自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 273話 外伝 11話 ノベル ネタバレ 先読み ゴキブリのような女 アレイシア

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外伝11話 自分の息子を助けたと言ったアレイシアは・・・

 

◇見ているだけの人々◇

人々は

ケガをしているアレイシアを

遠目に見ているだけで

助けようとしないので

ジュメンシア公爵夫人は

王弟妃に仕えるように

命じました。

 

しかし、護衛が近づくと

アレイシアは

エルギを抱きしめて

後ろに下がりました。

 

その姿を見た

ジュメンシア公爵夫人は

アレイシアを可哀そうに思い

彼女とエルギを

自分の馬車で

連れて行ってしまいました。

 

その様子を眺めながら

王弟の屋敷の奉公人たちは

困り果てていました。

 

彼らはアレイシアが

本当の王弟妃でないことを

知っているけれども

王弟の名誉を失墜させるわけには

いかなったので

その事実を明らかにすることは

できませんでした。

 

王弟が真実と名誉のどちらを選ぶか

彼らには判断できませんでした。

あいにく王弟は不在でした。

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◇抜き差しならない◇

アレイシアが外国の貴賓の前で

自分を王弟妃だと

言ってしまった事態を

どのように収拾するか

王と話し合っていたところへ

使いの者がやって来て

ジュメンシア公爵夫人が

アレイシアを連れて行ったことを

王弟に伝えました。

 

なぜ、そんなことになったのか

王弟は使いの者を怒鳴りつけると

彼は

 

屋敷が火事になり

なぜかエルギがアレイシアの

部屋にいたので

彼女がエルギを助けた。

エルギが気絶しているので

彼がアレイシアの部屋にいた理由は

わからない。

アレイシアは顔半分に

大けがをした。

 

と伝えました。

 

それまで沈黙を守っていた王は

 

ジュメンシア公爵家

西王国でも名望が高い、

抜き差しならない状況だ。

その女性が王弟妃に

なるしかない。

 

と言いました。

◇王弟妃になりすました女◇

明け方になり

ようやく王弟は

ジュメンシア公爵夫妻が滞在する

邸宅へ行きました。

 

来るのが遅いと

ジュメンシア公爵夫人に

皮肉を言われましたが

王弟は怒りを抑えました。

 

彼はジュメンシア公爵夫人と共に

アレイシアの部屋へ行くと

彼女は顔半分に包帯が

巻かれていました。

彼女の治療をした

西王国の医師は傷跡が残ると

王弟に告げました。

 

アレイシアは顔を半分隠しているので

本物の王弟妃に似ていないと

王弟は思いましたが

他の人たちは皆、彼女を

王弟妃だと思っているようでした。

そして、死にかけている息子を

救った英雄だと

彼女を褒めたたえました。

 

王弟は、自分の屋敷に

多くの人が来ていたか

ジュメンシア公爵夫人に

尋ねました。

彼女は肯定しました。

 

それでは、多くの人が

子供を助けようとして大ケガをした

王弟妃を見てしまった、

これで、アレイシアを追い出したら

王弟は顔にやけどをした妻を捨てたと

陰口をたたくようになると

王弟は思いました。

 

その時、エルギが部屋に入って来て

父親に

あの女性は母親ではない、

偽物だ、

代役にすぎないと言って欲しいと

父親に頼みました。

 

王弟は、少年の顔を

哀れに見つめました。

気絶していた少年の言うことを

誰も信じませんでした。

 

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◇出会い◇

自分の嫌いな人が

自分を助けてくれたことに

エルギは衝撃を受けていました。

 

けれども、たくさんの人が

その様子を見ていたので

否定することは

できませんでした。

 

そして、人々は

アレイシアをエルギの

母親だと思っていて

息子を救った母親を

非の打ち所がないと

褒めていました。

 

目が覚めた後

その話を聞いたエルギは

色々な人に

彼女は自分の母親ではないと

言いましたが

誰も信じてくれませんでした。

エルギは、

 

お母さまがいなくなるかもしれない。

 

と呟きました。

 

助けてくれたのだから

それ相応の報いはするけれども

母親の名前を奪うことは

ダメだと思いました。

 

その時、

 

何なの?

 

と遠くない所で

誰かが尋ねました。

 

エルギは無視すると

もう一度、同じ質問をして

誰かが近づいてきました。

きれいな金髪と紫色の目

彼は、アレイシアの話していた

西王国の王子だと

わかりました。

 

何なの?って聞くのは3回目だ。

 

少年はエルギに近寄り

彼を見下ろしながら

警告しました。

それは、もう一度自分を無視したら

ただではおかないというような

権威的な声でした。

アレイシアの言った通り

傲慢な態度でした。

 

エルギは自分を心配してくれて

とても親切だと

少年に言いました。

彼は、エルギの向かい側に座りました。

 

エルギは

なぜ王子が公爵と一緒に

ブルーボヘアンに来たのか

尋ねると、

公爵は自分の保護者だからと

答えました。

 

逆に王子が

西王国が借りた邸宅に

なぜ、エルギがいるのか尋ねました。

 

彼は、知らないと答えました。

 

ハインリは続けて

公爵夫人が助けたのは

エルギかと尋ねました。

 

彼は知らないと答えました。

 

ハインリはエルギが

知っていることは何かと尋ねると

公爵夫人が連れて来た王弟妃は

自分の母親ではないと答えました。

 

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◇友情◇

ジュメンシア公爵夫妻と

王弟の3人で食事をしていた時

彼は、ようやく妻(アレイシア)を

助けてくれたことについて

ぶっきらぼうにお礼を言いました。

 

ジュメンシア公爵夫人は

王弟の言葉に

真心が感じられなかったので

彼を冷たい目で見ました。

 

その時、

アーチ門の向こうを

ハインリとエルギが

走っていくのが見えました。

 

王弟は足が速く、

動きの軽いハインリを見て

剣を持たせれば上達しそうだと

褒めると

ジュメンシア公爵は

 

いずれにせよ

王位に就くことはできない。

2番目は、あまりにも

優れているのが欠点だ。

 

と言って、ハインリを睨みました。

 

エルギはジュメンシア公爵が

ハインリをずっと睨んでいると

伝えると

ジュメンシア公爵は

自分のことが嫌いだからと

ハインリは言いました。

その理由は、ジュメンシア公爵は

ハインリの兄が好きだけれど

ハインリのせいで

兄の体調が悪くなったからだと

言いました。

 

ハインリは

偽の王弟妃をやっつけると言いました。

けれども、エルギは

誰も自分の言うことを信じないと

言いました。

 

ハインリは、偽者が火をつけた可能性は

ないのか、と尋ねました。

 

エルギはそれを否定し

アレイシアが逃げたかどうか

自分が最初に執事に聞くべきだったと

言いました。

 

かさかさと草を踏む音がしたので

2人の子供は話すのをやめました。

やってきたのは

アレイシアの世話をしている

公爵夫人の下女でした。

 

アレイシアがエルギを

呼んでいるというので

彼は彼女の部屋へ行くと

アレイシアは

 

息子よ、こちらへいらっしゃい。

 

と言いました。

 

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執事の声で

エルギ公爵は現実に

引き戻されました。

 

執事の手の上には

ハインリがよく使っている

伝書鳥が乗っていました。

 

彼からの手紙には

ナビエが海に落ちたので

エルギ公爵の船を使って

付近の海を捜索して欲しいと

書かれていました。

 

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原作第202話で

エルギ公爵はアレイシアのことを

他人の家庭を得ようと入り込む

ゴキブリのような人間と

表現していますが

その全貌が明らかになりました。

 

アレイシアが母親に

中絶薬入りのクッキーを

プレゼントしたと

ソビエシュが嘘をつかなければ

アレイシアは

海賊の奴隷になることもなかったし

王弟妃の身代わりをすることも

なかったと思います。

 

アレイシアが火傷を負ったのは

想定外だったかもしれませんが

そのおかげで

彼女自身の策略が

思いのほかうまくいき

アレイシアは本物の王弟妃と

すり替わることに成功しました。

 

エルギ公爵がどんなに訴えても

大人たちは彼の言うことを

信じてくれません。

 

そして、厚かましくも

人前で堂々と自分は

エルギ公爵の母親だと

アレイシアはアピールします。

 

エルギ公爵のソビエシュへの恨みは

相当なものだと思います。

 

そして、したたかさという点で

ラスタとアレイシアは

似ていると思います。

 

ソビエシュへの恨みを晴らすため

アレイシアに復讐する代わりに

ラスタを使って

エルギ公爵はソビエシュに

打撃を与えたのではないか

と思いました。

 

エルギ公爵が残していった箱の中に

薬と書いた紙きれが入っていました。

それは中絶薬のことを

言っているのかなと思いました。

 

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