自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 114話 ネタバレ カルロイの激しい愛の告白

 

114話 何だったら思い通りにできるのかと、ルーはカルロイに言い返しました。

 

ルーは、

自分たちの関係は終わったのに、

自分たちの間に残っているのは

憎しみと後悔と

罪悪感だけでないといけないのに

カルロイを

生ける屍のようにしているのが、

愛のためなのかと、

疑問に思ったルーは、カルロイに、

以前の彼は、よく否定していたのに

何度も何度も否定していたのに

今は、なぜそうしないのかと

尋ねました。

 

そして、ルーは

今さらカルロイが

愛という言葉を口にして、

自分にどうしろと言うのか。

そんなことを言いながら、

切なそうな顔をして、

自分にどうしろというのかと

思いました。

 

カルロイのせいではないとまで

言ったのに、

自分が、どんな気持ちで

そんなことを言ったのか・・・と

ルーは呟くと、

カルロイが苦痛から楽になれば

自分の心も楽になると思った。

そうすれば、

重苦しいだけの気持ちも、

心の中に積もった、

ザラザラの砂のような未練も

全てなくなり、

これ以上、カルロイのために

後ろを振り返らなくなるだろうと

思っていたけれど、

実は、そうでなかったら

どうしようと心配しました。

 

カルロイは、ルーに関しては、

一度も、自分の思い通りに

なったことはなかった。

だから、

自分がルーを見ることも

できないように、

早く出発してと言いました。

カルロイの背中から、依然として

血がにじみ出ていました。

 

ルーは、

自分が出発したらどうするのか。

このように振舞って

死んでしまうのかと尋ねました。

カルロイは、

約束を守ると言ったはずだと

答えました。

 

ルーは、

それ以外に生きる理由はないのか。

こうして生きる屍のように

一生、生きるのかと尋ね、

カルロイの胸に手を当てました。

 

彼はルーの手を掴むと、

それでは、

自分にどうしろと言うのか。

恥知らずな真似をして、

ルーを捕まえてもいいのか。

どうせ、頭が

おかしくなっているのだから

ルーが逃げられないように、

かましく、ルーの足首を

掴んだままにしておき、

自分のそばで、自分同様、

このような姿で

暮らさせればいいのか。

ルーを見る度に、

自分が何を思っているのか

知っているのか。

1日に数十回ずつ、ルーの足元を

犬のように這いながら

すり寄りたい。

どうか、そばにいて欲しい。

それとも、

どうか死なせて欲しいと

言えばいいのかと叫びました。

 

そして、カルロイは、

このままだと、

おかしくなりそうだ。

ルーを自分のそばに

縛り付けてしまいそうで、

鳥肌が立つほどだ。

でも、自分がそうしたらダメだ。

ルーが自分のそばにいれば、

死ぬとしか言わないからと

話しました。

 

ルーは、

心臓をドキドキさせながら、

カルロイは、

自分と一緒にいたがっている。

申し訳ないからではなく、

罪を償うためではなく、

ただ、そうしたいだけ。

自分がカルロイを許そうとし

彼を憎まないように、

全力を尽くして努力する理由も、

スッキリした気持ちで

旅立ちたいからではなく

それだけ、カルロイを・・・

と考えているうちに、

涙がこぼれました。

 

カルロイはルーの涙を拭いながら

自分はルーを

泣かせてばかりいる。

自分のそばにいると、

ルーは、いつもこんなに・・と

言うと、ルーは彼の手をつかみ

中へ入ろう。

カルロイの治療を

しなければいけないと言って

彼を引っ張りました。

 

ルーはカルロイに、

服を脱ぐように言いました。

彼は、しばらく躊躇った後に

ため息をつくと、

ルーが気を遣うから

医者を呼べばいいと言いました。

しかし、ルーは腕を組み、

同じ言葉を二度言わせるなと

言いました。

 

カルロイはため息をつくと

服を脱いで上半身裸になりました。

カルロイの背中の古い傷痕は

自分を庇った時にできたものだと

ルーは思いました。

 

ルーはカルロイに、

薬のある場所を尋ねながら、

チェストの引き出しを開けました。

カルロイは、

慌てて引き出しを閉めながら

その必要はないと答えました。

しかし、ルーは

引き出しを勢いよく開けました。

その中には、

たくさんの薬瓶が入っていました。

ルーは、これを見せたくなくて

自分を止めたのかと、

カルロイを咎めました。

 

彼は、

知ってもいいことはない。

ルーが気にするのは嫌だと

返事をしました。

 

ルーは、

カルロイは無駄に優しくて、

自分のような者が

こうして生きるのも心配する。

こんなのは

大したことないのにとぼやくと

背中を見せてと言いました。

カルロイはベッドに座り、

ルーに背を向けると、

彼女もベッドに座り

彼の背中に薬を塗りました。

 

カルロイは頬を赤く染めながら

リリアンは、

自分に同情しているのか。

それで、自分を憎みながらも

傷を治療してくれるのだろうか。

彼女の前で可哀そうな振りをすれば

自分のそばに残ってくれるのか。

しかし、そんなことを考える自分を

卑劣だと思いました。

 

ルーはカルロイを呼ぶと、

デルア公爵が、

結局、カルロイは

ルーのせいで狂ってしまうと

言っていたと打ち明けました。

カルロイは、

デルアが馬鹿なことを言ったと思い、

ルーに、

とんでもないと言うと、ルーは

その言葉の通りにならないでと

言いました。

そして、ルーは

カルロイの背中にすがりつき、

身体を震わせながら、

デルアのどのような言葉も

叶わなければ、

悪夢が完全に消えると言いました。

 

カルロイは、

肩の上に置かれたルーの手に

触れながら、

こんなに簡単に

触れてはいけないのにと

自分を責めました。

 

カルロイはルーに

いつ出発するのかと尋ねましたが、

いざ、彼女が出発しようとしたら

この手を放すことができるのか。

もう、こんなに触れてしまったのに

このまま手放せるのだろうかと

悩みました。

 

カルロイはルーを呼ぶと、

身体を震わせながら、

自分は彼女にとって、

悪い者であることは

知っているけれど、

何をしても、どうせ悪い者なら、

少し責任を取って欲しいと言い

ルーの方を振り返ると、

もうダメだ。放せない。

自分の人生まで全て、

ルーが持って行ってくれないかと

頭を下げて頼みました。

ルーは、

自分が持って行ったところで

良いことはないと返事をしました。

 

カルロイは、

多くのことは望まない。

そばにだけ、

いられるようにして欲しいと懇願し

自分が何とかして、

ルーを傷つけないようにする、

泣かせないようにすると

言いました。

 

カルロイはずっと頭を下げたまま

ルーの返事を待ちました。

そして、ついにルーが

分かったと答えました。

カルロイは顔を上げました。

ルーは涙を流しながら、

彼に手を差し伸べ、

「分かったから。この馬鹿」と

言いました。

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今まで一度も口にしたことのなかった

激しいルーへの思いを

とうとう打ち明けたカルロイ。

そして、どうしても

ルーを手放したくないという

カルロイの切実な思いに

心が痛みました。

これで、ルーがカルロイを

受け入れなかったら

どうしようと思いましたが

ルーも彼の本当の気持ちに気づき、

彼の愛を受け入れることができて

良かったと思いました。

 

最後にルーが「分かった」と

返事をするシーン。

それまで、暗かった部屋の背景が

青い空の広がる浜辺の背景に

変わるのですが、

それが、二人に付きまとっていた

暗雲や黒い霧が晴れたことを

意味しているのではないかと

思いました。

本当に素敵なラストシーンでした。

 

韓国版を読んでいるので

日本版との言い回しが

違う箇所がありますが、

ご容赦ください。

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