自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 359話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ 百花の心を読む方法

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359話 ラティルはザリポルシ姫を探す手伝いをするとタンベクに告げました。

◇姫に最後に会った者◇

タンベクが帰った後、

ラティルはタッシールを呼び、

暗号で書かれたメモを渡すと、

その解読を指示しました。

 

その後は、

聖騎士たちが来る場合に備えて、

ラティルがロードであると

知っている側室たちを呼び、

ミロの姫の失踪を知らせると共に、

その後の問題を

どのように解決するかについて

話し合いました。

 

ラティルは、

聖騎士たちは何とかすることができても

お守りがすり替えられたことを

気付いていると思われる姫の侍女が

問題だと言いました。


カルレインは、

お守りは、元に戻す予定では

なかったかと尋ねると、ラティルは

急に姫が馬に乗って旅立ったので

それができなかったと答えると、

メラディムが舌打ちしました。

 

一方、ギルゴールは

このような議論に全く関心がないようで

袋に入れてきた花びらを

もぐもぐ噛みながら

窓の外を眺めていました。

 

カルレインは、

責めるような目でタッシールを見ると

タッシールは笑いながら

顎を両手で包み込んだので、

カルレインの表情が

一気に崩れました。


ラティルは、

緊急時に、自分たちだけで争うなと

注意しました。

タッシールも、

にこやかに笑いながら、

弱い人間が怖がっているだけだと

言うと、

カルレインの表情は

さらに悪くなりました、

 

するとギルゴールは、

花びらを食べていたのを止め、

タッシールをじっと見つめました。

彼の視線を感じたタッシールが

ギルゴールを見ながらにっこり笑うと

ラティルは、

なんだか不吉な予感がしたので、

タッシールは人間だけれど、

自分たちのことを全部知っている上で

手伝ってくれているので、

餌とか飲み物とかおもちゃとして

扱わないで欲しいと

ギルゴールにきっぱり言いました。

 

ギルゴールは肩をすくめて

花びらをもう一枚口に入れながら

狐のような奴だと

思っていただけだと弁解しました。

 

狐の仮面を被っているゲスターと

狐のような奴だと

ギルゴールに指摘されたタッシールが

同時にギルゴールを見つめました。

なぜ、彼はいきなりタッシールを

敵対視するのかと

ラティルはため息をつきました。

 

彼女は、

その場の雰囲気を変えるために

わざと新しい冷たい飲み物を

持って来させ、

姫の侍女が、

お守りが偽物だということを知っていて

さらに、お守りをここで使ったことを

知っていることが問題だと

話を続けました。


すると、その侍女が来た時に

またお守りを

すり替えたらどうかという意見が

出ました。

 

ラティルは、

そうできればいいけれど、

お守りは侍女ではなく、

姫が持っていると思う。

けれども、その侍女は、

今、意識がないので

聖騎士たちが来れば、

大神官に侍女を治療させる。

彼女が元気になれば、

どこでお守りを使ったかという

話が出て来て、

自分たちが疑われると話しました。

 

その言葉に対してメラディムは

侍女の治療を妨げれば怪しまれると

真剣に呟きました。

ラティルは、八方塞がりで

とても困っていると打ち明けました。

 

侍女の息の根を止めたらどうかと

サーナット卿が慎重に提案しましたが

そんなことをすれば、

自分たちが疑われると

ラティルは返事をしました。

 

その場にいた者たちは、

互いに顔色を窺いましたが、

良いアイデアは出ませんでした。

 

ラティルはため息をつくと、

とりあえず、姫がどこに行き

なぜ、急いで出て行ったのか、

自分たちが先に調べることにし、

姫が去る前に

最後に会った人は誰かと尋ねると

サーナット卿が「陛下です」と

答えました。

 

ラティルは恥ずかしそうに、

サーナット卿を一瞥してから

自分の前に会った人は誰か。

自分と会った時、

すでに姫は急いでいたので、

その前に会った人から

何かを聞いたのは確かだと

指摘しました。

 

側室たちは、姫と出くわした時間を

照らし合わせ、約15分後に、

姫が最後に会ったのは大臣館だと

結論を出しました。

◇情けない◇

一方、姫が行方不明になったと

聞いた百花は、

一体どれだけ訓練を怠れば、

たった30人の

息の根を止めることができず

2人を逃したりするのかと

舌打ちをしていました。

百花は

ザリポルシ姫とその副官を逃した

部下たちが情けないと思いました。

 

しかし、百花の副官は、

姫の聖騎士団は、

外地を回りながら

怪物を狩ってきただけに、

実戦経験が非常に多い方だと

言い訳をしました。

 

それに対して百花は、

自分たち百花繚乱は

実戦経験などない、

おバカな聖騎士ばかりが

集まっているところなのかと皮肉ると

副官は、謝罪しました。

百花は、

実戦経験からすれば、

百花繚乱に勝るほどの聖騎士団は

なかったので、

そう言っただけでした。

 

百花は首を軽く振ると、

姫一行が、

その洞窟に行った跡を消すよう

指示しました。

◇もしかしたら◇

ラティルは、

姫が最後に会ったのは大神官だという

側室たちが出した結論を

全く信じられませんでしたが、

ひとまず大神官を訪ねました。

 

ラティルは大神官に、

姫に最後に会ったかどうか尋ねると

彼は首を傾げて、

自分が最後かどうかは分からない。

自分はクラインの所へ

駆けつける途中だったので

姫とは30秒も話をしていないと

答えました。

ラティルは、

何の話をしたのかと尋ねると、

大神官は、姫の筋骨がいいと

褒めた記憶があると答えました。

 

ラティルは、

姫がその言葉を聞いて

急に悟りを開き、

訓練しに行ったりはしないだろう

と呟くと、大神官は、

その可能性があるのではないかと

指摘しましたが、

ラティルは首を振って

否定しました。 

 

そんなラティルを見ていた大神官は

「ああ」と嘆息を漏らすと、

あの時、百花が一緒にいたけれど

彼は、少し時間が経ってから

後を付いてきた。

もしかしたら百花と

話をしたのかもしれないと言いました。

◇なぜ急いで去ったの?◇

幸い百花は近くにいたので、

ラティルは彼に、

姫について尋ねました。

ラティルの質問を

じっと聞いていた百花は、

ラティルが話し終えると

笑いながら、

大神官が去った後、

ザリポルシ姫と話をした。

彼女は、ラティルと周囲の人々が

ロードではないかと疑っていたので

気分が悪いと言った。

自分と大神官がいるにもかかわらず

タンベクに続き、

ザリポルシ姫まで疑っていたので

自分たちを無視しているようで

気分が悪くなったと答えました。

 

ラティルは「よくやった」と

思わず褒め言葉を吐き、

頷きましたが、

百花は別に変なことを

言ったわけではないのに

なぜ、姫は急に去ったのか、

疑問は増すばかりでした。

◇百花は禁酒を守る人◇

いくら探しても、

やはり姫が最後に会った人は

百花でした。

ラティルは

百花が姫を刺激するような

何かを言ったのに隠していて

自分に嘘をついている可能性もあると

考えました。

 

ラティルは、百花を呼び出し、

ザリポルシ姫にしたように、

彼の本音を聞こうとして

度数の高い酒を出しましたが、

百花は、神官は禁酒だと言って

断固として断りました。

ラティルは呆れて、

ぽかんと口を開けました。

 

神殿の将来のために

ラティルを大神官の部屋に押し込む

この世俗的極まりない聖騎士団長が

禁酒だけは徹底的に守るので、

戸惑いました。

 

聖騎士たちはルールに甘いと

言っておきながら、

役に立たないものだけは

よく守ると

ラティルは思いましたが、

百花に酒を強要することは

できませんでした。

◇百花の本音を聞く方法◇

酒を飲ませて酔わせることはできない。

拷問をして心を弱らせたりすれば 

神殿を敵に回すことになるし、

自分へのロード疑惑が大きくなるだけ。

だから、普通に心を

揺さぶらす必要があるけれど、

世俗的な百花は、

並大抵のことでは驚かない上、

世俗に染まった人々でさえ

驚かせる大神官と一緒にいる。

 

じっくり考えても、

彼を驚かせるための

これといった方法が思いつかず、

ラティルはため息をつきました。

 

彼女は、最近、自分が

驚いたことを紙に書き出し、

そこからアイデア

得られることを期待しました。

 

姫が行方不明になったという知らせで

百花を驚かせることはできないし

彼を驚かせるために、

姫の侍女の命は奪えない。

側室たちがカジノに行って

遊んだことを知って

少し驚いたけれど、

心が揺れるほどではなかった。

大神官とクラインに、

ベッドの上で

何人と一緒にいるのがいいかと

聞かれた時は驚いたけれど・・・

 

これだ!

 

ラティルは目を見開きました。

これなら

どんなに世俗に慣れた百花でも

とても驚くし、

驚かない人はいないと思いました。

 

しかし、すぐにラティルは

顔をしかめました。

果たして、 このアイデア

実行してもいいのだろうか。

 

しばらく悩んだ末、

ラティルは頷きました。

どうせ自分は好色だと

全世界で噂になっているので

大丈夫だと思いました。

◇ラティルの好み◇

ラティルはカルレインを訪ね、

少し開けた服装で

ベッドに横になってもらえるかと

頼みました。

初め、カルレインは、

深刻な表情で話を聞いていましたが

目を大きく見開いた後、

すぐに口角をいやらしく上げ、

もちろんだと答えました。

 

ラティルは、にっこり笑って

お礼を言うと、

他に、もう一つ頼みがあると

言いました。

 

カルレインは、

ラティルが何を望んでも

思い通りにするようにと

返事をすると、ラティルは、

隣にタッシールを

寝かせてもいいかと尋ねました。

 

カルレインの目が

さらに大きくなりました。

今度は簡単に返事ができず、

口元に浮かんでいた、

いやらしい笑みも消えていました。

 

しばらく沈黙した後、

カルレインは、

いつもより沈んだ声で

もしかしてタッシールも

肌を見せているのかと尋ねると

ラティルは、「その通りだ」と

答えました。

 

ラティルはカルレインの表情を

ちらっと見ながら、

これが配置図だと言って、

先ほど執務室で描いてきた絵を

彼に差し出しました。

カルレインとタッシールの

2人どころか、

ゲスター、メラディム、

ギルゴールまで描かれていました。

 

カルレインは返事ができず、

ラティルをぼんやりと見つめました。

このリストが、

ラティルがロードであることを

知っている者のリストでなければ

カルレインは、

今回のロードの趣味を

真剣に疑っていました。

しかし、彼らは全員

ロードの側近であるため、

カルレインは

何か理由があると思いました。

 

ラティルは、

中央には自分が入ると

言いました。

 

カルレインは、

こんなことをして、

何をするつもりなのかと尋ねると

ラティルは、

心配しないように。

大したことではない。

ただ、ある人に見せたいだけだと

答えました。

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もしかして、

ザリポルシ姫の聖騎士団を

襲ったのは、百花繚乱?

団は違っても、

聖騎士たちは

志を同じとする仲間だと

思っていましたが違うのでしょうか?

少なくとも、ザリポルシ姫は

百花のことを、

敵とみなしてはいなかったと

思います。

ラティルをロードだと疑う

ザリポルシ姫が

気に入らないという理由だけで

彼女を団諸共抹殺しようとしたとは

思えないし、

ラティルは500年前の百花を

見ているし、

彼の正体が気になります。

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