自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 362話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ レアンの暗号文の中身

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362話 棺の中に横たわっていたドミスが目を覚ましました。

◇目覚めさせてはいけない

痕跡は、全て消したかという

百花の質問に、

何人かの聖騎士たちは、

死体と戦闘の痕跡をすべて片付け、

棺は運び出したと答えました。

続けて、片付けに行った時、

アニャが

まだそこにいたことを話すと

百花は眉をひそめ、

棺桶の中にあったものを

先に移動させなかったのかと

尋ねました。

 

聖騎士は、

中のものは移動させた。

アニャに事情を聞いたところ、

棺桶の中に、

落としたものがないかと思い

立ち寄ったらしいと答えました。

 

百花は頷きながら

彼らを労いましたが、

急に眉を顰め、

棺桶の中のロードを

起こさなかったかと尋ねました。

彼らは、ずっと眠っているのを

確認したと答えました。

 

百花は、

気をつけるように。

遺体は守っても、

絶対に目覚めさせてはいけないと

指示しました。

◇分かった!◇

商団の仕事もたくさんあるけれど

皇帝も、自分の方ばかりに、

次々と仕事を押し付けてくるような

気がするのは、

気のせいだろうかと考えながら

タッシールは、

商団の仕事と

ハーレムの責任者として

引き受けた仕事と、

ラティルが個人的に任せた仕事と

自分が別に興味を持って

進行する仕事などを分けて、

気の向くまま、

あれこれ手に取って見ていたところ

突然、彼は眉をひそめました。

 

ヘイレンはタッシールに

コーヒーを運んで来る途中、

その姿を発見し、

他の人たちは、

側室になったら遊んでいるのに、

うちの頭は、仕事がもっと増えたと

憐れんでいると、タッシールが

突然立ち上がりました。

どうしたのかと尋ねるヘイレンに

タッシールは

「わかった!」と答えました。

◇解読◇

ラティルは昼食を取るために

立ち上がると、

タッシールが訪ねて来たので、

彼を連れて食堂に行きました。

彼は椅子に座るや否やラティルに

数日前に預かった

秘密のメモの内容を解読したと

伝えました。 

 

ラティルは心から

タッシールに感心し、

「本当にすごい」と称賛すると、

タッシールは、

それなら、少し愛情を注いで欲しい。

枯れタッシールになりつつあると

不平を漏らしました。

 

ラティルが謝ると、タッシールは

メモをラティルの前に広げ、

彼が解読した文章と、

暗号を使ったメモを並べ

照らし合わせました。

ラティルは目を丸くしました。 

◇新たな視点◇

レアンは窓際に座ったまま

膝に本を置いて読んでいましたが

突然、バタンと音を立てて

扉が開いたので、彼は本を閉じて

苦笑しながら扉を見ました。

こんな風にやって来るのは、

ラティルだけでした。

 

レアンはラティルに

皇帝の体面はどこに行ったのかと

からかいながら尋ねましたが、

彼女の顔が

怒りで歪んでいるのを見て

ため息をつきながら立ち上がりました。

 

レアンは、

今度は何に腹を立てて

駆けつけて来たのかと尋ねました。

ラティルは大股で歩きながら

ピアノを弾くように、

宙で手を動かしました。

それを見たレアンは、

何を演奏しているのか分からないと

深刻に呟くと、

ラティルは空中に向かって

拳を叩きつけた後、腕を下げ

演奏していたのではなく

レアンの髪の毛を掴んで、

両側に引っ張りたいのを

我慢していたと叫びました。

 

レアンは「それはだめだ」と言って、

自分の髪を両手で隠すと、

ラティルは

息を弾ませながら彼を睨みつけ、

1人用のソファに座り込みました。

レアンはラティルに

皇帝になったら対面がなくなったと

言いました。

 

ラティルは、

なぜ、そんなことを聞いたのかと

尋ねました。

レアンは、

ラティルの体面のことかと

尋ねると、ラティルは

そうではないと答えました。

すると、レアンは

それなら何なのかと尋ねたので

ラティルは唇をかみしめ、

ソファーの肘掛けを

拳で叩きながら、

自分が仕事をうまくやっているか、

国をどのように治めているかなどだと

答えました。

レアンは、

自分の国と妹のことが心配だからだと

答えました。


ラティルは、

自分が仕事ができなければ、

人々を扇動して

追い出したいのではないかと

尋ねました。

 

レアンはため息をつき、

すでにラティルは

答えを決めているのではないかと

返事をしました。

 

ラティルはレアンを見つめ続け、

ソファーの肘掛けを叩きながら

本はどこにあるのかと尋ねました。

レアンは、

先ほどまで読んでいた本は、

最近流行っている占星術の本だと

答えたところ、ラティルは

秘密の暗号に書き変えて

持ち運んだ本だと言いました。

 

レアンは眉をつり上げて

ラティルを見ましたが、

彼女のギロッとした視線に気づき

ソファーに座りました。

 

レアンは、

ラティルの言ったことを

思い出したと言いました。

ラティルは、

自分は何と言ったのか。

自分がレアンに言った言葉の中で

覚えているのは悪口だけだと

言いました。

 

レアンは、ラティルが

自分はロードになっても、

他の人たちとは違う。

自分の存在だけで人々に害になるなら

そうでない方法を見つけると

言っていたと答えました。


ラティルは眉をひそめて

レアンを睨みました。

タッシールが解読したメモの内容は

一つは、ラティルがどのように

仕事をしているかについての

元食料品管理人の報告で、

もう一つは、ある本の内容の

一部だと推定されていました。

秘密の暗号で書き写してはあるものの

タッシールの言葉によれば、

暗号自体が、

それほど難しくはなかったとの

ことでした。

また、ラティルの統治に対する評価も

すべて良い話だけでなく、

客観的に長所と短所の両方が

書かれていました。

それで、ラティルは呆れて

レアンを訪ねてきたのでした。

 

ラティルは、レアンが

兄役をきちんと努めたいなら、

裏切らずに、

そばで見守って欲しかった。

今さら彼が自分を気にするふりを

することにイライラしていました。

何より、なぜ本の内容を

そんなに怪しい方法で

伝えようとしたのか疑問に思った

ラティルは、

あのような内容の本なら、

なぜ秘密の暗号に変えたのかと

尋ねました。

 

レアンは、

500年前の皇帝に関する話だけれど

「500」という文字を

「今」に置き換えると

ラティルの話をしているようにも

見えるので、本をバラバラにしたと

言い訳をしました。


ラティルは、秘密の暗号で

書き変えた方が

おかしいのではないかと

反論しましたが、

レアンは、それを否定し、

暗号文に変えれば、

全部、読めるのではないかと思ったと

説明しました。

 

ラティルは、

話が上手だとレアンに皮肉を言い、

彼を憎んで死にそうなくらいに

睨みつけました。

そして、

何かわかったことはあるのか。

ここまでしたのに、

何もない訳がないと尋ねましたが、

レアンは何もなかったと答えました。

 

ラティルは、

やはりそうだと思ったと告げると

レアンは、

変なことを一つ見つけたと

言いました。

 

ラティルはソファーから立ち上がり、

レアンを見ると、彼は真剣な目で

ラティルではなく

空中のどこかを見ていました。

 

変なこととは何かと

ラティルが尋ねると、

レアンはラティルの方へ

目を向けながら立ち上がり、

対抗者とロードに関する記録の多くは、

時間が経って失われたのでは

ないかもしれないと答えました。

 

ラティルは、

それはどういうことかと尋ねると、

レアンは、誰かが故意に

記録を削除したのかもしれないと

答えました。

ラティルは眉をひそめました。

続けて、レアンは

誰がやったのかは分からないけれど

記録が削除されたのは最近ではなく、

500年前だと言いました。

 

ラティルがレアンをじっと見つめると

彼は視線を避けずに

一緒に向き合いました。

自分を堂々と裏切っておきながら、

依然としてあのように

自分を見ることができるレアンを

ラティルは理解できませんでしたが

仲が良かった時も、彼女は

レアンを理解できませんでした。

 

ラティルはしばらく

物思いに耽りました。

レアンに対する怒りはともかくとして

彼が気づいたことには

確かに好奇心が湧きました。

 

前にメラディムが

ロードが対抗者と何か取引をした。

望んでいることがあったからと

話していたのを思い出し、

レアンの言うことも

それと関係があるのか、

それとも関係ないのか考えていると

レアンに、

何を考えているのかと聞かれました。

ラティルは、

誰が記録を削除したのか

考えていたと答えました。

 

レアンは、

それがそんなに気になるのかと

尋ねました。


ラティルは、

対抗者にとっては、

どうせ全て都合の良い話だから、

その記録を削除する必要がない。

削除するとしたらロードの方だけれど

負けたのはロード。

ロードが記録を削除したのなら

いつでも対抗者は

記録を復活させることができるし

自分の好みに合わせて

書き直したりもできる。

けれども、削除されたまま

記録が復活していないのはおかしいと

答えました。


レアンは、ラティルの言葉に納得し

それは、新しい視点だと

指摘しました。

 

ラティルは、

しばらくレアンを睨みつけました。

レアンに対する信頼や感情はともかく、

彼の学究熱だけは

確かにすごいと思いました。

しかも、

ここに閉じこめられたまま

バラバラになった本を手に入れ、

誰かが記録を削除したことを

突き止めるほどでした。

 

しばらく考えていたラティルは

レアンが外に出ないで

一人で研究するのは許す。

欲しい本があれば送ると言いました。

 

レアンの目が大きくなりましたが

ラティルは、彼が本に

怪しい秘密の暗号を書いて

彼の支持者たちに送るかもしれないので

本の持ち出しはできないと言いました。

 

レアンは、

ラティルは、とてもうまく

やっているようなので、

自分の支持者が

残っているのかと尋ねました。 


ラティルは苦笑いする兄の背中を

手袋でパチンと叩いてしまいました。

◇ザリポルシ姫の伝言◇

その数日後、

ついに聖騎士団長3人が到着しました。

タンベクが、

よく集まる聖騎士団の数は12だと

話していたので、

聖騎士団長が11人も来なかったのは

幸いなことだし、

そのうちの1人はタンベクだったので、

それなりに、ましだと思いました。

 

タンベクは、

ずっと誤解されているラティルの境遇を

少しかわいそうに思っているようで、

ラティルを見るや否や、

彼女に何度も手間を取らせていることを

謝りました。


ラティルは、

ミロとタリウムは親しい間柄なので、

その国の王女である聖騎士団長が

行方不明と聞けば、

当然助ける必要があると、

慈しみ深いふりをして笑いました。

もちろん心の中では

「自分の所へ来ないで」と

何度も叫んでいました。

 

続いて、ラティルは

タンベクの隣に立っている

2人の聖騎士団長を見ました。 

一人は落ち着きがなく、

聖騎士というより、

聖騎士の制服を奪って

着ているように見える男で、

もう一人は半分目が閉じていて

すぐにでも倒れそうな男でした。

 

タンベクは、

落ち着きのない方がヨンファル卿、

眠そうな方がチョンウォル卿だと

紹介しました。

ラティルは頷くと、

何をどうやって手伝えばいいのかと

タンベクに尋ねました。

 

まず、彼女は

ザリポルシ姫の副官兼侍女のピアル卿を

大神官に治療してもらいたいと

言いました。

そして、姫が、

ここで何の情報を聞いて

どこに行ったのか、

調べさせて欲しいと言いました。

 

ラティルは、ここで情報を聞いて

去ったわけではないかもしれないと

言いましたが、タンベクは、

そうかもしれないけれど、

計画していなかった所へ

行ったのは確かだと返事をしました。

 

ラティルは、なぜタンベクが。

それほどまでに確信しているのかと

尋ねると、タンベクは、

姫が聖騎士たちを

この辺りから集めて行ったけれど、

その時、自分たちに

人を送って来たと答えました。

 

一瞬ラティルは緊張感で

心臓が縮みそうになりました。 

人を送ったということは、

去る前に何か言葉を伝えたということ。

果たして何を伝えたのか。

お守りで皇帝の側近たちを

調査したという内容なのか、

それとも百花に変なことを

言われたという内容なのか。


ラティルは平然とし、

微笑みながらタンベクを見ましたが

ラティルを不思議そうに見つめる

チョンウォル卿の視線を受け、

行方不明になった人の話をしながら

笑うのはおかしいことに気づき、

口元を下げました。

 

幸い、タンベクは

変だとは思わなかったようで、

ザリポルシ姫は、

一人一人調べてみたけれど、

皇帝はロードではない。

皇帝の監視下ではなく、

自由に歩き回って調査したので

確かだと、伝えていたことを、

素直に教えてくれました。

ラティルは心の中で

「よくやった、ザリポルシ!」

と叫びました。


続けて、タンベクは、

ザリポルシ姫が、

ロードがどこにいるか分かった。

でも、正確ではないので、

事実かどうかを確認しに行くと

伝えて来たと話しました。

 

ラティルは心の中で

「よくやった、ザリポルシ!」と

もう一度叫びましたが、

一瞬、戸惑いました。

自分はここにいるのに、

なぜ、ロードの位置が分かったのかと

戸惑いました。

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百花の行動が怪しすぎ。

彼はアニャのことも

ドミスが棺の中にいることも

知っていて、

ロードを目覚めさせないために

密かに部下たちに棺を

守らせていたのだと思いますが、

ロードの復活は

ドミスの遺体が生き返ることだと

思っていたのでしょうか。

おそらく

ラティルがロードであることまでは

まだ気づいていないと思います。

 

百花がザリポルシ姫を

罠にかけた理由も

まだ分かりませんが、

全ての聖騎士が

対抗者の味方ではないと

どこかに書かれていたような

気もします。

百花は

ロードの味方なのか、

それとも中立の立場なのか。

百花の言動から目が離せません。

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