調について尋ねる美紗。

お陰様で大丈夫だと答える部長。

 

昨日、あんなことがあったのに、

部長はいつも通りだと

思っていると、

突然、彼は謝りました。

 

キスしたくせに、

謝るなんて信じられない。

自分は一睡も

できなかったのにと思い、

美紗は、謝らなくてもいい。

昨日のことは、

互いに忘れようと言いました。

 

それは、どういう意味かと

部長が尋ねると、美紗は

自分も部長も

雰囲気に流されただけだからと

答えました。

 

しかし、部長は

忘れることなんてできるのかと

美紗に尋ねたので、

彼女が、「え?」と聞き返すと

部長は、もういいと言って

昨日、美紗を見送りもせずに

帰らせたことを謝り、

車の中から

大きな花束を取り出しました。

そして、

絶対になかったことなんてできない。

自分たちは間違いなくキスをした。

だから、特別な関係になったと

言いました。

一方、友也はお金を払ったのに、

後輩が、きちんと部長を

調べてくれないことに

腹を立てていました。

 

しかし、後輩は

友也が調査依頼した男は、

U&K会長の鈴木貫一の

実の孫なので、

美紗という女性と

付き合っていることまでしか

調べられない。

そして、自分たちが

とばっちりを食うので、

鈴木亘が鈴木貫一の孫であることは

絶対に黙っているようにと

頼みました。

 

怒った友也は、

調査費を返せと言いました。

しかし、後輩は、

友也の胸ぐらをつかみ、

鈴木亘が美紗と付き合っていて

隣の家に住んでいるところまで

調べたのに、

金を返せとは、ふざけている。

今すぐ消えろと言いました。

麗奈が、

もしもの時に使おうと思い

引き出しにしまっておいた

美紗からもらった御祝儀の50万円が、

どこを探しても

見つかりませんでした。

 

麗奈は、友也が帰ってくるとすぐに、

彼がそのお金を使ったのかと

尋ねました。

しかし、友也は、

金を稼いできた夫に対して

帰ってくるなり怒鳴るなと

文句を言いました。

そして、麗奈が

食事の準備をしていたことに、

悪態をつきました。

 

麗奈はもう一度、

お金を使ったのかと尋ねると

友也は、認めました。

 

麗奈は、

美紗が自分にくれたお金を

どうして使ったのかと

友也を非難すると、

彼は、もう一度、美紗から

もらえばいい。

50万円ではなく、

いっそのこと5000万と

言えばいいと言いました。

 

麗奈は

そんな大金を

美紗は持っていないと言うと、

友也は、

美紗の男は持っていると言いました。

それは、鈴木部長のことかと

麗奈が尋ねると、友也は

部長が会長の孫であることを

麗奈にバラしました。

そして、自分もコネさえあれば、

こんな暮らしをしていないと

愚痴をこぼしました。

 

続けて友也は、

部長が自分のマンションの

隣の部屋を借りて

美紗を住まわせている。

新婚夫婦のつもりなのか、

ムカつくと言いました。

 

麗奈は、

なぜ友也がそのことを

知っているのかと尋ねると、

彼は、ギクッとしましたが、

とある筋から聞いたと

答えました。

 

その話を聞いた麗奈は、

美紗は、

部長が会長の孫だと知っていて、

わざと自分に友也のことを褒めて

部長を取られないように、

彼の悪口を言っていたのだと

思いました。

自分が口説いていたら、

部長は、きっと

自分と付き合っていたと思うと、

麗奈はひどく悔しがり、

悲鳴を上げました。

 

麗奈は、

美紗と部長が本当に結婚するのかと

尋ねました。

友也は、そんなこと知らないし、

うるさいから黙っていろと

麗奈に命令すると、

彼女の分のご飯を取りました。

 

麗奈は、

自分の茶碗を取る理由を尋ねると

友也は、家から米まで

全部、自分の金で買った。

だから、麗奈に

ご飯を食べる資格はないと

答えました。

 

麗奈は、母親からも

同じことを言われていました。

美紗の大事なものを奪い、

そこからやっと逃げられたと

思ったのに、

なぜ、自分の境遇は

最悪のままなのかと思いました。

 

麗奈は、子供の頃、

いつもお腹が空いていました。

学校では、

「小食でかわいい子」を演じていたし

家では、母親が、まともな食事を

出してくれませんでした。

 

けれども、美紗の家に

遊びに行った時に、

涙が出そうなくらい、

美味しい味噌汁を

飲ませてもらいました。

ガリガリに痩せた麗奈を見て、

美味しい物を作ってやるから

いつでも遊びに来いと、

美紗の父親に言われましたが、

麗奈は

卵焼きはないのかと

父親に文句を言う美紗を

憎たらしく思い、

自分みたいに、

塩辛い味噌と硬いご飯を

食べていないのは不公平だと

思いました。

 

その晩、麗奈は、怒りのあまり

寝付くことができませんでした。

 

したたかな美紗。

子持ちの男と不倫して

家を出て行った母親の娘が

幸せになる資格はないと

思いました。

 

その時、後輩から友也へ、

マスコミにばらしたら、

その時は自分も友也も

おしまいであることを忘れるなと

メールが来ました。

続いて、麗奈は

他のメールも確認すると、

部長が美紗に

花束を渡す画像が出て来ました。

 

美紗は、友達をだました代償を

払うべきだと思った麗奈は

暴露掲示板に、

大手グループ企業の孫と

不倫女の破廉恥な逢瀬を

告発する文章を投稿し

ニヤリと笑いました。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

子供は親を選べません。

親戚や施設にでも預けられない限り

大人の庇護が必要な子供は、

どんな親でも、

一緒に暮らさざるを得ません。

29話を読むと、

麗奈の子供の頃、

父親は何らかの形で家を出て行き、

彼女は、母親から

暴言を浴びせられて育ったことが

分かります。

まともな食事も

させてもらえなかった麗奈は

もしかしたら、

母親が

不倫をして家を出て行った美紗も

自分と同じ境遇だと

思ったのかもしれません。

ところが、美紗の父親は愛情深くて、

きちんと食事も作り、

母親がいなくても、

美紗は幸せに暮らしていました。

自分は母親に

〇〇が食べたいと

言うこともできないのに、

美紗は父親に卵焼きをねだる。

それまでの美紗に対する仲間意識が、

彼女への妬みと憎しみに変わり、

彼女を自分よりも

不幸にするという行動に

麗奈を駆り立てたのではないかと

思いました。

麗奈が

美紗のものを何でも欲しがるのは、

麗奈が本当に欲しがっている

美紗の父親を

手に入れることができないので、

それ以外のものを

全て奪おうとしているようにも

思えます。

 

この先、お話が

どのように展開していくのか

分かりませんが、

麗奈にも立ち直るチャンスが

あるといいのにと思います。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain