自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 102話 ネタバレ マハに着いたルー。マハへ向かっているカルロイ

 

102話 マハに向かう船上で、ルーは船酔いに苦しんでいます。

 

メアリーはルーに、

本当にもうすぐ到着するそうなので

少しだけ我慢して欲しいと言って

彼女の背中を叩きました。

 

宮医は、

普通、

鎮痛治療を受けたら

乗り物酔いも良くなるのだけれど、

陛下はそれが効かない体質のようだと

言いました。

 

ルーは、

もう皇后陛下ではないと

言いましたが、宮医は、

まだルーの退位書類が

正式に承認されていないので

それまでは陛下だと言いました。

ルーは吐き気を催しながら

宮医は、生真面目だと思いました。

 

それでも、

マハで陛下と呼ばれれば、

人目を引くので、

どのように呼ばれるのがいいか

ルーはメアリーに相談しました。

 

メアリーは、呼称よりも

ルーの外見の方が目を引くと思うと

答えました。

 

ルーはため息をつき、

それでは「奥様」と呼ぶように。

未婚よりは、

既婚のふりをした方がいいだろうと

指示しました。

 

しかし、その直後、ジェインは

陛下、港が見えると大騒ぎしました。

ルーは、

奥様と呼べと言ったのにと

ぼやきました。

 

それでも、

マハの街並みが見えてくると、

海上魔法の美しさに、

ルーは目を見張りましたが

船酔いには勝てませんでした。

 

ルーは、

マハの第一印象は

絶対に忘れられないと

母親に語りかけました。

キアナはニッコリ笑って

手を振りながら

ルーたちを出迎えました。

ルーはげっそりとした顔で

キアナに、

久しぶりだと挨拶をしました。

彼女は、ルーが

ひどい船酔いをしたようだと

心配しました。

 

キアナは、

すぐに首都へ連れて行こうと

思ったけれど、キロクも

とても有名な都市なので、

もし陛下が・・・

と言いかけたところで、

メアリーは小声で

「奥様です」と言い直しました。

 

キアナは、

訳が分かりませんでしたが、

奥様はキロクも

見たいと思っているか。

キロクに宿を取っているけれど

気が向かないなら、

すぐ首都に行ってもいいと話しました。

 

ルーは、少し考えた後、

キロクを見学するのも

悪くないと思うと返事をしました。

キアナは、

すぐに宿に案内すると言いました。

 

馬車に乗って到着した宿は

まるで宮殿のようで、

ルーは、

こんな所に泊るのかと尋ねました。

キアナは

マハの皇帝が勝手に使えと言って

一つくれたと答えました。

 

ルーは、

こんな豪邸をくれたのかと

焦りました。

キアナは、

キロク以外にも何軒かある。

ルーには3階全体を使うようにと

告げました。

 

マハの皇帝は、

施すことを楽しむ人のようだと

ルーが指摘すると、キアナは

そうではなく、

自分のことが気に入ったようだと

返事をしました。

 

ルーは、クライド卿は

首都にいるのかと尋ねました。

キアナは、

仕事で首都にいるので、

来るのは明日くらいになる。

そして、もうアンセンではなく

ミロナになった。

皇帝から、

新しい姓と爵位をもらったと

話しました。

 

ルーは、

マハの皇帝からもらったのかと

尋ねました。

キアナは、

もちろん、マハでの爵位

もらったけれど、ミロナは、

クロイセンの爵位だと答えました。

そしてキアナは、

アンセンの領地のほとんども

クライドが

受け継ぐようになったけれど、

それを知らなかったのかと

尋ねました。

ルーは知らなかったと答えました。

 

キアナは、

皇帝がルーをマハに寄こしたのか。

てっきり、一緒に来ると思っていたと

話しました。

ルーはため息をつき、

ゆっくり説明すると告げました。

 

キアナは、

料理を用意していると言って

すぐに食堂へ案内しました。

ところが、その料理は

ルーの口に合いませんでした。

 

キアナは、

マハは、とくに香辛料を

たくさん入れるので、

独特の味がすると苦笑いをしました。

そして、首都には

自分がローデンから連れて来た

料理長がいるので、

それまで、少しだけ

我慢して欲しいと頼みました。

 

宮医もジェインも

料理の味に閉口し、

ジェインは、

食べなければ飢えると思いました。

ルーは、

マハとソルタは全然違うと

ため息をつきました。

 

キアナは、

自分も最初は

マハの食べ物が口に合わなくて

とても苦労した。

本当にクロイセンが恋しいと

ぼやきながら、料理を食べました。

 

ルーは、そんなキアナを

じっと見つめていたので、

キアナは、

どうしたのかと尋ねました。

 

ルーは、

リビアの孫夫婦のことを

思い浮かべながら、

愛する人と、何の問題もなく

一緒にいられるというのは

どのような気持ちなのかと

考えながら、キアナは

クライド卿と一緒にいるせいか、

以前より、いい顔をしていると

指摘しました。

 

キアナは、陛下も

最後に会った時より、

はるかに顔色が良くなったようだと

指摘しました。

 

ルーは、

陛下とは言わないようにと

言いましたが、キアナは

聞いている人がいないから

大丈夫。

マハの皇帝さえ知らなければ大丈夫。

彼女は、ルーの顔さえ知らないと

言いました。

 

ルーは、

そういう意味ではなく、

自分は、本当に、もう陛下と

呼ばれるようなものではない。

皇后の座を退くことにしたと

話しました。

 

驚いたキアナは、

退位するには、

それだけの理由があると思うけれど、

これからは楽しいことしか

待っていないのに、

なぜ、退位するのか。

皇帝はどうなるのかと尋ねました。

 

ルーは、

彼が元気に過ごしていると

信じなければならないと答えました。

 

キアナは、あの皇帝が、

皇后なしに元気に過ごすなんて

絶対にあり得ないと思いました。

マハに向かう船の上で、

カルロイはアセルに

本当に大丈夫なのかと尋ねました。

アセルは、

何が大丈夫なのかと聞き返すと

カルロイは、以前、アセルが

死んでもマハに行きたくないと

言っていたけれど、

なぜ、今回は付いて来たのかと

尋ねました。

 

アセルは、

自分はカルロイの護衛だからと

答えました。

カルロイはため息をつき、

マハで、自分は危険ではない。

しかし、マハに着いたら、

アセルの状態がどうなるかは

目に見えている。

その状態で自分を護衛できるのかと

尋ねました。

アセルは返事ができませんでした。

 

カルロイは、

どうしてもダメなら、

マハで船を手配するので、

おとなしくクロイセンに

戻るようにと指示しました。

しかし、アセルは、

嫌だと反発しました。

 

カルロイは甲板に行き、

海を見つめながら、

ソルタも、

あまり近くはなかったけれど、

マハに行けば、

リリアンとは本当に違う空の下で

生きているような気がするだろうと

思いました。

そして、カルロイは

水面を見ているうちに

海の中へ引き込まれそうな気分に

なりましたが、

「カル、死なないで!」と言う

ルーの声が彼を引き留め、

彼は後ろに下がりました。

そして、甲板に座り込むと、

自分は狂っていると

自分自身を罵りました。

 

そこへアセルがやって来て、

こうなると思ったから付いて来たと

言いました。

カルロイはアセルに

死んだりしないと言いましたが、

人が自分の命を捨てたいと思うのは

いつだろうか。

キアナの皇妃任命式の日、

自ら毒を飲んだリリアンは、

どんな気持ちだったのかと考えました。

そして、自分は

本当に死ぬこともできないと

思いました。

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ルーが

徐々に元気を取り戻している一方で

カルロイの目の前には

まだ、死の影がチラチラしています。

 

彼の命を助けたルーは、

カルロイにとって唯一、

信じられる人だったのでしょうけれど

目の前にいる皇后が、

自分の探していたルーだと知らずに

数多くのひどい行いをしてしまった。

その行いが、カルロイを責めさいなみ

自分自身を許すことが

できないのだと思います。

カルロイを救えるのは、

ルーしかいないと思います。

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