自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 46話 マンガ 41、42話 カフメン大公は愛される気持ちを教えてくれた人

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46話 ラスタの赤ちゃんがナビエの子になるかもしれないと言われたナビエでしたが・・・

 

◇絶対に愛せない◇

庶子は皇子や皇女になれないので

もし、ナビエとソビエシュの間に

子供が生まれなければ

庶子を養子にすることになるけれど

ソビエシュとラスタの子を

養子にするのは絶対嫌でした。

全く血のつながらない子供を

養子にする方がましでした。

 

ナビエは

ソビエシュとラスタの子を

絶対に愛せないと思いました。

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◇別れの挨拶◇

考え事に耽っていたナビエに

イライザ伯爵夫人が

カフメン大公の来訪を告げました。

手は大丈夫なのかと思い

ナビエは彼の手を見ましたが

ケガをしているようには

見えませんでした。


ナビエの視線に気づいたのか

カフメン大公は手を動かしながら

大丈夫だと不愛想に答えました。

その姿に、思わずナビエは

薬効が切れたようだと

感嘆の声で言いました。

しかしカフメン大公は

薬効が切れるのを

待っていたかのような

口ぶりだ。

自分を払い退けたいのかと

ナビエを批判したので

彼女は驚きました。

カフメン大公はすぐに謝りました。

カフメン大公の帽子を持つ手が

細かく震えていたので、

薬効は

まだ切れていないようでした。

 

彼は、薬について

普通はここまで効果が出ないし

長続きしない。

解毒剤がしっかり効く。

他の人に使ったことがある。

だからプレゼントしたと説明して

ため息をつきました。

そして、

作ってから

何年も経った薬なので

これほど効果があれば

今頃大騒ぎになっていたはずだと

カフメン大公は言いました。

 

ナビエも、

彼の言葉は正しい、

カフメン大公の症状は

愛の熱病を患う人のようなので

これほどまでの愛を

引き出せる薬なら

色々な使い方ができるだろうと

思いました。

 

副作用なのかとナビエは質問しましたが

カフメン大公はそれに答えず

自分は東大帝国を発つもりだと

伝えました。

相次ぐ別れに苦しんだ後なので

ナビエの胸がドキンとしました。

 

彼女は、

まだ国交の話が途中だと

カフメン大公を問い詰めるように

質問しましたが

彼は、ソビエシュが国交を

望んでいないと答えました。

ナビエはソビエシュに

腹が立ちました。

 

カフメン大公は

ナビエが悲しむと

自分の心が苦しくなるので

心を痛めないようにと

彼女にお願いしました。

ナビエは彼のために

無理に笑顔を作りました。

 

カフメン大公は

他の国を当たってみると

言いました。

ナビエは虚しくなり

元気のない笑みを浮かべました。

彼女は湧き上がる思いを

ぐっと抑えました。

 

カフメン大公は

解毒についても調べてみると

言いました。

 

彼女は、

取引がうまくいくことを

願っていると

不承不承告げましたが

彼が他のより良い貿易相手を

探すことを

望まなければいけないと思う一方で

そうしないで欲しいと思いました。

それなので、

半分は本心だと付け加えると

カフメン大公は

涙を流しながら大笑いしました。

何に反応して、

彼があんなに笑ったのか

ナビエは分かりませんでした。

 

後の言葉は言わなければ良かった

ナビエが思うと、カフメン大公は

大丈夫。

とても可愛かったからと言いました。

彼は時々、

ナビエの本音に答えるように

非常に鋭いタイミングで

ものを言う時があるので、

ナビエは妙な気分になりました。

 

カフメン大公は薬効のためか、

口を開いたけれども

言葉が出なかったので、

ナビエは、彼が

別れの挨拶を

しようとしていると思いました。

 

一時でも、カフメン大公は

愛される気持ちを

教えてくれた人でした。

ハインリほどの友情を

交わすことはできなかったけれど

彼に会って、しばらく楽しかったと

ナビエは思いました。

 

ナビエは笑いながら

先に挨拶をしようとした瞬間

カフメン大公は、ナビエに

一緒に火大陸へ行くことを

提案しました。

 

薬効のために

戯言が出たのだろうと

ナビエは思いました。

けれども、以前と違い、

彼は言葉を訂正しませんでした。

 

しばらくの間、ナビエは

彼が何を言っているのか

理解できませんでした。

笑いが出そうになりましたが

カフメン大公が

不安そうな瞳をしていたので

笑いが消えました。

 

いつも自信満々で

不愛想なカフメン大公が

ナビエが断ることを

恐れていました。

薬効のせいかもしれないけれど

今のカフメン大公は本気だと

ナビエは思いました。

彼女はすまない気分になりました。

 

けれども、ナビエは

カフメン大公は薬効のせいで

衝動的になっている、

薬効が切れれば、後悔する。

束の間の薬効を信じて

自分に人生をかけないで、

元々、大公は

自分のことを好きではなかったと

言いました。

 

カフメン大公は

嫌いだったことはない。

もどかしかっただけだと

言い訳しました。

 

カフメン大公は無表情でしたが

どこか、切なく見えました。

その姿を見ると

気の毒だと思ったものの

彼の提案は、

同情と衝動で決めるものでは

ありませんでした。

 

ナビエは、

皇后になることが自分の夢で

現実だから、

夫が自分を苦しめるというだけで

自分の一生を捨てられないと

カフメン大公に伝えました。

 

そして、皇帝が先に

離婚を請求したらどうするのかの

カフメン大公の問いに

ナビエは、

彼はそんな馬鹿なことをしないと

答えました。

ナビエは、本気で

そこまでソビエシュは

馬鹿ではないと思っていました。

 

けれども、カフメン大公は

自分が皇帝を殴ったように

恋に溺れた人間は

普通の人なら絶対にしない行動を

衝動的にやってしまうものだと

言いました。

 

彼は、もっと話したいことが

あるようでしたが

何も言わない代わりに、

一度だけ抱擁させてほしいと

ナビエは頼みました。

軽い抱擁ならと思い

ナビエは承諾しましたが、

カフメン大公の抱擁は

せっかちで強烈で

息が詰まりそうで

ナビエは

カフメン大公の胸の中に

身体が閉じ込められました。

 

ナビエの肩に

カフメン大公は額を埋めました。

これは抱擁とはちょっと違うと思うと

言おうとしましたが、

その前に、

彼はナビエを放しました。

 

そして、先ほどまでとは違い、

彼の表情は再び淡々として

物静かに礼儀正しく挨拶をし、

扉の所で

一度ナビエを振り返った後

外へ出て行きました。

 

1人になったナビエは

ソファーに崩れ落ちました。

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◇兄との再会◇

ナビエは

ボーッとした気分になりましたが

15分後に

コシャールがやって来たので

その気分は消え去りました。

 

彼は、いきなり走って来て

カフメン大公と同じくらい

強くナビエを抱きしめましたが、

カフメン大公の抱擁と比べて

楽でした。

 

コシャールは、

ナビエの肩に額を埋めると、

肩が濡れていると指摘しました。

コシャールが離れると、

ナビエは肩に手を触れましたが

確かに、濡れていました。

 

カフメン大公は泣いていたのに、

淡々とした顔で出て行ったかと思うと

ナビエは、すまない気持ちになり

胸がひりひりしました。

 

コシャールは、

ソビエシュとラスタのせいで

ナビエの顔が暗いのかと尋ねました。

彼女は、いつか話をすることに 

なるとは思っていたけれど

夫が他の女性を愛するようになり

婚外子までできたという話を

実の兄から

聞きたくないと思いました。

 

ナビエは、話題を変えるために

コシャールが持ってきた

ショッピングバッグを見て、

驚いたふりをしながら、

あれは何かと尋ねました。 

 

コシャールは、お土産と答えたので

ナビエは開けてもいいか

尋ねましたが、コシャールは

話をすり替えるな、

贈り物は逃げないから

後で開けるようにと言いました。

 

そして、彼は

ナビエをソファーに座らせ

前に立ちはだかると

その女はどこにいるのか。

クソ野郎と一緒にいるのかと

尋ねました。

ナビエは慌てて立ち上がり

コシャールの口を塞ぎ、

言葉に気を付けないと危ない

警告しました。

コシャールは

ナビエの手を退かすと、

自分の性格がゴミであることを

知らない人はいないと言って、

再びラスタがどこにいるのか

ナビエに尋ねました。

彼女が、理由を尋ねると

彼は2人共、殺すと言いました。

 

ナビエはコシャールの口を

塞ぎました。

そして、人払いをすると、

コシャールを座らせ、

腹立ちまぎれに言ったことでも

他の人たちが

言いがかりをつけることもあると

戒めました。

けれども、コシャールは

本気だと、断固として答えました。

 

彼の硬い表情と鋭い瞳を見て

ナビエは、

兄が本当に手に負えないことを

しでかすのではないかと

心配になりました。 

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カフメン大公が

恋の妙薬を飲むことなく

彼女に愛を伝えていたら

もしかしたら

ナビエの気持ちは

カフメン大公に

傾いていたかもしれません。  

もっとも、

カフメン大公自身

ナビエを愛していることに

気付いていなかったし

彼の性格を考えると

薬の力を借りなければ

情熱的に愛を伝えることは

できなかったと思います。

 

ソビエシュとは

友達の延長で結婚したので

彼がナビエに

情熱的に愛を囁くことはなく

彼女は、自分が愛されていると

感じることはなかったと思います。

 

カフメン大公には申し訳ないけれど

彼の愛の言葉が前準備となり

ナビエはハインリの愛の言葉を

受け入れやすくなったのかなと

思います。

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