自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 101話 マンガ103、104、105話 ナビエは懐かしい人たちと再会 ハインリはふくれっ面

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101話 下女のデリスは、ラスタに激しく叱責されました。

◇デリスの不安◇

ラスタの部屋で、

空のお皿とボウルを

片づけていたデリスは

もう1人のラスタの下女である

アリアンに会いました。

アリアンは新米下女のデリスを、

いつも助けてくれていました。

 

デリスは、

自分の言い方が悪くて、

ラスタを怒らせてしまった。

午後、休暇を取るつもりだけれど

止めた方がいいか。

休暇を取ったら

もっと怒られるのではないかと

アリアンに相談しました。

 

アリアンは、

これから結婚式の準備で忙しくなるし

結婚後は

もっと忙しくなるので

今のうちに

休暇を取るように助言してくれました。

 

デリスは不安でしたが、

予定通りに家へ帰りました

彼女の兄のジョエンソンは

久しぶりに帰って来た妹に

宮殿で働いているのに、

どうして暗い顔をしているのか

尋ねました。

 

デリスは、自分の言ったことで

ラスタを怒らせてしまったことを

兄に話しました。

ジョエンソンは、時期が時期だから

ラスタが神経質になっているのではと

言いました。

 

実は、ジョエンソンは、

エルギ公爵がラスタの所へ連れて行った

記者でした。

ラスタはジョエンソンとの

インタビューで、

彼女は平民の味方である、

平民の希望になると

宣言していました。

 

ジョエンソンは、

ラスタをとても気に入っているのか

自分たち兄妹は

外と内から、

ラスタの力にならなければならないと

目を輝かせて言いました。

ラスタの皮肉を聞いたデリスでしたが

兄の言葉に納得しました。

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◇記者への答え◇

東大帝国と西王国が

一つの利得をめぐって

競争するようになったら、

どうするつもりか。

モンドレ記者の質問に対し、

ナビエは

皇后や王妃が関わるのは、

主に内政なので


そんなことは

滅多に起こらないでしょうし

たとえそんなことになったとしても

私が選ぶことではありません。

 

と答えました。

 

カフメン大公との貿易を進める

計画はあるものの

これは、どちらの味方をするという

問題ではありませんでした。

けれども、記者からの質問に

ナビエの心は揺らぎました。

 

◇再会◇

記者からの質問について

呆然と考えていた時

侍女のローラとジュベール伯爵夫人が

西王国へやって来ました。

3人は抱き合って、

再会を喜び合いました。

 

そして、ローラと

ジュベール伯爵夫人

ローズとマスタスの4人が

ぎこちなく挨拶をする姿を見て

ナビエは少し面白いと思いました。

 

ナビエが東大帝国にいた時、

悪いことは相次いで起きるものだと

嘆いたことがありましたが

その日は、

良いことが立て続けに起こりました。

記者とインタービューをしてまで 

連れて来たかったトゥアニア公爵夫人が

ナビエを訪ねてくれました。

 

ナビエはトゥアニア公爵夫人と

抱き合いました。

彼女は、

もうトゥアニア公爵夫人ではないと

言いました。

 

それでは、

何と呼べばいいのだろう。

ランドレ子爵夫人?

彼と結婚したのだろうか?

 

とナビエは考えていると

彼女は

結婚に飽きたので

名前のニアンで呼ぶように、

ナビエに言いました。

そして、ランドレ子爵とは

今も恋人同士で

子供ができたら結婚すると言いました。

 

彼女はトゥアニア公爵が

自分を信じず

すぐに離婚を申し出たことを

裏切られたと感じているようでした。

 

その後、2人は

コーヒーやお菓子を食べながら

話をしました。

 

ニアンは、東大帝国を去ってから

あちこち旅をしていて楽しかったこと、

ナビエの離婚の話を聞いて

非常に驚いたことを、話しました。

 

そして、ニアンは

新聞を使ってまで自分を呼んだ理由を

目を輝かせながら、ナビエに尋ねました。

 

ナビエは、

 

先代の王は若くして崩御したこと。

先代王妃のクリスタ様は

とても若い。

王妃としての業務もこなしていた。

ハインリが未婚なので

私が来るまで

彼女が王妃の役割を続けていた。

いまだに社交界では、

彼女を慕う人が多いので

ニアンに社交界を牛耳って欲しい。

 

と率直に答えました。

 

ニアンは、そんなこと簡単だと言って

にっこり笑いながら、

引き受けてくれました。

そして、

 

きっと恩返しをすると

言ったじゃないですか。

ランドレ子爵も王妃様の力になります。

 

と言いました。

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◇超国籍騎士団◇

懐かしい人達と再会して喜んでいる

ナビエとは裏腹に

ハインリは、昼も夜も、

ナビエが相手にしてくれないので

ふくれっ面をしていました。

 

その様子を見ていたマッケナが

 

これから、ずっと一緒なのだから

1日くらいいいじゃない。

 

と慰めても、ハインリは

 

新婚なのに・・・

 

と言い返しました。

 

ああ言えばこう言うで

2人が口喧嘩をしていると

ハインリの副官が、

慌ててやって来ました。

 

副官は、得たいの知れない騎士団が

首都の境界付近で陣取って待機している、

その騎士団は、

超国籍騎士団のように見えると

報告しました。

その名前を聞いて、

ハインリとマッケナは

険悪な雰囲気となりました。

ハインリは

副官に下がるように命じました。

 

月大陸には、

大陸内の大多数の国が加盟している

月大陸連合がありました。

東大帝国も西王国も加盟していましたが

超国籍騎士団は、

月大陸連合が運営する騎士団で

正確な名称は影の騎士団でした。

公式には平和を守るために

活動していましたが

平和への脅威になる芽を

たくさん摘んでいる

悪名高い騎士団でした。

 

ウィザードの減少自体は

自然発生しているけれども

それに手を貸しているのは、

ハインリなので

そのことが超国籍騎士団に気づかれると

困ることになります。

 

ハインリは緊張しました。

彼は、マッケナに

様子を見てくるように命じました。

ハインリは、そわそわしながら

マッケナの帰りを待ちました。

西王国は西大帝国に変えられるほど、

強大な国になったとはいえ、

全世界を相手に戦争をするほど

力はありませんでした。

 

これは東大帝国も同様で

連合がバラバラになったり

形骸化しない限り

連合国は適当に

互いに機嫌を取る必要がありました。

 

2時間半ほど経ってから

マッケナは戻ってきました。

彼の報告によれば、

首都の境界付近にいたのは

間違いなく超国籍騎士団だけれども

ハインリたちに

用があって来たのでは

ないとのことでした。

 

そして、超国籍騎士団を率いてきたのが

ランドレ子爵と聞いて、

ハインリは驚きました。

ランドレ子爵と言えば、

新年祭の時に

トゥアニア侯爵夫人の周りを

うろちょろしていた

若い青年で、

非常に純真な顔をしていて

恋煩いで死にそうな顔をしていました。

そして、ラスタを刺して追放された

その青年が超国籍騎士団の

メンバーになっていることに

驚きました。

 

翌日、ランドレ子爵は、

超国籍騎士団の名前で

正式に謁見を申し出ました。

 

超国籍騎士団は悪名が高いものの

対外的にあまり姿を

現しませんでした。

 

会議室に集まっている官吏たちは

昼間に会議室で

超国籍騎士団に会うことを

不思議に思いました。

 

ハインリは

にっこり笑いながら

超国籍騎士団が首都の外に

集まっているせいで

国民が不安に思っている。

返答次第では

解散も覚悟するようにと告げました。

 

ハインリの強硬な言葉に

官吏たちは驚きました。

 

ランドレ子爵は、

以前、

王妃が自分の命を救ってくれたと

言いました。

 

その話を知らなかったハインリは、

眉をつり上げました。

 

ランドレ子爵は

その恩返しをしたいので

王妃の正式な護衛が決まるまで

ランドレ子爵と彼の騎士たちが、

王妃の個人騎士団を務めることを

許可して欲しいと

ハインリに願い出ました。

 

連合首長は

超国籍騎士団の緊急呼び出しの

権限を持っていて

このうち3つの騎士団は

連合首長の命令のみ実行する。

残り7つの騎士団は

超国籍騎士団の名前を持っていながら

独自に行動する。

 

超国籍騎士団が、

個人の騎士団になるのは

初めてだったので

周囲の人たちは、ざわつきました。

 

国王は、このことを

知っていたのか?

 

人々の視線が

ハインリに注がれました。

 

ハインリは

全く知りませんでしたが

平然と笑いながら

直接ナビエに頼むようにと

答えました。

 

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ローラにジュベール伯爵夫人

トゥアニア侯爵夫人にランドレ子爵

ナビエが懐かしい人たちと再会できて

本当に良かったです。

そのせいで、ナビエに構ってもらえなくて

ふくれっ面をしているハインリを

想像していたら、おかしくなりました。

 

ナビエの前と他の人の前では

全然態度が違うハインリですが

そんなところも

ナビエは好きになるのですよね。

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