自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 原作 6話 あらすじ マンガ 6話 、7話 レアンが皇太子の座を降りると聞いて、ラティルの頭の中からヒュアツィンテが消えた

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6話 ラティルはヒュアツィンテの返事を聞かずに帰国の途に就きました。

◇現実◇

母国への帰り道、

ラティルは馬上で

ぼんやりと馬の蹄の音を聞きながら

先ほど、自分がしてきたことは

別れなのか、夢なのか

頭が朦朧として

区別がつきませんでした。

 

このままカリセンに戻れば

再びヒュアツィンテに

会えるような気がしたし

面と向かって笑えば

何もかもがなかったことに

なりそうでした。

 

けれども、国境の村に到着した時

人々はヒュアツィンテの結婚について

騒いでいて

花嫁のアイニを褒めたたえていました。

カリセンの人々は

ヒュアツィンテの結婚を

歓迎していました。

 

彼らの興奮したざわめきを聞いて

ラティルは

ヒュアツィンテが

自分でない他の女性と

結婚したことが

現実のものであることに気付きました。

 

その夜、

ラティルは泣き崩れました。

 

ヒュアツィンテの犬野郎!

ワンワン吠えていろ!

裏切者!

私の祈りを返せ!

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◇悩む男◇

同じ時間、クラインも眠れなくて

布団を叩いていました。

彼はごくんと酒を飲み込むと

片手に力を入れて

グラスを粉々にしました。

 

クラインは

手からにじみ出る血と

ガラスの破片を払い落とし

使用人にガラスの破片を

片付けさせました。

 

使用人が出て行くと

クラインは布団を抱えて

歯ぎしりをしました。

 

彼女が酒に酔って

自分の腰に抱き着いてきて

鼻水が服についても

見なかった振りをして

彼女を慰めてあげたのに

好きだと言って

全身でぶつかってきたので

背中も軽く叩いてあげたのに

自分の口で愛していると言って

離れないでと

すがりついてきたのに

朝になったら、

こっそり、いなくなってしまった。

その後、知らないふりをし

また逃げた。

今度会ったら、また無視をするのか?

 

クラインは考えれば考えるほど

プライドが傷つきました。

 

大したことではない。

変な女に会っただけ。

 

と考えられるほど

彼の気性は良くありませんでした。

 

彼女に会うために

結婚式の後、披露宴に参加してまで

あちこち歩き回ったことに

クラインは腹を立てていました。

 

いつからラティルが

自分に片思いをしていたのか

真剣に聞こうとしていたことと

皇女なら結婚できると

考えていたことが恥ずかしくて

誰にも話せませんでした。

 

クラインは従者を呼び

本当にタリウム使節団が帰ったのか

尋ねました。

 

これを聞かれたのは17回目なので

従者は少し呆れた声で

帰ったと告げました。

 

クラインはベッドに横になり

大きく息を吐いた後

 

忘れよう。

私のことが好きなのは彼女で

私が彼女を好きなのではない。

そんな風に去ったら

損をするのは彼女だ。

私は気にしない。

 

と考えました。

 

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◇予期せぬ知らせ◇


ラティルは使節団の代表なので

長らく悲しむことはできませんでした。

 

翌朝、目が腫れて大変でしたが

気丈に食事をした後

使節団と共に

カリセンとの国境を越えました。

 

その後は疲れていたので

ベッドに入った途端

寝入ってしまい

心のケアをする必要は

ありませんでした。

 

母国に到着して

見慣れた建築物や服装を見た時

ラティルはほっとしました。

 

依然として

ヒュアツィンテのことを考えると

苦しくて心が痛みましたが

家族と乳母の愛情を受けて

数か月過ごせば

良くなると思いました。

心の傷を癒すのに

長い時間がかかったら

自分の時間がもったいないと

思いました。

 

ところが、宮殿に到着した途端

兄のレアンが

皇太子の座を降りるという知らせを

聞いたので

ラティルの頭の中から

ヒュアツィンテが消え去りました。

 

本来なら、

使節団の代表のラティルが

カリセンでの出来事を報告する場なのに

その前に、

レアンが皇太子の座を降りるという

話をした皇帝は

ラティルに謝りました。

 

カリセンでの様子を尋ねた皇帝に

ラティルは、父との約束通り

ヒュアツィンテの足を

踏んできたこと、

彼が立派に結婚したことを

報告しました。

 

けれども、

その話は需要ではないので

すぐにレアンの話に戻りました。

 

ラティルは

トゥーラが皇太子になるのかと

皇帝に尋ねました。

 

皇后から生まれた子供は

レアンとラティルだけでした。

 

最優先に皇太子に就くのは

皇后から生まれた息子。

皇后に息子が生まれなければ

皇后から生まれた娘か

側室の産んだ息子が

皇太子となりますが

ラティルの知っている限り、

一番多いのが

側室の産んだ息子が

皇太子になる例でした。

 

側室の産んだ次男のトゥーラは

頭がいいという評価を受けていたので

皇太子の座が空けば

貴族たちは

トゥーラを推す可能性が高いと

ラティルは考えました。

 

兄の名を呼び捨てにしたことを

皇帝は注意しましたが

ラティルは

いっそう眉をしかめました。

ラティルは父親を愛していても

その言葉に

応じることはできませんでした。

 

ラティルは

トゥーラの存在自体が嫌いでした。

 

彼の母親は

皇帝の寵愛を受けた側室で

その存在が

ラティルの母親を悲しませていました。

 

皇帝がトゥーラの母親に

愛のこもった贈り物をしたり

一緒に散歩をする度に

ラティルの母は

とても心を痛めました。

それでラティルは

トゥーラが嫌いでした。

 

トゥーラも

母親が皇后に頭を下げることを

いつも不満に思い

その怒りの矛先は

レアンとラティルへ向けられました。

 

トゥーラが皇太子になるところを

見なければならないかと思うと

ラティルはかっかとしてきました。

 

ラティルは

父親に怒られるの承知で

トゥーラに

皇太子になって欲しくないと

言いました。

私的な感情もあるけれど

客観的に見ても

トゥーラに皇太子のイメージは

ありませんでした。

 

しかし、父親は

にやりと笑っているばかりで

ラティルを怒りませんでした。

 

皇帝は、側室である

トゥーラの母親のアナッチャを

一番寵愛していましたが

子供の中では

レアンとラティルを

一番愛していました。

 

そんな皇帝でも

ラティルが

露骨にトゥーラに反感を示すと

絶対に笑って済ますことは

ありませんでした。

 

ラティルは

父親の意外な反応に戸惑っていると

皇帝は彼女に

皇太女になるように命じました。

 

その言葉を聞いて

完全に凍り付いたラティルに

皇帝は、自信がないのかと

尋ねました。

 

ラティルは、躊躇することなく

皇太女をやりますと宣言しました。

 

返事をしてから

ラティルは真剣に悩みました。

けれども、

 

何かできないことがあるだろうか。

ヒュアツィンテもやったこと。

彼の皇后になろうと思った夢は

消えてしまった。

彼に会う前に

皇太子の座を望まなかったのは

兄を愛しているから。

しかし、兄が退き、夢が奪われた今

新しい夢が必要だ。

皇帝の座に就くことは

新しい夢として申し分ない。

 

皇帝になる可能性があることを

知るや否や

ラティルに向上心が湧き出てきました。

 

皇女として生まれたからには

皇帝の座に上がらなければ。

 

その言葉を聞いた皇帝は

 

あなたなら、そう言うと思った。

 

と言って大笑いしました。

皇帝の瞳は

娘への愛情で溢れていました。

 

しばらくすると

皇帝は表情を厳しくして

これから、あらゆる教育を

受ける必要があると

ラティルに言いました。

 

彼女はできると答えました。

 

ラティルは目を輝かせながら

両手をしっかり握りました。

 

「できます」の言葉一つ一つが

ヒュアツィンテと苦痛で

いっぱいになったラティルの心臓を

赤色に染めました。

ラティルの心臓がドキドキして

顔が火照りましたが

なぜレアンが皇太子の座を退くのか

その理由を聞いていませんでした。

 

皇帝は、レアンが

大賢者になりたがっていると言って

ため息をつきました。

 

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◇反対勢力◇

ラティルを皇太子に

強く推したのはレアンでした。

彼が皇太子の座から退くと宣言した時

最初からラティルを

次の後継者に指名していました。

 

レアンを支持していた人たちの多くが

ラティルを皇太女に擁立するという

皇帝の言葉に納得しました。

 

レアンとラティルは

皇后が産んだ同母兄妹だったので

皇后派の人々は

どちらが2人のどちらが

皇帝の座についても

問題ありませんでした。

 

けれども、

反発なく皇太子になった

レアンと違い

ラティルが後継者になることを

支持する人と同じくらい

反対する人がいました。

 

次の皇太子はトゥーラ皇子で

なければならない。

 

ラトラシル皇女は成人するまで

帝王学を体系的に学んでいない。

 

先代の例を見ても

トゥーラ皇子が

皇太子になるのが正しい。

 

トゥーラ皇子は

教師たちが驚くほど鋭敏で進取的。

タリウム帝国を

さらに強く復興させていく。

 

何人かの大臣と

アナッチャの親戚など

トゥーラを慕っていた人たちは

ここぞとばかりに意見をまとめ

皇帝に反論しました。

 

ラティルは

サーナット騎士団長から

その話を聞く度に

歯ぎしりをしました。

 

独学だけれど、帝王学は勉強した。

父親は健康だし

年を取っていないから

今から正式に学べばいいのでは?

時間は十分にある。

トゥーラが鋭敏で進取的なのは

認めるけれど

彼は現実味に欠ける

主張ばかりしている理想主義者。

彼の議論の半分以上は実現不可能。

 

本当に悪い奴ら!

 

ラティルは考えれば考えるほど

腹が立ちました。

レアンが皇太子だった時には

声もかけられなかった

トゥーラの支持者たちが

ここぞとばかりに

声を上げるのが気に入りませんでした。

 

大丈夫です。

皇女様は、すべて

圧してしまえるのでは

ないですか?

 

とサーナット卿は何でもないように

ラティルをなだめました。

 

彼女は、

自分の行く手を遮るものは

誰でも、皆片付けると言って

頷きました。

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父親も兄も

ラティルに皇帝の資質があることを

見抜いていたように思います。

だからこそ、レアンは

自分が大賢者になっても

大丈夫だと思って

皇太子の座から退くことができ

父親は、レアンが

ラティルを強く後継者に推したことに

反対しなかったのだと思います。

 

ラティルも

内に秘めていた野望を

表に出し始めました。

失恋にひどく苦しみ傷ついていた

ラティルよりも

強いラティルの方が好きです。

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