自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

正しい復讐の作法 122話 ネタバレ 璃香が母親を見捨てる時

 

122話 璃香は子供を連れて刑務所にいる恵美を訪ねました。

刑務所の面会室で

泣き叫ぶ子供に、璃香は、

もうすぐ、

おばあちゃんが来るので、

もう泣かないでと

あやしていると、

刑務官に連れられて

恵美がやって来ました。

 

恵美は璃香に会うなり、

まだ、あの家にいるのか。

その格好は何なのかと

非難しました。

 

璃香は、

自分が好きで

こんなことをしていると

思っているのか。

他に方法がないからだ。

なぜ、自分がこんな状態で、

生きていると思っているのかと

恵美に抗議しましたが、彼女は、

なぜ、その子を連れて来たのか、

誰が会いたいと言ったのかと

文句を言いました。

 

璃香は、

なぜ、そんなことを言うのか。

恵美の孫ではないかと

訴えましたが、

その子が、

九条雅紀の息子だったらと

ため息をつきました。

 

その言葉に璃香が怒ると、

恵美は、

璃香は情けない。

九条雅紀の弱点を掴み、

嘘をついてでも、

彼を捕まえるべきだったのに、

このざまは一体何だと罵りました。

 

しかし、

「嘘」と聞いた璃香は

母親を睨みながら、

なぜ、恵美がそこにいるのか

忘れたのかと尋ねました。

 

けれども、恵美は

その質問には答えず、

璃香をこんな目に遭わせた麗奈は

元気に暮らしているのかと

尋ねました。

璃香は、

とても元気に暮らしている。

双子を産んで愛されながら、

幸せに暮らしていると叫びました。

 

恵美は、

璃香は黙って、

それを見ていただけなのか。

何かしなければならないのにと

怒鳴りました。

璃香は、

何をしろと言うのか。

母親が代わりに

復讐してくれるとでも言うのか。

自分に何ができるのかと叫びました。

 

恵美は、

自分にいい考えがある。

それでなくても、

ここで会った人がと・・

言いかけましたが、璃香は、

復讐だの何だの、

うんざりするから、

もういい加減にしろ。

何もするなと怒鳴り、

自分がどれだけ恵美のことを

恨めしく思っているか

知っているかと尋ねました。

恵美の顔が青ざめました。

 

そして、璃香は、

自分の今の生活している様子は

そこにいる恵美から見えないので

本当に良かった。

自分は今、地獄にいる。

自分の住む所、住む家。

自分の隣にいる人、

自分の子、そして自分を

このようにしたのは、

全て母親のせいだと責めました。

 

そして、璃香は立ち上がると

涙を流しながら、

ここへは二度と来ない。

出所しても、

自分を訪ねて来るな。

自分はもう、母親の娘ではないと

言って、立ち去りました。

 

その言葉にショックを受けた恵美は

立ち上がると、

アクリル板を叩きながら、

璃香の背中に向かって

少し待ってと言い、

彼女の名前を何度も叫びましたが、

璃香は振り返ることなく

立ち去りました。

ジェイミーは双子たちに、

絵の具遊びをさせながら、

作業は、はかどっているかと

麗奈に電話をかけました。

麗奈は、

絵の具遊びは大変ではないかと

母親を気遣いました。

ジェイミーは

大変ではない。

どれだけ、双子たちが可愛いか

分からない。

見ているだけも幸せだと答えました。

 

麗奈はお礼を言うと、ジェイミーは

そんなことを言わないで。

自分の方が感謝している。

麗奈にしてあげられなかったことを

子供たちにしてあげられて、

とても幸せだと言って

涙ぐみました。

双子たちは嬉しそうに

はしゃいでいました。

麗奈の運転する

オープンカーに乗り、

智彦は、風が本当に気持ちいいと

騒ぎました。

そして、イルカを発見した、

今、背中が見えたと言いました。

そして、麗奈が車を止めると

智彦は、イルカのいる場所を

指差しました。

イルカが三頭、

同時にジャンプしました。

麗奈は、まるで自分たちを

歓迎してくれているようだと

喜びました。

智彦も、楽しいと言いました。

 

二人はしばらくイルカを見物した後、

再び、車を走らせました。

そして、到着した場所を見て、

智彦は、

泊まる場所はここだったのかと

尋ねました。

麗奈は車のトランクから

荷物を出しながら、

リマインドだと言ったはずだと

答えました。

そこは、麗奈と智彦が

結婚した後、麗奈が一人で

新婚旅行へ来た場所でした。

 

麗奈は、

智彦が突然、ここに現れたのが

昨日のことのようだ。

また、ここへ来られて嬉しいと

言いました。

 

智彦は、その日、自分が

一線を越えると言ったことを

覚えているかと尋ねました。

麗奈は覚えていると答えると

2人は唇を重ねました。

2人は登山をすることにしました。

智彦は良い天気だと言う一方、

麗奈は、

きちんと戻って来られるかどうか

心配で、緊張していました。

智彦はニコニコしながら、

心配しないで。

自分たちは死から生き返った身体だと

言いました。

麗奈も同意すると、智彦は、

それに自分が横にいるからと

言いました。

麗奈も、自分には智彦がいると

思いました。

 

智彦は、

頂上で食べるカップラーメンが

美味しいと言いました。

麗奈は、必ず食べようと

返事をしました。

 

頑張って山を登っていた

二人でしたが、途中で

智彦がへたばってしまい、

麗奈は、少し休むことを

提案しました。

しかし、智彦は息を切らしながらも

大丈夫。

早く、頂上へ行って

子供たちとビデオ通話をしよう。

子供たちに会いたいと言いました。

麗奈は、そうしようと答えました。

 

麗奈は汗をかき、

息を切らしていましたが

笑顔で、

登って良かったと言いました。

智彦は、くたびれた顔で

同意した後、後から麗奈を抱き締め

自分も、ここに来られて良かったと

言いました。

 

頬を染めて後ろを振り返る麗奈に

智彦は、

もうすぐ頂上なので

少しだけ頑張ろうと励ましました。

麗奈は笑顔で「うん」と答えると

二人は山を登り続けました。

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恵美にとって、璃香は

自分の野望を叶えるための

手段でしかなかったのだと思います。

璃香の様子を見て文句を言うのも

彼女自身のことが心配なのではなく

璃香が自分を刑務所から

助け出してくれることを

期待しているのに、

その力がなさそうなので、

歯がゆさを感じているのだと思います。

璃香は、自分が地獄にいると

言いましたが、少なくとも、

恵美と決別することで、

彼女とは違う人生を歩む可能性が

出て来たと思います。

正直、璃香はどうでもいいけれど、

子供が犯罪者の孫だと

呼ばれるのは可哀そうなので

しっかり、

子供を守って欲しいと思います。