自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

正しい復讐の作法 95話 ネタバレ 色が変わった刻印と璃香の子供の父親

 

95話 璃香は雅紀に妊娠したと告げましたが・・・

 

雅紀は妊娠検査薬を見ながら

本当に自分の子なのかと

尋ねました。

璃香は雅紀を睨みつけながら、

彼の子だと答えました。

会社で、父親の元を訪れた智彦。

もうすぐ退勤するのに、

なぜ、家で話をしないで、

ここに来たのかと尋ねる父親。

智彦は、家では話しづらいと

答えました。

 

父親は智彦を椅子に座らせ

何の話かと尋ねました。

智彦は兄の話だと答えると、

父親は、ため息をつき、

まだ雅紀を疑っているのか、

なぜ、雅紀がそんなことをするのかと

智彦を責めました。

彼は、

麗奈が自分の妻だから。

雅紀はいつも、

自分が一番大事にしているものを

全て傷つけたと言いました。

 

父親が黙っていると、智彦は、

随分前から雅紀の足は治っていた。

宮本秘書に確認してもいいと言って

USBを差し出すと、

これに録音されている会話を聞いて

父親自身で判断して欲しい。

それでも、

自分のことが信じられないなら

自分も自分のやり方でやる。

父親は知らないふりをして欲しいと

告げました。

父親に会えたかと尋ねる麗奈。

「ああ。」と返事をする智彦。

 

麗奈は、

久しぶりに手を繋いで歩くのは

本当にいいと言うと、

智彦も、すごくいいと返事をし

最近、仕事の引継ぎで忙しく、

残業が多かったことを謝りました。

 

麗奈は、

引継ぎはうまく行っているかと尋ねると

智彦は、山本が、

本当に戻らないといけないのかと言って

とても苦しんでいるけれど、

口先だけだと言いました。

 

麗奈は、

前から感じていたけれどと言って

手首の数字を見せ、

色が少し変わった気がしないか。

だんだん鮮明になっていくようだと

言いました。

智彦はギョッとしましたが、

よく分からないと返事をしました。

それでも、麗奈は

変ったようだと主張しました。

 

実は、智彦も同じことを

感じていましたが、

それを認めてしまったら、この日が

本当の期限になりそうだと

思いました。

 

彼は無理矢理笑顔を作り、

心配しないように、

違うと思うと言いました。

麗奈は、

一応、同意しましたが、

麻里子が占い師を紹介してくれたと

言いました。

 

驚く智彦に、麗奈は、

自分たちに起きたことは

普通のことではないので、

占い師の力を

借りてみなければいけないと思い

予約しておいた。

一緒に行こうと言いました。

智彦は、

何でもやってみなければいけないと思い

同意しました。

ベッドの上で妊娠検査薬を見ながら、

璃香は、雅紀から、

本当に自分の子なのかと

言われたことを思い出し、

涙を浮かべて、

悔しそうな顔をしました。

 

そこへ恵美が入って来て、

璃香が手にしている物を見ると

それは何なのかと尋ねました。

璃香は、何でもないと答えましたが

慌てたせいで、

妊娠検査薬を落としてしまい、

恵美は、それを見てしまいました。

 

最初、恵美は驚き、璃香に

妊娠したのか、雅紀の子かと

尋ねました。

璃香は、

恵美が怒るに違いないと思い

どうしようと不安になり、

震えていると

恵美は璃香を抱き締め、

よくやったと褒めました。

意外な返事に驚く璃香。

 

恵美は、

少し驚いたけれど大丈夫。

どうせ、結婚しようとしたのだから

九条家

璃香を受け入れるしかないと

言いました。

 

璃香は恵美に、

今、何て言ったのかと尋ねました。

恵美は、自分の可愛い娘は、

ついに親孝行をしてくれると

返事をして、

よくやったと何度も繰り返し

褒めました。

 

しかし、それを聞いた璃香は

それが母親の言うことなのか、

自分の心配をしてくれないのかと

抗議しました。

 

恵美は璃香の手を握り、

心配をしない訳がない。

妊婦に良い物を用意するので

落ち着くように。

璃香は妊娠中なのだからと

なだめました。

 

しかし、璃香は

これ以上、話すことはない。

頭が痛いと言ってベッドに横になり

母親に出て行くよう告げました。

 

恵美は、

理性的に考えるように。

もうすぐ株主総会が開かれ、

その時、麗奈を

取締役にするつもりのようだから

とりあえず、

雅紀と結婚するように。

璃香が結婚したら、

自分たちを無視することは

できないだろうと言いました。

 

璃香は起き上がると、

恵美は骨の髄まで利己的だ。

自分のことを考えてくれないのか。

恵美は自分のことを道具だと

思っているのかと非難しました。

 

恵美は、それを否定し、

璃香をとても愛しているし、

自分には璃香しかいないと

告げました。

 

しかし、璃香は泣きながら、

これが全て夢だったらいい。

父親が誰かもわからないのにと

叫びました。

 

今、何て言ったのか、

なぜ父親が分からないのかと

うろたえながら恵美は尋ね、

早く答えろと叫びました。

璃香は、

父親が誰だか分からないとしか

言えないと言いました。

 

恵美はよろけながら、

絶対に雅紀の子でないといけないと

言いました。

璃香は、自分は恵美の娘だ。

母親と同じことをしていると

皮肉を言いました。

 

璃香は、

自分よりましでないといけない。

必ずそうならなければならない。

お腹の中の子は、

誰が何と言っても雅紀の子だと

肝に銘じるようにと叫びました。

 

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恵美は、自分のことを

ましだとは思っていないのですね。

確かに、恵美は

今の地位を得るために、

数多くの悪事を働いて来たので

それを分かっていて、

自分のことを、ましでないと

言っているのなら、

少しは恵美にも、

ましなところがあるかもしれません。

 

恵美が

璃香のお腹の子の父親は

雅紀でなければいけないと

いくら言ったところで、

DNA検査をすれば、

雅紀が父親かどうかなんて

分かってしまいます。

自分と同じ手が使えないことを

恵美こそ肝に銘じるべきです。

 

子供の父親が分からないと嘆くなら

なぜ、璃香は避妊をしなかったのか。

相手が協力してくれなかったというのも

あるかもしれませんが、

璃香は、

母親のしたことを非難しながらも

同じ手を使ってもいいと

心の片隅で

思っていたのかもしれません。