自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 277話 外伝 15話 ノベル ネタバレ 先読み 治癒魔法が使えるもう一人の女性

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外伝15話、今回の主役は、あの常時泉です。

◇常時泉の女の子◇

自分にはなぜ父親がいないのか

ダルタが

母親のビンセルに尋ねるたびに

彼女は、1人で子供を作ったと

答えていました。

 

ビンセルは常時泉の中でも

特に強かったので

ダルタはビンセルの言葉が

本当だと思っていました。

 

けれども、ある村の夫婦が

突然、

3歳になった子供を連れて来て

自分たちの息子だと言うのを見て

母親の言葉が嘘であることを

知りました。

 

そして、自分以外にも

突然、子供になった子たちが

少なくないこともわかりました。

 

そんなある日、隣の富川主も

自分の娘だと言って

突然、

赤ちゃんを抱いて現れました。

 

銀色の髪と真っ黒な瞳を持つ

子供を見て

ダルタは天から落ちてきた

天使ではないかと言いました。

 

子供はモテと名づけられました。

母親は留守がちなので

ダルタはよくモテと

遊んであげました。

その後は、富川主夫妻と一緒に

食事をしました。

 

いつものように、モテと遊び

富川主の妻と食事をしていた時

外からダルタを呼ぶ声がしました。

外へ出ると、母親が担架に

横たわっていました。

 

母親はお腹に致命的な傷を

受けていました。

ダルタは、誰が

母親をこんな目に合わせたのか

富川主に尋ねました。

 

彼は、帝国騎士団と地下騎士団だと

答えました。

そして、別の盗賊は

コシャールが、もう一人

自分と同じような奴を

連れて来たと言いました。

そのマスターズが

ビンセルを刺したのではないかと

話しました。


ダルタは、母親の傷は

大陸で

最も優れていると言われている

治癒魔法使いのエベリーに

治療してもらわないと

治らないと思いました。

 

けれども、宮廷魔法使いが

盗賊を治療しにくるなんて

ありえないと思いました。

 

ダルタの脳裏に

母を刺したマスターズの名前が

刻まれました。

 

それまで意識のなかったビンセルが

ダルタの手を握りました。

彼女はダルタに

自分が身に着けていた

ブレスレットを渡しました。

 

ダルタは遺品なんていらない、

お母さんが起きるようにと

泣きながら言いました。

 

ビンセルはダルタの手を握りながら

彼女には姉妹がいると伝えました。

 

最初は2人とも

孤児院に置いてきたけれど

ダルタがビンセルのことを

お母さんと言って

追いかけて来たから

ダルダだけを連れて来た、

その子を一緒に

連れてくるべきだった、

後悔していると

ビンセルは言いました。

そして、

 

ダ・・・

 

と、ビンセルは孤児院の名前を

途中まで言いかけると・・・

 

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◇非公式の恋人◇ 

 マスターズが

悪名高い常時泉の盗賊を退治したと

書いてきた手紙を読んで

ローラは興奮していました。

 

しかしジュベール伯爵夫人は

マスターズは、

盗賊を打ち抜いても

コシャールの心は

打ち抜いていないと

舌打ちをしました。

 

確かに、

マスーターズと

コシャールの手紙には、

2人がうまくいっていると

書かれていませんでした。

 

しかし、ローラは

2人が公式な恋人ではないからだと

反論しました。

 

それに対してジュベール伯爵夫人は

非公式な恋人は

友達以上、愛以下だ。

非公式の恋人というのは

公開できない

理由があるということ。

人目を気にしなくていいので

責任感が減る。

責任を取らなくていいので

忍耐力も減る。

だから、喧嘩をしただけで

別れてしまうこともある。

と言いました。

 

しばらくローラは考えた後で

突然両手で口を覆って

ナビエを見つめながら

 

ああ、それで・・・

 

とつぶやきました。

 

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◇ローラの視線◇

ローラがなぜ

自分を見つめたのか

ルイフトにいた時から

ローラが自分のことを

たまに妙な目で見るのはなぜなのか

一体、ローラは、

何を考えているのだろうか・・・

 

予算案を整理しながら

ナビエは、

ローラの目つきを思い出して

ペンを置きました。

 

その様子を見ていたハインリは

ナビエが何を考えているのか

尋ねました。

 

彼女は、ローラの話はしないで

予算案のことを考えていると

答えました。

 

ハインリは、ナビエに関することに

かなり神経質になっているし

ナビエの

顔色をうかがっているので

彼の悪い性格を

抑えているけれども

たまに、

その性格が飛び出すことがあること、

そしてナビエのことを

たくさん愛していることを

ナビエは知っていました。

 

ハインリは、予算案の中に

顔を赤らめることや

彼が嫉妬するようなことが

書かれているのかと

言って、予算案を見ました。

 

ハインリは、

西大帝国の孤児院についての

予算案の例として

ナビエが私費で後援していた

東大帝国のデローズ孤児院の事例に

目を留めました。

そこは、エベリーのいた孤児院でした。

 

ハインリは、西大帝国の孤児院からも

治癒系の魔法使いが出るといいのにと

言いました。

 

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◇魔法使いの能力が発現◇

ビンセルは

言葉の途中で血を吐きました。

ダルタは母親に良くなって欲しい

元気でいて欲しいと思い

生まれて初めて、

神に祈りました。

 

今までやった良いことを

すべて思い出しながら

自分の魂で

母親を治癒する想像をしながら

心から祈りました。

 

その瞬間、ダルタの身体が

仄かな光に包まれ

その光がビンセルに移りました。

 

富川州が何か言おうとした時

突然、ビンセルが起き上がり

 

お母さんが渡した遺品を

投げるなんて!

 

とダルタを叱りました。

 

ダルタは当惑しながらも

母親が助かったことを知り

喜びました。

 

ビンセルは、

自分のお腹を確認しながら

天使はモテではなく

自分の娘だったと叫びました。

 

モテを抱いて泣いていた

富川州の妻が

ダルタに魔法使いの能力が

発現したようだと言いました。

 

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◇魔法を磨く方法◇

成人してから

魔法使いの能力が発現するケースは

ごくわずかで

その能力を使いこなすには

魔法学校へ行く必要がありました。

 

ナビエは例外だけれども

彼女は皇后なので、先生を招いて

魔法の訓練をした可能性が高いと

常時泉たちは考えていました。

 

現実的に、

ダルタの魔法を磨くには

魔法学校へ

行くしかありませんでした。

しかし、

彼女には身分がなかったので

東大帝国に入れば密入国者として

追放されるか

大人なので

外国のスパイ扱いされると

常時泉たちは言いました。

 

すると、

黙って話を聞いていたダルタが

ナビエ皇后を訪ねてみてはどうかと

提案しました。

 

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ダルタは2人姉妹で

1人は孤児院に置いてきた。

そして、ダルタも

治癒系の魔法が使えるとなれば

ダルタの妹が誰であるか

想像がつきますよね。

 

ダルタは大人と書かれているので

彼女がお姉さんではないかと

思います。

イスクア子爵夫妻も

上の娘はラスタと

同じくらいの年で

妹を探してくれと

ラスタに言っていたので・・・

 

出てくるとは思っていなかった

もう1人の娘が登場したり

通りすがりの常時泉が

絡んできたりと

話の本筋とは

関係なさそうに思えた

登場人物を外伝で登場させる

作者さんはストーリー作りが

上手だと思います。

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