自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 79話 マンガ 75話、76話 早くハインリへ手紙を届けたい。ナビエの不妊の理由

f:id:myuieri:20210206055100j:plain79話 ナビエは、コシャールが用意したとされる偽親を問い詰めていると、ソビエシュがやって来ましたが・・・

◇離婚の理由◇

ソビエシュは、

彼らの嘘に騙されないだろうと
ナビエは思っていましたが
ソビエシュが、
皇后が豆を置いて、
小豆と言ったら
ほとんどの人が、
小豆と言うと言うのを聞いて、
ソビエシュは、
彼らの言うことが
嘘か本当かは重要ではなく、
自分と離婚するために
兄がソビエシュの赤ちゃんに
危害を加え、追放された後も、
まだ危害を
加えようとしていることを
離婚の理由に
したがっていることに気づきました。
 
皇帝夫婦の離婚は大義名分の戦い。
戯言でも、
もっともらしく聞こえれば、
離婚できました。
 
自分より先に、
うその証言を聞いたソビエシュは
どんな行動をしたのか?
こうしている場合ではないと
気付いたナビエは
ソビエシュと戦うのはやめて、
自分の部屋へ戻りました。

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◇ハインリへの手紙◇

侍女たちから、
西塔での様子を聞かれましたが
それには答えずに、
ソビエシュの秘書たちが
どこにいるか確認するように
副官と侍女たちに命じました。
侍女たちが調べた結果
カルル侯爵だけは、
陛下の命令で
出かけたということでした。
 
皇帝が離婚をするには、
大神官に離婚申請書を
提出しなければならない。
カルル侯爵は、
それを大神官のところへ
持っていたのだと
ナビエは気づきました。
 
大神官がやって来たら、
ソビエシュと自分と
それぞれ話をし
その後、法廷が開かれて、
皆の前で
離婚を受け入れるか聞かれる。
はいと言えば離婚成立。
いいえと言えば、
延々と続く離婚手続きに
入るけれども
いつも皇帝の勝利。
 
ナビエは寝室へ戻り、ハインリへ
離婚が近いから、
できるだけ早く再婚したい
手紙を書き始めましたが
ソビエシュはハインリが嫌いだから
ナビエが再婚をする時に
大神官に会いに行くのを
妨害するのではないか
と思いました。
 
皇族だった人が貴族と結婚すると
色々な面で
関係が複雑になるのを嫌がり、
ソビエシュは、
ナビエの再婚を阻止すると
思いました。
 
ナビエは大神官が
離婚の手続きのため
東大帝国へやってくる時に
再婚承認を受けるのが良いと思い
そのことを、
ハインリへの手紙に書きました。
 
ナビエはアルティナ卿に、
パルアン侯爵へ、
この手紙を届けて、
一緒に送ってくれるように頼んでと
命じました。
 
アルティナ卿が出かけると
侍女たちが心配して
ナビエに色々聞いてきましたが
すでに一度、
ドレスのことがばれたので
できるだけ慎重に
秘密裡に事を運ぶ必要がありました。
 
ナビエは、
事が片付いたら話すと言って、
部屋に閉じこもり
イライラしながら
アルティナ卿の帰りを待ちました。
 

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ナビエは、何度も時計を見ながら
アルティナ卿が
パルアン侯爵に手紙を渡したという
報告を待っていました。
ところが、パルアン侯爵は
友人の所へ行くと行って
荷物をまとめて
出かけた後だったので
手紙を渡せなかったと
アルティナ卿から
報告を受けました。
 
彼は兄に会うために
西王国へ向かっていると
考えたナビエは、
パルアン侯爵を追って
手紙を渡すようにと、
アルティナ卿に命じました。

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すべては、
アルティナ卿がどれだけ早く
パルアン侯爵に
追いつけるかにかかっていました。
 
大神官が来る前に、
ハインリに、
手紙を渡せるだろうかと
ナビエは心配しました。

◇離婚の前の準備◇ 

その後の数日間、
ナビエは、
半狂乱の状態で過ごしていました。
しかも、離婚をする前に
終わらせておかなくては
ならないことがあり
いつにも増して
忙しく過ごしていました。
 
ラスタが皇后になったら、
毎日の謁見は、
すぐにできるだろうし、
予算の実行も、
ラント男爵に助けてもらって
先例に従えばなんとかなる。
国家主導の仕事も、
ソビエシュに助けてもらえる。
しかし、
ナビエが私費で運営していた
孤児院、老人ホームや
無料の病院が問題でした。
ナビエは、それらを
皇室の名前で運営していたので
ほとんどのお金が
ナビエから出ていたとしても
皇后でなければ
皇室所有の機関を
運営できませんでした。
 
ラスタが私費を投じて
それらの機関を
運営してくれるかどうか
わからないけれども
ラスタの所へ行って
頼むわけにもいかないので
あらかじめ数年分の予算を立て
行政上の
処理をすることにしました。
 
平民はラスタを喜んで迎え入れ
彼女を称え、彼女を愛する。
そうやって、数年後、
皇后の仕事に慣れれば
孤児院などの
運営もできるだろう
ナビエは考えました。

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◇罪悪感◇

ナビエは数日間、

アルティナ卿を待っていましたが

やってきたのはエルギ侯爵でした。

エルギ侯爵は東大帝国の貴賓なので

拒否するわけにいきませんでした。

 

ナビエは

エルギ侯爵が来た理由を尋ねましたが

彼は答えず

彼女の机の上の書類の山を見て感嘆し

副官と一緒にやらないのかと

尋ねました。

副官に

数年分の業務を事前に指示したら

怪しまれるので

ナビエは

一人でするしかありませんでした。

 

彼の質問に答える代わりに

ナビエは、もう一度

エルギ公爵が来た理由を尋ねると

彼は、自分を

罪悪感で苦しめるつもりなのか

わけのわからないことを

言いました。

 

ナビエは首を傾げて

エルギ公爵を見ていると

彼は片手で頭を支えながら

ナビエを見ました。

どのくらい時間が経ったのか

エルギ公爵は

ナビエが夢に出てきそうだと

言って、挨拶をした後、

部屋を出て行きました。

 

彼の行動は

理解できませんでしたが、

彼を追いかけて、

その意味を尋ねるほど

ナビエに時間はありませんでした。

 

そして、翌日

アルティナ卿が戻ってくる前に、

大神官が到着しました。

彼が来るなり

ソビエシュに会いに行ったことを聞き

ナビエは崩れ落ちそうな気持を

必死で支えました。

 

再婚申請をする時に

ソビエシュは

邪魔をするかもしれないけれど

何か方法はあるはず。

ハインリの気持ちさえ

変わらなければ

何とかなる。

離婚申請が承認される時に

再婚まで申請する必要はないと

ナビエは思いました。

 

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不妊の理由◇

大神官は、

ソビエシュの所へ行きました。

さいころ

とても可愛らしかった

ソビエシュとナビエは、

幼くして結婚しました。

結婚式と披露宴での

仲睦まじい2人の様子を思い出し

大神官は、この二人が

離婚することが

信じられませんでした。

 

大神官は、離婚の理由について

ナビエに落ち度はないと

言いました。

そして、離婚の理由の一つの

ナビエが不妊だという根拠について

ソビエシュを言及しました。

ソビエシュは、

この話は秘密にして欲しいと

前置きをして、

その理由を話しました。

 

ソビエシュが皇太子の時、

大きな行事のために

各地から集まってくる人々へ

最大限完璧で絵のような

皇太子夫妻を見せるために

皇太子妃であるナビエは

食事制限を強いられていました。

1日4時間近く、剣術や格闘術、

騎士たちと一緒に訓練したり

乗馬をしていたソビエシュも

いつもより、

食事を減らされていました。

 

おなかをすかせて

かわいそうなナビエのために

ソビエシュは、

母親に食べ物をもらおうと

母親の部屋へ行きました。

母親は不在でしたが、

テーブルの上に

きれいな包み紙とリボンに

半分包まれた

クッキーの箱が置いてありました。

 

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いつものソビエシュは

人さまにあげる物を

持って行ったりしませんでしたが

周囲を見回すと

侍女はいなかったので

ソビエシュは

そのクッキーを持っていき

ナビエと分け合って

食べてしまいました。

 

実は、このクッキーは

ソビエシュの父親が

一番大事にしている側室に

彼の母親が

食べさせるために作ったもので

中には、

中絶薬が入れてありました。

その薬には、

不妊の副作用がありました。

 

母親から、

クッキーを食べたのかと

問い詰められたソビエシュは

自分は食べたけれども

ナビエは食べていないと

嘘をつきました。

 

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残念ながら、

アルティナ卿よりも先に

大神官が到着してしまいました。

ナビエ様の思い通りに

いきませんでしたが、

離婚と同時に

再婚要求ができなくても

ハインリの心変わりさえなければ

何とかなると、

すぐに心を切り替えられた

ナビエ様は、

どんな困難なことが起きても、

自らの力で立ち向かえる強さを

持っていると思います。

 

それにしても、

ナビエ様の不妊の原因が

ソビエシュの母親が作った

中絶薬入りのクッキーだったとは。

マンガの41話に、

ソビエシュの回想シーンで

彼がナビエ様と一緒に

クッキーを食べている

シーンが出てきましたが

あれが、中絶薬入りの

クッキーだったのですね。

ソビエシュはナビエ様のために

ずっと秘密に

していたのでしょうけれど、

きちんとナビエ様に、

その事実を説明するべきだったと

思います。

ソビエシュは、ナビエ様ではなく

自分と母親の名誉を選んだのだと

思います。

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