86話 エルナはビョルンと一緒に博覧会を見学しています。 冷たい鉄の塊でいっぱいの 空間を抜け出すと、 あらゆる珍しくて美しいもので 満たされた風景が 繰り広げられました。 そこでエルナは 童話の主人公になりました。 遠い東方の砂漠、 名も知らぬ数多…
695話 ラティルがロードで、彼女は血人魚に人々を拉致させたと、アイニは人々に話したようです。 どこへ行ったのかと思ったら、 いつの間にか地上に上がって、 あんな話を広めていたのかと ラティルは眉をひそめて アイニを見つめました。 そして、アイニは …
694話 ラティルは血人魚たちを率いて来たのかと言われましたが・・・ ◇血人魚 vs. 人魚◇ ラティルは、 自分は隊長ではないと、 心の中で叫びましたが 表面では、そんなそぶりを 見せませんでした。 そして、自分より、 はるかに背の高い人魚に 見下ろされて…
693話 上官の人魚は、岩の間に頭を突っ込んだまま動かない部下の肩を引っ張ると・・・ ◇助けに来るよ◇ 部下の人魚は気絶していました。 だらんとした体は、 上官の人魚が、部下の肩から 手を放すや否や、 地面にドンと音を立てて倒れました。 誰だ! 上官の…
692話 ラティルは人魚と対面しました。 ◇人魚も血人魚と同じくらい 髪飾りが華やかな人魚は、 人間一人が訪ねて来ると 聞いていたけれど、その人かと ラティルに尋ねました。 聞かれるや否や、彼女は、 何も分からぬまま、とりあえず、 そうだと答えました。…
691話 ラティルは人魚と戦いに行くメラディムに同行しましたが・・・ ◇粉を浴びたら◇ ラティルは、 目の前に広がる青い水を眺めながら 普通の川のように見えると 言いました。 メラディムは、 ここに来れば、 人魚を見ることができると 言いましたが、 ラテ…
690話 ラティルとタッシールが、良い雰囲気になっています。 ◇手に余る人◇ ラティルは、 タッシールのボタンを 一つ一つ外しながら、 何かを聞きに来たのにと考えましたが 彼女は手を止めませんでした。 タッシールは、 ラティルの背中を掴み、 彼女を引き寄…