自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 25話 マンガ 21話 悪意なしに人を傷つけるラスタ

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25話 ソビエシュに外国人が好きなのかと聞かれたナビエですが・・・

◇皇后は外国人が好き◇

ナビエは、

自分が外国人が好みなのかと尋ねる

ソビエシュの意図が

理解できませんでした。

 

続いて彼は、

彼女が他の男性に

興味を持つことを止めないけれど

できれば外国人でない方がいいと

言いました。

 

ナビエは、カフメン大公とは

そのような関係ではないと

言おうとしましたが

ソビエシュが

気にすることではないと言いました。

 

先に側室を持った

ソビエシュに対抗して、

好きでもない男性を

側室にする気はないけれども

自分が何をしても

ソビエシュは関わってはならないし

自分の側室問題に関与しないことが

公平だとナビエは思いました。

 

けれども、ソビエシュは、

自分の妻に対して、

気を遣わない訳にはいかないと

言いました。

 

ここで、ソビエシュが

ラスタを連れて来た時に

自分に相談したのかと尋ねれば

ラスタへの警戒と嫉妬から

彼女の名前を出したと

言われそうなので

ナビエはため息をつきました。

すると、ソビエシュは

ため息をつくほど、

カフメン大公を気に入ったのかと

尋ねたので、

ナビエは、国交について

話しただけだと答えました。

それに対してソビエシュは、

それならいいけれども、

少し気をつけて欲しいと言いました。

 

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◇ラスタへの予算◇

ルイフトに関する

会議が終わった後は

その年の国家予算について

討議をしました。

そして、

ラスタへ割り振る予算についても

話し合われました。

様々な意見が出る中、

ナビエに恐縮しながら、

ラスタは側室になったばかりなので

少な目に見積もった方が良い、

一度、金額を決めたら

減らすのは難しくなる。

もし、別の側室が入ってくれば・・・

という意見が出ました。

 

彼女は、その意見に同意し、

きちんとやった方がいいと告げました。

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◇悪意なしに人を傷つける方法 

会議が終わった後

西宮へ戻る途中で

ナビエはベルディ子爵夫人に

呼び止められました。

彼女は、

しきりに周囲を気にしながら、

ナビエに近づくと、

ラスタが、ロテシュ子爵に

弱みを握られていることを

ナビエに伝えました。

 

彼女は、それについて

詳しく聞こうとしましたが、

誰かがやってくる音が聞こえたので

彼女は慌てて

茂みの方へ走っていきました。

やって来たのはラスタでした。

彼女は、ナビエに挨拶した後、

今、誰かいたのかと、

ナビエに尋ねました。

彼女が首を振ると、

ラスタはベルディ子爵夫人が消えた

茂みをじっと見つめました。

誰かが向こうに消えて行ったのは

確かに見ていたようでした。

けれども、ロテシュ子爵が

ラスタの弱みを握っていると

ベルディ子爵夫人が

話しに来たとは言えないので

ナビエは、何も言いませんでした。

 

ラスタはため息をついた後で

ナビエを見つめながら沈鬱な声で

トゥアニア公爵夫人は

ふしだらなのかと尋ねました。

 

ナビエは眉をしかめながら

どうして、

そんなことを聞くのかと

ラスタに尋ねました。

 

彼女は、

トゥアニア公爵夫人は

いつも、たくさんの男性たちに

囲まれいて、

彼女も彼らと付き合うことを

楽しんでいるようだけれど

結婚しているのに

それでいいのかわからない。

悪い意味で聞いているのではなく

ラスタは本当にわからないから

聞いていると答えました。

 

トゥアニア公爵夫人は

男女を問わず

全ての人に人気があると

ナビエは答えました。

 

けれども、ラスタは

ナビエの言うことを信じず

トゥアニア公爵夫人は

パーティの時に

男性とだけしかいなかったと

主張しました。

 

ナビエはため息をつきました。

分からないからと言って

状況も考えず、

思ったことを口にすれば

悪意なしに

人を傷つけることができると

ナビエは思いました。

今は、ラスタと2人きりなので

幸いだと思いました。

 

ナビエは、

トゥアニア公爵夫人は

何の問題もないので

今後はそのような話をしないようにと

ラスタに忠告しました。

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◇トゥアニア公爵夫人の悪い噂

ナビエは西宮へ戻った後も

ラスタの質問が

気になって仕方がありませんでした。

 

今、社交界でのラスタの評判は悪く

エルギ公爵が

彼女の肩を持っているので

状況はよくなるかもしれないけれど

すぐに新年祭の時のイメージを

回復するのは難しいと

ナビエは思いました。

それなのに、

人の噂に関心を持って歩き回るのは

おかしいと思いました。

 

ナビエはイライザ伯爵夫人に

トゥアニア公爵夫人について

悪い噂が広まっているか

尋ねました。

 

彼女は、

自分の知る限りではないけれど

ランドレ子爵が

トゥアニア公爵夫人と

ダンスをして以来、

恋煩いになったと答えました。

 

ラスタが、困っている状況から

逃れるために

ゴシップの対象を

別の人に移そうとしているのではと

ナビエは考えていましたが

余計な心配かもしれないと

思いました。

 

今の状況で、

ラスタとエルギ公爵は

何もできないと思いつつも、

新年祭の時に

トゥアニア公爵夫人を

ずっと見つめていた

ラスタの視線を思い出し

ナビエは訳もなく

不安になりました。

 

彼女は、イライザ伯爵夫人に

ラスタがトゥアニア公爵夫人の

悪口を言っていた。

理由はわからないけれど、

トゥアニア公爵夫人の

悪い噂を聞いたら

すぐに知らせて欲しいと

ナビエはイライザ伯爵夫人に

頼みました。

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◇願いを叶えてくれる木 

ルイフトについての下調べと

本来の仕事に忙しくて

ナビエは

自分の誕生日が近いことを

忘れていました。

 

離宮へ行くのに半日かかるので

仕事を早めに終わらせて

前日に出発しようと

ソビエシュに言われて

ようやく、自分の誕生日のことを

ナビエは思い出しました。

 

ソビエシュは離宮に植えた

願いを叶えてくれる木について

覚えているか

ナビエに尋ねました。

彼女は頷きました。

 

皇太子妃時代のナビエは

同じ年ごろの子供に比べて

背が低かった上に

常に大人たちに囲まれていたので

視界が低く、

とてもストレスになっていました。

 

その気持ちを誰にも打ち明けらず

クヨクヨ悩んでいたナビエは

願いを叶えてくれる木を

植えると言い出しました。

 

願い事をする当事者が

自ら木を植えるという

決まりがありましたが、

幼い上に、身体の小さいナビエが

上手にシャベルで

穴を掘ることができるわけもなく

数時間、穴を掘り続けた後、

彼女は苗木を抱いたまま

眠ってしまいました。

 

目を覚ますと、

ナビエが途中まで掘っていた穴を

ソビエシュが掘り続けていました。

ナビエは、

彼が穴を掘れば

自分がやったことにならないので、

元に戻して欲しいと訴えましたが、

ソビエシュは

自分たちは夫婦で一心同体だから

自分のしたことは

ナビエがしたことになる。

父親がそう話していたと言いました。

ナビエは彼の言葉を信じ、

もう少し穴を掘った後

2人で苗木を植えました。

願い事は何かと

ソビエシュが尋ねたので

ナビエは背が高くなりたいと

答えました。

 

その後、

ナビエは風邪を引いて寝込み

ソビエシュは、

手の平にケガをしたので、

ひどく怒られました。

 

ナビエは

とても背が高くなったので、

あの木は本当に

効果があったのではないかと、

ソビエシュは、

懐かしそうに笑いました。

 

ナビエは黙って笑いました。

懐かしい気分に

ほろ苦さが加わりました。

あの日、最後にナビエは

身長のことではなく

ソビエシュと一生

仲良くいられるように願いましたが

その願いはかないませんでした。 

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原作の189話で

世の中には

自分より劣っていると思う人を

可愛そうに思う人が多いので

ラスタは無知が自分の剣と盾となり

自分を守り

ラント男爵のような人から

同情を得ることができると

言っています。

 

ラスタは奴隷の時から

同じ手を使っていたと思うので

ラスタはナビエに

わからないと言いながら

ナビエに

トゥアニア公爵夫人の

悪口を言うことで

彼女の悪い印象を

ナビエに

植え付けようとしたのかなと

思いました。

 

ナビエのように

ラスタに同情せず

状況を判断して

冷静に物事を考えられる人は

ラスタの言うことを

真に受けたりしませんが

ラスタが可哀そうだと思っている

ソビエシュは

彼女の言うことを

何でも真に受けてしまい

結果的にナビエを追い出すことに

なったのだと思います。

 

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