自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 125話 本編 最終話 ネタバレ 平和で愛に満ちたプルトゥ

 

本編最終話 ルーはプルトゥに戻ることになりました。

 

カルロイは書類を見ながら、

自分は心配だと呟きました。

ティニャは、

何が心配なのかと尋ねました。

カルロイは、

ルーにとって、

ここは良い思い出が一つもない。

ソルタがそんなに好きなら、

自分が、あちらへ行った方がいいと

答えました。

しかし、ティニャは、

皇后は帰りたがっている。

自分にも大丈夫だと言っていたと

話しました。

カルロイはティニャに、

ルーがそんな話をしたのかと

尋ねました。

 

ティニャは

「はい」と返事をし頷くと、

本当に心配なら、

プルトゥで良い時間だけを

過ごせるように、

万全の準備をして欲しい。

皇后は、辛いからといって、

避けたり逃げたりする人ではないので

新しいプルトゥにも

すぐ慣れると思うと話しました。

 

その言葉にカルロイは

頬を染めて頷き、微笑むと、

確かに、ルーはそういう人だと

返事をしました。

その姿はティニャに

アデライドを彷彿させたので、

彼女は涙を浮かべました。

 

ティニャはカルロイに、

これで失礼すると告げました。

彼女は、欲しいものを

一番近くに置いていたのに、

長い間、他の所を

無駄に探し回っていたと思いました。

ティニャは部屋の外へ出ると、

アセルに変な顔をしていると

指摘されて、ビクッとしました。

そして、アセルはティニャのことを

アレクシスと呼び、彼女に

泣いているのかと尋ねました。

 

ティニャは咳ばらいをし、

そのように非常識な口の利き方を

してはいけないと言ったはず。

それに呼び方にも

気をつけろと注意したはず。

そして、訳もなくカルロイを

煩わせてはいけない。

これから補習授業をするので

付いて来るようにと指示しました。

 

アセルは、

昨日も授業を受けたので嫌だと

抗議しましたが、ティニャは、

アセルは、

もう少し学ぶ必要があると

言いました。

 

アセルは、

皇后はいつ戻って来るのかと

尋ねました。

ティニャは、約2週間後だと

答えました。

 

アセルは、

皇帝が直接迎えに行くのなら

自分も行かなければならないと

笑顔で言いました。

ティニャは、

今さら、そんなことを言うな。

アセルが皇帝に

付いて行かなかったことなんて

ないではないかと反論しました。

 

しかし、アセルは、

言葉ではそう言っているけれど

ティニャも楽しいのではないか。

もう悲しい事は起きないのだからと

笑顔で指摘しました。

ティニャは

口元をほころばせました。

 

アセルは、

早く2週間後になって欲しいと

言いました。

ティニャは「そうですね」と

返事をしました。

2週間後、

ルーがソルタを出発する日に

なりました。

カルロイは、

ルーの準備ができたら出発しようと

言いました。

ルーは「はい」と返事をすると、

悲しそうに微笑むオリビア

今にも泣き出しそうなベクスに、

今回は、2度目のお別れだと

言いました。

そして、オリビア

今まで本当にありがとう。

これからも手紙を送る。

そして、ラ・ソルティオに

来ることがあったらと

言いかけたところで、オリビア

フフフと笑い、

来なくてもいいと言いました。

 

ルーは「え?」と聞き返すと、

リビアは、

実は自分もプルトゥへ行く。

ベクスと一緒にと答え、

2人共、笑顔になりました。

ベクスはルーに

「驚いたでしょう?」と

聞きました。

 

ルーは顔を赤くして、

2週間何も言わなかったし、

これで最後のように振舞っていたと

抗議すると、オリビア

喜ばせようと思って

秘密にしておいた。

とても驚かせてしまい

申し訳ないと謝りました。

 

ルーは、慌てながら、

なぜ急に

プルトゥに来ることになったのかと

尋ねました。

リビアは、

皇帝にお願いされたと答えました。

 

その言葉にルーが驚くと、

リビアは、

ルーがラ・ソルティオを好きだった

理由の中に、

自分とベクスもいるという

過分なことを言われれば

断れないと言いました。

 

そして、メアリーは、

リビアプルトゥを

知らないせいで、

まともな討論ができないという

ベルバティ夫人の挑発に

乗ってしまったこともあると

言いました。

一方、オリビアは、

年寄りにも挑戦は必要で、

見識は広いほど良いものだと

言いました。

 

ルーはカルロイの首に抱き着くと

お礼を言いました。

カルロイは、ルーが喜ぶことは

全部してあげると言って

ルーを抱き締めました。

 

ルーは、

愛するものと一緒にいるプルトゥは、

馴染みのあるものとなるだろう。

こういうのが、

人生に根を下ろすという

ことなのではないかと思いました。

 

カルロイはルーに

帰ろうと言いました。

ルーは「ええ」と返事をし、

随分、遠回りをしたけれど、

ついに、完全に

自分の居場所ができたと思いました。

ルーたちはプルトゥに到着しました。

カルロイは心配そうに、ルーに

どう思うかと尋ねました。

ルーは、

ここを旅立った時と

変っていないはずなのにと

思いながら、

美しいと思うと答えました。

カルロイは感慨深そうな顔をして

ルーの名前を呼びました。

彼女が返事をすると、

カルロイはルーの手にキスをし、

これからも末永く、

自分たちは大丈夫だと思うと告げ、

2人は唇を重ねました。

ルーとカルロイの

結婚記念パーティが開かれました。

 

一人の男性がルーを見て、

あれが噂の皇后かと尋ねました。

別の男性が「噂?」と聞き返すと、

前者は、

皇后が歩かなくてもいいように

皇帝が抱き抱えて移動したという

噂がある。

そして、皇后は絵を描くのが趣味で

皇后の作品を宮殿全体に

飾っているという噂もあると

話しました。

後者は、

そのようなとんでもない噂が

広まっているのかと言ったものの、

それは全て事実だと言いました。

 

前者は、とても驚くと、後者は、

皇后が帰って来てから、

皇帝に接するのが、

はるかに容易になったと言いました。

すると、前者は、

以前、皇帝は皇后が嫌いで

彼女の死を望んでいたのにと

言いかけましたが、

後者は彼の口を塞ぎ、

あの時のことを話したら

大変なことになる。

言うのは禁止と注意しました。

そして、

とにかく、いいではないか。

殺伐としたプルトゥよりは、

平和で愛に満ちたプルトゥがいいと

話しました。

 

ルーは、

イチゴがたっぷり飾られた

ベクスの作ったケーキに

目を輝かせ、

そんなルーをカルロイは

優しい目で見つめ、

ルー同様、

ケーキに目を輝かせるジェインを見て

メアリーは、

「この子は全く」といった顔をし、

リビアは、その様子を笑顔で、

ゴルデンは涙ぐみながら見守り、

ケーキを食べたそうな顔のアセルを

ティニャは冷や汗をかきながら

見つめていました。

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第一話も最終話も、

ルーとカルロイの結婚を祝う

パーティーのシーンですが、

第一話の殺伐としたシーンとは

打って変わって、最終回は、

とても幸せなシーンとなり、

本当に良かったと思いました。

お話の2/3くらいまで、

ルーが悲しんだり苦しむ姿が

ずっと続いていたので、

最後に、

ルーの素敵な笑顔が見られて

良かったです。

本編は、今回が最終話ですが、

次回から外伝が始まります。

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