自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 133話 マンガ 143、144話 元王妃クリスタの側室騒動

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第133話 ハインリの側室になると言ったクリスタでしたが・・・

 

◇侍女たちの調査書◇ 

社交界は大騒ぎになりました。

ナビエも貴族たちも

堂々と側室にしろと言った

クリスタの行動を

理解できませんでした。

クリスタの一族は

彼女を支持していました。

 

あえてクリスタの心理を

推察するとしたら

コンプシャへ行っても

スキャンダルから

逃れられないのであれば

自分の人生をかけて

正面突破を試みたのでは?

とナビエは思いました。

 

ハインリのことを

信じているマスタスは

噂を聞くと怒り

ローラとジュベール伯爵夫人は

ソビエシュとラスタのように

なるのではないかと

心配していました。

 

侍女たちが出て行った後

ハインリがやって来て

自分を信じてと

ナビエに訴えました。

 

彼女は、

ハインリを落ち着かせた後

彼を疑っていないので

解決方法を探すように

言いました。

 

ナビエは、机の内側の

小さなボタンを押すと

秘密の引き出しが現れました。

その中には、

以前、カフメン大公に頼んだ

クリスタの侍女についての

調査書が入っていました。

 

カフメン大公がハインリに恋の妙薬を飲ませた時に、その償いとしてナビエがお願いしたことは、このことだったのですね。

 

クリスタのそばに

残ってはいるものの

他の侍女たちの手前

クリスタの侍女を辞めたいと

言えないでいる人たちもいる。

 

それを念頭において

カフメン大公が調べてくれた

クリスタの侍女たちの家門

不満、クリスタへの忠誠心が

書かれていました。

 

ナビエは、その中から

忠誠心が弱く

現在の状況を不満に思っている人を

何人か選び、

ナビエの侍女たちに頼んで

密かに彼女たちを

自分のところへ連れて来させました。

 

ナビエは彼女たちに、

クリスタが何を言っても

失った権力は取り戻せない。

クリスタは子供がいないので

ハインリとナビエの

機嫌をうかがう必要はないし

元王妃なので

よほどのことがない限り

処罰はされない。

けれども、彼女たちと

その家族、子供たちは

今のような栄光を享受できるか

と言って、ナビエは彼女たちに

恐怖心を植え付けました。

 

そして、彼女たちに

よく考えて、気が変わったら

次の閣議の時に

クリスタがハインリと一緒にいた

と主張する時間に

彼女が何をしていたか

嘘をつくのではなく

本当のことを言うように

伝えました。

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◇ハインリ vs クリスタの父

その頃、

ハインリはクリスタの父親の

ズメンシア老公爵を

執務室に呼びました。

彼も、娘の爆弾発言に

頭を痛めていましたが

娘と一族のために

彼女の肩を持つつもりでした。

 

自分自身の豊富な経験から

若い皇帝が何を言ってきても

揺るぎない自信がありましたが

執務室に入り

楽な椅子にゆったりと座っている

ハインリを見て

ズメンシア老公爵は

一筋縄ではいかないと思いました。

 

ハインリは、

ズメンシア老公爵に

とりあえず体面を保つことは

できるけれど

その後はどうするのかと

尋ねました。

 

ズメンシア老公爵は

クリスタの評判は落ちるけれども

王妃だった身で

側室になると宣言したのは勇敢だ。

けれども、皇帝は

クリスタとのことに責任を

取ろうとしない。

このことを口実に

クリスタと、その周りの人たちに

危害を加えるなら

皇帝の評判が落ちる

警告しました。

 

しかし、ハインリは、

自分の評判はゴミだから

これ以上、落ちることはない。

何をやっても、

ゴミがゴミみたいなことを

しているとしか言われないと

言った後で

 

ズメンシア家、カトロン家

その家系の人たちを

追い出し始めたら

人々は何と言うか、

気にならないかと尋ねました。

 

ズメンシア老公爵が、

それは脅迫かと尋ねると

ハインリは肯定しました。

ズメンシア老公爵と話している間

彼は終始、落ち着いていました。

 

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閣議

クリスタを側室にするかどうか

閣議にかけられることになりました。

この会議には、

ナビエ、他の貴族たち、官吏たちが

出席していました。

クリスタも黒い服を着て、

出席していました。

ナビエのそばでは、仏頂面をしていた

ハインリでしたが、会議が始まると

表情が読めないほど、

淡々としていました。

 

官吏たちは、

クリスタを側室と認める、認めない

と意見を言い合っていましたが

クリスタとハインリが

密会をしていたことは

信じているようでした。

ズメンシア公爵は

沈黙を守っていました。

 

ナビエは、

状況を確実に反転させるために

みんなが興奮し

ハインリへの非難が最も高まる

タイミングをうかがっていました。

 

数日前に、クリスタの侍女が

クリスタとハインリが

一緒にいなかったことを

証言をしてくれると

連絡をよこしたので

そのタイミングに、

彼女たちに証言をしてもらおうと

思っていました。

 

前王が亡くなる時に、

クリスタのことを頼むと

ハインリに言ったのに

ハインリは結婚して1日で

クリスタを侮辱したと、

ケトラン侯爵が発言した時、

ナビエは、

そろそろ自分の出番だと思いましたが

突然、聞きづらい外国語が

言い争いの中に割り込んできて

官吏たちが静かになりました。

声の主は、カフメン大公でした。

 

カフメン大公は、その晩

自分がハインリと一緒だったと

証言しました。

彼は、

自分とハインリが

一緒に外へ出たのを見た人は

たくさんいる。

その後、少し、自分が席を外した時に

ハインリがクリスタと会っていたかは

知らないけれど

その後は、ずっとハインリと一緒にいて

交易の話をしていたと説明しました。

 

カフメン大公は、

クリスタの心の中を読んで

2人が一緒でなかったことを

確信した上での嘘の証言でした。

 

カフメン大公、ステキ!

この事態を無言で見守っていた

クリスタの顔が暗くなりました。

 

カフメン大公は

ハインリと一緒でなく

ラスタと会っていたけれども

それを知っている

ラスタがいなくて良かったと

ナビエは思いました。

 

ラスタがいたら、ナビエを陥れるために、あることないこと言うでしょうね。

 

ナビエは、クリスタの侍女に

合図を送りました。

 

侍女たちは、

あの日、クリスタは

早く戻って来た。

密会を楽しんでいたとは思えないような

暗い顔をしていた。

2時間ほど部屋にいてから、

また外へ出ていった。

再び、戻って来てからは

部屋にずっといたと証言しました。

 

そして、マッケナが、

クリスタが外出していた時

ハインリは秘書を集めて

会議をしていたと証言しました。

 

会場が静かになり

人々の視線がクリスタに集まりましたが

彼女は青ざめた顔をしていたものの

堂々と顔を上げていました。

◇私のものなのに◇ 

翌日、ナビエは副官から

クリスタがコンプシャへ行ったことを

告げられました。

 

一歩間違えれば

ハインリは、兄嫁を誘惑したという

汚名を着せられていたので

ナビエは心の中で安堵しました。

 

夜になり、ナビエはハインリに会うと

「わたしのものなのに」

と言って、彼の頭を抱きしめました。

 

「怒りは収まりましたか?」

のハインリの質問に答える代わりに

ナビエは彼にキスをしました。

 

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カフメン大公のおかげで

クリスタの嘘がばれ、

ハインリの汚名がそそがれて

良かったです。

 

ただ、クリスタも

本当に好きだった人と結婚できず

子供もいなくて、夫に早く死なれ

王妃の座を追われて

ちょっと可愛そうだなと

思いました。

 

しばらく、ラスタが出て来なくて

気分が良かったのですが

次回は・・・

 

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