自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 原作 35話 あらすじ マンガ 37、38、39話 クラインの部屋に入ったのがカルレインと聞いてショックを受けるラティル

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35話 クラインの部屋から他の側室がこっそり出て来たと証言したラナムンでしたが・・・

◇犯人はカルレイン?◇

ラナムンとクラインの部屋は

離れているのに、

なぜ、ラナムンは、

クラインの部屋に入った泥棒を

目撃したのか。

ラティルは、

この点も怪しいと思いましたが、

まずはラナムンに犯人は誰か

尋ねました。

 

クラインは、

きっとゲスターの侍従だと

言って歯ぎしりしましたが、

ラティルは彼に

静かにするように合図し、

ラナムンに返事をするように

合図しました。

 

ラナムンはしばらく考えたあと、

カルレインだと答えました。

 

ラナムンがサーナット卿だと言っても

ラティルは、

これほど驚かなかったと思いましたが、

カルレインと聞いて、

なぜかショックでした。

何度も会ったことのない人だけれど、

彼は傭兵王でありながら、

俗世を超越した感じを

強く受けていました。

 

あまりにも驚いたラティルに

ラナムンは、

 

犯人かどうかはわかりません。

出てくるのを見ただけです。

 

と、冷たい声で付け加えました。

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◇食い違う主張◇

ラティルは近くの部屋へ行き、

椅子を引っ張って来ました。

 

クラインは、

何となく感動した表情で、

何故か静かにしていました。

ラティルがクラインのために

御札を探そうとしていることを

喜んでいるようでした。

 

ラナムンは、

無関心な顔で懐中時計を取り出し

時間を確認していました。

こんな無駄なことに、

なぜ自分が

付き合わなければならないのかと

考えているように見えました。

 

どのくらい待ったのか、

ついに、カルレインが現れました。

こちらへ来る途中、

一通り説明は聞いたはずなのに、

彼は普段と変わらない表情を

していました。

 

ラティルは

カルレインが来るや否や

彼に挨拶をする暇も与えず、

クラインの部屋で

御札を盗んだかどうか尋ねました。

 

カルレインは、

 

状況は聞いております。

私は、あの男の部屋へ

入ったことはございません。

 

と淡々と答えました。

 

彼の声に棘はありませんでしたが、

ラナムンを刺激するには

十分でした。

彼は懐中時計の蓋を閉めました。

そのカチッという音は、

鋭いはさみで物を切る時の音に

似ていました。

 

ラナムンは片方の口の端を上げながら、

 

私が陛下に嘘を言ったとでも

言うのか?

 

と冷たい声で尋ねました。

 

カルレインは、そのようだと

ぶっきらぼうに答えました。

 

ラナムンは、見た通りのことを

話しただけだと言いました。

カルレインは

 

お前の目は節穴か?

 

とラナムンを非難しました。

 

これが、この前

一緒にチェスをしていた男たちの

言うことだろうか。

ラティルがきちんと追及する前に、

ラナムンとカルレインが

鋭い神経戦を繰り広げているので、

彼女は訳もなく見物客のようになり

目をパチクリさせました。

しかも、2人共、

嘘をつきそうにない人たちなので

ラティルは、さらに慌てました。

この中で、クラインは

 

私の御札、私の御札。

 

としきりに口にしていました。

 

ラティルは手を伸ばして、

ラナムンとカルレインを止めました。

2人が口論を止めると、

ラティルはラナムンに

カルレインを見たのは間違いないか、

カルレインには、

クラインの部屋に入っていないのは

確かかと順番に尋ねました。

 

ラナムンは、間違いないと答え、

カルレインは、

御札に興味はないと答えました。

 

隣で肩を揺らしていたクラインは、

 

それなら、俺の御札は

どこへ行ったんだ?

 

と悲鳴を上げました。

クラインの侍従は

落ち着くようにと言って

素早く彼をなだめました。

 

ラティルは、2人に

証拠はあるのかと尋ねました。

2人共、ないと答えました。

 

最後にラティルは、

御札を失くしたのではなく、

部屋に落とした可能性について

クラインに尋ねましたが、

彼は悔しそうに

 

いいえ!

 

と叫びました。

 

隣にいたアクシアンが

興奮したクラインに代わり、

自分と侍従が一緒に、

半日間、部屋の中を

隈なく探したけれど

見つからなかったと説明しました。

 

ラティルはため息をつくと、

警備隊長を呼び、

ハーレム内の

すべての部屋を探して

クラインの御札を捜すことと、

側室たちの部屋を探す時は、

自分の指示だと言って

了解を求めるように命じました。

 

警備隊長が出て行くと、

ラティルはクラインに、

これで少しは満足したかと

尋ねました。

 

彼は、まだ

顔をしかめていましたが、

しばらく考えた後、

顔を緩めて頷きました。

そして、躊躇いながら

ラティルの手をそっと握って、

満足げに笑いました。

 

みんなが見ていませんか?

 

そう思ったラティルは、

自分の手を覆った大きな手を

見下ろすと

クラインはさらに力を入れて、

ラティルの手をぎゅっと握ると

彼女が自分の肩を持ってくれて

嬉しいとお礼を言いました。

 

肩を持ったわけではないと

言おうとしましたが、

とても貴重な物を失くして

泣き顔のクラインに

その話をすることができず、

ラティルな頷きながら笑いました。

 

あなたが良ければ

それでいいです。

 

と言うと、クラインは

彼女の肩に

そっと頭をもたせかけました。

その自然な姿に

彼の侍従は感嘆しました。

逆にラナムンと

カルレインの表情は

次第に暗くなっていきました。

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◇瞬きしない男◇

クラインが

ラティルにぴったりくっついて

消えると、

部屋の中にはラナムンと彼の侍従、

カルレインだけが残りました。

 

騒ぎが収まり、静かになると、

しばらく壁を見つめていた

カルレインは

ラナムンに挨拶をして

部屋から出て行こうとしましたが、

ずっと黙っていたラナムンが

彼を引き止めました。

 

ラナムンはカルレインに近づくと、

何故嘘をついたのか、

自分は確かに彼が

クラインの部屋から出てくるのを見たと

主張しました。

その光景を一緒に見ていた

侍従のカルドンも頷きました。

 

カルレインが言い逃れをしたため、

自分は皇帝の前で

嘘つきにされてしまった。

その結果、仲の悪い皇子を

ラティルが連れて行ったので

ラナムンは非常に腹が立っていました。

しかし、カルレインは返事の代わりに

そのまま歩いて行きました。

 

ラナムンは答えろと言って

カルレインを追いかけ、

彼の腕をつかむと、

カルレインは一瞬で振り返り

ラナムンの顎をつかみました。

 

驚いたカルドンは、

カルレインの腕をつかみ

 

放してください!

 

と訴えましたが、

カルレインはいとも簡単に

カルドンを突き放した後、

ラナムンの顔を、隅々まで見るように、

無理矢理動かしました。

しりもちをついたカルドンは

それを見て、

カルレインがラナムンを

殺すかもしれないと思い、

ぞっとして立ち上がりました。

けれども、カルレインは

そうしませんでした。

その代わりに、彼を放すと

 

夜遊びの相手は着飾って、

笑ってさえいればいい。

目も口も塞いでおけ。

お前には必要ない。

 

と低い声で忠告しました。

 

その侮辱的な言葉に

ラナムンの顔は

普段よりはるかに冷たくなりました。

彼は、

 

権力が優先なのか、力が優先なのか

競いたいようだな。

 

と、少なくとも、

タリウムに住む人であれば、

誰もが恐れるであろう密かな脅迫が

含まれていました。

しかし、カルレインは瞬きもせず、

 

むやみにでしゃばれば、

綺麗な皮だけ残して

理性を完全になくすことができる。

人形のように。

 

と身の毛のよだつような脅迫を

返してきました。

カルドンは背筋をピリピリさせながら、

カルレインを眺めました。

悪名高い傭兵王が、そのように言うと

本当に恐かったのですが、

一番怖いのは、言葉の内容ではなく、

彼が全く瞬きをせず、

蒼白な顔をしているので

本物の死体のように見えることでした。

その渦中、

普段の冷たい表情を維持したまま

カルレインと向き合うラナムンを

もっと不思議に思いました。

 

カルレインはラナムンの胸倉をつかみ

 

肝に銘じておけ、ラナムン。

側室たちをおとなしく

生かしてやっているだけでも、

すでに最大限の忍耐力を

発揮していることを。

 

と耳元で囁きました。

そして、彼の首元に

冷たい息を吐き出した後、

深く息を吸い込むと

部屋を出て行きました。

2人きりになると、

カルドンは足の力が抜けて

へたへたと座り込みました。

そして、

 

黒死神団の傭兵王というだけある。

身の毛のよだつ奴です。

 

と言いました。

 

ラナムンは、カルドンに

 

立ちなさい。

床で何をしているんだ。

 

と命じました。

 

カルドンは足に力が入らないと

言い訳をすると、

ラナムンが舌打ちをしたので、

カルドンは悔しくなりました。

 

カルドンは、涙声で

カルレインが怖くないのかと

ラナムンに尋ねると、

彼は、

 

恐いかどうかはわからないけれど、

怪しい、

平凡な傭兵王のようではない。

 

と答えました。

そして、腕組みをして

真剣に悩んだ後、

 

父上に、あの者について

調べて欲しいと頼みなさい。

何か、嫌な予感がする。

 

と、カルドンに指示しました。

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◇問題のなさそうな2人◇

その時刻、

ラティルは執務室へ戻り、

タッシールとゲスターを呼ぶように

侍従長に指示ました。

今回の事件に関与した

クラインとラナムンと

カルレインを外し、

この2人にパーティを

任せてみることにしました。

 

依然として、

ラナムンに任せたい侍従長は、

彼は単なる目撃者だと訴えましたが、

ラティルは、

そのように考えれば

御札を失くしたクラインも悔しがるし、

犯人でなければ、

カルレインも悔しがると言って、

気持ちを変えませんでした。

 

侍従長は、

カルレインがクラインの御札を

盗んでいないと考えているのかと

尋ねました。

ラティルは、盗む理由がないと

答えました。

そして、サーナット卿を振り返り、

同意を求めました。

彼は、下を向いたまま

1人で何かを考えていましたが、

 

いつものように、

私も陛下の意見に同感です。

 

と頷きました。

 

そうこうしているうちに、

タッシールとゲスターが

到着しました。

2人とも、

呼ばれた理由はわからないけれど、

タッシールは自信満々で、

ゲスターは委縮して

体をすくめていました。

 

2人がラティルの前に立つと、

彼女は

あらかじめ用意した書類を差し出し、

自分の即位祝賀パーティの

準備をするように指示しました。

 

タッシールは書類を手にしましたが、

突然の命令に驚いたゲスターは、

それすらもできず、

両手を合わせて、唸りながら、

ラティルを見ました。

凍り付いたゲスターは

手を振りながら、

 

どうして、私がそんなことを・・

 

と尻込みしましたが、

ラティルは、

 

秘書を付けるつもりなので、

実務は

そちらがやってくれるはず。

手続きについても教えるので

そんなに難しくないはず。

安心するように。

 

と言いました。

 

タッシールは

自信のなさそうな顔は

していませんでしたが、

ラティルの提案が

意外だという顔をしていました。

 

ラティルは、

 

タッシールは

華やかな生活に慣れているし、

ゲスターは貴族たちに慣れている。

2人が手を組めば、

良い結果が出ると期待している。

 

と言いました。

 

ラティルは、

クラインとラナムンが

変な事件に巻き込まれて

2人にこの仕事を任せたなどと

説明せず、

彼らを信頼するふりをして

笑いました。

 

ゲスターは顔を真っ赤にして

書類をしっかりと抱き、

タッシールは自信満々に笑い、

皆が見て驚くように準備すると

言いました。

 

2人が出ていくと、

侍従長は大丈夫かと

心配そうにラティルに尋ねました。

彼は、まだ、この仕事を

ラナムンに任せなかったことが

不満のようでした。

 

ラティルは大丈夫だと

平然と答えました。

そして、

 

何と言えばいいのか。

5人の中では、

タッシールとゲスターが

一番衝突が少ないじゃないですか。

 

と言いました。

 

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◇折れない2人◇

おとなしくて素直なお坊ちゃま。

陛下の話を覚えていない?

華やかにしろと

おっしゃったじゃないか。

 

とタッシール。

 

そんな話は聞いていません。

 

とゲスター。

 

華やかな生活に慣れているから、

私をお呼びになったということは

華やかにしろという意味だ。

 

とタッシール。

 

まだ先代皇帝の

暗殺犯を

捕まえていないじゃないですか。

こういう時は、いっそのこと

地味にした方が良いと思います。

あまりにも華やかにしたら、

また暗殺犯が来るかもしれないし。

 

とゲスター。

 

ラティルができるだけ

華やかなパーティを望んでいると

思っているタッシールに対して、

ゲスターは質素にした方が良いと

主張するので、

彼らは、ラティルの期待を裏切り、

話し合いを始めるや否や

意見が分かれました。

 

タッシールは、少し何か言えば、

ゲスターが意見を変えると

思っていました。

けれども、彼は自信のない声で

ぶつぶつ呟きながらも

たった1つの意見でさえ、

絶対に曲げないので、

段々、タッシールの声が

荒くなっていきました。

 

お坊ちゃまは貴族だけれど

人付き合いが苦手じゃないか。

色々な国のパーティに招待されて

歩き回った

私の意見が合っている。

 

とタッシールは言いました。

 

彼は、ゲスターが

社交界に馴染めていない点を指摘し、

彼の意見がでたらめだと

主張しました。

いくら考えても、

ゲスターの意見は受け入れられないので

率直に言いました。

 

彼はタッシールの言葉を聞くと

口を押えて、うつむきました。

それを見たタッシールは

言い過ぎたかなと思った瞬間、

聞こえるか聞こえないか

わからないくらい

小さな風の抜ける音がしました。

聞き間違いかどうか区別できないほど

小さな音だけれど、

タッシールは、はっきり聞いたと

確信して、顔をしかめました。

 

もしかして、あのお坊ちゃまは

私のことを笑っているのか。

 

そう考えた途端、ゲスターは

口を押えたまま、

目だけを上げながら、

 

タッシール様は

長い間、太陽を眺め過ぎて、

ご自身も天に住んでいると

思われているようですね。

 

と呟きました。

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タッシールは商人なので、

商品を買う気のない客を

買わせる気にさせる術に

長けていると思いますし、

場数も踏んでいるでしょうから、

人の気持ちを変えることに

自信もあるはず。

そのタッシールでも、

心変わりさせられないゲスターは

かなりの強者だと思います。

けれども、ゲスターの

本性を引っ張り出したタッシールも、

ただものではないと思います。

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