自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

マンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作133話 あらすじ 真実に気づいたクライン

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133話 ラティルは「恋愛の始まり」を買って来るようにサーナット卿に指示しました。

◇争奪戦◇

仕事を終えたサーナット卿は、

すぐに宮殿を出て

ラティルに頼まれた本を探すために

書店を回りました。

 

2か所の書店で本を見つけられず、

3か所目の書店に入ろうとした時、

どこかで見たことのある男が、

横に割り込んで、

一緒に入ってきました。

サーナット卿は

宮殿で見たことがあるような気がして

しばらく、その男を見ていましたが

悪い感じはしなかったし、

ただ来ただけだろうと思い、

カウンターにいる店主の所へ行き、

「恋愛の始まり」はどこにあるか

尋ねました。

その瞬間、店主が答える前に、

どこかで見た男が急に走り出しました。

 

サーナット卿は、何だろう?と

不思議そうに見つめていると

店主は、「走らないで!」と

男を𠮟りつけました。

しかし、店主は

近衛騎士団の制服を着た

サーナット卿が前にいたので、

以前、他の人が、あんな風にして、

本棚を叩き、崩れたことがあったと

言い訳をして

怒鳴ったことを謝り、

サーナット卿を本棚へ案内しました。

彼は店主の後を付いて行きながら、

あの男を、一体どこで見かけたのかと

考えていました。

 

店主は「恋愛の始まり」のある本棚を

指し示しました。

サーナット卿が予想していたよりも

大きな本棚でした。

サーナット卿はため息をつき

一つ一つ、本を確認し始めました。

ところが、

横で誰かが騒がしく動いているので

そちらを見ると、

先ほどの男も、ものすごい速さで

本を確認していました。

 

本当に変な人だと思いながらも、

問題を起こしたわけではないので、

自分の用を足し始めました。

幸いなことに、

あまり時間が経たないうちに

少し奥に入っていた

「恋愛の始まり」を見つけて

取り出しました。

その瞬間、あの男が走って来て、

サーナット卿と本を交互に見つめると

その本を譲ってくれないかと

頼みました。

 

あり得ない願いに、

サーナット卿は

返事もしませんでしたが、

男は、

急いで探していた本だと言って

粘り強く頼みました。

サーナット卿も、

急いで探していたと反論しましたが

男は食い下がりました。

 

しかし、サーナット卿は、

早く本をラティルに渡して

彼女の笑う姿を見たかったので

男の相手をするのを止めて

カウンターへ戻ろうとすると、

男は、近衛騎士団の制服を着ている

サーナット卿の行く手を阻みました。

彼はぎょっとして、眉を吊り上げ

男を見下ろしました。

男は、本当に必要な本だと

サーナット卿に懇願しました。

 

彼は、

陛下が読みたがっている本だから

譲れない。

待っていれば、

また入荷するだろうと言いました。

 

サーナット卿は

男の横を通り過ぎようとしましたが、

陛下と聞いて、男の顔は青ざめ

切実に本を譲って欲しいと言って、

サーナット卿の前を塞ぎました。

彼は、男を押そうとしましたが、

店主の

本棚が崩れたことがあるという

言葉を思い出し、手を引きました。

 

そういえば、男の顔色は

あまり良くないように見えました。

しかも男は、

この本をすぐに手に入れられなければ

死ぬかもしれない人がいると

言いました。

そんなことを言われたので、

サーナット卿の心が少し揺れて

じっと考え込みました。

 

その男、ラナムンの侍従のカルドンは

サーナット卿を切実に眺めました。

彼は嘘をついてはいませんでした。

この本をサーナット卿が持って行けば

ラナムンは恥ずかしくて、

本当に死んでしまうかも

しれませんでした。

 

サーナット卿は躊躇いましたが、

他の書店を探せばいいと思い

カルドンに本を差し出しました。

ラティルが、

できるだけ早く探せと言ったのなら

譲りませんでしたが、

彼女は、そうは言いませんでした。

サーナット卿の知っている

ラティルなら

これくらいは理解してくれるだろうと

思いました。

 

カルドンは頭を下げて礼を言うと

カウンターへ駆け込みました。

その後ろ姿を見て、サーナット卿は、

彼が、いつもラナムンの後を付いている

侍従であることに気がつきました、

 

その後、サーナット卿は

他の書店も探しましたが、

本を見つけられませんでした。

カルドンが先に買い占めたためでしたが

それを知らないサーナット卿は

聞いたこともない本が

売り切れていることを怪しみました。

 

本当に人気のある本なのか?

陛下が名前を聞いて

手に入れて来いと言った本なので

口コミで広まっているのかもしれない。

残念だけど、そんな本なら

また入荷するだろう。

 

サーナット卿は書店巡りを終えて

宿舎に戻りました。

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◇知らせたくない◇

ラティルが欲しがっているので、

サーナット卿は本を探しに来たけれど

カルドンに本を譲ったことを聞いて、

ラナムンは彼の肩を叩き、

よくやったと褒めました。

その後、ラナムンは窓際へ行き、

外の華やかな景色を眺めました。

なぜ、彼が急に窓際へ行くのか

カルドンは分からなかったものの、

彼はラナムンの

傷ついたプライドを癒すために、

ラティルが、

その本を手に入れようとしたことを

見越したラナムンは

やはり賢いと煽てました。

 

ラナムンは、

ラティルが一度で

諦めないかもしれないので

2週間程度は書店を回るように

カルドンに指示しました。

 

カルドンが出て行くと、

ラナムンは書棚から

「恋愛の始まり」を取り出し

机に座って広げました。

短時間で、

本の内容を頭の中に叩き込み、

本を処分するつもりでした。

自分が、

このような勉強をしていることを

ラナムンは絶対、ラティルに

知らせたくありませんでした。

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◇同じ場所に3人の側室◇

次の日、

本を買いに行ったカルドンは

もう本はないと

ラナムンに報告しました。

それでも、彼は

2週間引き続き確認するように

指示しました。

 

その翌日も、カルドンは

本はもうないと報告しました。

彼が買い占めてから

入荷していないとのこと。

ラナムンは、書店がその本を

もう扱うことはないだろうと

安心しましたが、

万が一のこともあるので

カルドンを行かせることにしました。

しかし、よくよく考えて見れば

それ程、有名な本ではないので

書店がずっと

扱うとも思えませんでした。

 

とにかく、

仕事がうまくいったようなので、

ラナムンは景色の良い所で

久しぶりにゆったりと

コーヒーが飲みたくなり、

カルドンが出かけている間に

別の使用人を連れて

庭園の休憩所に行きました。

ところが、そこに到着すると

すでにクラインとその侍従、

ゲスターとその侍従が来ていて、

3つ並んでいるベンチのうち、

開いているのは真ん中だけでした。

彼らは自然にラナムンを見つめると

彼は苛立ち、不愉快になりました。

ラナムンは1人でゆったりと

楽しみながら

コーヒーを飲みたかったので、

他の側室たちの

見世物になる気はありませんでした。

けれども、

ここで背を向けて立ち去れば

自分が彼らを避けているようで

プライドが傷つきました。

 

その気配に気づいた使用人は

戻りますか?と小声で尋ねましたが

ラナムンは

 

私にどうしろって?

 

と高慢に答えると

ベンチの中央に座りました。

 

使用人は、

ゲスターとクラインの視線のせいで

左右の脇腹が痛みましたが

ラナムンを見習って平然を装い

持ってきたコーヒーを

カップに注いで

ラナムンに渡しました。

彼は、いつもより上品に

コーヒーを受け取りました。

 

こんな風に集まっているなら

互いに知らないふりをすれば

いいものを、ゲスターは、

ラナムンはコーヒー1杯飲む姿も

素敵だと

照れ臭そうな声で彼を誉めました。

突然の褒め言葉に、

ラナムンはゲスターを見つめると

彼はぎこちなく笑いました。

ゲスターは、互いに知り合いなのに

知らないふりをするのも

どうかと思い

声をかけたようでした。

 

ラナムンは頷くと

再びコーヒーを飲むことに

集中しようとしましたが、

コーヒーを一口飲むや否や

反対方向で舌打ちする音がしました。

 

クラインは、

 

弱虫はスピードがない。

イタチにあれほどやられても。

 

と言いました。

それを聞いたゲスターは、

慌てた顔で、

自分の話かと尋ねました。

ラナムンも何となく不快になったので

コーヒーを飲みながら

クラインを見つめました。

 

2人に見つめられたクラインは、

ラナムンの話ではなく、

彼の父親の話だから、

誤解しないで欲しいと言いました。

 

ラナムンはカップを握りながら、

自分の父親のことを

イタチと呼んだのか尋ねました。

 

しかしクラインは返事の代わりに

先程のゲスターの話し方の真似をして

 

イタチはコーヒー1杯を飲む時が

一番カッコいい。

コーヒーを飲み続けてください。

 

と言いました。

 

ラナムンは、

 

人間は言葉から

品格が滲み出ていると言う。

あなたには、

滲み出る品格もないようだ。

 

と皮肉を言いました。

それに対してクラインは、

ラナムンには聞く耳がないと

侮辱しました。

ゲスターは息を殺して

ラナムンとクラインを交互に見ました。

 

幸い、ラナムンの方が先に

無駄な口論をする気が失せたようで

クラインの相手をする代わりに

コーヒーを飲みました。

しかし、クラインは

そのまま見過ごせばいいのに、

ラナムンには

耳がないと皮肉を言いました。

ラナムンは無視するのをやめて

ヒュアツィンテ皇帝は

留学していた時に、

優しくて礼儀正しい態度で有名だった。

さすがに兄ほどの弟はいないようだと

皮肉を返しました。

 

クラインは、

長男がそんなことを言っても、

自分の顔に

金メッキをするようなものだと

言い返しました。

 

1人は、

人々が最も不快に感じる比較をし、

もう1人は、その言葉を

自画自賛と嘲笑っているので

ゲスターは足まで震えながら

2人の様子を見守りました。

険悪な雰囲気に、使用人たちも、

いつ、自分たちに

火の粉が飛んでくるか

心配しました。

 

ラナムンは、

 

私が長男だという理由で

私の話が信じられないのなら

ヒュアツィンテ陛下と

皇子様のどちらがいいか

直接、陛下に聞いてみてください。

陛下は、皇子様のお兄様と

親しいお友達でしたから、

誰よりもよく比較してくださると

思います。

 

と言いました。

 

この言葉にクラインはかっとなり、

ラナムンが勝機をつかむかと

思った瞬間、

カルドンが遠くから

慌てて走ってきました。

ラナムンはコーヒーをすすりながら、

息を切らしているカルドンに

呼吸をするように促しました。

カルドンは、

そんな場合ではないと言いつつも

少しだけ待って欲しいと

ラナムンに頼みました。

その様子を、クラインは

興味深そうに見ていました。

 

ラナムンは、以前、クラインが

カルレインと下女が

駆け落ちをしたというデマを

流したことを思い出しました。

ここで席を外せば、

今度は自分のことで、

何を言い出すかわからなかったので

ラナムンは仕方なく、その場で

カルドンにどうしたのかと

尋ねました。

 

カルドンは、

ここで話してもいいのかな?

と思いましたが、

クラインとゲスターの顔色を

窺いながら、声をひそめて、

ラナムンにだけ聞こえるように

 

2日前に、あの本を全て買ったら

人気書籍だと思って、

すべての書店で、

あの本を数十冊仕入れました。

 

と囁きました。

 

カルドンは涙声で、

どうするべきかと尋ねました。

ラナムンは、先ほどまで

クラインと口論していたことを

すべて忘れました。

 

カルドンは、

再び全ての本を買ったところで、

よく売れる本だと言って、

また仕入れるに違いないと

言いました。

 

ラナムンは慌てて立ち上がると

挨拶もしないで立ち去りました。

カルドンは、

その後を付いて行きました。

 

クラインは、その姿を

好奇心いっぱいで眺めると

なぜ、あのイタチは

急に尻尾を巻き上げて

逃げて行ったのかと

ゲスターに尋ねました。

 

ゲスターは顔を赤くするだけで

まともに返事ができなかったので

クラインは不思議そうに

ラナムンの後ろ姿を見ました。

その口から、様々な憶測が

出て来そうな雰囲気だったので、

ゲスターは、

話題を変えようと思い、

ヒュアツィンテ陛下と

自分たちの陛下は

本当に仲が良かったのかと

尋ねました。

クラインは、

ラナムンの後ろ姿を見ることに

気を取られていたので、

「そのようだ」と生返事をしました。

すると、ゲスターは

 

それでは、皇子様は

私たちより陛下について

多くのことをご存知でしょう?

羨ましいです。

 

と言いました。

 

クラインは、その言葉に対して

横柄に笑い、

ゲスターの方に顔を向けましたが

突然、表情が強張りました。

 

なぜ、ヒュアツィンテは

弟が側室になるのに、

ラティルについて

何の情報も

与えてくれなかったのか。

普通、仲の良い弟が

自分の友達の側室になるなら

その友達は何が好きで、

何が嫌いか

教えてくれるものではないか。

他人事を気にしないサーナット卿が

ヒュアツィンテの初恋の相手を

探すのを止めるように言った。

ラティルは、

いつもヒュアツィンテと

一緒だったのに

彼の初恋の相手を知らないと

言っている。

そして、ヒュアツィンテの結婚式の日、

号泣していたラティル。

誰かが見たら、

花婿に振られたと思うに違いない。

 

クラインは衝撃を受けました。

もしかして、ラティルが

兄の初恋の相手だったのかと

思いました。

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私も、自分の世界に浸っている時に

邪魔をされるのが、とても嫌です。

だから、ラナムンの気持ちが

とても、よくわかります。

 

ゆったりした気分で

優雅にコーヒーを飲むはずが

クラインとゲスターが、

休憩所に先に来ていて、

せめて、

2人がおとなしくしていればいいのに

ゲスターには、

どうでもいいことで話しかけられ、

クラインには喧嘩を売られた挙句

「恋愛の始まり」が

大量に書店に置かれてしまい、

踏んだり蹴ったりのラナムン。

けれども、彼が意図せず

クラインが衝撃を受けるきっかけを

与えたことで、

ラナムン本人は気づいていなくても

クラインに

ささやかな仕返しができたのではと

思います。

 

今回のゲスターは

邪心の欠片も出て来なくて

可愛くておとなしいだけなのですが

彼の裏の顔が出ている時との

ギャップが大きすぎる気がしました。

もしかして、ゲスターは

二重人格なのかと疑いました。

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