自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作65話 あらすじ 昔のことを懐かしむラティル

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65話 ゲスターがスープを飲もうとしたので、口を開こうとしたトゥーリでしたが・・・

◇トゥーリの決断◇

しかし、トゥーリは

自分が犯人だと名乗り出れば

もっと大変なことになると思い、

口から出そうになった言葉を

飲み込みました。

 

トゥーリは、今、自白すれば

罰を受けるのは自分だけでなく

ゲスターにも

飛び火するかもしれないと

考えました。

 

この件をトゥーリだけで終わらせるか

ゲスターまで引き込むかは皇帝次第。

けれども、

トゥーリが独断でやったこととして

皇帝が処理しても、

ロルド宰相家の人間が

アトラクシー公爵家の息子に

薬の入ったスープを飲ませたがことが

浮き彫りになれば、

2つの家門がどんな風に衝突するか

想像するだけでも

恐ろしいと感じました。

 

さらに、トゥーリは

幼い頃から、ゲスターのために

護衛兼幼馴染として育てられたので

ロルド宰相家の使用人は

トゥーリほど、ゲスターを

大事にしていませんでした。

同じように時間をかけて育てない限り

自分のような護衛は出て来ないと

トゥーリは確信していました。

 

もしも、この件で

自分がゲスターの元を

離れることになったら、

心が弱くて静かなゲスターが

ハーレムの中で耐えられるだろうか。

狂犬のようなクラインは

歯を食いしばって

ハーレムの番をしているし、

このことで、ラナムンも

ゲスターを憎むことになるだろう。

 

トゥーリは

絶対にゲスターのそばから

離れてはいけないと思いました。

 

あのスープを飲んでも

不能になるのは1年。

死ぬわけでも、

永遠に不能になるわけでもない。

 

トゥーリは、

自白した時に起こることよりも

ゲスターが1年不能になる方が

マシだと計算しました。

 

彼はつま先を見下ろし、

心の中でゲスターに謝りました。

 

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◇懐かしいのは何?◇

側室たちが順番に

スープを飲み終えると、

ラティルは他の宮廷人たち全員に

スープを飲むように命じました。

 

皆、飲みたくなかったけれど

仕方なくスープを飲みました。

飲みこめなくて

涙を流す者もいました。

 

これ飲んで死んだらどうしよう?

いや、ラナムン様は死んでいない。

 

酸っぱい味がするけれど

腐っているのでは?

 

など、彼らの心の声が

聞こえてきました。

とりわけ精神力の弱い者たちからは

最初から本音が聞こえていたので、

ラティルは彼らを

犯人から除外しました。

 

しかし、全員が

スープを飲んだにもかかわらず、

真犯人が誰かはわかりませんでした。

けれども、

真犯人も自らスープを

飲んだことから

薬の効果が永続的でないことは

わかりました。

 

とにかく、真犯人は

自分が犠牲になっても

スープを飲んだ。

ラナムンも積極的に

真犯人を捕まえたがらなかったので、

これ以上、この件について

暴き出すのは無理だと

ラティルは感じました。

彼女は全員に部屋から出て行くように

指示しました。

 

誰もいなくなって、部屋が静かになると

サーナット卿がラティルに

声をかけましたが、

彼女は後で話をすると言いました。

彼は小声で返事をすると

部屋から出て行きました。

 

一人きりになったラティルは、

空の皿を見つめました。

 

父親が生きていて、

ヒュアツィンテが裏切る前で

兄がしっかりと

皇太子の座に就いていて、

自分はヒュアツィンテを

ただ眺めているだけで良かった時、

ラティルは今のような気分に

なりませんでした。

 

ラティルはいつも

未来を期待していました。

空気は綿毛のように温かく

彼女の人生は

柔らかい黄色とピンクが混ざっていて

ヒュアツィンテと一緒に

真っ直ぐに敷かれた赤い絨毯の上を

歩いて行くことを夢見ていました。

 

今、自分が

あの時代を懐かしんでいるのは

気苦労のない時代に対する

懐かしさなのか

ヒュアツィンテに対する

懐かしさなのか

ラティルは判断ができませんでした。

 

ラティルは目尻を擦ると

部屋から出て

ハーレムの外へ出ました。

ひとしきり、自分が騒いだので

犯人が誰であっても、

しばらくは小さくなっているだろうと

考えました。

 

ラティルは

ハーレムから抜け出して

本宮へ向かって歩いている時、

庭木の間に

タッシールが立っているのを見ました。

そして、そのそばには

カリセンの使節団のような服装をし、

マントのフードを目深にかぶった

ヒュアツィンテがいました。

 

タッシールは

ヒュアツィンテと会って

何をしているのか。

 

ラティルは眉をひそめて

じっとそちらを見ました。

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◇ラティルの好きなもの◇

ラティルが1人で物思いに耽っている間、

今回の事件で何のダメージも

受けなかったタッシールは、

ヒュアツィンテが帰る前に

彼の性格を調べるため、

カリセンの使節団が

滞在している区域へ行きました。

そして、わざわざ顔を隠している

使節の所へ行くと、

重い荷物を運ぶのを手伝って欲しいと

申し出ました。

わざと彼を指名したと悟られないために

巧妙にタイミングも合わせました。

意外にもヒュアツィンテは素直に応じ、

ハーレムの近くまで

荷物を運ぶのを手伝ってくれました。

お尻に大きな

キツネの尻尾を付けたタッシールは、

カリセンの使節団は本当に親切だと

ヒュアツィンテにお礼を言いました。

その場面を、

ラティルは目撃していました。

 

カリセンの皇帝は傲慢なようだけれど

意外と忍耐心が強い。

 

ヒュアツィンテの恋敵である

ラティルの側室のタッシールが

荷物を運ぶのを手伝って欲しいと

頼んだにもかかわらず、

気分の悪いそぶりを見せなかった

彼を見ながら、タッシールは

カリセンの皇帝は思ったよりも

落ち着いていることが分かりました。

その上、本当の気持ちはどうであれ

使節団が尽くすべき礼儀を

見せてくれました。

 

1.陛下の初恋の相手は演技がうまい。

  無口な振りをしているから、

  どんなことを話すかはわからない。

 

2.意外と落ち着いて、辛抱強い。

 

タッシールは部屋に戻ったらすぐに

書き留めなければと思いました。

そして、彼は、

もう少しヒュアツィンテを

引き留めるために

荷物を運んでくれたお礼に

自分の部屋で

コーヒーかお茶、

それが嫌なら酒を

飲んでいかないかと誘いました。

 

けれども、ヒュアツィンテは

何も言わずに姿を消したので

一行が心配していると言って

タッシールの申し出を断りました。

 

普段のタッシールは、

相手が嫌がれば、それを受け入れて

快く別れの挨拶を告げていました。

けれども、その日は

ヒュアツィンテの性格を知るために

彼を呼んだので、

タッシールは彼の腕をつかみ、

コーヒー一杯飲むのに、

大して時間はかからないから、

少し休んでいくようにせがみました。

 

しかし、ヒュアツィンテは

定期的に人員の点検をしているので

次の機会にお願いしたいと断りました。

それでもタッシールは

ヒュアツィンテにせがみました。

タッシールは

彼が仕方なく提案を受け入れるか断るか

分析するためでした。

それに、このような機会がなければ、

果たして、いつ他国の皇帝に

こんな風にせがむことができるか

わかりませんでした。

 

そんなタッシールを

ヒュアツィンテは

しばらく黙って見ていましたが、

突然、口を開きました。

 

好きな色は黒と赤だけれど、

相手は、白や薄い黄色、

銀色で飾るのも好きです。

 

なぜ、いきなり色の話を始めたのか

自分がヒュアツィンテのことが好きで

しがみついていたと思われたのかと

心配したタッシールは

彼から手を放しました。

けれども、ヒュアツィンテは

淡々とした声で話を続けました。

 

お気に入りの宝石はブルートパーズ。

寒い日より暑い日が好き。

剣術に長けているけれど、

時々、腹を立てると

両手で剣をつかんで振り回す。

それは、もっと怖いので

両手で何かをつかんだら

逃げた方がいい。

必要なら、人前で弱い姿を見せるけれど

その後、1人になると、もっと息巻く。

 

ヒュアツィンテが言葉を止めると

タッシールは表情を固くしました。

いつからか分からないけれど

ヒュアツィンテは、

自分がわざと

彼にしがみついていることと

自分の正体を知っていました。

だから、ヒュアツィンテは

ラティルのことを話していたのだと

気がつきました。

 

ヒュアツィンテは、

ゆっくりと手を上げると

フードを脱ぎました。

隠れていた美しい顔が現われました。

ヒュアツィンテは

口元にかすかな笑みを浮かべながら、

 

キスをする時は、

額、唇、頬の順番に。

 

と告げました。

 

からかっているのか、嘘なのか

真実なのか分からない言葉を吐いた

ヒュアツィンテは

自分の無礼を詫びる代わりに

フードを握り、身を翻すと、

2人を見ていたラティルと

目が合いました。

ラティルとヒュアツィンテは

しばらく見つめ合っていましたが

彼女が顎で、どこかを指すと

ヒュアツィンテは

フードで顔を隠し

そちらへ歩いて行きました。

 

1人残されたタッシールは

あまり面白くない、

と呟きました。

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◇愛を利用する人◇

ラティルは、あちこち当てもなく

のっしのっしと歩き、

ヒュアツィンテは、その5歩後ろを

静かについて行きました

2人とも口を聞きませんでした。

 

数日前、ヒュアツィンテに

弟ともキスをしたのかと聞かれて以来、

2人きりで歩くのは初めてでした。

ラティルは、あの時のことを思い出し

ヒュアツィンテも、

同じことを考えているだろうかと

気になりました。

 

しかし、あえてそれを

言い出す代わりに

遊歩道が切れた所で、

後ろを振り返ると、

なぜ、一番大事なことを

教えてくれなかったのかと

尋ねました。

 

最も重要なことは何かと

ヒュアツィンテが聞き返すと、

ラティルは

自分は裏切り者が嫌いだということだと

答えました。

 

ラティルは、ヒュアツィンテを

攻撃するために

その話をしましたが、

彼は数日前のように

傷ついた顔をすることなく

代わりに軽く笑いながら、

 

裏切り者が好きな人はいますか?

 

と尋ねました。

 

ラティルは拳を握りしめて

歯を食いしばり、

「いない」と答えました。

そして、なぜヒュアツィンテが

うろうろしているのか尋ねました。

 

彼は、ラティルの側室に呼ばれたと

答えました。

彼女は、ラティルと呼ばないでと

言いましたが、

彼は、ラティルが否定しても

自分を呼んだのは、

ラティルの側室だと

再びラティルと呼びました。

 

そして、タッシールが

ラティルに愛されるために、

頭をグルグル回しているのが

目に見えた。

きちんと計算して

そろばんをはじけば

愛も出てくると

信じているようだと話しました。

 

けれども、ヒュアツィンテは

愛されたい獣を責める必要はない、

連れて来ておいて

愛情を与えない主人が

悪いのではないかと

ラティルを批判しました。

そして、

立派なハーレムが

思ったより

うまく回っていないみたいだ、

愛情のかけらもあげられないのに

男たちを集めておいても

仕方がない。

彼らが、自分に似た、

灰色の瞳と茶色の髪ではないせいではと

ラティルが使節団を通じて

ヒュアツィンテに伝えた言葉を

そっくり返してきたので、

ラティルは気分が悪くなりました。

 

しかし、それも束の間のことで、

ラティルはにっこり笑いながら

ヒュアツィンテの嫌いな言葉を

選んで言いました。

 

タッシールのことを

あれこれ言わないで。

あの人は私のために

死ぬこともできるし

愛を得ようと努力する人だから。

愛があれば、

あなたの後を追いかけてくると思って、

利用して食べようとしていた

あなたとはレベルが違う。

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ラティルの気を引きたいがために

ヒュアツィンテが

どのような人物か

調べようとしたのに、

逆に、ヒュアツィンテが

どれだけラティルのことを

知っているか

突きつけられて、

タッシールが少し可哀そうだと

思いました。

でも、タッシールは

こんなことでめげるどころか

より闘争心を

煽られたのではないかと

思います。

 

トゥーリは、息子のために

ロルド宰相が選んだ護衛で、

ゲスターと一緒に学んできたので

賢明なところがあると思います。

スープに薬を入れたのは

少し浅はかだったと思いますが、

よく考え、先まで見通して、

行動したことは

間違っていなかったと思います。

 

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