自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 225話 先読み ナビエの心配とソビエシュとの別れ

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225話 エンジェルに第5騎士団を貸してくれと頼まれたナビエでしたが・・・

 ◇エンジェルの脅迫◇

ナビエは、

エンジェルの頼みを断りました。

 

断られると

思っていなかったエンジェルは

意外そうな顔をして

 

もしかして、

リルテアン大公の名前を

とても小さな声で言いましたか?

 

とナビエに尋ねました。

 

そして、

第5騎士団も同僚だし

人手が足りないので

助けてほしいだけと

言いました。

 

それでも、ナビエは断りました。

 

ランドレ子爵が

自分のことを何か言ったのかと

エンジェルは尋ねましたが

ナビエは、否定しました。

 

そして、

 

人を脅迫する前に

相手に脅迫が通じるか

それとも懐柔した方が良いか

あらかじめ調べた方が良い。

 

と言いました。

 

エンジェルは用事が済んだので

立ち上がり、

無言でドアへ向かいましたが

ドアノブを握る直前に

 

ナビエが第5騎士団を貸すと言ったら

失望した。

 

と言いました。

そして、

リルテアン大公のいる場所は

教えないと、言いました。

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◇巣の中のハインリ◇ 

翌朝、ナビエが目覚めた時

ハインリは隣にいませんでした。

侍従の話では、

明け方に出かけたとのこと。

 

そして、朝食後に副官から

 

夜中に、リルテアン大公が

東大帝国の大使館の前で

ひどい恰好で見つかった。

それについて、ソビエシュは

ハインリに問いただそうとしている。

 

と伝えられました。

 

ナビエは執務室へ行くと

ハインリは、

巣を作っている所へいると

マッケナが教えてくれました。

 

夜の部屋の裏手の柱だけある所です。

 

そして、ソビエシュが

リルテアン大公のケガのことで

ハインリを非難したことを

教えてくれました。

 

ナビエは、巣のある所へ行きました。

 

ハインリは、鳥の姿で

空虚な表情をして

どこかをぼんやり眺めながら

巣の中に座っていました。

 

ナビエは彼を慰めたいと思い

手を伸ばしましたが

彼が、翼で頭を抱えているのを見て

怖くなりました。

 

彼は、自分のせいで

諦めたものを思い出して

後悔するかもしれない、

その後悔が自分への恨みに

変わることを

ナビエは心配しました。

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 ◇マスターズの心配◇

その同じ時刻

地下騎士団の仕事をしていた

マスターズは

兄のエプロンに会って

東大帝国の大使館前で

リルテアン大公の

やせこけた姿を見た人たちが

ハインリのことを何て言っているか

尋ねました。

 

 

元々、西大帝国では

リルテアン大公の評判は

良くないし

彼が罰せられたのは

ジュメンシア公爵の

息子に危害を加えたせいなので

それだけ、ハインリは

ジュメンシア公爵家のことを

大事に思っていたと

言っている。

 

一方、

ハインリがナビエに

はまったせいで

そのジュメンシア公爵家

破滅させたと言う人々もいる。

 

と答えると

マスターズは、怒りました。

 

エプロンは、

ナビエの悪口を聞いた

東大帝国からの旅行者が

西大帝国の人々と

喧嘩をしたことを

話そうかどうか迷っていると

マスターズの肩越しに

コシャールが見えたので

彼に声をかけました。

 

自分の後ろに

マスターズはドキッとして

身体が固まってしまいました。

兄に助けを求めましたが

エプロンはどこかへ

行ってしまいました。

 

マスターズは

コシャールのような

清純で軟弱な美男子と

一度も顔を合わせて

話をしたことがありませんでしたし

何か失言でもしたら

彼が倒れてしまうのではと思い

彼女は

 

数日前、天気が悪かったけれど

コシャール卿みたいな体質は

天気が悪いと、風邪をひくので

牛乳と蜂蜜を

温めて飲むといいですよ。

体調を崩さないようにしてください。

 

と言って、走り去りました。

 

その後姿を見ていたコシャールは

 

可愛い。

 

と言いました。

 

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◇手紙◇

顔から首筋、耳元まで

真っ赤なマスターズを見て

お兄さんに会いに行ったのではなく

男に会いに行ったと言って

ローズとローラは

マスターズをからかいました。

 

侍女たちの楽しい話を聞いていると

ナビエは、仏頂面のハインリを

少し忘れることができました。

 

みんなで、お菓子を食べるため

テーブルにつき

ナビエが一口食べようとすると

ドアの外にいる騎士が

ソビエシュの来訪を告げました。

 

ナビエはドアを開くと

籠を持ったソビエシュが

立っていました。

彼は、応接室へ入って来ました。

 

そして、プレゼントと言って

籠をテーブルの上に置き

戸口へ戻りました。

ナビエはプレゼントを

捨てると言いましたが

ソビエシュは、

 

ナビエに拒絶されても、

私はすがるしかない。

自分にとっては私たちは

夫婦だから

ナビエが違うと言っても

自分はナビエを

追いかけるしかない、

ナビエが迷惑だと思っても。

 

と言いました。

 

ソビエシュは、

言いたいことが

いっぱいあるといった目で

ナビエの顔を隅々まで

記憶にとどめるかのように

彼女の顔を見つめました。

 

ソビエシュがナビエのことを

好きだと言うと

彼女は彼のことを好きではないと

言いました。

 

あなたが私のことを

好きでなくても

あなたがが戻ってこなくても

あなたが好き。

あなたを一生の妻だと思っていたのに

今はそうでないと言われたら

どうやって取り戻すのか?

 

とソビエシュは言いました。

 

ナビエは、自分を妻だと思って

生きてきたのと同じ時間が経てば

他人だと思えるのでは?

と言いました。

 

ソビエシュは、

 

それだけ恋しさが募るはずだけれど

それができるだろうか。

 

と言うと

ナビエは、天使のような姿の

銀髪の女性を探せば可能だと言いました。

 

痛烈な皮肉ですが記憶を失っているソビエシュには通じません。

 

ソビエシュは、ナビエに

第4騎士団の団長が

彼女を訪ねてきたことを確認し

彼は港のことで

来たかもしれないので

まだ、半月経っていないけれど

帰ると言いました。

 

ナビエが別れの挨拶をすると

ソビエシュはせつなそうに頷き

さよならと囁いて

部屋の外へ出ました。

 

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ナビエは、

籠を持って寝室に

入りました。

籠を覆ってある布を

取り払うと、

その中は封筒で一杯でした。


驚いて、籠を持ち上げると

封筒に入っていない手紙が

置かれているのが見えました。

その手紙を広げると、

見慣れた文字が目に入りました。


これ以外は

私が書いたのではない。

ここの首都を回っている時に会った

君を愛する

東大帝国の旅行者たちや傭兵たち、

ビジネスのために来た人々から

もらった。

辛いとき、一つずつ読んでみて。

 

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ナビエのことを好きな人たちの

気持ちを伝えることで

ナビエを東大帝国へ

連れ戻そうと言う下心は

あったかもしれませんが

最後の手紙の入ったバスケットには

ジーンと来てしまいました。

 

西大帝国へ来て以来

ソビエシュはナビエを

困らせることばかり

してきましたが

最後は良いことをしたと

思います。

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