自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 26話 マンガ 21話、22話 クイーンが固まるのを面白がるナビエ

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26話 もうすぐナビエの誕生日です。

◇プレゼント◇

誕生日の5日前から

プレゼントが届き始めました。

ナビエの母親は

一番売れている男優の肖像画

掲載されている雑誌を

送って来ました。

 

ソビエシュのことで傷つかず、

他の男性を側室に迎え

気持ちを落ち着かせるように

という意味だと

ナビエは思いました。

 

父親からは最新流行のドレス

他は外国から持ち帰った

貴重な書籍や布

宝石などが多くありました。

 

匿名で送られてきた恋の妙薬は

使わないことにしました。

 

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◇ハインリからのプレゼント

誕生日の2日前、

別宮へ持っていく本を選んでいると

窓の外にクイーンが来ました。

クイーンは

大きな箱のようなものを

ぎゅっと足で握っていました。

 

ナビエが手を伸ばすと

クイーンはナビエに箱を預けて

急いで

部屋の中へ入って来たかと思うと

ベッドの上で息を切らしていました。

ナビエは、

1人で持ってきたのかと尋ねると、

クイーンは頷きました。

 

彼女は、

ハインリ王子がクイーンに

重いプレゼントを

持ってこさせたことを非難すると

クイーンは、ナビエが

ハインリ王子のことを

悪く言うのが嫌な様子でした。

 

箱の中には

ハインリ王子が自ら作った

大きなケーキが入っていました。

クイーンは立ち上がると

ナビエの方へ、

のそのそと歩いて来て、隣に座り

彼女の顔色をうかがっていました。

 

クリームをなめてみると

ほんのり甘くて、油っこくなく

さっぱりしていました。

クリームも自家製なのかと

ナビエは思いました。

 

ナビエは、美味しいと

笑いながらつぶやくと

クイーンは尻尾を振りながら

ナビエの腕に

頭をこすりつけました。

 

ナビエはクイーンにお礼を言うと

ケーキを横に置き

クイーンを膝の上に乗せて

額にキスをしました。

 

クイーンが石のように

固まってしまうのが面白くて

ナビエはあちこちにキスをした後

ケーキをテーブルへ持って行き、

皿の上に一切れ、乗せました。

すると、フワフワのスポンジの中に

いくつかの宝石が

埋め込まれていました。

1つ取ってみると

青みがかったダイヤモンドでした。

クイーンは

彼女の反応が気になるのか

深刻な目つきで、紫色の瞳を

瞬いていました。

 

その目つきが

あまりにも深刻なので

少し負担かもと、

率直に言ってしまいました。

彼にとって、

貴重なプレゼントを贈ることは、

無理ではないかもしれないけれど

友達からもらうには

少し気が引けました。

 

ナビエは宝石をテーブルに置いて

横を見ると

クイーンが泣いていたので

びっくりして

クイーンを抱きしめました。

クイーンは大粒の涙を流して

南宮の方へ飛んで行きました。

 

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◇ハインリを訪ねる◇

ナビエは、ハインリ王子に

ケーキとプレゼントの

お礼を言いたいし

クイーンがなぜ泣いたのか

心配だったので

長居をしなければ大丈夫だと思い

ハインリ王子を訪ねることにしました。

 

ナビエを迎えたマッケナは、

泣いて戻って来たので、

心配していたと話しました。

ナビエは、ハインリ王子が

泣いていたのかと尋ねると、

マッケナは、それを否定し、

彼が飼っている、

性格の悪い鳥が泣いていたと

言い直しました。

 

ナビエは

ハインリ王子の部屋へ通されると

彼は、シャワーを浴びたばかりで

急いで服を着たのか、

服がしわくちゃで、

ボタンもあまり

かかっていませんでした。

ボタンの隙間から

素肌が見えていました。

 

そして、ハインリ王子は

先ほどまで泣いていたのか

目の縁が赤くなっていて

まつげが濡れていました。

そんな中、

突然自分が訪ねて来たので

ハインリ王子は当惑したと思い

ナビエは申し訳なくなりました。

 

ハインリ王子は、ナビエに

ケーキを受け取ったかと

尋ねました。

彼の紫色の瞳を見て、

ナビエはクイーンを思い出しました。

 

ナビエは、受け取ったと答え

クイーンが持ってくるには

ちょっと重すぎたのではないかと

言いました。

 

すると、ハインリ王子は

自分が持って行こうと思ったけれど

クイーンが持って行きたがった。

意外と力持ちだから

心配しないようにと言いました。

 

その後、ナビエは

ケーキが美味しかったことを伝え

ハインリ王子は、

自分専用の調理室があることと、

料理が得意な自分と

そうでないナビエは

天が定めた縁だという話をしました。

 

続いて、ナビエは

クイーンが悲しそうに

泣きながら出て行ったので心配だ。

クイーンに会いたいと言いながら、

部屋のどこからか

鳥の鳴き声がしないか

耳をそばだてていました。

しかしハインリ王子の部屋は

鳥を飼う時の

独特の匂いもしなければ

鳥の鳴き声もしませんでした。

 

するとハインリ王子は、

クイーンは狩りに行っている。

本当に狩りに行っているかは

分からないけれど

時々一人で首都を飛び回りながら

遊んでいるのは確かだと

言いました。

 

青い髪の騎士は

とても心配していたようだけれど

ハインリ王子は平然としているし

鳥の主人が大丈夫だと言うなら

自分がそうではないと

言い張ることもできないので

ナビエは渋々頷きました。

 

ナビエは帰ろうとすると

ハインリから

プレゼントの感想を聞かれました。

そして、プレゼントを

負担に感じたのではと聞かれて

驚くナビエに、ハインリ王子は、

西王国は宝石の産出国だし

ほとんどの鉱山は王室所有なので

負担に思わないで欲しいと

言いました。

ナビエは頷いて笑いました。

そして、ハインリ王子は

優しくて思いやりがあるから

浮気者だと

誤解を受けてしまうのだと

言いました。

 

ハインリ王子は

自分は浮気者ではない。

そのように噂されるのは

すべて友人のエルギのせいだと

言いました。

 

ナビエは、エルギ公爵も

南宮を気に入っているのかと

ハインリ王子に尋ねました。

エルギ公爵が来て以来

彼について耳に入ってくるのは

すべてラスタ絡みのことで

親友だというハインリ王子との話は

聞いていませんでした。

ハインリ王子と争ったラスタが

エルギ公爵と仲良くしているので、

2人が喧嘩をしたのではないかと

ナビエは考えました。

 

ハインリ王子が微妙な顔をしたので

ナビエは、

やっぱり喧嘩をしたのだと

思いました。

しかし、ナビエの予想に反して

ハインリ王子は、

エルギ公爵の前では、

目立たないようにして欲しい。

彼は生きている呪いの人形なので

彼と絡む女性は皆不幸になる。

ナビエはじっとしていても

魅力的だからと、頼みました。

 

ナビエは吹き出しましたが

ハインリ王子は

絶対に彼の前では

美しい姿を見せないようにと

念を押しました。 

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ハインリは、

どの宝石をナビエ様に

プレゼントしようか、

必死で悩んで考えたのに、

ナビエ様がプレゼントを

負担に感じたことが

とてもショックで

泣いてしまったのだと思います。

ハインリが泣くことは

滅多にないと思うので、

相当、ショックだったのでしょうね。

 

おそらくエルギ公爵は、

ナビエ様ような女性には

手を出さないのではないかと

思います。

ハインリも、

それは分かっているけれど、

間接的に、

エルギ公爵がナビエ様を

不幸にするのを

見たくないのでしょうね。

優しいです。

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