自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 112話 マンガ 121話、122話 エルギ公爵と離れられないラスタ

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112話 エルギ公爵が間違ったことを教えたのではと、ラスタは彼に抗議をしましたが・・

 

◇エルギ公爵と離れたくないラスタ◇

エルギ公爵は

聞いてはいけないことを

聞いてしまったかのように

笑いました。

 

ラスタは、

 

そうでなければ、

なぜみんな面と向かって

露骨にそんなことをしたのか!

 

と抗議しました。

悲しみがこみ上げて来て

ラスタの目が赤くなりました。

 

貴族たちと仲良くなるために

嬉しい気持ちで、

一生懸命準備をした

初めてのティーパーティ

台無しにされた。

パルアン侯爵と一緒に

帰ってしまったのは1/3の貴族で

残っている人の方が多かったけれども

残った人たちの雰囲気もおかしかった。

慰めてくれる人もいたけれど

彼らの中には、自分のことを

あざ笑っている人もいた。

 

エルギ公爵はぷっと軽く笑って

言いました。

 

すべての人が皇后に

好意的な態度を見せると

思いましたか?

皇后は、

貴族と平民のどちらかを

選ぶ必要があったので

まず平民を選んだ。

 

ラスタは、平民の指示を受けても

貴族たちの敵になるとは

思わなかったと

エルギ公爵に抗議しました。

 

エルギ公爵は、ラスタに

結婚式のパレードの時の

ナビエとラスタに対する

国民の反応を比べてみたかと

尋ねました。

 

あれは国民の大多数である

平民を選択したから

彼らがあのように反応した。

そのために、

ティーパーティでの出来事が

起こったと説明しました。

そして、

ソビエシュや

生まれてくる赤ちゃんのことを考えて

貴族たちも心を改めると

言いました。

 

ラスタは、

パルアン侯爵が

貴族たちを率いて行ったことに驚き

エルギ公爵に腹いせをしたことを

恥ずかしく思い

謝りました。

 

彼は、大丈夫と答えましたが

以前に比べて、エルギ公爵との

距離感を感じました。

 

その理由は、彼が以前のように

自分のことを「お嬢さん」と

呼ばなくなったからでした。

 

ラスタは、その理由について

エルギ公爵に尋ねると

彼は、皇后に対して

お嬢さんと言ってはいけない

ラスタが皇后になったので

そろそろ離れる時期だと

答えました。

 

ラスタは驚きました。

唯一、

プレゼントをくれたエルギ公爵に

真の友情を尽くすと誓ったのは

昨日なのに。

そして、唯一、

心を許せる友人のエルギ公爵が、

離れる時だと言ったからでした。

 

ラスタは、エルギ公爵が離れる理由は

自分が怒ったせいかと尋ねました。

エルギ公爵が否定すると

ラスタは、彼がいなくなったら

信頼できる人が誰もいなくなる。

ソビエシュのことを

愛しているけれども

信頼していない。

ソビエシュよりも、エルギ公爵を

信頼していると

泣きながら言いました。

 

そして、彼の手を握りながら

2人だけの時は

自分のことを名前で呼ぶように

お願いしました。

 

エルギ公爵のことを

少し怒っただけなのに、

自分のために頑張ってくれた

彼と仲違いしそうになった。

彼は

ずっと自分のそばにいるものと

思っていたのに、

彼が、こんなに簡単に離れるべきと

言うとは思ってもいなかった。

 

ラスタは焦りました。

 

2人だけの時は

そうすればいい。

 

とラスタは言いました。

 

ラスタの肩越しのエルギ公爵の顔は

満腹の獣のようでしたが

ラスタにはそれが見えませんでした。

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ラスタは、

2人だけの時は、気楽に話して欲しいと

せがむように頼みました。

 

エルギ公爵は、いつもの表情に戻り

ラスタは人を惑わすのに長けていると

言いました。

 

その言葉に、ラスタは

先ほどの壁を感じられませんでしたが

もう一度、気楽に話してくれるように

頼みました。

 

エルギ公爵は

親しくなればなるほど

守るべき線もあると答えました。

 

ラスタは少しでも

エルギ公爵を疑ったこと、

このように公私を徹底している

エルギ公爵を疑ったことを

申し訳ないと思いました。

 

するとエルギ公爵は、

ラスタが、

どのようにお金の管理をしているか

彼女に尋ねました。

 

ラスタは、エルギ公爵に借りたお金を

返すように言われるのではと

思いましたが

皇后になったので

返すことができるかもしれないと

思いました。

しかし、彼女は、

自分のお金がどのくらいあるのか

お金をいくら動かせるのか

知りませんでした。

 

ラスタの驚いた顔を見て、

エルギ公爵は

 

皇后になられたので、自分のお金は

自分で管理していますよね?

 

と尋ねました。

 

◇皇后は、自分のお金を管理するもの

ラスタは、側室時代から

彼女のお金の管理をしている

ラント男爵を呼びました。

そして、彼女は

自分は一国の皇后であり

一人前の大人である、

勉強もたくさんしたので

皇后の権利として

自分のお金は、

直接、自分が管理すると

言いました。

 

ラント男爵は、

ラスタがお金を直接管理するためには

皇帝の許可が必要だと言いました。

 

ラスタは、皇宮予算については

皇帝の権限ではなく

ラスタの権限なので

皇帝の許可は必要ないと

言いました。

 

しかし、ラント男爵は

 

最優先されるのは

皇帝陛下の命令であること。

お金の管理は、大変なので

妊娠中の皇后陛下

できるだけ楽しく暮らせば良いと

皇帝陛下は望んでいる。

好きなようにお金を使うのは構わない。

 

とすまなそうに伝えました。

 

それでも、ラスタは

お金の管理をしたいと言うので

ラント男爵は、皇帝に聞いてみると

ラスタに伝えました。

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◇結婚式の一週間前◇

結婚式を一週間後に控え

外国からの招待客が次々とやって来ました。

ナビエは、自分が結婚式の主役なので

貴賓を迎える必要はなく

暇な時間ができたので

勉強をしていました。

 

ナビエは結婚式を挙げたら

本当に西王国の王妃となり

ハインリを助けることができると

思いました。

 

ただ心配なのは、

初夜のことでした。

経験があるとはいえ

あまり役に立ちませんでした。

むしろ、初夜にやることが

より鮮明に浮かんできて

ナビエは困惑していました。

 

その後で、淡々とハインリと

向き合うことができるだろうか。

 

そんなことを考えているだけで

顔が火照りました。

それを見たローラが

ナビエに熱があるのではと

心配してくれました。

 

ナビエは、

部屋の中がちょっと暑いからと言って

窓を開けました。

 

その日は、良い天気でした。

ローラは、

 

結婚式も良い天気だといいですね。

これから、

何もかもうまくいきますよね。

 

とナビエに言いました。

 

ナビエは、

 

もちろんです。

 

と答えながら

机の上に置かれた

アゲラタムの鉢植えを見ました。

前日、マレーニが執事に持たせてくれた

植木鉢で、花言葉は信頼でした。

マレーニは、

ナビエとこっそり手を組むことを

承知してくれたのでした。

 

ニアンも西王国の社交界

強烈にデビューしました。

東大帝国での彼女の噂を利用し

自分を話題の中心にして

あらゆるパーティに招待されました。

 

男を破滅させる

魔性の女のイメージを利用し

右側にランドレ子爵

左側に西王国の青年貴族を従えて

パーティに出席しました。

 

ローズは、

西王国の貴族たちは

この大らかな貴婦人の出現に

完全に魅了されたと

話していました。

 

ナビエは、

本当にすべてうまく行くのかと

考えていました。

 

ソビエシュは

結婚式に来るのだろうか?

ラスタは?

両親は来るでしょう。

ソビエシュといえば

なぜ、戻って来て欲しいと言ったのか。

最初の再婚皇后になった私が

最初の2度再婚した皇后になると

思ったのだろうか?

戻ったところで

何をどうしろと言うのか?

彼はラスタを愛しているし

結婚もした。

数か月後には赤ちゃんも生まれる。

 

あの時は「嫌です」と答えたけれど

今になって、

彼は何を思っていたのかが

気になる。

ソビエシュについて

よく知っていると思ったけれど

今は、彼の心のうちが理解できない。

 

そんなことを考えていると

熱が上がってきたので

ナビエは散歩に行くことにしました。

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◇またもやカフメン大公が

 ローラとローズがお弁当を用意し

別宮近くの日当たりの良い所で

お弁当を食べながら遊ぶことにしました。

ところが、そこには先客がいました。

カフメン大公でした。

 

カフメン大公は、ナビエから、

彼女が、その場所から見える離宮

滞在していることを聞き

彼がナビエと何度も会う理由が

わかったと答えました。

その途端、

 

薬が効き始めたのか

彼の耳元が赤く染まり始め

 

こんなに会えるのは結構なことです。

 

と言ってしまいました。

それを聞いた侍女たちは

バスケットを落としてしまいました。

 

ナビエは、パンが台無しになったので

新しいバスケットを持ってくるように

侍女たちに頼みました。

 

カフメン大公と二人だけになると

ナビエは、

まだ、薬が解毒されないのか

尋ねました。

 

カフメン大公は

 

解毒されないのか、

されないのか

解毒させないのか

 

と、よく聞き取れない声で呟いた後

失言したことに

怒っていたようでした。

しかし、カフメン大公は表情を整え

結婚式に招待してくれたのは

ナビエかハインリかと

ぶっきらぼうに尋ねました。

 

ナビエは、結婚式に招待したのは

自分であること。

今度こそ、ルイフトの交易を

実現したくて招待したと

カフメン大公に伝えました。

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エルギ公爵の思惑通りに

操られていくラスタ。

結婚式を前に、

いつもは冷静なナビエが

初夜のことを心配したり

恋の妙薬の効き目が残っていて

失言続きのカフメン大公がいたりと

この先、どんな展開になっていくのか

楽しみです。

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