自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 42話 マンガ 37話、38話 カフメン大公のせいでクイーンが見えない

f:id:myuieri:20210206055100j:plain

 

42話 相談事があると言って、ナビエを待っていたハインリですが・・・

 ◇帰ってしまう◇

ナビエは歩きながら

書類を見ることにしました。

何の書類なのか

ナビエはハインリに尋ねましたが

彼は書類を見せませんでした。

 

ナビエは手を伸ばすと

ハインリは指先で

ナビエの指先にポンと触れて

いたずらっぽく笑いました。

 

ナビエが、

ふざけないように。

どうしたのかと、もう一度尋ねると

ハインリは書類をナビエに渡しました。

書類はもっともらしく

見せかけているけれど

中身がありませんでした。

 

呆れたナビエは大笑いすると

ハインリは

こうすれば自然に会えると

言い訳をしました。

 

お芝居はしなくてもいいという

ナビエの言葉に、ハインリは

彼女に迷惑をかけることは

何もしたくないと言って微笑みました。

 

ナビエはハインリに

書類を返しました。

そして、

相談事はないのかと

ハインリに確認すると

彼は、兄の病状が悪化したと

ナビエに伝えました。

ナビエは、

ハインリが西王国へ帰ることを

寂しいと思ってはいけない。

しかし、ハインリが

西王国の王になれば

一生会えないかもしれない。

会えたとしても、

今までのように気楽に話せないと

ナビエは思いました。

ナビエは残念な気持ちが

簡単には静まりませんでした。

 

ハインリは今すぐではないけれど

遺言を聞かなければならないので

そのうち帰ることになると

ナビエに告げました。

彼女は、

ハインリの兄の健康が本当に心配で

早く帰るべきではと

彼に伝えましたが

ハインリは不満そうな顔をして

ため息をつきました。

f:id:myuieri:20210505115847j:plain

 ◇対峙◇

その時、

カフメン大公が近づいてきました。

薬のせいで

彼はナビエを見る時

浮かれた様子でした。

 

こんな様子をハインリが見たら

2人の仲を誤解をするのではと

ナビエは思いました。

 

当分、ナビエに会わずにいると

言っていたカフメン大公は

風に当たりながら

熱を冷まそうと出て来たと

言いながら、ハインリを

上から下まで

ジロジロ見ました。

相手を1つ1つ

評価しようとするような

不気味な視線なので、

ハインリは眉をしかめました。

 

今はナビエを愛するカフメン大公が

ハインリに

変なことを言うのを心配し

ナビエは引き続きハインリと

散歩をすると言いましたが

カフメン大公は手を伸ばして

ナビエとハインリの手を

離しました。

そして、呆れているハインリに

カフメン大公は、

くっつかないようにと警告しました。

カフメン大公は薬のせいで

理性を失っているのは

明らかでした。

そして、

ナビエとハインリの間に

割り込みました。

2人の間があまりにも険悪で

ナビエは。

口をはさむことができませんでした。

 

ハインリは

変な人が割り込んできた。

何をしているのかと

カフメン大公に抗議しました。

彼は、嫉妬だと答えました。

 

ナビエは驚いて

カフメン大公の裾を引っ張りました。

ハインリのせいで

興奮しているせいか

カフメン大公は、

正気ではありませんでした。

 

このままでは、

自分のことを

愛していると言いそうで

ナビエは怖くなりました。

彼女は、

ハインリとカフメン大公を

止めましたが

2人は睨み合っていました。

誰が見ても

2人が対峙している構図でした。

 

ナビエは、カフメン大公に

後悔するようなことはしないでと

彼の靴のかかとを

自分の靴の先で蹴りながら

頼みました。

ようやくカフメン大公は

正気に戻りましたが

今度はハインリが

カフメン大公を

横に押し出しました。

ナビエはハインリを

𠮟りつけるように呼びました。

彼は、先ほどの行動とは

似合わない笑顔を浮かべながら

ナビエに、どうしましたかと

尋ねました。

 

ナビエは、

カフメン大公を押さないでと

頼みましたが、ハインリは

カフメン大公が前にいるので

ナビエが見えないと言って

ため息をつきました。

そして、カフメン大公を

押したから

ナビエが怒っているのかと

尋ねました。

 

ナビエは怒っていないと

答えている途中で

カフメン大公は

ナビエとハインリでは

格が合わないと言い出しました。

 

ハインリは

口に笑みを浮かべたまま

カフメン大公を見ました。

笑っているけれど、

恐ろしい目をしていました。

 

このままでは大喧嘩に

なりそうだったので

ナビエはアルティナ卿に

目配せをしました。

 

アルティナ卿は、小さく頷き、

自分の剣に手をかけたその瞬間

マッケナが

ハインリを呼びながら走って来て、

すぐに来るように伝えました。

その理由は、この場では

言えない内容のようでした。

ハインリは

マッケナの後に付いて行きました。

 

f:id:myuieri:20210203052742j:plain

◇嫉妬◇ 

カフメン大公は

ナビエはハインリと親しいのかと

尋ねました。

返答に困ったナビエは、

素晴らしい方だと

曖昧に答えました。

 

嫉妬心に襲われたことを認めた

カフメン大公はナビエに、

嫉妬したことがあるかと

尋ねました。

 

ナビエは、

ソビエシュがラスタの世話をし、

自分を追い詰めた時に

心が痛みましたが

それが嫉妬なのかと

ナビエは思いました。

 

ひどく嫉妬したことのないナビエに

カフメン大公は

自分自身の嫉妬がどういうものなのか

教えてくれました。

 

f:id:myuieri:20210414051241j:plain

◇利己的な皇后◇

ナビエは

いつ薬の効き目が切れるのか

カフメン大公に尋ねようとすると

ソビエシュが冷ややかな顔で

やって来ました。

冷たい目をしていました。

ひどく顔が強張っているので、

もしかして、

自分たちの会話を

聞かれていたのかもと考えていると

カフメン大公はナビエの気持ちを

聞いていたかのように

聞いていないと思う。

会話が聞ける距離には

いなかったと、小声で呟きました。

 

氷のような表情のソビエシュは

手を振って、

近くにいた侍従と騎士たちを

退けました。

 

ソビエシュは

ハインリ王子とカフメン大公の

どちらなのかと、

ナビエに尋ねました。

彼女は質問の意味がわからないと

答えると、

ナビエを挟んで

外国人2人が彼女を見つめていたと

言いました。

 

ナビエは誤解だと言いましたが、

ソビエシュは、

ラスタが皇室の初めての子供を

妊娠したばかりなので

行動に気を付けるように。

このような状況でナビエが

外国人とスキャンダルを

起こす必要があるのかと

忠告しました。

ナビエは、

その言葉の意味を尋ねましたが

ソビエシュは答えを

はぐらかしました。

 

ラスタはソビエシュの

側室になって間もない。

しかも、皇帝の初めての子を

妊娠した。

このような時期に

自分が他の男性と

スキャンダルを起こせば

皇室はゴシップに

巻き込まれることになる。

そうなれば皇室の威厳は

失われてしまう。

自分でそれが分かって

行動に気を付けるのと

ソビエシュに指摘されるのとでは

気分が違うと

ナビエは思いました。

 

ナビエは、

ソビエシュの最初の赤ちゃんのために

自分の行動を慎めと言うのか、

100人産もうが1000人産もうが

側室の産んだ子は

自分の子ではない、

ソビエシュに最初の子ができたことは

自分にとっておめでたくない、

ラスタの産んだ子は

皇子にも皇女にもなれない、

50年過ぎたら

その子供たちの存在すら

忘れられるとナビエは言いました。

 

呆れた視線でナビエを眺めていた

ソビエシュは苦笑いしながら

皇后は本当に利己的だと批判しました。

そして、いくらラスタが嫌いでも

まだ生まれてもいない

罪のない赤ちゃんまで

警戒しているのかと尋ねました。

 

それはいけないのかと尋ねるナビエに

ソビエシュは、

気になる。

皇后が自分を夫だと思うなら・・・

とソビエシュが言葉を続ける前に

カフメン大公は

ソビエシュの顔を殴りました。

 

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

元々、ソビエシュは

ナビエ様とハインリ

そしてカフメン大公との仲を

疑っていました。

その3人が一緒にいて

しかも、ただならない様子を見て

ソビエシュは嫉妬するあまり

ナビエ様と話をしないでは、

いられなくなったのかなと

思います。

 

けれども、

自分の気持ちに素直にならずに

ナビエ様が大切にしている

皇室の威厳を利用してしまった。

しかも、それにラスタの妊娠を

絡めてしまった。

 

ソビエシュの母親は

側室に中絶薬を

飲ませようとしたくらい

側室の妊娠を嫌がっていたのに

同じ立場のナビエ様の気持ちを

少しも思いやれず

彼女を傷つけてばかりいる

ソビエシュが憎たらしいです。 

f:id:myuieri:20210206060839j:plain