自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 96話 ネタバレ 湖の辺の木のうろの中でルーが見つけた物

 

96話 カルロイは、ルーのに人生とって意味のあるものとなるように、真剣に生きることを決意しました。

 

カルロイはティニャに、

離れの改装は

順調に進んでいるかと尋ねました。

 

ティニャは、カルロイが

そんなことを気にしている理由を

尋ねると、彼は、

各国の大使が泊る所なので

確認する必要がある。

ベルニの魔法のせいで

大陸中が大騒ぎしている。

身体が2つあっても足りないと

返事をして、

舌打ちをしました。

 

ティニャは、カルロイが

しなくてもいいことまで

全てするせいだ。

ここまで、いちいち

確認しなくても問題ないと

小言を言いました。

 

しかし、カルロイは、

自分に、どうでもいい仕事でも

させておいて欲しいと頼みました。

仕方なくティニャは、

少し離れを見て回ろうと言いました。

 

その時、カルロイの目に

花瓶に活けてあるリトゥナが

目に入りました。

ティニャは、

皇后が宮殿にいないので、

使用人たちが、

リトゥナを飾ったけれど

片付けた方がいいかと尋ねました。

 

カルロイは、以前ルーが

彼の贈ってくれた花の中に、

リトゥナの生花が混ざっていた。

知らずに寝室に飾ったら

具合が悪くなったと

不平を漏らしたことと、

それに対して自分が、

飾る前に確認すれば

良かったのではないか。

その花が身体に毒なら、

事前に確認すべきだと

責めたことを思い出しました。

 

カルロイは

片付けなくもいいと返事をし

立ち去りました。

 

外は雨が

バシャバシャ降っていました。

カルロイは酒を飲みながら、

同じような雨の日に、

室内庭園にいたルーに、

皇后の業務は適当にこなすくせに

散歩する余裕はあるようだ。

体調が良くないと言って、

周りを振り回しておきながら

いい身分だと皮肉を言ったこと。

そして、ルーが

名前を呼ぶな、自分を見るな。

自分をいない者として

扱ってくれていた時の方が良かったと

言っていたのを思い出しました。

カルロイはためいきをつきました。

 

カルロイの頭の中には

いつも悪夢のような記憶が、

絶えず繰り返されていたので、

リリアンも、

このような気持ちだったのかと

思いました。

そして、彼女が

自分から離れて良かった。

自分を見ることのできない所へ

行くことになり良かったと思い

そこでは、

どうか幸せでいて欲しい。

彼女に笑っていて欲しいと

切に願いました。

 

そして、自分は、

死ぬことはできないけれど、

リリアンの記憶の中では

死んで腐り果てていて欲しいと

願いました。

ルーは窓の外を眺めながら

リビアに、

ここは雨が降らないのかと尋ねました。

リビアは、雨季でない時は、

あまり降らないと答えました。

ルーは、

気に入ったと呟きました。

 

ルーは、数日前までは、

真夜中に泣きながら

宮殿を歩き回っていたけれど

今日は大丈夫そうだと

リビアは思いました。

 

リビアは、

今日の昼食は、

食堂で食べたらどうか。

料理長が、

まともな料理を出せなくて、

あまりにも残念がっている。

疲れているなら、

次の機会でも構わないけれどと

言いました。

 

ルーは、心の中で、

なぜかソリス伯爵夫人の提案は

断れないと思いました。

ルーは、昼食を食堂で取ることを

承知しました。

リビアは、

料理長が喜ぶと笑顔で言いました。

 

ルーは、

リビアが手にしている本を、

彼女が何日も

読んでいることに気づき、

それは何の本なのかと尋ねました。

 

リビアは、

侍女長が持って来た本だけれど

ルーは読んだことがないのかと

尋ねました。

最初、ルーは

訳がわかりませんでしたが、

それは、キアナがくれた

本だということに気づきました。

 

リビアは、

ルーが後で退屈したら

一度読んでみるといい。

悪くない本だと勧めた後、

昼食の準備ができたら、

迎えに来ると言って、

その場を離れました。

ルーは湖の辺に行くと、

木のうろの中に、

何かが入っているのを発見しました。

ルーは取り出してみると、

それはノートでした。

 


中を開いてみると、

「アデライドは死んでいない」

と書かれていました。

ルーは慌ててノートを閉じました。

まさか、これは、

ティニャ公爵の日記帳なのかと

思いました。

 


そこへ、メアリーが

昼食の準備ができたと

呼びに来ました。

ルーは返事をすると、

慌てて日記帳を

うろの中に戻しました。

食堂では、料理長のベクスが

この日のために、

スープに野菜を添えた肉、

デザート、飲み物まで

準備万端整えていました。

 

彼は緊張しながら、

今日こそ、自分の料理に対する

皇族の客観的な評価をもらえることを

期待していました。

 

ルーはベクスに

これはオフェリムかと尋ねました。

彼は緊張しながら「はい」と返事をし

ルーに

食べたことがあるかと尋ねました。

ルーは食べたことがないと答え、

母親の形見のネックレスを弄りながら

ソルタの有名な伝統料理だと

聞いていると言いました。

そして、マリアンに

オフェリムから食べると言って、

一口、口の中に入れました。

 

ところが、ルーが

何の反応もしないので、

ベクスは

心臓がドキドキしていました。

味が今一つだったのか。

毎回、皇后が

食べ物を半分以上残すのは

まずかったせいなのではないかと

心配していると、

ルーが涙を流しました。

 

焦ったオリビアは、

何か不都合なことがあるのかと

尋ねると、ルーは否定し、

本当に美味しい。

なぜ、有名なのかが分かった。

みんなが、なぜそんなに

食べたがるのかも分かったと言って

料理を食べ続けました。

ベクスは泣きそうになりました。

 

次回は、

皇后がもう少し

生きがいを持てるように

涙を流さずに食べられる料理を

作ろうと

ベクスは決意しました。

寝室のベッドの中で

ルーはため息をつきました。

結局、彼女は

ティニャの日記を

持って来てしまいました。

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ティニャの日記を読むことが

ルーにとって、

吉となるのか凶となるのか。

おそらく中身は

デルアに対する恨みが

書かれていると思いますが、

カルロイと、

その母親のアデライドについても

触れていると思います。

ルーの知らなかった

カルロイの一面を

知ることができるのを

期待しています。

 

シェフのベックスの努力が

報われる日が来て良かったです。

ルーが元気になるためには

彼の料理が必要だと思います。

 

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