自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 274話 外伝 12話 ノベル ネタバレ 先読み ルイフトへやって来たハインリ

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外伝12話 再びルイフトのシーンです。

◇ルイフトの衣装◇

ルイフトでの数日は

あっという間に過ぎ

ルイフトを立つ前日

最後にルイフトの日常を見るために

ナビエは着替えていると

ローラがエヘヘと笑いながら

露出が多くて派手なルイフトの衣装を

ナビエに差し出しました。

 

イモナのために、ルイフトの衣装を

一度は着てみようかと思ったものの

ナビエは着る勇気がありませんでした。

 

ローラは、自分も

ルイフトの衣装を着るので

ナビエも一緒に着ようと

誘いました。

 

ナビエは一度は断りましたが

ローラが、キラキラした目で

あまりにもしつこく頼むし、

自分が行方不明の間

気苦労した彼女の願いを断り切れず

部屋の中で2人だけで

見るのであればと条件をつけて

ルイフトの衣装を着ることに

同意しました。

 

2人はルイフトの衣装に着替えました。

ローラはナビエの姿を見て

よく似合っている。

ハインリ殿下が見たら

喜ぶと思うと言いました。

 

そして、彼女は

ルイフトで付き合った友達にも

見せると言って

マントを着て外へ出て行きました。

 

ナビエは自分の姿を鏡に映しながら

 

1枚記念に持って帰ろうか、

ハインリにも1枚。

彼も好きそうだし。

 

と思いました。

 

ハインリのことを考えていると

クイーンの鳴き声が聞こえました。

初め、ナビエは

ハインリに会いたいあまり

幻聴が聞こえるのかと思いましたが

本当に鳥が鳴いていました。

 

ルイフトにも、

ハインリのように鳴く鳥がいる。

 

ナビエは窓際に近づくと

鳴き声だけでなく

姿形もハインリにそっくりな鳥が

窓枠に座っていました。

 

ナビエは鳥の嘴に触れると

鳥は目を閉じて

されるがままになっていました。

そんなところも

ハインリに似ていると思い

ナビエは頭を撫でて

鳥を抱きしめようとすると

鳥は後ろに下がり

あっという間に

人間の姿に戻りました。

そして、

 

クイーン、

まさか、他の鳥を

こんな風に抱きしめては

いないですよね?

クイーンの鳥は

クイーンだけだということを

肝に銘じてください。

 

とハインリはナビエを責めました。

 

ナビエは嬉しくて

ハインリを抱きしめた後で

一歩後ろに下がり

もう一度ハインリの顔を見て

 

本当にハインリ?

 

と尋ねました。

彼は、

偽物のハインリがいるのかと言って

目で笑いました。

 

驚いたり、嬉しかったりで

ナビエはハインリの顔を

ベタベタ触った後で

彼がここへ来てはいけないことに

気がつき、彼を責めました。

 

ハインリは、ナビエが

無事な知らせを聞いたけれども

本当に大丈夫なのか

確認しに来た。

元気そうで良かったと

顔を赤らめ、視線を避けて

呟きました。

 

どうして、ハインリの顔が

赤くなっているのか?

 

不思議に思っていた

ナビエでしたが

少し遅れて

自分が何を着ているか思い出し

慌ててハインリを押しました。

 

ハインリは笑いながら

自分は裸だと言って

ナビエをからかいました。

 

ナビエは舌打ちをして

彼の頬をつねりましたが

ハインリの目に

涙が浮かんでいるのがわかりました。

 

ハインリは

ナビエが遭難した知らせを聞いて

狂いそうだった。

心臓が黒く焼けているような

感じだった

と言って、ナビエの手を

自分の胸に当てました。

 

ナビエはハインリの顔を

見上げました。

彼は、ナビエが無事なことを

直接確かめないと

耐えられなかったと言いました。

 

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◇首筋の赤いあざ◇ 

久しぶりに会ったハインリと

ナビエは絆を深めている途中で

ローラが帰って来て

ドアをノックしました。

 

ナビエは、ローラに

少し待つように言ってから

首に吸い付いているハインリを

押しのけて

彼が隠れる場所を探しましたが

暗殺者を潜ませないために

家具と部屋の配置が

開放的であるため、

どこにもありませんでした。

 

そんな中、

のんきにしているハインリが

憎たらしくて

彼の背中を叩くと

ハインリは笑い出し

鳥の姿になって

外へ飛んで行ってしまいました。

 

なかなかナビエが

ドアを開けないので

ローラは怯えた声で

ナビエを呼びましたが

彼女がドアを開けると安心しました。

 

ところが、しばらくすると

ローラは何かを見て

困惑し始めました。

 

ナビエは不思議に思い

彼女の名前を呼ぶと

ローラは、忘れ物をしたと言って

外へ出て行ってしまいました。

ナビエは、ローラの不自然な態度を

怪しいと思いました。

 

ローラの態度がおかしかったのは

彼女がナビエと一緒に

着替えた時にはなかったのに

帰ってくると、

ナビエの首筋に赤いあざが

あったからでした。

 

以前、ローラは

ハインリがナビエに付けた

赤いあざを

見たことがありましたが

ここに、ハインリはいませんでした。

 

本当はいましたが・・・

 

ローラがいない間に

誰がナビエに赤いあざを付けたのか

ナビエの恋人はどんな人なのか。

 

ローラは興味津々でした。

 

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◇品切れ◇ 

ハインリは、

ルイフトの衣装を

気に入っていたようなので

ナビエは何着か買おうと思い

カフメン大公と一緒に

ブティックに行きましたが

どの店に行っても

服は売り切れでした。

 

サイズもお構いなしに

服を全部買っていった人が誰なのか

カフメン大公が店主に尋ねると

金髪に紫色の瞳の

ハンサムな人だという返事。

 

ナビエはハインリだと思いました。

 

カフメン大公は

 

心配になって来られたようですね。

 

と言いました。

 

ナビエは、ハインリが

ルイフトの衣装を着ていた彼女を

よく似合っているとほめていたのを

思い出しました。

 

言っているだけだと思ったのに、

愚かなバカ鳥・・・

 

と考えていると

 

違うことを考えたらどうかと

カフメン大公に助言されました。

 

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◇服をどうする?◇

重い服の包みを

片手で上げたり

下げたりしながら

マッケナは

まだルイフトの服を買おうとする

ハインリに

もう十分だと抗議しました。

 

ハインリは、

マッケナがそんなことをいうのは

ナビエが

ルイフトの服を着ている姿を

見ていないからだ、

彼女は、音楽の神様のようだった

とても可愛らしかったと言いました。

 

ウキウキしているハインリに

その荷物はどうやって西大帝国に

運ぶのか

マッケナはハインリに尋ねました。

 

夜になり、再びハインリは

こっそりやって来て

ナビエにキスを浴びせました。

ナビエは、

ルイフトの服を買い占めたのは

ハインリではないかと

問い詰めました。

 

意外と、彼はあっさり認めたので

どうしたのかと思ったら

 

服を船に乗せてください。

運ぶ方法がない。

 

とハインリは恥ずかしそうに

ナビエに耳打ちしました。

間抜けな鳥だと

ナビエは思いました。

 

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 ◇ルイフトとの別れ◇

ナビエはイモナと別れの挨拶をして

船に乗り込みました。

イモナは、カフメンに

安らぎが訪れるようにと言って

彼の額に軽くキスをして

彼を抱きしめました。

 

遠くない所に

エンジェルの乗って来た船が

泊まっていました。

イモナに断られたエンジェルは

新しい貿易国を

探しに行っているようでした。

 

そして、船は月大陸へ向かって

出航しました。

 

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ナビエとハインリの再会シーン

とてもステキだなと思いました。

 

なかなかナビエは

自分の気持ちをハインリに

伝えませんが

クイーンに似た鳥を

(本物のクイーンですが)

見ただけで

抱きしめようとするほど

ハインリのことを愛していると

彼も気付いてくれると良いなと

思います。

 

ナビエは、

ハインリの間抜けなところも

愛しているのでしょうね。

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