自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

自分時間を楽しく過ごすために経験してきたことをお話します。現在の楽しみの一つ、LINEマンガで連載中の「再婚承認を要求します」の先読み、ネタバレ記事も書いています。

再婚承認を要求します 46話 ネタバレ 原作 小説 マンガ 41、42話でカットされていたこと カフメン大公は愛される気持ちを教えてくれた人

f:id:myuieri:20210206055100j:plain

46話 ラスタの赤ちゃんがナビエの子になるかもしれないと言われたナビエでしたが・・・

 

◇絶対に愛せない◇


ナビエの頭から

前日のソビエシュの言葉が

離れませんでした。

 

遠くから聞こえてくる

鳥の鳴き声が

クイーンを思い出させて

憂鬱になりました。

 

庶子は皇子や皇女になれない。

もし、ナビエとソビエシュの間に

子供が生まれなければ

庶子を養子にすることになるけれど

ソビエシュとラスタとの間に

生まれてくる赤ちゃんを

養子にするのは絶対嫌でした。

全く血のつながらない子供を

養子にする方がましでした。

 

ナビエは

ソビエシュとラスタの子を

絶対に愛せないと思いました。

f:id:myuieri:20210829061627j:plain

◇別れの挨拶◇

考え事に耽っていたナビエに

イライザ伯爵夫人が

カフメン大公の来訪を告げました。

 

応接室へ行くと

カフメン大公が

片手に帽子を持って立っていました。

彼に会ったのは

彼がソビエシュを殴って以来でした。

 

手は大丈夫なのかと思い

ナビエは彼の手を見ましたが

ケガをしているようには

見えませんでした。


ナビエの視線に気づいたのか

カフメン大公は

 

大丈夫です。

ご心配ありがとうございます。

 

と手を動かしながら

不愛想に答えました。

 

その姿に、思わずナビエは

 

薬効が切れたようですね。

 

と感嘆の声で言いました。

 

しかしカフメン大公は

 

薬効が切れるのを

待っていたかのような

口ぶりですね。

私を振り払いたいですか?

 

とナビエを批判したので

彼女は驚きました。

カフメン大公は

すぐに謝りました。

 

カフメン大公は

今、極端な感情状況に

追い込まれていること、

そのため

ナビエの言うことを

複雑に考えてしまうと

言い訳をしました。

 

カフメン大公の帽子を持つ手が

細かく震えていました。

薬効は

まだ切れていないようでした。

 

彼は、薬について

 

普通はここまで効果が出ない。

恋に落ちたような感覚に

陥る程度。

こんなに長続きしない。

解毒剤がしっかり効く。

他の人に使ったことがある。

だからプレゼントした。

 

と説明して

ため息をつきました。

 

作ってから

何年も経った薬なので

これほど効果があれば

今頃大騒ぎになっていたはず。

 

とカフメン大公は言いました。

 

彼の言葉は正しい、

カフメン大公の症状は

愛の熱病を患う人のようなので

これほどまでの愛を

引き出せる薬なら

色々な使い方ができるだろう。

 

とナビエは思いました。

 

副作用でしょうか?

 

とナビエは質問しましたが

カフメン大公はそれに答えず

自分は東大帝国を発つもりだと

伝えました。

 

ハインリやクイーン、

トゥアニア公爵夫人ほど

カフメン大公とは

親しくしていなかったけれど

相次ぐ別れに苦しんだ後

彼が発つ知らせを聞いたので

ナビエの胸がドキンとしました。

 

彼女は、

まだ国交の話が途中だと

カフメン大公を問い詰めるように

質問しましたが

彼は、ソビエシュが国交を

望んでいないと答えました。

 

ソビエシュが

感情に流されたせいで

ルイフトとの国交のために

ナビエが力を注いでいたことが

砂の城となってしまい

ナビエは腹が立ちました。

 

カフメン大公は

ナビエが悲しむと

自分の心が苦しくなるので

心を痛めないようにと

彼女にお願いしました。

 

ナビエは彼のために

無理に笑顔を作りました。

 

カフメン大公は

国交の相手は

どの国でも構わないので

他の国を当たってみると

言いました。

 

ナビエは虚しくなり

元気のない笑みを浮かべました。

彼女は湧き上がる思いを

ぐっと抑えました。

 

カフメン大公は

解毒についても調べてみると

言いました。

 

話が終わると、カフメン大公は

ナビエをじっと見つめました。

 

彼女は、

 

取引がうまくいくことを

願っています。

 

と不承不承告げましたが

本気かどうかわかりませんでした。

 

かつて、熱心に

ルイフトとの国交について

検討した自分としては

彼が他のより良い貿易相手を

探すことを

望まなければいけないのに

一方では、気分が悪くなるので

そうしないで欲しいと思いました。

それなので、

 

半分は本心です。

 

とナビエは付け加えると

カフメン大公は

ナビエが恥ずかしくなるほど

涙を流しながら

大笑いしました。

 

恋の妙薬を飲むと

相手の言葉への反応が

大きくなるのだろうか。

どの部分で、

彼があんなに笑ったのか

ナビエは分かりませんでした。

 

後の言葉は言わなければ良かった。

 

とナビエが言うと

カフメン大公は

 

大丈夫です。

とても可愛かったから。

 

と言いました。

 

何も言わずに笑う

カフメン大公を見て

ナビエは妙な気分になりました。

 

彼は時々、

ナビエの本音に答えるように

非常に鋭いタイミングで

ものを言う時がありました。

 

ナビエは

少しもやもやした気分になり

眉をしかめると

カフメン大公は口を開きましたが

何も言いませんでした。

 

別れの挨拶を

しようとしているけれど

薬効のために

大変なのかと思いました。

 

それならば、

自分から挨拶をすればいいと

ナビエは思いました。

 

一時でも、カフメン大公は

愛される気持ちを

教えてくれた人でした。

ハインリほどの友情を

交わすことはできなかったけれど

彼に会って、しばらく楽しかったと

ナビエは思いました。

 

ナビエは笑いながら

先に挨拶をしようとした瞬間

カフメン大公は、ナビエに

一緒に火大陸へ行くことを

提案しました。

 

薬効のために

戯言が出たのだろうと

ナビエは思いました。

けれども、以前、

戯言を口にした時とは違い

彼は言葉を訂正しませんでした。

 

しばらくの間、ナビエは

彼が何を言っているのか

理解できませんでした。

 

笑いが出そうになりましたが

カフメン大公が

不安そうな瞳をしていたので

笑いが消えました。

 

いつも自信満々で

不愛想なカフメン大公が

ナビエが断ることを

恐れていました。

薬効のせいかもしれないけれど

今のカフメン大公は本気だと

ナビエは思いました。

彼女はすまない気分になりました。

 

けれども、ナビエは

 

カフメン大公は薬効のせいで

衝動的になっている、

薬効が切れれば、後悔する、

束の間の薬効を信じて

私に人生をかけないで、

元々、大公は

私のことを好きではなかった。

 

と言いました。

 

カフメン大公は

 

嫌いだったことはない、

もどかしく思っていただけ。

 

と反論しました。

 

カフメン大公は無表情でしたが

どこか、切なく見えました。

その姿を見ると

気の毒だと思ったものの

彼の提案は、

同情と衝動で決めるものでは

ありませんでした。

 

ナビエは、

 

皇后になることが自分の夢で

現実だから、

夫が自分を苦しめるというだけで

自分の一生を捨てられない。

 

とカフメン大公に伝えました。

 

そして、皇帝が先に

離婚を請求したらどうするかの

カフメン大公の問いに

ナビエは、

彼はそんな馬鹿なことをしない、

と答えました。

 

ナビエは、本気で

そこまでソビエシュは

馬鹿ではないと思っていました。

 

けれども、カフメン大公は

自分が皇帝を殴ったように

恋に溺れた人間は

普通の人なら絶対にしない行動を

衝動的にやってしまうものだと

言いました。

 

彼は、もっと話したいことが

あるようでしたが

何も言いませんでした。

 

その代わり

一度だけ抱擁させてほしいと

ナビエは頼みました。

 

貴族同士が

軽い抱擁をすることはあったので

ナビエは承諾しました。

けれども、

先ほどまでの物静かで

重々しい態度は消え

カフメン大公の抱擁は

せっかちで強烈で

息が詰まりそうで

ナビエは

カフメン大公の胸の中に

身体が閉じ込められました。

 

彼女は息が詰まりました。

 

ナビエの肩に

カフメン大公は額を

埋めました。

これは抱擁ではないと

ナビエは思いました。

 

彼女はカフメン大公の名前を呼び

これはちょっと違うと思うと

言おうとしましたが、

その前に、

彼はナビエを放しました。

 

そして、先ほどまでの

乾きに満ちた抱擁は

どこへ行ったのか

彼の表情は再び淡々として

物静かに礼儀正しく挨拶をし、

扉の所で

一度ナビエを振り返った後

外へ出て行きました。

 

1人になったナビエは

ソファーに崩れ落ちました。

f:id:myuieri:20210822150320j:plain

◇兄との再会◇

カフメン大公が

感情を吐露したことに

影響されたのか

ナビエは

ボーッとした気分になりました。

 

けれども、15分後に

コシャールがやって来たので

その気分は消え去りました。

 

彼は、イライザ伯爵夫人に

挨拶もせずに

いきなり走って来て

カフメン大公と同じくらい

強くナビエを抱きしめました。

けれども、兄の抱擁は

カフメン大公のそれと比べて

楽でした。

 

コシャールは、ナビエの肩に

額を埋めました。

背の高い人に抱きしめられると

自然に、

このようなポーズになるのかと

ナビエは思いました。

 

突拍子もないことを

考えていたナビエに

コシャールは

肩が濡れていると言いました。

 

コシャールが離れると

ナビエは肩に手を触れました。

確かに、濡れていました。

 

カフメン大公は泣いていたのか。

それなのに、

淡々とした顔で出て行ったのか。

 

ナビエは、すまない気持ちになり

胸がひりひりしました。

 

ナビエの一連の行動を

見ていたコシャールは

ソビエシュとラスタのせいで

ナビエの顔が暗いのかと

尋ねました。

 

コシャールは平民たちが

2人の噂をしていたことを

ナビエに告げました。

 

彼女は、いつか話をすることに 

なるとは思っていたけれど

夫が他の女性を愛するようになり

婚外子までできたという話を

実の兄から

聞きたくないと思いました。

 

目線を下げると

兄が持ってきた

ショッピングバッグが 

目に入ったので

ナビエは、話題を変えるために

驚いたふりをして、

 

あれは何?

 

と尋ねました。 

 

コシャールは、お土産と答えたので

ナビエは開けてもいいか

尋ねました。

 

けれでも、コシャールは

 

話をすり替えるな、

贈り物は逃げないから

後で開けるように。

 

と言いました。

 

そして、彼は

ナビエをソファーに座らせ

前に立ちはだかると

 

その女はどこにいるの?
此畜生と一緒にいるのか?

 

と尋ねました。

 

ナビエは慌てて立ち上がり

コシャールの口を塞ぎ、

 

言葉に気を付けて!

危ない。

 

と警告しました。

 

宮殿には、こっそりと

内情を嗅ぎまわっている人が

たくさんいました。

 

ナビエの側近でも

事情によっては

ベルディ子爵夫人のように

裏切るかもしれませんでした。

 

コシャールは

ナビエの手を退かして

 

私の性格がゴミであることを

知らない人はいない。

 

と言って、

再びラスタがどこにいるのか

ナビエに尋ねました。

 

彼女が、その理由を尋ねると

彼は2人共、殺すと言いました。

 

ナビエはコシャールの口を

塞ぎました。

そして、

イライザ伯爵夫人に目配せをすると

彼女は、

すべての侍女を部屋の外へ出した後

彼女自身も外へ出て

扉を閉めました。

 

ナビエはコシャールを座らせ

 

腹立ちまぎれに言ったことでも

他の人たちが

言いがかりをつけることもある。

 

と戒めました。

 

けれども、コシャールは

本気だと、

断固として答えました。

 

彼の硬い表情と鋭い瞳を見て

ナビエは、

兄が本当に手に負えないことを

しでかすのではないかと

心配になりました。 

f:id:myuieri:20210829065805j:plain

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

カフメン大公が

恋の妙薬を飲むことなく

彼女に愛を伝えていたら

もしかしたら

ナビエの気持ちは

カフメン大公に

動いていたかもしれません。

もっとも、

カフメン大公自身

ナビエを愛していることに

気付いていなかったし

彼の性格を考えると

薬の力を借りなければ

情熱的に愛を伝えることは

できなかったと思います。

 

ソビエシュとは

友達の延長で結婚したので

彼がナビエに

情熱的に愛を囁くことはなく

彼女は、自分が愛されていると

感じることはなかったと思います。

 

カフメン大公には申し訳ないけれど

彼の愛の言葉が前準備となり

ナビエはハインリの愛の言葉を

受け入れやすくなったのかなと

思います。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain