自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 100話 マンガ 102、103話 ハインリの告白とラスタの不安

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100話 ナビエの目の前にハインリの顔が・・・

◇告白◇

ナビエとハインリの会話を聞いていた

ローズとマスタスに誤解され

また、噂になるのを恐れたナビエは

慌ててハインリを

部屋の中へ入れましたが

その時に、ハインリとかなり

接近してしまいました。

 

ナビエは慌てて手を引くと、

彼は目で笑いながら

今、とてもときめきいたと囁きました。

 

こんな時に冗談を言うのかと

ナビエが尋ねると

ハインリは

こんな時だから冗談を言うと

答えました。

 

ローズとマスタスが

2人の会話を誤解したことを

知らないハインリにナビエは、

知らぬが仏と言いました。

 

ナビエは訳もなく扉のノブを叩き

ティーテーブルの前の椅子に

座りました。

ハインリもやって来て

ナビエの向かい側に座りました。

 

ハインリは、自分がそばにいれば

それほど寂しくないかと

ナビエに尋ねました。

それを聞いてナビエは

ハインリが冗談を

言い続けた理由がわかりました。

 

ハインリは、まだ

ナビエのインタビューを

気にしていました。

 

ナビエはハインリの心遣いが嬉しくて

彼の手を握りながら

 

古くからの友人が懐かしいのは

仕方がないけれど

ここには、ローズがいて

マスタスがいて、兄がいて

ハインリがいるから

寂しくないと言うと、

ハインリはにっこり笑って

はい、と言いました。

 

その微笑みを見ていたナビエは

妙にムズムズして

同じ場所にいることが

訳もなく難しく感じられました。

 

ナビエは立ち上がり

部屋の中を

ゆっくり歩き回りましたが

あまり効果がなかったので

彼女は話題を変え、

結婚式の準備をしている場所へ

行ってきたことを

ハインリに伝えました。

 

彼は、目を輝かせながら

最大限に華やかで美しく

準備をするように指示したと、

ナビエに話しました。

 

あまりにも派手なようで心配だと

ナビエが言うと

西王国は宝石の産出国だから

大丈夫だと答えました。

 

宝石国の話は

一体何回出てくるのだろうか。

どれだけ宝石が

出ているのだろうかと、

ナビエは気になり

首を傾げました。

 

ナビエが派手な結婚式が嫌で

しかめっ面をしたと

誤解したハインリは

何があっても、たくさん、

華やかにしなければならない

主張しました。

 

ナビエは派手なのは嫌いではないと

言いました。

ただ、派手過ぎて

余計なことを言われるのではないかと

心配しただけでした。

 

すると、ハインリは

笑っているのではなく

何かを自慢したいような

顔をしていました。

そして、ナビエに、

今、話すしかなさそうだ。

とてもカッコよく

話したかったのにと言いました。

 

それは何かと尋ねるナビエに

ハインリは

告白することがあると言いました。

この最中に告白と言えば

ナビエは愛の告白だと思いました。

 

ハインリはナビエに

察していたのかと尋ねました。

ナビエは、驚きのあまり

心臓を押さえながらハインリを見て

察してはいなかったけれど

もしかして、ほんの少し

そうかと思っただけだと答えました。

 

驚いたハインリは、

さすが、クイーンは

何歩先まで見通せると感嘆しました。

ナビエは黙ったまま

視線を落としました。

 

ハインリが自分と結婚して

受ける利益は多いけれど

それだけ損害も多い。

それを押し切って

自分のプロポーズを受けた理由は

何なのか。

 

同情?計算ずく?友情?

複合的なもの?

様々な可能性を考えた中に

愛情もありました。

 

ソビエシュとラスタほどの

愛情ではないにしろ

ハインリが自分に

理性的な好感を

持っているのではないかと

ナビエは考えていました。

 

ただ可能性は低いと思いました。

ハインリが

自分に好感を持っていても

理性的な愛情に近い友情だと

思っていました。

 

このタイミングでのハインリの告白に

ナビエは

どうしたらよいか考えていると

ハインリは

びっくりさせたかったのに

すでに予想していたのは残念だ

言った後、

輝かしい未来を夢見る明るい顔で

自分たちの結婚式の日、

ナビエは西大帝国の

初代皇后になると告白しました。

 

ナビエは、

しばらくハインリの言っていることが

理解できませんでした。

当惑したナビエの顔を見て、

ハインリは、

皇后になるのは嫌かと

ナビエに聞きました。

 

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◇意地悪な質問◇

翌日、ハインリが言ったことが

どれだけ素晴らしいことだったか

ナビエは実感しました。

 

西王国が西大帝国となるのに

十分な力と富を持っていることを

誰もが知っていましたが

なぜ、そうしなかったのか

理由はわかりませんでした。

ナビエは、王国が帝国になる瞬間に

その場に自分がいるかと思うと

胸がときめきました。

 

ナビエは最初の再婚皇后であり

初代西大帝国の皇后になるので

良い皇后になるために、

行動に注意し

皇后として、

職務に力を入れるべきだと思いました。

 

ナビエは食事の時間以外はずっと

西王国の書記が20年間

王の会議について記録した本を

読みふけっていました。

 

そんな中、

宮殿に出入りを許されている

3つの新聞社のうちの1つの

ブルー新聞社のモンドレ記者が、

ナビエに会いにきました。

 

宮殿に出入りしている3つの新聞社は

互いに競争相手。

そのうちの1つから

2度インタビューを受けているので

それよりも、

刺激的な記事を書きたいと

思っているだろう。

 

ナビエは、

困難な質問をされることを覚悟して

記者を迎え入れました。

記者は、当たり障りのない質問を

いくつかした後で、ナビエが、

そろそろ来るかなと思った時に、

記者は、西王国と東大帝国が

争うことになったら困らないかと、

彼女が予想していたよりも

答えるのが困難な質問をしてきました。

◇エベリー◇

ソビエシュは、ナビエに送った手紙が

無事に届いたか心配していました。

手紙を持たせた騎士が道に迷ったり

盗賊に襲われたり、

心臓発作を起こして

手紙を渡せなかったり

手紙をなくしたりしないか、など

あらゆる事態を想定していました。

手紙がナビエの元に届けば

全て元通りになると思っていました。

 

ソビエシュは、焦りながらも

時間になると、

強制的に謁見室に入りました。

気持ちが落ち着かない時に限って

結婚の祝福をしてくれという

カップルが多く

ソビエシュは気が重くなり

本気で祝福をしませんでした。

 

しかし最後に訪れたのは

養子縁組をした子供を

祝福して欲しいと願う夫婦でした。

ソビエシュは、

その子を心から祝福した後で

ナビエが面倒を見ていた

魔力を失った孤児

(エベリー)のことを

思い出しました。

 

ソビエシュは、

ナビエの元副官たちを呼び

エベリーのことを尋ねると

まだ、魔法学校にいて

公爵家(ナビエの実家)

から援助を受けていると話しました。

 

ソビエシュは、

公爵家からの援助を止めさせ、

エベリーを自分の所へ

連れてくるように命じました。

 

ソビエシュは、

ナビエが可愛がっていた子供なので

自分が面倒をみようと思いました。

ただし、魔力を失ったエベリーを

魔法学校に置いておくのは反対でした。

彼女が失った魔力を惜しんで

自分を役立たずと思うかもしれないと

考えたからです。

 

ソビエシュは、

エベリーを首都へ連れてきて

別の未来を探す手伝いをしようと

考えていました。

そうすれば、

いつかナビエが帰って来た時に

彼女が安心するのではと思いました。

 

しかし、副官たちは、

ソビエシュが追い出した皇后の

可愛がっていた子供を

彼が面倒を見るとは

思わなかったので

不安を感じました。

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◇不安◇

副官以外にも、ソビエシュの意図を

誤解した者がいました。

ラスタはロテシュ子爵から

ソビエシュが魔力を持っている

ルベティと同じ年ごろの女性を

連れてくると聞きました。

 

ラスタは、

大貴族のナビエが

いなくなったと思ったのに

今度は魔法使いが来るかと思うと

頭がクラクラしました。

 

ラスタは、

ソビエシュが絶対に

浮気をする人ではないと

思っていました。

 

他の人は

ソビエシュがラスタを愛したのは

浮気だと思っているけれど

ラスタは、そのように

考えていませんでした。

ナビエとソビエシュは

政略結婚だったから

2人は互いに愛し合っていないと

思っていました。

 

ラスタは苦笑いをしました。

結婚する前に、

ソビエシュが他の女性を呼び

彼が心変わりして、

彼女が皇后になったら・・

ルベティと同じ年頃であれば、

1年後には成人するから、

彼の恋人になれる・・・

そう考えると、ラスタは不安でした。

 

ロテシュ子爵は、

ラスタを不安にすることで

自分の必要性を

彼女にわからせたかったので

ラスタの不安そうな様子に満足して

帰りました。

 

ラスタはソビエシュの所へ行って、

誰を連れてくるのか

聞きたいと思いました。

仕事で連れてくるのであれば、

安心できると思いました。

 

しかし、ラスタは、

ソビエシュを問い詰めることで

嫉妬していると思われることが

心配でした。

適度な嫉妬は、

恋人同士の仲を良くするけれども

嫉妬は、

恋人を疲れさせたりするからでした。

 

ロテシュ子爵が帰った後

片づけをしていたデリスが

皇帝は、

そのような人ではないので、

あまり心配しないようにと

ラスタを慰めました。

 

けれども、

ソビエシュのことを好きなデリスが、

彼の味方をするので、ラスタは、

デリスが皇帝の何を知っているのか。

皇帝の妻であるラスタより

彼のことを知っているのかと、

怒りました。

 

デリスはラスタの機嫌が

悪くなっているのに気づき

口を閉じました。

 

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ハインリは

ナビエ様に指輪を贈ったり

何度もナビエ様が

王妃になってくれたらと

伝えていたのに

ナビエ様には、

それが愛の告白だと

感じられなかったのですね。

 

ハインリの態度から

彼がナビエ様のことを愛しているのは

よくわかりますが

ナビエ様は鈍感なので

言葉ではっきりと

愛を伝える必要がありそうです。

 

ラスタの周りに

不穏な空気が流れています。

ラスタのような人に権力を持たせると

大変なことになると思いますが

後継者のことしか考えていない

ソビエシュは

ラスタを皇后にしても

大したことないと

考えているのだと思います。

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